縫い物教室
いつもお世話様です。
本日は、雪が降ると身構えていたのですが、穏やかに一日が過ぎて良かったです。
テレビを見ると明日こそは雪と放送していたので、気が抜けない毎日ですね。
今日は、入所の利用者さんのお知り合いの方が、手拭いを使った縫い物を教えてくださるというので、
急遽、縫い物教室が開催されました。
タオルを使った、おしゃれなタオル拭きを作るんです。
完成品は、のちにご紹介しますので、楽しみにしてください。
私もこれを初めて見たときは、是非ともうちでやってみたい!と、思ったものですから、
こんなかたちで、突然実現出来たことに、驚いております。
初めは、自信なげだった利用者さんも、いつの間にか、真剣に縫い物に集中されていました。
「思ってだより簡単だねぇ~、これ」
みるみるうちに縫い上げていく様子は、さすがです。
お昼ご飯を挟んで、午後からも取り組まれ、なんと、一日で完成してしまいました。
作っている利用者さんも、一日で完成できて持ち帰れるとは思ってもいなかったようです。
これが、その生まれ変わったタオルです。
どうです、すごいかわいいでしょう。
まるで、赤ちゃんが着れるような服ですよね。
見てください、この笑顔
そうして、一仕事終えたあとは、笑和感のメイドさん達によるお茶のお時間です。
「本日は、サンドイッチをご用意させて頂きました。」
なぜ、サンドイッチかというと、ある利用者さんの方が、ぽつりと漏らした一言がきっかけでした。
「サンドイッチ食べてみたいわねぇ。よく東京にいた頃、食べてたの」
それを、聞いていた職員が、是非とも私が叶えてあげますと、意気込み、今日の実現となりました。
もちろん、間に挟む具も一緒に、利用者さんと作りました。
きっと、若い頃に食べた懐かしい味を思い出してくれたのなら、嬉しいです。
帰りの送迎を担当した職員さんの話でも、車中で利用者さん同士の会話が、
「今日はすんごい楽しかったねぇ」 「んだねぇ~」
「サンドイッチうまいっけー」 「うまいけね~」
という、会話を各々3回くらい繰り返して家路についたそうです。
やりたかったことをやれた時、そんな時、本当に人は喜びを表現できるんだなぁ、と
今日の様子を見て、思いました。
毎日、そんな満足感を与えることは出来ないかもしれませんが、たまには本当に喜んで
帰ってもらいたい、そう思いました。
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