しばらく間が空いてしまいました。
が、また普通にブログを続けていければと考えております。
さて、ここ数日の私ですが、こんなことをしておりました。
さて、暑いと感じることも徐々に少なくなり、どことなく肌寒く感じる時間が多くなっています。
稲穂も頭がだいぶ重くなっているようです。
秋の祭りも終わり、季節はしだいに目に見える形で、はっきりと変化していくのでしょう。
今日は、ある利用者さんの誕生会を行う予定でしたが、
ご本人様の要望で、誕生会は行わないで欲しいとのことでした。
人によっては、誕生日を迎えるということは、
棺桶に一歩近づいたおめでたくない日
ということで、祝ってほしくないと言われる利用者さんもおります。
そういった方の要望を尊重して、誕生会を行わないこともあります。
ただ、せめてもの気持ちとして、花束を記念にと手渡しておりました。
それで、心持は変わりようということもありますので、朝の送迎の車の中で、当人に聞いてみました。
誕生会はしなくていい!おはなもいらない!なにもいらない!
と、おっしゃられました。
が、時すでに遅く、職員の方で手際よく、花束が既に準備されておりました。
果たして、ここまできっぱり言われる方に、どうしようかと思いましたが、
帰りがけに、花束を、(半ば押し付けるように)お渡ししました。
最初はいらなそうに、無愛想に受け取られておりましたが、
送迎の車中では、どこに飾ってやろうかと、口ずさまれており、
どうやら自宅に到着するまでには、考えがまとまっていたようでした。
「いつも水をやれる場所がいいね」
とのことでした。
テレビのニュースでは、広島、東京に続き、宮城、北海道と、
瞬間的な降水量が100ミリを超える猛烈な雨量を観測するなど、
異常気象がもたらしている現地の模様を、何度も映し出していました。
ここ山形は、穏やかなもので、川の水量も平常通りに、底が見える程度に
さらさらと流れています。
空は、青空が隠れるほどの雲に覆われていましたが、寒くもなく暑くもない、
外に出るには丁度いい気温になっていました。
送迎の途中で目にする水田は、黄色に色づいた稲穂が重たそうに、頭を垂れていました。
既に、収穫が始まったとの噂も聞こえてきていました。
そんな中で、午後の活動で、突如思い立ったのが、ドライブの案でした。
昨年から構想を考えていた、朝日町にある、日本の棚田100選にも選ばれている
「椹平の棚田」
そこに行ってみようかという話になりました。
昨年、私が下見に行った際には、既に棚田の一部が刈り取られていました。
今、行かなくていつ行くの?
そんな問いかけが頭の中で回っていたので、
今でしょ!と、一応頭の中で呟きながら、利用者さんから行ってみたい希望者の方を募りました。
そうして、車2台に分かれて出発することになったのです。
今まで、ドライブで朝日町までは足を踏み入れたことがなかったので、
時間の心配はありましたが、車の中も賑やかに、無事に棚田へと到着しました。
山の見晴らしポイントから見える風景は、見下ろす一面に広がる黄金色の棚田の姿がありました。
利用者の方も、初めてご覧になられる方もおり、目を細めて、遠くの景色を眺められていました。
丁度、仙台から観光で来られていたご夫婦の方と、お話などをして、
無人販売所にあった、試食用のりんごを、おやつ代わりにして、お互いに食べ比べなどをしました。
もちろん、美味しかったので、残っている利用者さんの為に、お金を出して買っていきましたよ。
丁度、販売されていた方も来られて、サービス!と言って気前よく、私達に一袋のりんごを
サービスしてくれました。
良い風景と、人との触れ合いを楽しみ、私達は、朝日町の棚田を後にしました。
出社時に職員玄関口の白い壁面に、茶色いカマキリがくっついていました。
帰りの送迎から戻った時に、ふと壁を見ると、まだ同じ位置にカマキリがくっついていました。
限られた命の時間を、動かずにゆっくりと過ごすその様に、不思議な思いを感じました。
笑和感では、誕生日の利用者さんに、その日誕生会を開いて、皆でお祝いを行っています。
そうして、誕生会での記念写真を添えた色紙をプレゼントするのですが、
最近は、職員が頑張ってくれているおかげで、誕生会を開いた当日に、
写真付きの色紙を、利用者さんに手渡すことが出来ております。
その色紙には、写真の他にも、職員が丁寧に描いてくれたイラストが描かれており、
とても温かい品となっていると思います。
そうした色紙を持ち変えられた利用者さんは、たいていご家族様が、
部屋に飾られていたりするのですが、よくご家族様から聞かれる話として、
家では笑顔など見せたことがないお父さんが、写真の中では普段見せない表情をしており、
家族や身内の中でも話題になるというのです。
こういった声を聞くと、良かったなと思います。
本日、誕生日を祝ってもらった利用者さんは、
「自分も(誕生日が今日だということを)わすれっだけは!」
と、言いつつ
「ここに来て皆さんからお祝いして頂いて、ありがとうございます。」
と、しゃんしゃんと生活されていた頃を垣間見るような、
丁寧な口調で、挨拶をされていました。
是非、今日の色紙も、部屋に飾られているといいなと、思ったところです。
ひとつところから動かずに、時間が過ぎるのを待つことより、
動ける身であるならば、動いた方がより多くの景色を見ることができるのだろうにと、
カマキリを見て、もったいないなと、私は思っていたんだと思います。
朝一番から、ほとんどのテレビ局は、テニスの試合の速報を伝えていました。
テニス全米オープンに、出場していた日本代表の錦織選手が、
日本人初、そしてアジア勢初となる、決勝の舞台に立って戦っていたのです。
先日に、ランキング1位の選手を破ったという快挙に、日本中が盛り上がりをみせました。
その試合が、丁度私が朝起きて、朝御飯を食べて、仕事に向かう最中に行われていたわけです。
どのチャンネルに合わせても、ニシコリが~、ニシコリが~と、
これまでのサッカーワールドカップでもなかったように、
どの局に合わせても、その模様を逐一報告していました。
ほとんど、メジャーにテレビで報道されていなかったテニスが、
こんなにも大きく扱われているのに、驚いていたところです。
試合は、プレッシャーの為か、本領を発揮できなかった錦織選手が敗れてしまったようですが、
準優勝でも、私達日本人に、夢と誇りを与えてくれたことは、すごいことです。
今日は、晴天の天候に恵まれ、午前中は、ウッドデッキで川を眺めたりするのに、
とても気持ちの良い日でした。
赤い体のとんぼが、ふわふわと柵にとまったり飛んだりしています。
2匹の白い蝶が、互いに絡みながら草花の間を飛んでいました。
川底が見える実沢川は、優しく流れています。
大きな白いサギがこちらに向かって飛んできて、目の前で旋回して飛んでいきました。
空を眺めて、今日も穏やかな一日だと、しばらく陽に当っていました。
デイサービスの窓から外を眺めていると、川向うの道路を軽トラックが走っていました。
よくある光景ですが、今回は思わず2度見してしまう理由がありました。
それは、特徴的なのぼりをかかげていたからです。
そののぼりには、こう書かれていました。
「 バクダンや 」
職員が、ウッドデッキ越に、トラックに向かって手を振ってみたら、
どうやら気づいてくれたようで、こちらに来てくれました。
さっそく、交渉しまして、今日の3時のおやつに合わせて、
昔懐かしいばくだんを、笑和感の前で、行ってもらうこととなりました。
利用者さんと一緒に、ばくだんやさんのトラックを前にして、
今か今かと、出来上がるのを待ちました。
ばくだんやのおじさんの軽快なトークで、待ち時間も退屈しませんでした。
利用者さんは、指で指しながら追っていました。
そうして、圧力をかけていた窯を、開ける時間が着々と近づいてきました。
おじさんが、力を込めて、窯のレバーをハンマーで叩くと、
「 ドン! 」
と、白煙と共に籠の中に、ぱんぱんにふくらんだ米が、飛び出してきました。
利用者さんも、大きな音の迫力に興奮されたようでした。
そうして、出来たたくさんのばくだんは、3時のおやつで利用者さんに振る舞われ、
それでもたくさん余っていましたので、お土産にと利用者さんのご家族さん用に、
お持ち帰りしてもらうことになりました。
今日の夕食の話題で、このばくだんの話が出て、盛り上がれば幸いですね。
昨日、デイサービスを題材にしたドラマを拝見しました。
介護職未経験の女性が、介護の仕事を通じて味わう大変さ、
特に利用者の方との心の交流が焦点に当てられていました。
利用者様も一人の人間であり、人それぞれにデイサービスに来る事になった理由があり、
そこには家族の様々な想いも、またあるのです。
そのドラマでは、小さなきっかけから、利用者の方の心を開いていく模様が描かれていました。
そのドラマでは、デイサービスのすべてが描かれているわけではないのですが、
仕事を通じての、職員の達成感ややりがいを引き出そうとする狙いを見ることができました。
そのようなところを、わずかな時間で、見る人に理解させることは難しいと思うのですが、
今後、デイサービスを題材にした介護福祉ドラマを、テレビでシリーズ化してくれるのなら、
世間での介護現場に対する認知度は大きく変わるのではと思います。
介護職は、職探しの観点から見ると、決して魅力的な職場ではないと思うのですが、
国がそうした若者の介護職離れの解決策を見出すのなら、
大きな病院を舞台にした医療ドラマの他に、こうした介護現場を題材にしたドラマを、
是非作るよう働きかけるべきです。
正直、世間的には医療ドラマは、お腹いっぱいでしょうからね。
世の中を風靡するアイドルやら俳優が、そうしたドラマで、
世の中のイメージを新しく塗り替えてくれるのなら、私は大歓迎ですね。
私のドラマ離れにも、一役かってくれるものとなるのですが・・・
ただ、メディアのフィルターにかかると、介護者がやくざだったりと、
ますます現実離れしてしまうので・・・やはり、難しいですね。
今日は、手作り和菓子の日でした。
今日のお品は、「若鮎焼」です。
どこかで聞いたこと、食べたことがあるような気がするんじゃないでしょうか。
鮎の形をもした和菓子です。
指導役の職員を中心に、利用者さんみんなで、テーブルを囲みました。
中央のテーブルに、材料と焼くためのプレートが用意されています。
利用者さんが見守る中で、職員の指導の下、生地を焼き上げていきます。
薄くのばされた生地は、裏返す際に、油断をしていると、ちぎれてしまいます。
何度かちぎれながらも、焼きあげられた生地で、梅寒天をくるっと巻き上げます。
なんと、この梅は、笑和感の敷地内で採れた梅を使用しているのです。
こうして出来上がった姿が、鮎の姿に見えることからの鮎焼きなんでしょうね。
職員が、火であぶった棒で、それぞれの鮎に、目を描いていきます。
利用者様の人数分の鮎を焼き上げ、皆さんで美味しく頂きました。
今日は、利用者さんの誕生日とも相まって、とても賑やかで楽しいおやつの時間となりました。
本日のおやつの時間は、紫蘇巻き作りと、頂いた桃の皮むきを、
利用者さんに手伝って頂き、行っています。
手慣れた手つきで、ナイフを使ってきれいに桃を剥く利用者さんの姿は、
かつてのお母さんの姿でした。
きれいに巻いた紫蘇巻きを、油であげて、剥いて頂いた桃と一緒に
お茶と一緒の、おやつの一時となりました。
甘辛い紫蘇巻きに、落ち着いたお茶はぴったりでしたね。
目の前の大きな山を登頂した先に見えた光景は、更なる山並だった。
というような、そうした例えは、人の人生によく例えられるものです。
大きなイベントや行事をやり終えて、ホッとしたのもつかの間
すぐに別の案件が、平然とした顔で目の前に立って、
こちらを待っているのです。
最近になってからなのか、そうした日常が当たり前のように
私の生活の一部になっております。
それらは習い事であったり、仕事であったり、個々の生活圏の役割であったり
子供達が夏休みを謳歌するかのような時間を得るには、大人となってからは、
その対価として、何かを捨てる覚悟が必要になってしまうことが多くを占めているような気がします。
私の今の目の前に立ちはだかっているのは、
地区のお祭りの代表としての責務であり、
連日夜遅くまで、資料作りや、打ち合わせ、子供達の世話だったりと駆け回っています。
それこそ、今更逃げられるものでもないので、前に進み続けておりますが、
そうした環境にいると、頭の中ではいろいろと頭を使う優先順位が出来てくるものです。
何に対して頭を悩ませるべきなのか?
そう考えると、ある程度の身近な問題は、たいした問題ではなくなるものです。
結局、そうした大きな役割を担うということは、
その役割を担うに十分な体力とスキルのある者に、
与えられるべきものと、大きな流れの中で、そこに落ち着いてしまうものではないかと思います。
そう考えると、与えられたものは、しょうがないなと受け入れるしかありません。
踊りの大会を目指し優勝し、それを越えてステージをこなし、
大きなお祭りの当番となり、それが終われば秋祭りの準備、
それが終われば、踊りの舞台が再び待ち構えています。
先は長いですが、前に進んでさえいれば、なんとかなるものです。
青空の天気の空から雨粒が落ちてきた、そんな天気雨が降る朝から始まりました。
この雨は、いったいどこのか細い雲から落ちてきたのでしょうか。
今日は、午後から利用者さん数名が、河北町の動物園に足を運んできたようです。
無料で入れる動物園ということで、私も子供の頃はよく行っていました。
当時の子供達が溢れていた賑わいはなく、今はひっそりと穏やかな時間が流れています。
この動物園には、クマもいるしサルやクジャクもいます。
利用者さんは、もの珍しそうに、中に引っ込んでいったクマの檻の前で、
その姿を待ってみたり、もの珍しそうに近づいてくるヤギの姿に驚かれたりと
久方ぶりの動物園訪問を楽しまれていたようでした。
私の子供の頃には、ここはたいそう賑わっており、
今は無くなってしまった園の中心にあった菓子屋さんで、
10円の当たり付ガムを買った想い出があります。
大きな建物の中には、巨大な虎の木彫りの像があり、たくさんの鯉が泳いでいました。
あの当時の光景は、今は見れなくなってしまったのは残念ですね。
ついに9月を迎えたわけですが、
月の始めというものは新しい気持ちでスタートを切りだせるような感じがします。
今月も職員一同、笑顔で盛り上げていこうと、張り切っていますので、
宜しくお願い致します。
さて、今日の午後から、利用者さんと一緒に、紫蘇巻き作りを行っています。
クルミをつぶしてもらったり、紫蘇の葉を取ってもらったり
紫の紫蘇は、このあと紫蘇ジュースにしております。
こうして出来上がった、紫蘇巻と紫蘇ジュースそして、コーヒーゼリーで、
利用者さんのお誕生会をお祝いしました。
花束の受け渡しや記念写真撮影などを行ったうえで、
職員が、今日のために書き下ろしてくれた、誕生日お祝い色紙に、
先ほど撮影したばかりの写真を付けて、本人様にその場でお渡ししております。
綺麗な写真と、職員が描いてくれたイラストに、利用者さんも顔をほっこりさせていました。
曇り空は、時折雨を落とすのか、外の景色は黒くなったり白くなったりを
繰り返しているようです。
トンボが時折、ふらふらと目の前を飛んでいきました。
いつもと変わらず、川は流れていきます。
笑和感では、屋内に蚊取を設置しているおかげか、
屋内での虫刺されは、ほとんど報告がありません。
それでも、川沿いの土地なので、外で少しでも草取りなどをしようものなら、
腕を知らぬ間に喰われています。
東京の代々木公園では、蚊を媒介としたデング熱が、70年ぶりに報告されたと
話題になっています。時を同じくして、エボラ出血熱の被害が、世界で広がっています。
異常気象との関連性はあるのかわかりませんが、これらの危機は
他人事ではない時代に到来しているのです。
さて、本日もみんなで大きな乾杯を合図にして笑和感でのお別れとなりました。
乾杯とは、新たな門出や祝福、始まりの合図でもあり
何かの節目に、皆と一緒に交わす言葉です。
ビアガーデンやお酒の席での決まり文句のように、
ずいぶんとありふれて安くなったような印象を受けます。
今日で笑和感の8月は終わり、来週から9月を迎えます。
月をまたぐとは、新しい気持ちの切り替えにも大きな意味を持っています。
祝いの席や、心が触れ合う席での、乾杯を私もこれからも数多く経験したいものです。
寒くなったり、暑くなったりと、気温が変わりやすく、
時に上着を羽織ったり、長そでを着てみたりする利用者さんも増えています。
体調管理が難しいですので、皆さんも気を付けてくださいね。
今日の朝の挨拶で、カレンダーにあったことわざを紹介しました。
「 言わぬは言うに勝る 」
意味は、
「沈黙を守るほうが、深い思いや意志を相手に伝えるのに効果的な場合が多い」
と言うことです。
あまりおしゃべりばかりをすると余計なことを言ってしまったり、
失敗することが多いからとのこと。
確かに日本人の文化の中には、沈黙・耐えることが美徳とされてきました。
私も、生まれながらそのような日本的な教えに習い育ってきた身なので、
その意味の言わんとすることは、理解できるのですが、
最近、果たしてこのような日本的美徳が、世間一般に受け入れられてきているのかというのに、
少なからず疑問を持っているところがあります。
特に、こういった話で耳にすることがよくある話は、外人にはこの美徳が
まったくの意味不明であるとされることです。
特に日本の政治家が、世界を相手にした場合は、たいてい相手国に言われたい放題
それに、ひたすらに耐え続けてきた歴史があります。
結局それが、相手の理解を導いたかというとそうでもなく、
良い結果が生まれたかというと、私には疑問が残りました。
今の若い世代もそうですが、人前でもの言わず沈黙に徹して、
声出すものの意見に、素直に従えばまだいいのですが、
影で文句を言うような風潮が、多くあるように思います。
この言葉を否定するわけではないですが、この言葉を自らの座右の銘とかかげ、
誤解した意味で、自らを繋ぎ止めてしまうのは、おかしいのではと思います。
言うべきところは言う!
これは、今の時代にとって、大事なところだと私は思います。
今日の午後から、防災設備会社の担当者の方を交えての
消防避難訓練を実施しております。
避難訓練の想定は、せせらぎ草個室より出火したという想定で、
全ての利用者さんを、安全に屋外に避難させることを目的としています。
火事発見者が、火事ぶれを行い、それを聞いた職員が、消防署に通報します。
すぐさま、消火班が現場に急行して消化活動にはいりました。
それと同時に、個室に残っている利用者さんを、避難誘導していきます。
まだ、ベッド上で横になっていた利用者さんもおりましたので、
協力して頂き、車椅子に移乗して屋外へと避難しています。
職員同士が協力して、実に早いスピード誘導が出来たと思います。
私もタイムを計っていましたが、前回の半分の時間で、
利用者さんを全員屋外へと、誘導することが出来ました。
そして、その後では、利用者さんが見守る中で、消火訓練も行っています。
今日は、暑くもなく寒くもなく、丁度良い天候だったため、皆でその様子を眺めながら、
指導担当の方のお話を聞きました。
稀な経験で、利用者さんも、いつになく真剣な表情だったようです。
これまで、ムシムシじんじんと、暑さが残る日が続いていましたが、
急に空模様は、一変し、道路の温度計も20度を下回っていました。
しっとりと、利用者の方も気づかぬうちに、外のアスファルトは黒く濡れていました。
いつの間にか雨が降っていたようです。
笑和感の中にいると、あっという間で気づかなかったけれど、
外に出て雨が降っていることに驚かれたと、
送迎を担当した利用者さんが話されていました。
今日は、レク活動で作成した陶芸の風鈴が、利用者さんに披露されました。
不恰好だと思っていた姿も、どこか情緒を感じさせる味のある作品に
仕上がっていたようです。
風鈴の鈴の下には、利用者さんが書いてくれたコメントがついています。
涼しい風に吹かれ、鳴る音を楽しみにしています。
ぱっとしないどんよりした天気です。
テレビからは、広島県の山崩れによる行方不明者の捜索活動の様子が、
日増しに増えていく犠牲者の数字とともに、映し出されていました。
どうして多大な犠牲を防ぐことが出来なかったのか?
という疑問に対して、
「まさかこんなことになるとは思ってもいなかった」
という、地元住民のお話の通り、まさか自分の身に降りかかる災害だとは、
誰も思っていなかったのだと思います。
ワイドショーなどでは、国や行政の在り方に、原因や責任を求めているようです。
一刻も早い、行方不明者の発見に繋がることを願っております。
さて、新庄祭りが終わったという放送をラジオで、聞いたのですが、
東北の夏の祭りや花火大会も終わり、秋の様相をしだいに感じつつあります。
ここ地元では、9月に控えた、寒河江祭りや河北町のどんが祭りの、ポスターが目につきます。
私も、どんが祭りの地区の代表となっている身なので、
既に毎日、祭りの準備に追われています。
祭りの主役は、お囃子を叩く子供たちなのですが、
昨今の小学生達は、本当に言うことを聞いてくれません。
いや、それは今に始まったことではないのかもしれませんが、
実際に、面と向かって接すると、その扱いの難しさに遠くを見てしまっています。
小学校の先生は、大変なんだろうなと、ふと同情したりもしました。
それとは対照に目立つのが、中学生の落ち着き用です。
個性はもちろんあるのですが、何年か前までは、台風のように暴れまわる小学生達と、
さほど変わらなかったはずなのに、礼儀正しく挨拶をしてくるではありませんか。
ひとつの新鮮な驚きを感じております。
夏の終わりに、賑やかな夜の一時を送っておりますが、高齢者を扱う仕事をしている身として、
対象が、おじいちゃんおばあちゃん達で良かったなぁと、しみじみと考えたりしていました。
今日は、利用者さんの打ち合わせということで、自宅に訪問してお話を聞いてきました。
ご本人様は、かなりの御高齢でありながら、元気な方です。
その方より、笑和感には満足しているという言葉を頂きました。
最初は気乗りしなかったものの、しだいに楽しみに感じるようになってきているのだと
お話をされていました。
これは、とてもありがたいことだなと思いました。
最後は、深々と皆に頭を下げて、挨拶をされていました。
利用者さんの違った一面のお話を聞くこともでき、
本人に聞いてみたい話題が増えたなと思いました。
じりじりと照りつける太陽の下、ただ外にいるだけで、肌に射すような熱を感じます。
空を見上げると、大きな白い雲が迫りくるように、沸きあがり立ち登っていました。
夏を実感することが出来る空の様なのですが、この厚い雲の下、
必ずしも晴れやかな景色が広がっているわけではありません。
遠くに見えるものだからこそ、夏の鮮やかな青と対比して受け止めているに過ぎません。
激しい雨と雷雨を、短時間で落としていきました。
雹も落ちてきたという情報もあります。
急に、心変わりするような様を、女性の心情と重ねられる例えがあるように、
夏の空は、様々な表情を見せるものです。
今日は、畑で採れたおいしいトマトが、
お風呂上りの利用者さんに、振る舞われていました。
窓を開けていても、風が入るどころか、ムシムシとした暑さが伝わってきたので、
窓を閉めて、冷房をかけることにしました。
麦茶が入ったポットに、大きな氷の塊が投入され、ぷかぷかと浮かんでいます。
お風呂上りの一杯には、これが最高なんです。
ウッドデッキにかけられている緑のカーテンの朝顔やゴーヤは、
すっかりと葉がしぼんでしまい、緑の網の隙間から、青い空が見えていました。
唯一残っていた葉の裏側には、大きなカマキリが、身じろぎしないで隠れています。
実に、我慢強いものだなと感心するところです。
今朝のニュースで、広島県に記録的な降雨があり、大規模な土砂崩れが発生したと
一日を通して、そのニュースがテレビで報道されていました。
異常気象は、これまで災害とは無縁だった地域にも、大きな被害をもたらしています。
山と川という自然に恵まれている、ここ山形の地域にも、いつそうした災害が身に振りかかるか
他人事ではなく、真剣に向き合わなければなりません。
そうした中で、本日は消防訓練の届け出を提出に、消防署まで出かけてきました。
予定は来週となります。
午前中のじりじりとする中、打ち合わせの為に、
利用者さん宅にお邪魔をしておりました。
涼しげな恰好をしたお父さんが、扇風機の風を浴びながら、
テレビで中継されている甲子園の山形代表の試合を、食い入るように見いっていました。
丁度、試合は、延長戦に入り、山形が先制しリードしている場面でした。
「最後まで何が起こるかわからないんだ」
と、お父さんが、呟きます。
頂いた蜂蜜入りの甘い飲み物を、すすりながら私も一緒に眺めておりました。
結果、最後はきっちりと山形が抑えて、山形代表の2回戦突破が決まりました。
おめでとう、山形代表!
そうして、気持ちよく、利用者さん宅を後にしたところでした。
さて、ご家族の方から、帰りがけにハスの実を頂いたのですが・・・
こんなやつです。
今回頂いたのは、このハスの実が、食べられるからというお勧めで、頂きました。
黒く熟したものは、固くてダメなようですが、まだ若い実が食べられるとのことです。
見た目にも、あまり美味しいようには見えないのですが、
勇気をもって、あとでひとかじりしてみたいと思います。
さて、笑和感の庭には、時々姿を現すトカゲくんが潜んでいます。
尻尾がメタリックブルー色で、とってもおしゃれです。
珍しいなと思って、調べてみると、このとかげこそ、「ニホントカゲ」 なのだそうです。
尻尾がおしゃれな色をしているのは、幼体だからだそうで、成長するに従い、
色がなくなっていくようです。
なかなか姿を見ることが出来ない臆病なトカゲくんですが、今日はその姿を見つけることができました。
昨日は、劇的な県勢球児達の活躍があり、地元新聞は大いに賑わっておりました。
また、夜空を飾った山形花火大会の華やかな映像も、ニュースで見ることができました。
私の住む河北町にも、花火の打ち上げ音が、ドーン・・・ドーンと、響いて聞こえてきました。
今日は、どことなく曇り空の天気でした。
目の前を流れる実沢川では、釣りをする人と、網を投げている人の姿が見られました。
利用者さんも、ウッドデッキから、その様子を眺められていました。
今日の午後から、2人の利用者さんの誕生会が行われました。
2人とも、笑顔で、皆からの祝福に応えられていました。
そのうちの一人の利用者さんが、挨拶されました。
「私は笑和感で3回目の誕生会を祝ってもらいました。
来年もまた元気で祝って頂けるように、頑張って笑和感に来たいと思います」
日に日に、身体が思うように動かなくなってくるんだと、着脱のお手伝いをしている時も、
その利用者さんは、話されていました。
「元気の秘訣は、大好きなカラオケを歌うことです。歌っている間は、身体の痛みも忘れられます。」
そう、話されていた利用者さんの言葉が、印象的でした。
昨日の夕方に、お墓参りに行ってきました。
このところ、昼に墓参りを済ませてしまう家庭が多いせいか、
お墓や、お寺は、思いのほか、空いておりました。
ちっちゃいあさひちゃんも、珍しい雰囲気の場を訪れたせいか、
いつにも増して、ヒートアップして走り回っていました。
それでも、手を叩いておじぎをするという行動を誰から覚えたのか、
走りながらやっておりました。
今日も、利用者さんの中には、お盆のためにお休みされている方が多く、
デイルームは、いつもよりゆったりとした時間が流れていました。
甲子園の放送を見ながら、人それぞれにお盆の話などをして穏やかに過ごしております。
のんびりとした時間もいいですね。
そして、今日は、甲子園で山形県代表の山形中央の選手たちが活躍します。
テレビの前で、熱心に見られていた利用者さん達ですが、
今日の最終試合ということで、始まった頃には、送迎で家に帰らなければなりません。
きっと、気になる利用者さんは、帰られてから、テレビの前でその様子を見守ることになるのでしょう。
やったー!
山形中央初戦突破!
逆転につぐ逆転と点の取り合いの末、競り勝ちました。
最後まで、目の離せない接戦でした。
両校頑張った。
山形中央、おめでとうございました!
ビデオの昔の山形の映像を見られていた時に、
川を船で渡るシーンが映されており、その当時を知る利用者さんが、
お互いに自らの経験を語らっていました。
「お金いぐらぐらいかがるの」
「大変だっけよ」
昔の話は、今では信じられないことが多く、昔の話をしてもほら吹き扱いされかねないんだ、
と話していた利用者さんの言葉が印象的でした。
今年は、猛暑、台風、異常気象と、各地の有名な夏のお祭りにも色濃く影響が出ております。
新しい台風も接近しているということで、落ち着く暇もないほどに、
次から次へと問題事が訪れます。
テレビをつければ、そこでは災害や不慮の事故で亡くなられた方の報道が目に飛び込んできます。
簡単な紹介で留められるほど、ニュースはたくさんの情報の中で、凝縮されていきます。
そんな中でも、現実にはそこを取り巻く中で、悲しみ涙する人がおります。
テレビだけでは、伝わらない日常の中で、そうしたものに、
自分達が関わることは、普通の生活をしていれば、あまりないのかもしれませんが、
そうしたものは、思いもがけず訪れるものなのかもしれません。
ごくありふれた生活の中にこそ、幸せがあるのだと、
紛争の中で生きる子供達の映像を見た時に思いました。
私達は、恵まれていることを、ついつい忘れがちで、
こころが弱くなると、悲観することだけに囚われています。
困難を乗り越えていく心の強さを、持っていきたいと考えます。
昨日、山形市で行われた花笠祭りの最終日でしたが、
突然の雨で、開始以来初めてとなる、最終日の中止が決定されたとのことでした。
そんなことがあったとは知らずに、今朝の新聞で私は知ったのですが、
参加予定だった踊り手さん、およそ4500人の方達の、大きなため息が聞こえてきそうでした。
山形を盛り上げるデスティネーションキャンペーンに、まさに水を差す結果となって、
関係者、観覧希望の方々は、大いに落胆されたことでしょう。
本日も、時折叩きつけるような強い雨が降りました。
屋根から流れ落ちる滝のような水流が、コンクリートの地面に当る大きな音をたてていました。
決して暑くはない天気でしたが、今日も午後のおやつの時間に提供された、かき氷とところ天は
利用者さんに、大いに喜ばれていました。
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