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2012年1月

2012年1月31日 (火)

1月31日

お世話様です。

気づけば、今日は1月の最終日ですね。

早いものです。

なんだまだ1月だったのかという気もしますし、終わらないでと思う心もあります。

あっという間です。

何をしてきたのか、思い出すのにも、頭のメモリーに、書きこまれた容量が大きすぎて、

何をしたのか思い出すのにも時間がかかるようです。

一つ言えることは、これまで過ごしてきたどの1月よりも、最も密度の濃い1月でした。



さて、そんな1月の最終日ですが、朝は雪かきから始まり、入浴介助の業務に勤しみ、

あとはひたすら、溜り溜まった書類を必死にパソコンで打ち出していました。



今日のレクにはあまり顔は出せなかったのですが、ボランティアで、折り紙の先生が

来てくれまして、珍しい折り紙の作り方を教えてくれていました。

色鮮やかな回転するコマや、きれいな花の折り紙です。

私も習いたかったのですが、今度是非教えてもらいましょう。

どう見ても、2枚の折り紙を組み合わせて作っていますね。

折り紙の可能性を改めて感じたところです。



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こうしてたくさんの人が訪れて、繋がりが広がっていくのは嬉しいですね。

2月は、どのような月になるのでしょうか。

豪雪の雪、新しい出会い、寒さに負けず頑張らないといけませんね。




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2012年1月30日 (月)

餃子作り

お世話様です。

雪が大変なことになっています。

ウッドデッキの柵を、超えんばかりの量の雪が、窓際に押しよせております。

私も昨日、車庫の屋根の雪下ろしをしたのですが、それはほんのごく一部です。

まだ、厚く積もった雪が屋根に、ドーンと鎮座されて落ちてくる気配がありません。

天気予報では、明日から数日にかけて、また雪が降り続くという話じゃないですか。

いったい今年の天気は、どうなっているのでしょう。

近年稀にみる豪雪、なにも開所した年にその試練を経験することになろうとは・・・。

乗り越える壁は雪もろとも厚いのであります。


さて、今日は利用者さんと、お昼に食べる餃子作りを行っています。

餃子の皮と具を準備してもらって、利用者さんに上手に形を作ってもらいました。

慣れた手つきで上手に具をつめているのは、さすがですね。

お昼ご飯に登場した焼き餃子の、とても香ばしい香りが食堂にひろがっていました。

私も、おこぼれを頂きましたが、とてもおいしかったです。


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午後から、私もひとつ紙芝居を披露しています。私、結構自信あるんです。

これに触発されたのか、今年で100歳になる利用者であるうちのじいちゃんが、

なら、私も一つ小話を披露してやろうなんて展開になりまして、

浪曲で何度も聞いたであろう、清水の次郎長の冒険話を語りだしました。

せっかくなので、吊り下げマイクを首にかけて、大いに語ってもらいました。

身振り手振りを交えて、こんなに生き生きして語るじいちゃんも、なかなか見れません。


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話は、いつ終わるかもわからない壮大なストーリーなのですが、

なんとか、第一部が完結したところで、次の第二部に移行しようとするところで、

続きは、次回!

と、カットをいれて、場を締めて頂きました。



自分の好きなことを皆の前で披露するなんて、素敵じゃないですか。

唄の上手い人もいる、手芸が得意な人もいる、面白い話をしてくれる人もいる

そんな人が集い、同じ場所で笑って一日を過ごせる、そんな環境がここに根付いてくれることを切望します。




2012年1月28日 (土)

笑和感の歌

お世話様です。

いやぁ、雪にはまいりました。あいかわらずの勢いで降り続けるものですから、

敷地内に積み上げられていく雪壁を見るたびに、辟易してしまいます。

それにしても、朝の車の中で聞いたニュースにも驚きました。

山梨県で、震度5弱の地震が起こっていたのです。

地震が起きた時、私はご飯を必死にかきこんでいたところでした。

山梨県と言えば、近くにあるのが富士山です。

どうしても、頭をよぎるのは富士山の活動活性化

あの地震の経験から、ありえないことなどないことを知りました。

何が起きても不思議ではない時代、心構えだけでもしっかりと据え、

落ち着いた行動が、その時に出来るように、そう自分に願います。



さて、今日は、カレンダー上ではお休みの日なのですが、ピンチヒッターとして、

レク活動のほうへ参加しています。

今日も、雪の降る中、ボランティアの裁縫の先生が、遊びにきてくれました。

以前、学校の先生をなされていた時期があって、いろんなことに長けております。

そんな先生が、今日是非ともやりたかったことがありました。それは、この笑和感の歌を、

作曲するために、歌を録音しにきたのだそうです。

何を言っているのか、ぴんとこない人もいるかもしれませんが、青空の代表が、

「笑和感の歌」の、歌詞とメロディーを作っているのです。


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以前に、皆の前で発表したのですが、誰も覚えられず、結局代表一人の頭の中に眠ったままになっていたのです。

先生なら、聞くだけでそのメロディーを、音符に置き換えて、楽譜を作れるというのです。

さっそく、ラジカセの前で、代表が歌います。


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先生も、納得いくまで、何度も代表に、歌を注文し、最後は皆で合唱し、5回くらいは歌ったでしょうか。

代表も、頭の中だけで歌っているので、歌うたびに、メロディーが、どこか変わっています。

先生は、おそらくその中で、最もいいものを選んでくれるんじゃないでしょうか。

出来上がりが、とても楽しみです。



午後からのレクは、担当が私と宴会部長こと吉見さんなので、もう騒ぎだしたら止まらない。

よさこいソーラン節を演台で踊ってみたり、花笠を持てば、みんなで花笠音頭を踊ります。

看護師さんに着物を着せて、長持唄にのって、花嫁行列を、演出させたりと、大盛り上がりでした。

それを見て、なら私もと、97歳の利用者さん、着物を着て、箪笥持ちになり、先頭を歩きます。

普段笑わない、利用者さんも、今回ばかりは、顔を緩ませてくれました。

一週間、締めの土曜日、今日も笑顔で、みなさん解散となりました。


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2012年1月27日 (金)

消防訓練

お世話様です。


本日も朝から吹雪いており、テレビでは、連日雪の事故のニュースばかりが報道されています。

山形県内で、雪関連の事故で亡くなった方が、40名を超えたそうです。

車で送迎していても、タイヤのスリップや、止まらないブレーキを実感しております。


そういえば昨日深夜に帰宅するとき、山沿いの道を抜けていたときですが、

突然目の前にひょっこりとタヌキが飛び出してきて、あわててブレーキを踏んだんです。

幸いタヌキは、きょとんとした顔をしてこちらを見ていましたが、遭遇した場所が悪かったのか、

逃げ場を雪に阻まれて、しばらく車に追われるかたちで、目の前をずっと走っていました。

山に食べ物がないから、ここまで下りてきたんでしょうね。

車に引かれないことを祈りますが、雪道で突然何かが飛び出してきても、今の路面状態では、

ハンドルを切ってよけるなんて、芸当はとても出来る自信がありません。

どうか、そんなことがないように、雪道を注意して走行したいですね。


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さて、そんな吹雪の日なのですが、今日は、予定していた消防訓練が行われる日なのです。

窓の外を吹きすさぶ、途切れることのない吹雪に見舞われ、実に最悪この上ない状況です。

消防署の担当所員の方が、2名来てくれまして、本日の訓練概要の説明を受けました。

今日の訓練では、入所の個室から、火災が発生したという想定での避難誘導と通報訓練、

そして消火器の使用方法を水消火器を用いて教えてもらいます。



避難訓練では、消火班が、連絡を受け消火器を持ち直ちに現場に急行する訓練と、

避難誘導班は、速やかに利用者の方を安全な避難口まで誘導する訓練を行いました。

実際に、施設内にけたたましいベルの音が鳴り響くと、消火班は消火器を持ち走っていき、

避難誘導班は、非常口へと車椅子に乗った利用者を順々に移動させていきます。

実際に、施設内で警報ベルがなると、やはり場が張り詰めますね。

いつもボーっとしてるおじいちゃんまでも、キリッとした表情で、消防所員の説明を聞いていました。

普段、あまり経験したことがないことなので、利用者も職員も、真剣な表情でしたよ。


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次に、消火器訓練では、玄関先の屋根のあるところで、的となるポールめがけて、

水の入った消火器を実際に使用してみました。

「この年なて、はじめて消火器使ってみだちゃ」

と、職員も少し興奮ぎみです。

私も、初めて慣れない手つきで、不恰好なポーズで水を発射してみました。

ホースを的に向ける前に、水が発射するなど、かなりオタオタな状態でした。


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そんなこんなで、笑和感とせせらぎ草による、合同消防訓練は、冬の真っ只中ではありますが、

無事に終了となりました。

今回は、屋内での活動が主でしたが、次回は、夏の予定なので、利用者さんも実際に

外に避難するところまでやってみたいと思います。



まとめがけ ねらうほーすが したをむき 


              ゆかをぬらすは としのせいかな



・・・季語なし

今日の一句でした。

2012年1月26日 (木)

吹雪再来

お世話様です。


今日は、とうとう雪が降りました。横殴りの吹雪です。

景色も再び真っ白に塗り替えられ、窓から見える風景は、紛れもない冬の姿でした。

川向のおじさんが、スノーダンプを何度も往復しながら、川に雪を落としていました。

その様子を、ソファーに座りながら、利用者の方としばらく眺めていました。

いつ降りやむのかと、その方の眼は、ただ遠くを見つめていました。



入所のせせらぎのトイレの一つが、何か消化の悪いものを飲み込んでしまったようで、

業者さん立ち入りで、大がかりな回復作業を実行中です。

匂いが少し出ているので、回復するまで、もう少しの辛抱です。

吹雪の中、外に出て配管チェックをしておられた業者さんの方、ほんとご苦労様でした。



さて、今日のおやつの時間は、若い女性職員ならではの、クレープ作りを行ったようです。

クレープといえば、うちらが高校生あたりから、流行りだしてお祭りの屋台に、

登場してきた頃じゃないでしょうか。

普段クレープなんて食べる機会あまりないですよ。

食べ方慣れていないと、中のクリームが、いたるところから顔を出して大変な目にあいます。

そんな苦い思い出が頭をよぎります。



男なら、クレープよりも、 「あじまん」 でしょう!


そう、山形ならではの冬の味 「あじまん」


せっかく、あじまんの名前が出たので、ここで一句

あじまんの もつてにかおる あたたかさ

         たちのぼるゆげ きえゆくしろに



・・・なんか、それとなくいい句できたんじゃないですか。

思いつきながら、ちょっと哀愁感じちゃいますよね。

今度、みんなで、あじまん食べてみたいですね。



っと、脱線してしまいましたが、クレープの話でしたね。

普段食べたことのない、お菓子ですので、みなさんもの珍しそうに、美味しく頂きました。


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私も、食べたかったなぁ~。



2012年1月25日 (水)

深夜の模様替え

お世話様です。

本日も晴天で、からっと晴れました。

昨日、確か雪が降るなんて、言っちゃいましたね。

天気予報は、あまり当てにならないようです。


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それにしても、天気はこんなにいいのに、外はめちゃくちゃ寒いです。

本日は、職員による車椅子送迎用車両の昇降リフトの操作練習を、本日は行っています。

今のところ、送迎で、車椅子の利用者の方が、そんなにおりませんので、キャラバンの出番が

なかったのですが、暖かくなって利用者の数も増えれば、使用する機会も増えてくるでしょう。

その時に、肝心のリフトの操作が出来なければ、仕事にもなりません。

難しい操作方法ですが、なんとか皆で練習して自信をつけました。

後は、早く利用者の方が増えて、実践で使用出来ればいいのですが!



テレビのニュースで、施設の車が雪道でスリップして、数名がケガをしたというニュースが

流れています。他人事ではないです。送迎において、事故が、一番怖いのです。

事故は油断している時にこそ、起りやすいと言われます。

だからこそ、今はまだ安全なのかもしれません。

毎日を気を引き締めて、送迎を行っていきたいと思います。




さて、本日、私は終業後に、デイルームの模様替えを、ああでもない、こうでもないと、

一人首をかしげながら、行っていました。

夜になると行動的になってしまうのでしょうか。昼間より生き生きしているような気がします。

風呂上りの水飲み場の日傘を、リラックスルームに持っていって、おさまり具合を見てみたり、

壁にボードを取り付けて、利用者さんの笑顔の写真を印刷して、ハサミでカットして、

貼り付けてみたり、考えていなかったことを思いついて、なぜかやってしまっています。

明日、職員の方が来たら、驚かれるでしょうね。

やりたいことは、もっといろいろあるんですが、あとはじっくりゆっくりと行っていきましょうか。


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窓の外の景色は、数日の晴天により、雪が融け、白の世界からしだいに色づいています。

それに呼応するように、少しずつですが、笑和感の景色もまた変わっていっています。


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2012年1月24日 (火)

縫い物教室

いつもお世話様です。

本日は、雪が降ると身構えていたのですが、穏やかに一日が過ぎて良かったです。

テレビを見ると明日こそは雪と放送していたので、気が抜けない毎日ですね。


今日は、入所の利用者さんのお知り合いの方が、手拭いを使った縫い物を教えてくださるというので、

急遽、縫い物教室が開催されました。

タオルを使った、おしゃれなタオル拭きを作るんです。

完成品は、のちにご紹介しますので、楽しみにしてください。

私もこれを初めて見たときは、是非ともうちでやってみたい!と、思ったものですから、

こんなかたちで、突然実現出来たことに、驚いております。


初めは、自信なげだった利用者さんも、いつの間にか、真剣に縫い物に集中されていました。


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「思ってだより簡単だねぇ~、これ」

みるみるうちに縫い上げていく様子は、さすがです。

お昼ご飯を挟んで、午後からも取り組まれ、なんと、一日で完成してしまいました。

作っている利用者さんも、一日で完成できて持ち帰れるとは思ってもいなかったようです。

これが、その生まれ変わったタオルです。


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どうです、すごいかわいいでしょう。

まるで、赤ちゃんが着れるような服ですよね。

見てください、この笑顔


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そうして、一仕事終えたあとは、笑和感のメイドさん達によるお茶のお時間です。

「本日は、サンドイッチをご用意させて頂きました。」


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なぜ、サンドイッチかというと、ある利用者さんの方が、ぽつりと漏らした一言がきっかけでした。

「サンドイッチ食べてみたいわねぇ。よく東京にいた頃、食べてたの」

それを、聞いていた職員が、是非とも私が叶えてあげますと、意気込み、今日の実現となりました。

もちろん、間に挟む具も一緒に、利用者さんと作りました。

きっと、若い頃に食べた懐かしい味を思い出してくれたのなら、嬉しいです。


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帰りの送迎を担当した職員さんの話でも、車中で利用者さん同士の会話が、


「今日はすんごい楽しかったねぇ」   「んだねぇ~」


「サンドイッチうまいっけー」   「うまいけね~」


という、会話を各々3回くらい繰り返して家路についたそうです。



やりたかったことをやれた時、そんな時、本当に人は喜びを表現できるんだなぁ、と

今日の様子を見て、思いました。

毎日、そんな満足感を与えることは出来ないかもしれませんが、たまには本当に喜んで

帰ってもらいたい、そう思いました。




2012年1月23日 (月)

お誕生日会

お世話様です。

本日は、誕生日を迎えた方がいるので、皆でお誕生日会を行いました。

お昼ご飯は、特別にチラシ寿司を、調理師さんと利用者さんとで一緒に作っています。

甘酸っぱい酢飯の匂いが、とても食欲をそそりますね!

出来上がった寿司巻は、とてもおしゃれで美味しそうです。


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美味しいご飯に、利用者の方のお話も盛り上がり、とても楽しいひと時でした。


そして、午後からは、本日の主役の利用者さんのお誕生日会が行われました。

紫のドレスに身を包み、笑顔での御登場となりました。


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「こんな服着たごとないちゃぁ~」

サイズもぴったりで、とても似合っていましたよ。

ケーキの真ん中に立ててあるロウソクを吹き消し、利用者さんから、花束を受け取りました。

「こんなごとしてもらたごとはじめでだちゃぁ~」


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その後、ケーキを皆で食べてから、面白グッズを身につけて、大いに楽しみました。

まさかこの人が、黒髪のおしゃれなカツラをかぶったらどうなるんだろう・・・。

つけてみたらみたで、大笑いで、職員も交じって仮装イベントみたいになってしまいました。

意外とのりのいい利用者さんの一面も垣間見れて、皆で大笑いしたひと時でした。


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今日もカツラかぶって笑和感!

みんな、笑顔で帰っていかれました。




2012年1月21日 (土)

写真

お世話様です。

あっという間に土曜日ですね。

スケジュール表ばかり見ていた気がしますが、もう20日過ぎてるんですね。

ここにきて、少しばかり休んでもいいんじゃないかと、思ったりもしているのですが、

なかなか机の引き出しの中には、押し込めた未整理の書類が、顔を覗かせていたりします。


私は、今日入浴の補助を行なっています。

青空では、普通に行なっていた作業ですが、場所が変わると、勝手も違います。

着替えの準備、タオルの位置、入浴までの流れ、今まで、職員の方に任せきりだったので、

いざ自分がその場に入ると、戸惑うことが多く、もっと効率的に動くにはどうしたらいいのか、

何が足りないのか、そうした疑問が、多く出てきました。

外から見えなかったものが、中に入って初めて見えた。

そんな印象でした。



ところで、このブログを作成するにあたり、笑和感での様子を、利用者さんの写真を交えて

ご紹介しております。私自信、写真を撮ることが好きなので、ここで過ごす方々の

何気ない様子を紹介できたらと、考えて掲載させて頂いております。

予めお断りさせて頂きますが、当ブログにて写真を掲載されている利用者さんは、

御家族の方にも説明して、ご理解頂けた方のみ、ご紹介させて頂いております。



先にも述べましたが、私は写真を撮るのは好きなのですが、撮られるのはめっぽう苦手です。

ですので、私の写真が掲載されることは、滅多にありません。


さて、ありませんと言った手前ですが、本日たまたま入所の方に呼ばれてお部屋を訪ねた時に、

隣に座って話をしている姿が、とても面白かったのか、職員の唯ちゃんにパシャっと1枚写真を

撮られてしまいました。これが、その時の写真です。


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ほうら、間の抜けたような顔をしているでしょう。しかも、入浴した際の、半袖半ズボン姿です。

ちょうど、この時、隣の利用者さんに問い詰められていたことは、

「あなたのお名前なんていうの?これに書いてみなさいよ!」

「ところで、あなたは結婚されているの?」

「してないの?なら、私が仲人してあげようかしら?」

「あなた何歳なの?」



私が、「20代です。」と、答えたら、「ウソおっしゃい!」と、即答されました。



そうした間の抜けたやりとりを、廊下越しに聞いていたのか、扉付近から「プククク」と、何かを堪えている声が

聞こえてきました。

後にカメラを確認してみたら、唯ちゃんが廊下にいる間に、利用者さんを撮影してくれていたようです。

それにしても、見てください。こんなに、良い表情をしてくれるんです。


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私が、撮れなかった生き生きとした素敵な顔の写真です。

撮る人間の姿勢によって、撮られる側も様々な表情を見せてくれます。

私には、まだこんな表情見せてくれませんもの。

とても良い勉強になりました。

写真を撮るなら、是非とも笑顔のベストショットを撮ってあげたいなと思う今日この頃であります。


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2012年1月20日 (金)

茶のみ友達

毎度、お世話様です。

本日も、晴天なり、道路の雪もなくなり、朝もスムーズに出勤できて何よりです。

ですが、玄関前には、屋根から落ちる水滴により、氷のリンクがはられていました。

それをシャベルでガツガツ割る度に、思うんですが、オープンして1か月もたってないのに、

路面も玄関口も、すでに無数の除雪痕が出来ており、ちょっとかわいそうですね。

それだけ、今年が豪雪だということを物語っているようです。



さて、今日の笑和感ですが、なんと青空の利用者さんが、こちらにお茶のみに来てくれたんです。

久しぶりに再会する利用者同士、笑顔で挨拶を交わしていました。

そして、手芸の先生である看護師さんに習い、みんなで毛糸ハンガー作りを行いました。

慣れない作業に、戸惑っていましたが、しだいに形が出来ていきます。

さすがに、今日一日ではできませんので、ゆっくりと時間のある時に、職員と一緒に、

作っていければいいと思います。

いつか、入所の方のお部屋に入った時に、このハンガーが、飾られていることを楽しみに待っています。


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2012年1月19日 (木)

笑和タコヤキ祭り

まいど、お世話様です。

本日は、楽しい美味しいタコヤキ祭りが行われました。

笑和感特性タコヤキですが、実はその中身はというと・・・

なんと、タコが入ってません!

えぇ~、それじゃ、タコヤキじゃないじゃないですか。

と、言いたくなる方もいるかと思われますが、そこはタコヤキ器で作ったんですもの、

まぎれもないタコヤキなのです。

タコがいようがいまいが、さほど大きな問題ではないのです!



さて、では一体、中に何が入っているのかというと、


海からの贈り物、「魚肉ソーセージ」

子供も大好き  「カニカマ」

おやつの王様  「チョコレート」

魅惑の食感   「マシュマロ」

日本人の心   「梅干し(種無し)」



・・・なにやら、一部似つかわしくないようなものも、目についたかもしれませんが、

細かいことは、気にしないで先に進みましょう。

具材のキャベツやニンジンを、利用者さんに、千切りからみじん切りにしてもらいました。


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さすが、台所を長年務めあげた腕は、今でも生き生きとした包丁さばきを見せてくれます。

板チョコを割る仕事を任せられた、本日初利用の男性の方も、パキパキと要領よく割ってくれます。

隣で口を開けて待っている職員の口に、親切にもチョコを放り込んでくれたりと、

終始、楽しく和やかに行われました。


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これが、そのタコヤキです。


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実に、多種多様でございますが、ホール中に良い匂いが広がりました。

こんがり焼けたタコヤキを、みなさんで美味しく食べました。


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今日も、タコヤキ食べて笑和感!



ちなみに、ハズレクジのつもりで入れた梅干しは、何事もなく美味しく食べられたそうです。





2012年1月18日 (水)

1月18日

お世話様です。

今日は、晴天で、窓から日の光入る気持ちのいい一日でした。

個室の窓から見える、白い雪をかき分けるようにして流れる実沢川、

時折雪の塊も一緒に流れてきているので、どこかで雪投げをしているのでしょうか。

そんな景色を眺めながら、良い景色だねと、入所者の部屋から様子を見に来た知人の方と

お話をされている声が聞こえてきました。

そんな晴天の日に似つかわしくない厚い氷面が、屋根から落ちた滴が固まったのか、

玄関前に広がっていました。

これを、溶かすのに、3杯もお湯をかけています。

さらに、先日屋根に上って雪おろしを行ったばかりなのに、またすごい雪が屋根のヘリに

大きくぶら下がっていました。

それが、壁面にまで達しているので、これまた朝から職員総出で、除去作業に取り掛かりました。

雪が多いと言われる、ここ白岩地区ですが、本当に大変です。

管理者としては、今年の雪対策にかかった費用を聞くのが、恐いです。

さて、本日もまた新しい利用者の方がお見えになりました。

自分で作ったのと言われた毛糸の上着は、気品さを感じさせる素晴らしいものでした。

人にはそれぞれの特技があるといいますが、長年培った技の賜物そのものです。

ここに滞在している間は、得意の手芸をやりたいと言われていました。

そういう場を、いかに作ってあげられるか、これは私たちの課題です。

2012年1月17日 (火)

初めての読者

お世話様です。

今日も元気に笑和感で、みなさん過ごされております。

さてさて、笑和感の目玉の一つとして、設置しておりますリラックスルームの漫画コーナーですが、

本日、初めて漫画をとって読む読者の方を、発見致しました。

社長イス(私命名)に、どっしりと座って読むその姿は、実にリラックスしております。

さて、何を手に取っておりますかというと、なんと「美味しんぼ」でした。

以前、寄贈して頂いた漫画本です。

指をぺろっと湿らせてから、ページをめくりながら、

「この梅干しうまそうだねぇ~」

と、話していました。


字は、細かくて、読みにくいところはありますが、絵を見て楽しむことはできるんじゃないでしょうか。

まだまだ、馴染みが薄い感はある漫画コーナーの本棚ですが、これから、少しずつでも

楽しみに本を手に取ってくれるような憩いのスペースにいていけたらと思います。


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2012年1月16日 (月)

誕生日ライブ中継

どうもお世話様です。

私ごとですが、先週末に雪深い赤倉にある温泉街で、股旅舞踊の新年会が行われ、そこに出席してきました。

めちゃくちゃ、雪深いところで、2メートルもの雪壁を間近で見ることができて、

半ば死ぬんじゃないかと思えるほど、長く視界不良の道のりを車で往復してきました。

温泉は、気持ちよかったですが、蛇口からお湯が出なくて、シャワーも使えないというのは、

いくら安く泊まられるといっても、これは、少し悲しかったです。

お土産の温泉まんじゅうも買ってきたし、おやつの時間にでも皆と一緒に食べましょう。

そして、もうひとつお土産があるんです。

昨年の11月末に行われた念願の股旅舞踊チャリティーショーのDVDが完成したんです。

いやはや、私の大勢の観客を目の前にしての初舞台、感慨深く見させて頂きました。

今度、時間あるときに、利用者さんと一緒に見ようと思います。



さて、本題です。

本日は、入所の利用者さんの誕生日会の日でした。

しかし、今日の誕生日会は、大いなるプロジェクトにて行わさせていただきました。

それは、笑和感と青空を中継でつなぎ、青空の利用者さんにも、笑和感の誕生日会に、

参加してもらおうというものです。

以前から構想していたパソコンでよく使用されているテレビ電話が出来るソフト、

「スカイプ」を使用したライブ中継を行うのです。

私は、下準備を整えるために、一人青空に向かい、設定準備に取り掛かります。

そして、いよいよ中継開始です。

最初に、笑和感の映像がTV画面に映ると、歓声があがりました。

これが、現在の様子だと最初わからない利用者さんもいましたが、

ライブ中継だとわかると、びっくりしていました。

職員も利用者さん、そして私も初めての試みでしたが、TV画面を通じて、

笑和感と青空とで、一緒に誕生日の歌「ハッピーバースデー」の歌を歌いました。

TV画面で映し出される、家族と曾孫さんに囲まれての笑顔の利用者さんの映像は、

青空の空気も、和やかに変えてくれました。


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ちょうど、青空に来ていたので、馴染みの利用者さんに、私の踊りのDVD映像を上映しました。

私の一人踊りになると、みんなで手拍子を合わせてくれたり、大きな拍手を送って頂きました。

すごく、嬉しかったです。

上映を楽しみにしていた利用者さんも、

「ずっと見だがったんだけぇー。今日来てよがたぁ!」

と、笑顔で帰っていかれました。

2012年1月14日 (土)

マッサージデー

こんにちは。

今日は、フットケアマッサージの伊藤先生がボランティアとして、3名で来ていただきました。

職員も、皆フットケアを先生に習って、毎日、利用者さんに行っています。


ですが、先生のフットケアは、やはり格が違った!

今回、初めて利用した方も、恐る恐る脚を差し出した利用者さんも、終えた後は、

満足顔で、戻ってきました。

最近、足のむくみが多い利用者さんも多いので、本日のフットケアは、とてもありがたかったです。

外は、視界が見えないほどの、吹雪です。

施設の中は、今日も温かく優しいメロディーに包まれて、ゆっくりとした時間が流れています。


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2012年1月13日 (金)

今日まできて

こんばんは、さっきまで、部屋のベッドで横になっていました。

疲れを実感しております。

会社がスタートし、家で夕食を取ったのは、いつ以来なのか思い出せません。

毎日、午前様コースで、会社と部屋の往復でした。

会社を立ち上げるというのは、とてもしんどいですね。

せめて、この寒さと、雪かき、雪下ろしをなんとかしてほしいものです。

こんなに春が待ち遠しいと思う冬もありません。


さて、本日も、生活相談員として、青空なじみの利用者さんのお宅に訪問してきました。

担当者会議です。そのついでに、笑和感の契約書も取り交わしてきました。

青空を開所当時から利用して頂いた方で、青空のことは、ずっと知っている方です。

職員の名前も知っているので、よく家で話題に出したりしているそうです。

果たして、私はいかように語られているのか、とても心配になってきましたよ。

いつも、馬鹿ばかりやってきてましたから・・・・。


その帰りがけに、青空に寄ってきました。

裏口から入るなり、調理の原田さんが、笑顔でお昼ご飯のオカズを分けてくれました。

「痩せたんじゃない?」

と、言われつつ、それならば、苦労したかいもあったかなと、心のすみで思ったのですが、

「気のせいじゃない」

と、職員の本木さんに軽くあしらわれ、無精髭を切りなさいと、ダメだしされました。

そういや、車の中に置きっぱなしの髭剃りでは、いい加減さは誤魔化せないようです。

利用者さんに顔を見せたら、

「あんまり顔みねがら、忘れるどころだけは!」「顔見せねどだべだべなー」

と、いじられ、わるかったかなと反省しているところです。

ここの雰囲気は、やっぱり、とても落ち着きます。アットホームの言葉がピッタリです。

これを、笑和感で出せたらいいのにと、いつも思います。

自然に家族になれる関係

笑和感の職員も、たまにこちらに顔を出して、この雰囲気を思い出すべきかもしれませんね。

マネ出来ないかもしれませんけど、根本の大事なところを忘れているのかもしれません。

笑和感は、まだ未完成です。

逆をいえば、まだまだ面白くなるはずなんです。

毎日、職員も定時間を過ぎた後でも、どうしたら良くなるのか、どのようにしたらいいのかと

話し込んで考えています。

よりよいものにしたいから、悩んで考えています。

毎日、反省することは出てきますが、それを隠さずに今は、話せる時期です。

反省は、据え置きにしないこと。


心がけることが、多すぎて、心が重くなって折れないように、なるべく重荷は

早いうちに捨てやりましょう

2012年1月12日 (木)

生活相談員として

お世話様です。

今日は、管理者という立場ですが、デイサービスにおける生活相談員という立場で、

新しいご利用者様のお宅へ伺いました。

いざ、一人で出かけるのは、やはり緊張しますね。

たぶん、最初の頃は、笑顔をつくったつもりでも引きつっていたかもしれません。


正月があけて、この時期は、冬の真っただ中です。

笑和感では、今も新規の利用者さんを、募集しておりますが・・・・。

この時期に、自ら外に出たいなんて思い立つほうが、まれです。

私ですら、外が寒いとわかっているのに、飛び出す気にはなれません。

庭駆け回るのは、犬ぐらいでしょうね。

子供ですら、こたつでDSしながら丸くなっている時代です。


それを、よく知らない人達が集まるところに、ちょっと一人で行ってお茶飲んで風呂入ってこい

って、言われても、まず私だったら、開口一番に拒否します。

私は、結構人見知りするタイプですから。

知らない人と話をしろと言われても、勇気がいるのです。

在宅にいる高齢者の方の大半は、家族以外の交流が途絶えている方が多いと思います。

うちの数え100歳になる、ボケていないじいちゃんも、茶飲み友達に先に逝かれてしまい

話相手がおらず、デイサービスで、五目並べをすることで、同世代に近い方達の交流の場を持っています。

年齢に限らず、人はより楽なほう、安定して落ち着くところに、いたいという気持ちになるのは

当たり前のことです。

新しい垣根を超えるきっかけを作り、いかにして道を作れるかが、とても難しいことです。

一度来てくれれば、楽しさを教えてあげられるけれども、

行きたくないという方に、いかにしてうちを、「まず!」 見て頂けるのかどうか。

とりあえず、生活相談員としての最初の私の試練は、本日課せられました。

今のうちに、作戦を考えておかねば・・・です。


今日も、笑和感は、病院から退院してきたばかりの方が、新しく玄関をくぐり、賑やかさに包まれています。

笑顔で、帰ってもらう。

そのことを、目標に今日も笑和感は、頑張っています。


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今日も笑顔です。



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2012年1月11日 (水)

のんびりと過ごせれば

こんにちは、お世話様です。

新米管理者として、日々勉強の毎日です。

本日も、たくさん勉強しまして、今日の恥は明日への力として、頑張っていきたいと思います。


さて、本日もせせらぎ草のメンバー主体ですが、一緒に団子木つくりなどを行っています。

団子は、粘土を丸めて木の枝にさすというやり方を、今までは見てきたのですが、

今回は、団子木簡易セットでもあるんでしょうかね・・・。

すでに割れている団子の淵に水をつけて、枝を挟み込むという簡単使用です。

和菓子のような最中のようなその形状は、私ですら、ついかじってしまいそうです。


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今日のレクは、卓上ボーリングとカラオケでした。

カラオケでは、笑和感が誇るオヤジダンサーズが、バックで不思議な踊りを披露して、

歌を盛り上げます(?)

私も、一応踊りのたしなみはあるのですが、やはり体にしみこんだ変な癖が出てしまうようです。

利用者さんからは、「若いっていいわねぇ~」と、笑顔で称賛して頂きました。

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本日も、新しい入所の利用者さんが、加わりおやつの牡丹餅を、一緒に食べたり

世間話をしながら、のんびりと過ごしました。


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職員の方も、しだいに余裕が見えてきたように思います。

誰もが、自然に笑顔が出るような、そんな場にしたいですね。



オープンから一週間、ここにきて笑和感が抱える課題のひとつに、入所者の方と通所の方との、

笑和感でのあり方を、どのように目指すべきなのかという点があります。

今まで、私達が青空でやってきたことは、その日を名一杯楽しんでもらうというスタイルでした。

来てくれた人が笑顔で帰宅できるように、毎日イベントやゲームで楽しんでもらっていました。

しかし、入所者のように毎日顔を出す方にとって、毎日がお祭り騒ぎでは、

さすがに疲れてしまいます。

だから、自分の好きなように過ごしてもらえる空間ということを基本にして考えてきました。

ですが、今まで青空スタイルで接してきた職員にとっては、その変化に、上手に対応できず、

戸惑う場面が、ここにきて見えてきました。

見守りというのは、利用者に対して職員が何もしないのではないこと・・・。

その人がやりたい方向に、そっと手を添え、流れをつくってあげるべきなのではないか。

利用者のことをよく理解し、気持ちをわかってあげることが求められていると思うのです。

もちろん通所を利用する方は、その日に特別な期待を持ってきている方もいるので、

前者と同じ接し方で対応できるとも思っていません。

同じ空間に、混在する両者の求めていることに、笑和感として、どれだけ答えられるかが、

私達 笑和感の職員が、今後突き当たっていく大きな課題となるはずです。

のんびりと過ごせれば・・・

その思いには、良くも悪くも肯定も否定も難しく、この先も悩み続けることになりそうです。

2012年1月10日 (火)

名物 焼ぎもぢ

お世話様です。

本日も穏やかにスタートしております笑和感です。

朝から安全運転で、職員と一緒にデイ利用者のお宅を訪問します。

まずは、利用者の方の家を覚えること。

行く途中で、迷子になってしまっては、笑い話ではなく呆れ話になってしまいますからね。


午前中は、新年らしく団子木作りを、皆で行っています。


木に団子やら飾り物をつけるのが、意外と難しいんですよね。


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今日の3時のおやつの時間では、ちょっとした創作おやつを皆で作ってみました。

最初に、ビニール袋に入れたもち米を利用者さんが、杵をつかって叩いたりこねたりします。

それがしだいにもちのように粘り気が出てきて、ほど良いところで、熱々のホットプレートで、

焦げ目をつけるように焼きます。


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その時、砂糖醤油をまぶすことで、食欲をそそる香ばしい匂いが、辺りに立ち込めます。

ジュージューと音を立てて、プレートを囲み、焼きあげているその光景は、

まるで焼肉屋さんにでも来ているかのようです。

熱々の砂糖醤油の味がしみ込んだ、このせんべいのような形状の、この食べ物を、

笑和感名物 「焼ぎもぢ」 と、命名致します!


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我先にと口に放り込んだ利用者の方も、思わず「あづい!」

そりゃ、出来立て熱々ですもの。

そんなに急いで頬張らなくても大丈夫ですよ。

これはおいしいと、焼きあがった焼ぎもぢは、次々に無くなっていきます。

このままだと、夕食が食べられなくなってしまいそうなので、ほどほどにしましょうね。


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2012年1月 9日 (月)

反省と展望と

お世話様です。

道路の雪も溶けて、路面が乾いていると、ホッとしますね。

本日は、気を引き締めないといけない注意事項がありました。

先週利用していただいた方で、薬の管理に不備があったことが、わかりました。

大切な薬の管理ですので、看護師、職員共に改めて再確認を行いました。

また、初めて利用された方で、こちらが初回だからと張り切り過ぎてしまったのか、

逆に疲れさせてしまったのではと連絡を頂きました。

利用する側も、受け入れる側も、どちらも緊張の中で過ごした1日だったかと思いますが、

この度、大きな反省課題を頂きました。

良かれと思ってしたことが、相手にとっては、負担になることもあります。

このあたりの根本を見極める経験値が、今の職員の方には不足しています。

暗中模索とは言い過ぎですが、職員の中でも、まだ半分手さぐりで、今の1日1日を、

必死に勉強しながら対応しています。

言われないとわからないこと、言われて初めて気づくこと

今回の1件は、私達にとって大きな勉強となりました。

以上のような課題を、朝のミーティングで連絡しました。

個人個人で、その課題を受け止め本日のサービスに生かしてくれると考えています。

さて本日、初利用のKRBさんは、青空でも、知る人ぞ知る名の通った方で、

笑和感にも強い関心を持っていてくれている方です。

事前に、これを是非飾ってくれと、値打ちモノっぽい、「おかめの壁掛け」を渡してくれました。

見れば見るほど、生粋のおかめ面です。

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こんなにリアルなのを見るのは、初めてだったので、作業している隣の席に、

この おかめ様が鎮座しておりますと、妙に視線を感じて、落ち着かなかったりします。

結局、このおかめ様は、玄関の入口の壁に飾っておきました。

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さて、本日は、割と(先週よりは)落ち着いて仕事に取り組めたのではないかと思います。

私も、もちろんヘルプで、レクに参加し、利用者の方とお話をして笑っています。

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そんな中で、今日行ったゲームは、「しゃもじでボール」

ご飯をよそうしゃもじを、皆で持って机を囲み、その机上のボールを、しゃもじで跳ね返して

机から落ちないように競うゲームです。

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卓上を転がるボールを、しゃもじで叩きあう光景は、さながら、皆でおにぎりを固めて

作っている光景にも見えます。

そのボールが、小さいものから、大きなものへと変わると、まさにおにぎり作りの共同作業です。

ボールを追いかけるのは、集中力を養うのにも効果的です。

不意に早いスピードで自分のところに飛んでくるボールを、パッと打ち返すその反射能力に、

まだまだ衰えは感じられません。

その場で、不意に始まった即興ゲームでしたが、こんな事でも、やっと踏み出せた大きな一歩でした。

あの瞬間、職員の方も、わずかな手ごたえと方向性を見いだせたのではないかと思います。

とりあえず経験、とりあえずやる、そこから反省する

ミーティングでは、今後の課題、不安な点や疑問点など、皆が積極的に発言していました。

受け身からの転身が感じられます。

明日からの1日1日が、私も職員も大きく成長していける手ごたえを私は感じています。

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2012年1月 8日 (日)

大雪かき

お世話さまです。

さて、今年は大雪かどうかという話題を雑談でした方もいるかと思いますが、

少ない派は、割と当てずっぽうで答えている方が多かった気がしますが、

多い派の方は、根拠ありきとのことで、自信あり気に、こう答えます。

カメムシが多いから!

カマキリが、いつもより高いところに卵を生んでいるから!


はい、誠に先人の方達の経験による知恵袋は、たいしたものです。

見事に、今年は大雪でした。

笑和感も、ご覧のありさまです。

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さて、今日は日曜日なので、デイサービスは御休みの日です。

私事ですが、久しぶりに休めるかなと期待をしていたのではありますが、

周知の通り、笑和感が、放っておけない状態でしたので、出かけたわけです。


ちょうど、入所施設では、朝食後のくつろぎタイムだったようです。

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屋根の雪も、遠くからみると、割とたいしたことなさそうに思えるかもしれませんが、

近くでみると、結構な雪の厚みがあるんです。

まだ新しいのに、梯子をかけて傷をつけるのは忍びなかったのですが、

そうも言っていられない状況なので、慎重に屋根へと登って行きます。

笑和感の屋根から眺める景色もまた、到達した者だけが独占できる光景です。

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そんな干渉に浸る間もなく、吹雪が吹きすさび、放り投げたはずの雪が、

舞い戻って顔をはたきます。

しばらくすると吹雪が止み、光が顔をだし、山裾を照らします。

雲の流れが早いのか、穏やかな時間も気づけば、再び吹雪へと変わっています。

そんな過酷な状況の中で、雪を降ろし、休憩のためにと下に降りたときは、お昼を過ぎていました。

カップ麺で、適当に済ませ、ベッドで、しばしの休息をとり、また屋根に上ります。

午後からは、強力な助っ人2名が加わり、みるみるうちに屋根の雪が落とされていきます。

あっという間に、階下にはすごい雪山が出来ていました。

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結局、半日予定の雪下ろしが、夕方までかかり、暗くなったところで終了となりました。

残りの残雪は、明日、職員の方が来てから、地道に片付けていくことにしましょう。

とりあえず、肩の荷が笑和感も私もおりたところではありますが、

私の肩のコリだけは確実に増したような気がします。


予定では、2日後に筋肉痛が訪れるはずですが、明日の出勤寝坊しないようにだけ注意しましょう。

2012年1月 7日 (土)

本日の讀賣新聞に・・

青空を支える新婚のお二人さんが、本日(1月7日)の、讀賣新聞に、記事として

取り上げられていたので、ご報告致します。

いつの間にか取材を受けて、いつの間にか記事になっていたので、

知らない人が偶然見つけたら、驚かれたでしょうね。

とりあえず、お二人のアツアツな様子を、記事では上手に紹介されておりました。

2人の出会いに関するのろけ話は、一度始まるとなかなか終わらない長編ドラマですので、

興味のある方は、是非お茶飲みついでに、2人を訪ねてみてはいかがでしょうか?


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ちなみに、記事の細かいところをつっつくとするならば、

老人ホーム「笑和感」 → 老人ホーム「せせらぎ草」

一応、デイサービス「笑和感」の管理者は、このブログ作成者の私になるんですけどね。

おとそで乾杯

いつもお世話になっております。


新年祝いということで、本日は、「おとそ」にて、笑和感の一日が始まりました。

杯を受け取り、緊張した面持ちで、利用者の方々は頂かれました。

これぞ、日本の正月って感じですね。


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本日も、新しい入居者の方が来所されました。

初めは緊張した様子で、ホールに入ってきてくれたKさんでしたが、

話を聞くと、結構口が達者です。

好きな歌は何かと聞くと、「最上川」とのこと

青空ではすっかり定番となっている歌なので、その場で最上川の大合唱となりました。


広き野を 流れゆけども 最上川 最上川

うみに入るまで にごらざりけり にごらざりけり

(「山形県民の歌」昭和天皇御製)


青空では、この歌がとても得意な利用者さんがいまして、

毎日リクエストをしては一緒に歌っていました。

お風呂場で、2人で、はもりながら歌ったのは、良き思い出です。

抑揚のある声で歌い上げるその姿が、とてもかっこいいAさんです。


切れのよい声で歌い上げるその歌が、いつの間にか青空では定番の歌となり、

毎日、皆で合唱していました。


一見、大人しめなそのKさん、歌いだした途端、口を大きく開けての見事な歌いっぷりでした。

お見事!


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どうやら、この笑和感でも、「最上川」は、定番の歌として歌い継がれていくことになりそうです。

Kさん、今日ははじめまして、そしてよろしくお願いします。


今日も、多くの笑顔で賑わった、良き笑和感でした 。


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実践!人間福笑い

新年2日目の本日は、青空から移って頂いた方が多かったこともあり、

思い出話や、近況の話題で盛り上がっていました。

それぞれ別の施設に移った友人同士が、年をまたぎ、この新天地で再び顔を合わせた模様は、

見ている側も、笑顔になってしまう光景でした。

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さて、本日のレクでは、なんと職員さん自らが体を張っての、福笑いを行いました。

目隠しした利用者さんが、女性職員さんの顔に、ペタペタと、まゆ毛や口を張っていきます。

そして、目隠しを外してみると、目の前に現れたのは、予想もしないべっぴんさんの顔が!

すごい顔が出来上がるたびに、周囲から、笑い声があがっていました。

顔を貸してくれたKさん、お疲れ様でした。

みんないい顔で笑っていましたよ!

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さて、笑和感では、リラックスルームと称した漫画コーナーがあるのですが、

昨年行った内覧会で来ていただいた一般の方から、なんと!

すごい量の漫画の提供がありましたsign01

私の大好きな、釣り吉三平も縄に縛られた状態で、がっつりと頂きました。

しかも、驚愕なのは・・・

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美味しんぼ 100巻!

これは、予想を超えた量だけに、私もしばし目前に鎮座されている本様を前に、

言葉が見つかりませんでした。

海原雄山が、無言のままどっしりと居すわられたような威圧感です。

それにしても、こんなに、早く本棚の空きスペースを心配する必要がなくなるとは、

思っていませんでした。

とりあえず、わざわざ本をお持ち頂いてくれた、阿部さん、ありがとうございます!

私も仕事が片付いた後にでも、読まさせていただきますね。


ただ、今日の昼の弁当を夜食代わりに食べている私が、果たして読むのはいつになるのか

・・・しばらくは、そんな余裕もなさそうですね。coldsweats01

2012年1月 5日 (木)

開所一日

ついに開所を迎え、利用者の方を迎えいれる日となりました。

あいかわらずの猛吹雪に、敷地内の雪かきをする手もかじかみます。

代表の意向で、お昼前に、テープカットを、かたちばかりですが、行いました。

しかし、我先にとテープカットをしたい人が詰め寄せ、譲った私の手には、切れないチョキばさみが・・・

代表が、作った「笑和感のうた」は、思いのほか好評でしたが、

歌うたびに微妙にメロディーが、変わっているような気がします。

せめて録音しとかないと、しまいには全く違った歌になってそうです。

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午後からは、職員一同で、花笠を踊って場を盛り上げました。

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久しぶりに顔を合わせた馴染みの利用者の方もいて、和気あいあいと、ホールには楽しい会話が広がっていました。

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外に広がる極寒の世界との差が、印象的でした。

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2012年1月 4日 (水)

とりあえずあした

あけましておめでとうございます。


毎日、職場に顔を出しているので、今年初出勤なんて感覚が、まるでありません。

少し休みボケが残っているような感じの職員の表情を見ると、何か羨ましいです。

さて、本日は明日の初日を迎える上での、準備を職員と一緒に行っています。

基本的なことから、記録の確認、車いす送迎の練習、必要備品の確認、

何かをしようとすると、何から手をつけていいのかを先に考えなければなりませんから困ったものです。


1月5日、大雪の真っただ中のスタートです。

こうなることは、覚悟していたつもりでしたが、本当に大変な時期にスタートしてしまったと

天を仰いで、吹きすさぶ吹雪の中で呟きます。

外は寒いし、道路は怖いし、みんな外に出たがらないし・・・(笑)

入所施設の「せせらぎ草」は、早くに埋まったんですが、こちら「笑和感」は、まだまだ入口を

大きく開いて待っております。

どうか、どうか、ぜひ笑和感に来てください!


さて、安全運転のスタートを心掛けていたつもりでしたが、うちの代表ときたら、

そんな退屈な初日やってられるか!っと、私のプランを放り投げ

オープニングセレモニーとやらで、テープカットをやると宣言しています。

さらには、「笑和感のうた」、なるものを、背中越しに歌ってます。



歌謡曲でした。

2012年1月 3日 (火)

内覧会案内チラシ

昨年の12月6日の山形新聞・読売新聞の広告(河北・ 寒河江)として、配布されたものです。

クリスマスから年末ぎりぎりまでに行われた、内覧会の案内、料金等が記載されています。

おかげで、暮れの忙しい時期にも関わらず、たくさんの方が、見学に来てくださいました。

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新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。

2012年が始まり、3日立ちましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

私ごとですが、新年をおめでたく迎えたという実感は、全くありません。

毎日が、ただ忙しく、何かに背中をぐいぐいと押されるような、

ただ立ち止まっていては、後ろから頭をはたかれるような、

そんな感覚で毎日を過ごしておりました。


いよいよ明日、「笑和感」「せせらぎ草」のスタートを切る初日を迎えます。

準備万端とは言えない船出ですが、管理者がしっかりと舵取りをして、

職員の方に、少しでも安心、安全を心で確認できるような

そんな余裕を少しでも与えてやりたいと考えています。


管理者も新米です。

職員も新米です。

空回りすることもありました。

意見がかみ合わないこともありました。

ですが、そういった経験を積み重ねてこそ、理想とする土台が固まっていくものだと思います。


私は、職員として利用者さんに笑顔を与える自信はあります。

ですが、管理者として利用者さんに笑顔を与えられるのか、

どのようにしたらいいのか、それがまだ見えてきません。

正直、不安でしょうがありません。

ただ一つだけ確信出来ることは、多くの利用者さんをはじめ、

ここで働く職員の方々にも、この笑和感で、

笑顔になってもらいたいと考えていることです。

今回、ブログを始めるにあたり、ここで生まれた笑顔を一つでも多く、書きとめ、

方向を見失わず、また読んでくれた人にも笑顔になって欲しいという思いがあります。


2012年は、新米管理者、いや笑和感にとって、試練の年です。

頑張ってる人に頑張れと励ますのは酷であると、よく言われていますが、

たまに凹んだ時には、背中を押してくれる言葉が、とてもありがたいです。

少しでも楽しい話題を、提供できるように、私なりにしっかりやっていきたいと思います。


それでは、応援よろしくお願い致します。