令和2年7月28日 避難
昨夜、叩きつけるような強い雨が、長いこと屋根を打ち続けていました。
記録的な瞬間降水量を記録し、
山形県内各地で、土砂崩れや浸水被害がもたらされました。
ここ、笑和感の目の前には、先日まで鮎釣りがされていた実沢川が流れています。
この川の表情は、一夜にして一変しました。
あらゆるものを押し流す濁流となり、ものすごい力でうねりながら下流へと流れていくのです。
大木や、中には上流にあったであろう木が根こそぎ流れていくのを目にしました。
思い出すのは、2013年の7月。
あの時も豪雨が襲い、近辺では水道水が使えなくなるといった大きな被害がでました。
あの時の増水量を、この度は明らかに超えたのです。
今回は、素早い判断と避難が求められました。
デイサービスは、降りしきる雨もあり、家族の方へ説明し了解を得たうえで、
通常より早い時間で切り上げて、自宅へとお送りしております。
また、入所施設のせせらぎ草の住居者の方は、
安全な場所に立地している同事業所の「青空つどいの家」へと避難しています。
本日は、安全な施設において一泊し、様子を窺うこととしました。
また、避難勧告地域に住んでおられた一人暮らしの利用者様には、
ご家族様の同意を得た上で、同様に青空つどいの家へと避難しております。
思いもよらぬ自然災害は、突然に訪れます。
日も暮れ、雨の勢いも少し弱くなってきました。
目前を流れる川の水位も、少しずつ下がっていっているのを確認しました。
状況は、時間と共に変化します。
状態が落ち着くのを待って、利用者さんの安全を第一に考えて行動していきたいと考えております。
九州の豪雨をどこか対岸の火事と思っていたところがあり、大いに反省したところです。大きな問題なく、再び笑和感へ戻ることが出来てほっとしております。
投稿: 笑和感 | 2020年7月29日 (水) 14:48
お世話になっております
早い避難などありがとうございます
投稿: | 2020年7月28日 (火) 22:21