9月11日 椹平の棚田
テレビのニュースでは、広島、東京に続き、宮城、北海道と、
瞬間的な降水量が100ミリを超える猛烈な雨量を観測するなど、
異常気象がもたらしている現地の模様を、何度も映し出していました。
ここ山形は、穏やかなもので、川の水量も平常通りに、底が見える程度に
さらさらと流れています。
空は、青空が隠れるほどの雲に覆われていましたが、寒くもなく暑くもない、
外に出るには丁度いい気温になっていました。
送迎の途中で目にする水田は、黄色に色づいた稲穂が重たそうに、頭を垂れていました。
既に、収穫が始まったとの噂も聞こえてきていました。
そんな中で、午後の活動で、突如思い立ったのが、ドライブの案でした。
昨年から構想を考えていた、朝日町にある、日本の棚田100選にも選ばれている
「椹平の棚田」
そこに行ってみようかという話になりました。
昨年、私が下見に行った際には、既に棚田の一部が刈り取られていました。
今、行かなくていつ行くの?
そんな問いかけが頭の中で回っていたので、
今でしょ!と、一応頭の中で呟きながら、利用者さんから行ってみたい希望者の方を募りました。
そうして、車2台に分かれて出発することになったのです。
今まで、ドライブで朝日町までは足を踏み入れたことがなかったので、
時間の心配はありましたが、車の中も賑やかに、無事に棚田へと到着しました。
山の見晴らしポイントから見える風景は、見下ろす一面に広がる黄金色の棚田の姿がありました。
利用者の方も、初めてご覧になられる方もおり、目を細めて、遠くの景色を眺められていました。
丁度、仙台から観光で来られていたご夫婦の方と、お話などをして、
無人販売所にあった、試食用のりんごを、おやつ代わりにして、お互いに食べ比べなどをしました。
もちろん、美味しかったので、残っている利用者さんの為に、お金を出して買っていきましたよ。
丁度、販売されていた方も来られて、サービス!と言って気前よく、私達に一袋のりんごを
サービスしてくれました。
良い風景と、人との触れ合いを楽しみ、私達は、朝日町の棚田を後にしました。
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