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2013年2月

2013年2月28日 (木)

2月28日 施設見学



今日も快晴です。

青空が広がっていました。

その中を飛行機が、まっすぐな線を引くように横切っていきました。

外が暖かいと、気持ちもぱりっとします。



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今日で、2月も最後です。

一月が終わるのは、ほんとあっという間ですね。

2月は、インフルエンザに胃腸炎と、警戒すべき事案が集中する魔の月です。

その試練の月を無事に乗り切れたことで、ほっと安堵しています。



今日は、うちの笑和感・せせらぎ草のように、デイサービスと有料老人ホームが一つになっているという

同じスタイルの事業所を紹介して頂き、職員と一緒に見学に行ってきました。

昨年に新しくオープンしたということで、うちとも共通点が他にもあるようです。


玄関口を開けると、素敵なお雛様が迎えてくれました。

そういえば、うちではまだ、箱からも出していないなと、反省するところです。


施設の中を、ぐるりと見学させて頂き、代表の方に説明を頂きました。

うちの施設と同じ、施設らしくないアットホームな家庭的雰囲気を大事にされていました。

同じような形態と思いつつ、その主たるシステムが、実は全く異なっており、

こんな方法もあるんだと、ずいぶんと視野が広がった気がします。

同じ民間で運営している施設様でしたので、同じ問題点や苦労話が、よくわかりました。


忙しいところ、お時間をとって頂き、対応してくださった代表の方と職員の方、ありがとうございました。


職員と一緒に、こうして他の施設を訪れるというのは、今回初めての試みでしたが、

職員自体にも、いろいろと刺激になったことがあったようです。

帰りのミーティングの場にでも、あれは良かった、こういうのをうちでも出来ないものか、と

職員同士で話が盛り上がっていました。


これからも、機会があれば、このような場を増やしていき、私達ばかりでなく職員も一緒に

視野を広げ、新しい試みにも挑戦していければと考えています。




2013年2月27日 (水)

2月27日 制作快調



今日も、晴れました。

その分、朝方が、冷え込んだせいで、路面はがちがちに凍結しているところがありました。

油断せずに、脚をとられないように気をつけたいですね。


今日も、利用者さんは創作活動に取り組まれています。

プラキャップに布をまいて、形を整えています。

これが、吊るし飾りに使われます。

得意な方は、あっという間に、たくさんの飾り物を作られていました。




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今日は、消防署に、先日行われた現地調査の報告書を提出しに行ってきました。

いくつかの改善点がありましたので、それに対する改善計画を報告しなければなりません。

長崎で起きたグループホームの火災事故は、リコール対象となっていた加湿器に原因があったのでは、

という見方が強いようです。

だからといって、世間の施設に求められる要請が代わるというわけではありません。

日頃から、目を行き届かせる姿勢と、気を引き締める機会を大事にしなければなりません。




2013年2月26日 (火)

2月26日 花咲かお爺さん



今日は、久しぶりに青空に恵まれた雪の降らない一日を過ごすことができました。

この機を逃すまいと、外での雪かきに奮闘し、張り切り過ぎたのか、今はすっかりバテております。


デイルームの窓から見える景色の半分は、屋根から落ちてきた雪で塞がれていました。

その雪が、ガラスの窓にもとどいており、屋根の上には今から落ちようとする積雪が

確認できたので、すぐにでも対処をしなければなりませんでした。


脚をずぶずぶとぬかるみながら、落ちてくる雪をひょいひょいと交わしながら、雪と格闘していました。

終わった後に、デイルームの窓から、その様子を見ていた利用者さんから、労いの言葉を頂きました。


玄関前も吹き込んだ吹雪で、厚く固まった雪に覆われていたので、お風呂のお湯を使って、雪を融かしています。

あんなにたくさんのお湯を使っても、融かせた雪は、ほんのわずかな範囲の内でした。

こういった晴れの日が続いていけば、毎日少しずつでも、融かしていきましょう。




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屋内では、今日も元気に運動する声が響き、熱心に創作活動を行っている利用者さんの姿がありました。

針に糸を通そうとしている利用者さんがいました。

「昔は簡単にひょいひょい通せたんだけどね」

と、話しながら、私が代わって糸を通そうとしましたが、私の目には、

針の穴の大きさより、糸の方が太いように見えて、通すことができませんでした。

諦めた私の持っていた糸を取り上げ、別の利用者さんが、器用に穴に糸を通されていました。

さすが、年の甲です。




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日本の風景を題材にした塗り絵に挑戦されている利用者さんがいます。

その景色は、山を背景にした田舎の風景でした。

もともと描かれていた絵には、茂る木もあれば、何故か葉の落ちた枯れ木もあり、

どこか寂しい風景に見えました。

その利用者さんは、自分の思いの通りに色を選び塗られていました。

木々は、緑の葉が茂り、遠くの山も、緑や青、地肌の茶を織り交ぜられていました。

家の前に広がる畑も、うねられた後で、種をまかれるのを待つだけの、鮮やかな土色で染められていました。


利用者さんと話していて、待ち望む春がイメージされた風景なのに、枯れ木があるのは寂しいね、

などとお互いに首をかしげていたのですが、せっかくだから、この枯れ木に花を咲かせてみてはと提案してみました。

利用者さんも、なるほどと感じたのか、次に見せてもらった時には、枯れ木には綺麗な桜のピンクの花が咲いていました。

これは、見事な、まるで花咲かのお爺さんです。




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お手本の色見本を見てみたら、本来は冬の到来をまつ風景でしたが、

利用者さんの力を借りれば、春の到来に変えることができるんですね。





2013年2月25日 (月)

2月25日 大雪最大級



昨日をピークに、一日中絶え間なく雪が降り続き、辺り一面の景色を一変させました。

雪も終わりに近づくはずの時期に、こんなにも多い積雪は、非常に珍しいことです。

青森では、これまでの観測結果を更新したと話題になったばかりでしたが、

その記録は現在も更新中とのことで、記録は時間が立つごとに塗り替えられているようです。


屋根に積もった雪融けを待っていたはずなのに、その厚みが2倍以上にも膨らんでいました。

雪を捨てる場所もなくなり、スコップを片手に途方に暮れながら、降り続く雪を見上げていました。




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こんな雪の日でも、利用者さんは、休まずに笑顔で来所してくださっています。

今日は、珍しく話題の中で、あやとりの話が出て、皆さんでやってみました。

「昔やったけど、わすれだはー」

と、毛糸の輪を指に絡めながら、笑って話されていました。

手が以前みたいに、動かずにうまく形を取れない利用者さんもおりましたが、

つかの間の時間を、昔を思い出しながら、糸を指で手繰っておられました。




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2013年2月23日 (土)

2月23日 久しぶり



陽の光とともに青空を仰いだばかりの空の向こうには、暗雲とした雪雲が迫ってくるのをみると

この青空のつかの間の陽射しも素直に喜んでいられないところです。

掃いても掃いても、新しい雪が再び地表を覆い尽くしてしまい、

何のために時間をとって、雪と格闘しているのかわからなくなります。

窓の外には、横流れに吹雪いている様子が見えます。

春を思う気持ちだけが募っていくのですが、雪だけが確実に積もっていく毎日です。


今日は、以前顔見知りだった利用者さんが、顔を合わせる機会が、偶然にありました。

お互いに、久しぶり、元気だったか?と、声をかけ合い、お互いの話に花を咲かせておりました。

不慣れな環境の中で、見知った顔があると、どことなく安心すると思います。

それぞれに、いろいろな事情で、ここに来所してくださっていますが、

楽しく一日を過ごして頂ければと思います。

今日も、楽しい歌声が響いておりました。




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2013年2月22日 (金)

2月22日 昔の話



今日も元気に利用者さんは、来所されています。

朝の体操では、皆さん両手を上げて元気に体操しておりました。




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西川町の利用者さんと、昔住んでいたという山間の集落について話をしました。

今は、おそらく人は住んでいないというその土地から、多くの人が、村ごと下の土地に

降りてきたとのことです。

同じ年代で、同じ土地に住んでいた方とは、皆顔見知りとのことでした。

しかし、各々の状況も変わり、顔を合わせる機会もなくなりました。

そういった利用者さんが、再び縁あって、この施設で顔を合わせる機会ができそうなんです。

その時のお互いの反応を見るのが、楽しみです。


また利用者さん同士で、雑談をされる中でも、その輪の中でしか出ない話題があり、

とりわけ昔の思い出話や、経験談など、その方の歴史が語られることがあります。

うちの100歳の祖父でさえも、家では話さないことを、よく気の合う方とお話をされています。


話をすること、聴くことが出来る場は、可能性を広げることで、大事なことだと改めて思ったところです。




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2013年2月21日 (木)

2月21日 雪宿り



あいかわらず遠慮がない大雪が、続いております。

車の轍だけが深い溝を敷地に作っていました。



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朝の送迎の際、雪で幅が狭くなった道で、対向車と向い合せになったとき、

向かってきた車が、急ブレーキをかけたのか、車体が横に流れてしまい、

そのまま脇の雪壁の中に頭を突っ込んだ形になってしまい、道路をふさいでしまいました。

どうやら、自力では抜け出せなくなったみたいでしたので、

車を降りて、雪に突っ込んでいた車の前に立ち、押すことで、なんとか脱出に成功しました。


日頃のジム通いの成果が出たのかも・・・なんて、ひとり思ったり思わなかったり・・・。

それにしても、反対の雪壁が、ガードレール越の崖になっていたので、突っ込んだ方向が

ある意味運が良かったのかもしれませんね。

狭い雪道では、焦らず対応できるスピードで走ることを、改めて感じたところです。

どうか、雪に突っ込んだ車が、凹んでいないことを願っております。


今日も、引き続き利用者さんは、つるし飾りに取り掛かられていました。

最初は、面倒くさいと言って、側で見ていた利用者さんも、ちょっと手を出してみると、

思ったより簡単だな、とひょいひょいと、次々と作られていました。

やらず嫌いも変わるものです。

それぞれに、自分のやれる活動を行っていました。




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外に出ると、相変わらずの大雪です。

車の車庫の中には、雪を逃れる為か、鳥が入って休んでいました。

雨宿りならぬ、雪宿りですね。

ぷくぷくと太った鳥でした。




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2013年2月20日 (水)

2月20日 カメラ



朝から、屋根のへりに垂れ下がる氷柱をトンカチで叩いています。

冷え込みが続いていくと、路面が凍って危ないですね。


今日も、つるし飾り作りを行っています。

テーブルの上には、きれいな布地と、プラキャップが、広がっていました。




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その時に、利用者さんが、手近にあったデジカメに興味を持ったのか、

「(小っちゃくて) かわいいね~」

と、もの珍しそうに、ピンク色のカメラを触っていました。

ボタンの押し方などを、側で教えてあげて、たどたどしい手つきでカメラを構えてみました。

ボタンを押すと写真が撮られました。

それが面白かったのか、周囲の様子をカメラを通して覗いてみては、ボタンを押していました。

ちなみに、撮れた写真は下のような感じです。


私が、被写体になって、目の前で踊ってみせたのですが、押すボタンを間違えたのか、

レンズが、引っ込んでいってしまいました。




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2013年2月19日 (火)

2月19日 ワッフル



一日、雪だるまのマークがついていた一日でした。

路面の凍結が見られたので、皆さん注意してくださいね。


笑和感では、いつもの通りに、午前中は創作活動に取り組まれています。

まだ前回の作品が終わっていないかたは、そちらを優先に行ってもらっていました。




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そして、今日は誕生日の利用者さんがおられますので、お祝いのために

久しぶりにお菓子作りを行いました。

エプロン、手袋、頭に三角巾を被って、職員と一緒にテーブルを囲って集まっていました。

普段、お菓子作りなんて、とてもしないような男性の利用者さんも、意気込んでいました。

とても甘い香りを漂わせながら、ワッフルが焼き上げられ、

利用者さんが、ジャムや生クリームをデコレーションしていました。





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出来上がったワッフルケーキを食べながら、皆さんで誕生会をお祝いしました。

今回、利用者さんに送られた花束は、お花屋さんが奮発してくれたのでしょうか、すごく大きく豪華な花束でした。


今日は何の日でしたっけ?

と、知らんぷりして本人に聞いてみたら、しばらく考えてから、「・・・、私の誕生日かぁ」

と、笑って答えてくれました。




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2013年2月18日 (月)

2月18日 吊るし飾り



昨日の日曜日は穏やかに晴れ間が広がっていたのですが、

本日は再び積雪に見舞われ、施設の屋根には大きく育った氷柱がぶら下がっていました。


今年の冬について、周囲の人に話を聞いてみると、雪の量は昨年ほどではない、とのこと。

まだ、屋根に上って雪下ろしをしていないという方もおります。

私は、何度か笑和感の屋根には上っていますが、自宅の屋根の方はほったらかしでも大丈夫そうなので、

確かに、去年ほどではないのかもしれません。

それでも、毎日の雪の始末に追われる身としては、やはり積雪のある冬は大変なことに変わりはないですね。


2月も、あっという間に半分が過ぎてしまいました。

今日から、新しい創作活動に取り掛かっています。

雛祭りを前に、吊るし雛に見立てた吊るし飾りを作ることになっています。


始めに利用者さんに、見本の品を見せた時、いったい材料は何を使っているんだろうと、

手触りを確認してみたり、臭いを嗅いでみたりしていました。

甘い匂いや変わった匂いを嗅ぎ分けたのなら、たいしたものですが、

昔ながらの布生地の匂いがしたそうです。

実は、布にくるまれている中身の正体は、ペットボトルの蓋なんです。


今日は、利用者さんに、材料取りを行ってもらいました。

鮮やかな生地にハサミをいれて、必要数分をカットしてもらっています。

綺麗な作品が出来上がるのが、楽しみですね。




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2013年2月16日 (土)

2月16日 寒鱈祭り



大雪警報が発令された通りに、今朝から大粒の雪が降り続いています。

昨日は、ロシアで、隕石が降ってきたそうです。

いやはや、いくら雪が嫌でも隕石だけは勘弁してほしいところです。



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さて、今日の大雪にも関わらず、利用者さんは元気に来所してくれております。

今日の昼食時は、以前からお約束していた通りに、

寒鱈祭りと称して、利用者さんに特別な寒鱈汁が、振る舞われることになっています。


調理師さん自らが、祭りハッピを羽織って、笑和丸と称した船と一緒に登場しました。

笑和丸には、熱々の寒鱈汁が入ったお鍋が2つ乗せられています。


バックミュージックのソーラン節にのせて、利用者さんが、今か今かと待つテーブルの前までやってきました。



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利用者さんが見守る中、おわんに熱々の寒鱈汁が、盛られていきます。

手を合わせて、「頂きます」 と口ずさみ、口をつけました。

「うまいねぇ~」 と、利用者さんは、口々に笑顔で答えてくれました。

ひとしきり、寒鱈汁を堪能したところで、副食のおかずを乗せたお盆が利用者さんに配膳されました。


今回の寒鱈汁ですが、利用者さんもこれまでにないほどの食欲を見せ、

おかわりの声がたくさん上がりまして、利用者さんは、お腹いっぱいに満たされたようです。




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2013年2月15日 (金)

2月15日 大漁旗



しばらく、雪が落ち着いているおかげで、敷地内の雪もだいぶ融けて、アスファルト面が

再び顔を出しています。

空を見ても、雲が覆っており、時折、か細い雨が降っていました。


テーブルを囲って、クラフト制作と、イベント行事のための大漁旗作りを行っています。

綺麗に、赤と黒で塗られていました。

これで明日は、大漁旗とともに、あのお鍋料理が登場するのです。




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今日の朝の体操で、私が与作のリズムで歌を歌いました。

サビの盛り上がるところで、見事に声が裏替わり音程が、どこかに飛んでいってしまいました。

その裏返りの様子がおかしかったのか、普段大きな声を出さない利用者さんが、

声の裏返りを真似して笑っていました。


普段あまり読むことに興味を示さない利用者さんが、生まれ育った地域の会報を手に取り、

ゆっくりとページをめくりながら、目を通されていました。

いつもより穏やかな表情になっていたような気がしました。


今日の昼食のきつねうどん

口の大きな男性の利用者さんは、豪快にうどんをかきこみ、

勢いよくすすられて食べられていました。


今日も五目並べに興じておられた男性の利用者さんは、相手の女性の方に

次いづ来るなだ? またやるべ!

と、再戦のお約束を取り付けていました。





2013年2月14日 (木)

2月14日 世間はバレンタイン



木曜日の曇り空

世間ではバレンタインデーということで、甘い話題が中心の一日となっておりますが、

今年は、皆さんで美味しくチョコのお菓子を食べながら談笑するいつものスタイルで、

過ごしております。

その代わりといってはなんですが、今週末のお昼ご飯にスペシャルメニューを準備していますので

お楽しみにしていてくださいね。




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北朝鮮では、3回目の地下核実験、グアムでは、日本人観光客が襲われ死傷者が出るなど、

物騒なニュースが報じられていました。

そんな中でも、笑和感では、いつもの創作活動のラストスパートと、

今週末に行われますイベントのための準備として、大漁旗の作成をしております。




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そういえば、先日話題になった、グループホームの火災ですが、その影響を受けて、

消防署の方の立ち入り検査が入りました。

各項目の点検を受けて、改めるところは見直す必要があります。

国の方針では、スプリンクラーの設置義務は更に厳しくなるだろうということです。

前回の火災で、見直され、今回の件でさらに厳しく見直され・・・

この次が起れば、更に更に見直されることになるのでしょうか。


周辺地域にも、これからたくさんの福祉施設が出来るそうです。

小さい規模から大きい規模まで様々ですが、既存の施設含めて、

より厳粛な中での運営が義務付けされます。

火災の発端はささいなことでも、そこから広がる影響が大きくなってしまうのは、

時代の流れなのでしょう。

とりあえず、職員の意識づけ、改めて私たちは、そこからもう一度自分達の足元を

確認してみる必要があるのだと思います。





2013年2月13日 (水)

2月13日 週末の楽しみ



水曜日 雪から晴れの一日でした。

今日は、予報通りに、昼から穏やかな青空が広がり、駐車場を覆っていた雪を消してくれました。

それでも、天気予報では、この先雪のマークが続く週末となっていたのは残念です。


調理師さんとのお話で、今週末に寒鱈汁祭りを振る舞おうかというお話が出ました。

せっかく季節の美味しい料理なのだからと、調理師さん自ら雰囲気を醸し出し、

大漁舟に乗って鍋とともに登場して、皆の前で、寒鱈汁を振る舞うという想定です。

アイデアはいろいろと出まして、ちょっとした楽しい昼食になりそうです。


利用者さんは、今日も創作活動の仕上げに取り掛かっています。

クラフト工作も、形が出来て、それぞれに素敵な作品に仕上がっていました。

今日も、お持ち帰りされています。




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そういえば、今週はバレンタインデー週間なのですが、世間的に胃腸炎の広まりも見られ、

チョコのお菓子作りは、今回は見送らせて頂きました。

皆さんで、チョコケーキを食べながら、談笑されています。

落ち着けば、別の機会に、チョコ菓子作りをやれればいいなと思います。





2013年2月12日 (火)

2月12日 歌を歌う



朝の通勤時に、すごい渋滞が発生していました。

先の方で事故があったんでしょうか。

朝は道路も凍結しているところがあるので、油断なく注意しながら運転したいですね。


今日は創作活動のラストスパートで、利用者さんも熱心に取り組まれています。

お互いに相談しながら、モノづくりに取り組まれていました。

ある利用者さんは、大きな本を手に取り、虫眼鏡を使って、見られていました。

その本は、この地方の昔の写真を収めた写真集です。

近い地域に住まわれている、女性の利用者さんも参加して、昔の様子の話などをしておりました。



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私が机で、作業をしている時に、マイクを通した大きな声の歌声が響いてきました。

その声は、音程こそ独創的ですが、とても気持ちよく歌われていたのが印象的でした。

普段はおとなしい利用者さんも、自らマイクを持って、歌われていました。

ほとんど歌ったことがないような利用者さんも、小さな声で、北国の春を口ずさんでおり、

心に残っている歌は、自然と口から出るものだと思いました。


何かの本で、認知症の方は、新しい記憶から忘れていき、新たに覚えることができないと読んだことがあります。

頭で覚えることと、習慣化することは、認知症の方にとってどんな違いがあるのかは、私も勉強不足で、

よく理解していないところでは、ありますが、帰りの時間に皆で歌っている、「笑和感のうた」は、

皆が歌詞を口ずさんで歌ってくれています。


歌には、やはり力があるんだと思います。

2013年2月11日 (月)

2月11日 舞踊鑑賞



フィギアや蔵王でのジャンプ競技など、冬のスポーツの話題が多い週末でした。


いっぽう、長崎のグループホームで、火災により4人が亡くなられたという残念な報道がありました。

9人定員という小さな規模のようでしたが、報道で知る限りでは、火災対策に不備があったとのことです。

非常口が、塞がれていた等の実地指導を受けていたり、建物の構造的な問題も指摘されていたということです。

よく施設の火災で問題になるのがスプリンクラーの設置に関してですが、

これは、以前に起きた施設火災をきっかけに、法整備がより厳格になりました。

今回の施設の場合は、規定人数により、必ず設置しなければならないという対象にはならなかったとのことです。

当施設では、せせらぎ草や調理場に、スプリンクラーが設置されています。

大きな施設なら今では、ついていて当たり前と思われがちですが、小さな施設では、

設置するコストが非常に大きな負担となり、経営に支障が出ることが少なくありません。

ここでは、国の助成のありかたが重要です。

起きた火災事故には、施設自体の責任は当然免れませんが、それをサポートする国側にも優しい目線で

向き合ってくれる態勢が、よりあればと思います。



今日は、雪が降り続く一日でした。

消えることなく、アスファルトを白く覆っていきます。


入浴や体操の合間に、利用者さんと私の舞踊ショーの鑑賞会を行っています。

お話したり笑ったり、感心したり、話や解説をしながら、私も一緒に見ました。

「上手いわね」と、お褒めを頂く一方で、

「この頃、太ってたわね」

と、実にストレートなご意見を頂きました。

私も、認めざるを得ないところなのですが、ひそかにダイエットも頑張ろうと思ったところです。




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2013年2月 9日 (土)

2月9日 福よぶお地蔵さん



雪がこんもりと積もった敷地を今日も雪かきをしています。

人手がいると、早く終わりますね。

今日も青空が出てくれればいいなと、灰色の空を見上げながら思います。


昨日の夕方に、陵西中学校の生徒さんと先生が、見えてくださり、

手作りの花を頂きました。

デイの利用者さんは、帰宅されていたので、私が代表して頂きました。

手渡しの瞬間を写真に収められたのですけど、きっと間の抜けた顔をしていたと思います。

綺麗な色とりどりの薔薇の花でしょうか。

昨日は入居者のいるせせらぎ草に飾らせてもらい、今日の朝にお借りして、デイの方にも見て頂きました。

綺麗だね、と皆さん口々に話されながら眺めていました。




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また、利用者さんが、先日完成した、にっこり笑顔の紙地蔵さんのために、書をしたためてくれました。

とっても良い言葉が記されています。

ありがとうございました。




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天井に吊るしている団子木に、利用者さんが作ってきてくださった飾りを、取り付けています。

高いので気をつけてと、利用者さんも心配しながら、見守っております。

とても綺麗で、華やかになりました。

思わず踊りも飛び出しちゃいましたよ。




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2013年2月 8日 (金)

2月8日 大雪注意報



再び大雪に見舞われた日本列島です。

昨日、頑張って排水管の氷を溶かしたばかりなのですが、再び厚い氷に塞がれていました。

朝の路面凍結は、なかったのですが、一面をパウダースノウが覆ってしまっているので、

朝から雪かきに精を出しています。

冬は、仕事も手間も継続が必要ですね。





今話題のニュースは、中国の大気汚染です。

危うい情報を隠蔽してしまいがちの中国の役人ですら、今世紀最大と認めてしまう程

大気汚染の問題が深刻化しています。


環境に関して、日本ほど真剣に対応してこなかった付けが、ここにきて露呈してしまったようです。

この問題は、日本も他人事ではなく、影響を受けており深刻な問題として取り扱われています。

中国から、偏西風などによって流れてくる大気中の環境汚染物質は、黄砂も加わることで、

主に九州、四国に大きな問題を与えています。


ネットニュースやテレビで、その情報を知ることになったのですが、いろいろな噂や変な話も耳に入ってきます。

中でも、中国のとある学者と名乗る人物が発表したことによると、今回の大気汚染は、日本が発生したものを

中国に飛ばしてきたものだと、発表する者がいたとか・・・。

呆れを通り越して笑ってしまいます。


また、テレビ業界で低迷したシャープ製の、高性能空気清浄機が、中国でバカ売れしているとのこと。

日本製品は不買すると豪語していたはずなのですが、背に腹は変えられないようです。

現在、様々な挑発行為を日本に対して行っている中国ですが、今回の問題は、ちょっとやそこらでは解決できない

大きな問題であり、我々日本人にとっても、抱えることになる問題です。


私が子供の頃は、冬になると雪をかき氷に見立てて食べていたりしていたのですが、

今の雪には、どんな物質が入っているのか、食べようという気がまるでしません。

悲しいことです。



さて、今日は窓から吹雪く外の風景を見ながら、屋内で創作活動をしながら過ごしておりました。

紙に写した碁盤を使って、2組の利用者さんが、五目並べに興じておられました。

とても楽しそうに見えました。

家に帰ったら、同じような碁盤紙に書いてみるから、と定規で寸法を測られている利用者さんもいました。




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2013年2月 7日 (木)

2月7日 氷融かし



一日を通して灰色の雲が空を覆い、時折大粒の雪が降ったり止んだりを繰り返す一日でした。

玄関前の屋根の上に堆積した雪は、固い氷塊となって、排水管を塞いでおり、溢れた氷が

氷柱となって垂れ下がり、地面を凍結させていました。


入浴が終わりお風呂が空いたので、そのお湯をホースで引っ張り、屋根の排水管を塞いでいた氷を

融かしてみることにしました。

さすがに、厚く固まった氷ですので、塞がれたところを取り除くのには

たくさんのお風呂のお湯と時間を使いました。

でも、そのかいあってか、詰まっていた排水管も綺麗になりましたよ。

これで、明日の凍結の心配はないかな!?



今日の利用者さんの状況です。

朝の体操では、皆さん元気にソファーに座りながら、脚を上げていました。

蕎麦枕を作られた利用者の方が、欲しい方で使いたいという方へとプレゼントされていました。

利用者さんが、おすすめのカラオケディスクを持ってきて、皆の前で歌われていました。

舞踊ショーのビデオを熱心に見られて、昔は踊ったもんだねぇと、話されていました。




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帰宅するときには、降っていた雪も雨に変わっていました。

明日からまた雪が降りそうです。




2013年2月 6日 (水)

2月6日 雪の予報



朝からテレビのニュースの一番の話題は、予報で警戒された都内への積雪に関してでした。

本日が、大学入試の日であるところも多いことから、いっそう注意を呼びかけていました。

都内に雪が降っただけで、大きなニュースになるなんて、雪国で日々格闘している人から見ると

現場実況のリポーターが、まだ暗い早朝に、カメラに向かって 「 今、雪が降ってきました! 」

と、真剣な面持ちで報告している様子が、日本は平和なんだなと、ある意味感心するところです。

今回は、予報より少ない見込みで済むようで、大きな混乱もなかったようですが、

大きな新幹線の路線では運休も実施されたようです。


雪国の人は、いつも都内の雪報道に辛口コメントを寄せてしまいがちですが、

これも少しは雪国の大変さを、少しはわかってほしいという気持ちの裏返しなので、

多少の憎まれ口もご了承頂ければと思います。


今日もいくらか積雪があり、利用者さんも、外は寒いと口々に言いながら、来所しております。

まだ、終わっていない方は、コースター作りの続きを行ったり、終わった方は、

好みの絵に色を塗られておりました。

それぞれに個性が表れています。


久しぶりに顔をそろえた利用者の方もおり、どこかしら笑顔が多くみられた一日でした。

いつもの男性利用者の方は、定番のオリジナルの歌を歌いあげられました。

長い髪の女性の利用者の方は、洗髪を終えて気持ちよさそうにソファーに腰かけて周囲をうかがっておりました。

お気に入りの帽子を被ったまま過ごされた利用者さんもいました。

家で作ってきたんだと袋から、手作りの団子木の飾り物を持ってきてくれた利用者さんもいました。

履いている靴下が、どこで買ったのかという話で、普段話さない利用者さん同士がお話をされていました。

歌に手拍子を合わせてくれる利用者さんもいました。



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2013年2月 5日 (火)

2月5日 落ちてきたクルミ



昨日の降雪が、なかったかのようにカラッと晴れ渡った一日でした。

その天気とは裏腹に、気温は低く、氷柱から落ちた水滴が、路面に氷の膜を張っていました。

特に、陽の届かない日陰に張った氷は、なかなかに融けてくれません。

気を付けないといけないですね。




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さて、駐車場に車をとめたところで、コツンと何かが落ちた音が聞こえました。

すると、目の前のアスファルトに、大きなクルミがひとつ落ちていました。



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そこに落とした犯人は、側の雪山の上で様子をうかがっている一羽のカラスでした。


以前にもお話したことがありますが、頭のいいカラスは、クルミを空高くからアスファルトに落として

割った中身を食べるという行動を学習しています。

更に頭のいいカラスは、車が引いて踏み潰してくれることを考えて、車の走る場所に落とします。



私は、その大きなクルミを、ひとしきり眺めた後に、遠くで様子をうかがっているカラスの前で、

クルミを踏んで割ってあげようと、踏みつけました。



・・・が、クルミって案外固いんですね。


結局、割れなくて足の裏が痛くなったので、そのまま場を去りました。

カラスもさぞ拍子抜けしたことでしょう。

役に立たない私の姿が建物に消えるまで、カラスはずっとその姿を見続けていました。


さて、その後にクルミが無くなっていたのですが、カラスは無事に割ることができたのでしょうか。



今日は、屋内では利用者さんが、それぞれ作っているコースターなどの仕上げを行っています。

とても綺麗に編み上げている方もおり、手先の器用さをうかがい知ることができます。

出来上がった作品は、家にお持ち帰りしています。

この中には、何が置かれて飾られるんでしょうね。




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2013年2月 4日 (月)

2月4日 立春の大雪



今日は立春です。

初めて春の気配が現れてくるという日なのですが、

なんということでしょう・・・。

一日中、雪が降り続き、辺り一面が再び白く覆い尽くされてしまいました。

このところ青空が続き、もしかしたら春が近いのかなと、ほのかな期待を持っていたのですが

あっさりと今日の景色を見て覆されてしまいました。

立春の日に、今が冬なのだということを思い起こさせる日となりました。


昨日の日曜日は、節分でした。

皆さんの家では、豆まきは行われましたでしょうか。

戸口にいわしの頭を置くという慣わしは、今も続いているようですが、

私は成長するとともに、面倒くさくなり、子供の頃の記憶に残っているばかりです。

ひいらぎの枝に、いわしをつけて置くという話を利用者さんから聞きましたが、

私の子供の頃は、やきとりの串にイワシの頭を挿して、戸口に置いていました。

地域によって、イワシの扱いにもいろいろとあるようですね。


今日は、冬の天気を窓に見ながら、屋内で、コースター作りなどに取り組んでおりました。

個人個人によって、デザインや大きさが違っているので面白いです。

出来たコースターに何をみなさん置くのでしょうね。




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2013年2月 1日 (金)

2月1日 おにっこ寿司



2月最初のイベント事として、節分があります。

本来は、2月3日の日曜日なのですが、前倒ししまして、今日の昼食は特別メニューとなっております。

節分を意識して、調理師さんが頭をひねって考えてくれました。

今日の目玉は、ちらし寿司で、鬼の顔を表現してくれました。

その名も 

「 おにっこ寿司 」



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酢飯で作った顔のベースに、味付けオクラで角を作って、

玉子で黄色い髪を、椎茸で眉毛をつくり、大きな目は黒豆を使っています。

大きな口は、サヤエンドウです。

色とりどりの食材が使われており、食べる前に、見て楽しみ、思わずニコリとしてしまいます。

利用者さんも、喜んで食べておりました。

どこから食べていいのか、迷っている利用者さんもおり、中にはもったいないということで、

最後に残されている方もおりました。


また、鬼の苦手なイワシにちなんで、すまし汁の具には、イワシのつみれを使っています。

調理師さんより、今日のメニューについて、説明があり、みんなで、感心しながら、召し上がられていました。



また、今日は私が検食の当番にあたっていたので、にこにこしながら、

おいしく頂かさせてもらいました。

調理師さんより、鬼の顔のどこから食べたか、聞かれまして、

サヤエンドウの口から食べました。

どこから食べるかで、何か性格がわかるんでしょうか?