朝から雨が降るこの日が、平成最後の一日となります。
笑和感は、通常営業です。
朝の日めくりカレンダーの本日の格言が、
「去る者は追わず」
何やら、平成の終わりにこの言葉かと、考えさせられる一文です。
笑和感では、いつも通りに、お風呂に入り、運動を行い、
皆でおしゃべりをし、一緒にご飯を食べて、一緒にお昼寝をし、
一緒にお菓子作りをして、歌を歌う。
そして、いつも通りに、代表者の音頭で、乾杯の挨拶を行うのです。
何気ない毎日の繰り返しですが、これが続いていくことが、
大事なのです。
時代が、令和に変わろうと、こうした光景は、変わらずここに在り続けたいものです。
平成最後の日に、お世話になられている方の突然の訃報を聞きました。
昨日、お電話でお話をしたはずではないですか。
明日を待たずに、平成とともに、去られるお方を、今は思い返すばかり。
去る者は追えず
わたしらに出来ることは、前を見て進めということなのです。
雨続くこの平成の最後の一日を、思い返す日があるならば、
雨の情景とともに、どこか寂しさとともに、思い返すことになるのかもしれません。
ゴールデンウィークの真っただ中ですが、笑和感は通常営業で頑張っております。
本日は、青空が広がり、遠くの山をも明るく見渡すことができました。
私は、利用者さんを乗せて、笑和感へ向かう田んぼの一本道を走っていると、
利用者さんが、遠くの山を眺めながら話されました。
「こんな気持ちの良い日は、おにぎり持って、山の上でくだいな。
おかずあていらねがら、漬物だげ少しあればなぁ。」
ずっと前に、友人から声をかけられて、山へ遊びに誘われたことを思い出され、話してくれました。
当時は、車など自由に使える時代ではなかったので、自転車で向かわれたとのこと。
そして、誘われたのに、手持ちぶたさも悪いだろうからと、
ご自身で料理したニシンの煮つけを持参したのだそうです。
そして、それを見せた時に、友人から、こう言われたのでした。
「あんたぁ、ヘビが好きなのかい?ニシンはヘビの好物だから寄ってくるんだよ。」
それを聞いた利用者さんは、びっくりしたのだそうです。
ヘビがニシンを好きだなんて話は、私も初めてですが、
いったいどんな謂れから、そんなことが伝わったのでしょう。
そんな、おかしな思い出話を、利用者さんが笑いながら、お話をしてくれました。
車から見えるさくらんぼの白い花と、モモの華やかな色合いが、
とても映えていた一日でした。
白岩地区にある種蒔桜は、夜間ライトアップされているのですが、
今年、そのライトアップで使用される発電機が、何者かに盗まれてしまったのだそうです。
実にけしからんことです。
せっかくの夜桜に水を差された感じです。
昨日から続く雨模様の天候で、この辺りの桜も多くが散り、地面を桜色で覆っています。
手のひらで掴めるほどにたまった花びらや、葉桜の様子を見ると、
寂しくもありますが、一方の水田の光景は、
既にうなわれており、いつでも水が張れる状態となっていました。
時期が移れば、新しいことが始まっていくのが、世の流れです。
平成最後の桜も、とてもきれいでした。
来年もまた、素敵な光景を見せてくれるでしょう。
本日は、曇りの一日で、夕方から雨が降るとの予報が出ていました。
涼しい一日だったので、雨が降る前にと、
まだ桜の花見に出かけられていない利用者さんを中心に、
午後から桜の花見ドライブへと出かけています。
寒河江市の桜も、一部葉桜が目立つようになってきていましたので、
今日は西川町にある月山酒蔵さんの桜を見せて頂きました。
見事な桜に、利用者さんも思わず笑顔になっていました。
車の中から見る桜よりも、車を降りて、下から桜を眺めることこそに、
今年も花見が出来たという実感にもつながるものです。
良い桜だったと、笑顔で話されていた利用者さんが印象的でした。
本日は、晴天に恵まれた穏やかな一日となりました。
寒河江市内は、桜が一番の見頃となっており、車で市内を回ると、
多くの花の房を枝一杯にまとい、青空に向け、精一杯伸ばしているかのようです。
午後から、利用者さんらは、2チームに分かれて桜のお花見へと出かけています。
桜の名所と言うと、様々あるのですが、ここ白岩地区にも、有名な桜があります。
『種蒔桜』という大きな桜の木です。
笑和感からも見ることができるのですが、この晴天の気持ちの良い日和の時は、
皆で散歩がてら、出かけてみたくなりました。
車椅子に乗った利用者さんを、職員が押しながら歩道を歩いて向かいます。
歩いていかれる方は、手を繋ぎ、足元を注意しながら向かいました。
今年、新しく市の土地となった場所があります。
今年は、ここに車をとめて、桜を真下から眺めることも出来るようになったのです。
皆で、その種蒔桜の丁度、下まで行くことができ、見上げる桜をバックに、
皆で記念に写真を撮ることができました。
穏やかな中で、皆で歩き、桜を眺め、太陽の光を浴びることができ、
とても充実した時間となりました。
桜は、皆で見ると、一層きれいで特別な感情をもって楽しむことができるのです。
午前中は、風が強く、遠くに見える旗がだいぶはためいている様子が見られました。
ウッドデッキに、利用者さんと一緒に出て、川を眺めたりするには、
少し強い風程度なら、気持ちよくも感じられます。
昼からは、天候もだいぶ落ち着いて、穏やかとなりました。
笑和感の川を挟んだ向こう側には、桜団地と言われる住宅地があり、
そこでは、各家庭で桜の木を一本植えることで、統一性を計っているのか、
車で走ると、きれいな見ごろの桜を楽しむことができます。
この時期だけの特別な景観ですが、良いものですね。
今日も、午後から笑和感裏にある満開の桜を、散歩がてらに
利用者さんと一緒に見に行っております。
きれいに咲く花と、かわいい動物を見ると、人は自然と頬がゆるんでしまうということです。
今日がパンの日だと言うことを後に聞いたのですが、
今日のおやつ作りの題材が、ピザトーストとなっていました。
おやつと言えば、甘いものが主でありますが、
たまには今風のものも良いのではないでしょうか。
利用者さんにも協力して頂いて、パンをカットして頂いたり、
具材を生地に並べたりと、人数分のパンがそろいました。
あとは、レジでチンして出来上がりです。
焼き上がりは美味しかったと好評のようです。
利用者さんに、好きなパンはありますか?と、職員が聞いてみたところ、
腕を組みながら利用者さんが、応えられました。
「パンと言ったら、山パンだな!」
山パン?
はて何かと、職員も戸惑っていたようで、
山切りカットのパンではないかと職員は思っていたようでしたが、
私からすると、山パンとは、地元のパンを販売している山崎パンなのではと、
心の中で思ったところでした。
初めて自宅でお目にかかった時は、ベッドから降りて生活されている姿が、
想像できなかった利用者さんがおります。
その方も、笑和感へ通われて、間もなく1ヶ月ほど経とうかというのですが、
さすがに、最初は来所されても、ベッド上で横になって過ごされている時間の方が、
圧倒的に長く、なかなか椅子に座って、身体を起こすことが困難な状態でした。
それでも、職員から、声をかけられたり、水分補給を促されたり、
手引きで一緒に歩行したりをする、自宅にいては出来ないことを行いつつ、
例え寝ていたとしても、周囲の人のざわめきを耳にしながらだと、
環境が異なるからなのか、少しずつ表情や血色も、良くなってきているように見えました。
一度、親類の方が、本人と自宅で顔を合わせられた際に、
ずいぶんと表情が明るくなったようだと、喜ばれたという話を伺いました。
本日は、こたつから起き上がって、座椅子の背もたれに寄りかかりながら、
皆の様子を眺められていました。
デイサービスでは、ただ座っているだけと言う見方もありますが、
座ることが出来るようになった、という見方であれば、
同じような光景でも、全く違う印象となります。
これからも、また、より一層元気になって欲しいと考えております。
本人か知ってか知らずか、
おそらくは知らないことだと思っていますが、
笑和感を長らく利用された利用者さんが、本日を最後に明日から
入所施設へと移動されることになりました。
もの忘れがあるものの、いつも元気に職員と話をされたり、
冗談を言っては、周囲を笑わせたりするムードメーカー的な存在でした。
「自分がバカ言って、笑わせてるんだ。」
「笑わせるバカが一人くらいいてもいいべ。」
数々の名言を残された、その利用者さんを交えて行われたカルタ大会でしたが、
今日は職員もこれが最後だからとわかっていたからなのか、
思い出に残るような楽しげな笑い声が溢れるものでした。
利用者さんの表情も、いつになく優しい穏やかな笑顔をされていたように見えました。
自分の殻に閉じこもりがちだった利用者さんが、
いつからか周囲を気遣うようになっていき、口癖も
「いつも、ありがとさま。」
が増えていきました。
これまで、長く利用されてきた利用者さんでしたが、
今日が一番良く笑い、笑顔が多かった一日のように見えました。
職員も、どことなく寂しさを感じているようです。
これからも元気で、そしてどこに行っても、周囲を笑わせるあなた様でありますように。
朝の挨拶で、今日の日付を利用者さんに問いかけているのですが、
今日は、ひと月早く「5月8日」と答えられた利用者さんがおり、
朝一番の笑いから始まっています。
さて、4月の末から、私にとっては魔の十連休が始まるわけですが、
この笑和感は、訪れてくれる利用者様のために、日曜日以外は、
休まずの通常営業を行ってまいります。
世の中、お休みが長く続くとなると、子供さんを預かる施設もお休みとなったり、
医療機関、金融機関なども、お休みとなるようです。
そうなると困ってしまうのが、子供をもつ働き手のいる家庭であったり、
体調を崩した際の行き所がなくなってしまうことです。
連休が続けば、この小春日和の中ですから、外出や旅行を計画される方もおり、
人の移動が増すことで、今までなかった影響が各地に起こるのではないでしょうか。
事故や怪我など無きように、あまり無理をせずに穏やかに過ごされるのが良いのではないでしょうか。
利用者さんには、笑和感に来ることで、心身ともに健康で、ハリのある生活を維持できると、
お話をしております。
連休で、外に出なくなっている利用者さんが、ますます出なくなってしまっては困ります。
ですので、我々、福祉業界の通所系サービスの多くは、
利用者さんの受け入れを行いつつの、いつも通りで皆さんをお迎えしたいと考えているのです。
朝、起きてびっくりです。
外はまさに冬、指で計ってみると10cmほどの積雪がありました。
今、お雛祭りの真っ最中に、雪景色とか、本当に世の中どうなっちゃってるんでしょう。
まだこちらは梅の花が咲き始めている頃なのですが、関東地方では桜真っ盛りのお花見シーズンのようです。
そんな桜の花びらが雪に覆われて、花が雪で隠れてしまうことを、桜隠しと言うのだそうですね。
俳句の季語としても使えるようですので、今日あたりは、その言葉が飛び交っていたのではないでしょうか。
私も、笑和感に出勤してから、玄関前の雪かきを行っています。
まさか、再び除雪道具を持ちだしてくることになるとは思いもしませんでした。
それでも、お昼ごろには、陽がさしたおかげで、周囲を覆っていた雪も、
あらかた消えてしまったようです。
朝の光景と、午後からの光景は、まるで違います。
はやく、こちらも桜咲く春が待ち遠しく思います。
笑和感では、本日も大人の学校で、学ぶことを忘れずに、
利用者さんが、教科書を片手に、勉強に取り組まれている様子がありました。
どことなく皆、表情が引き締まっているような気がします。
本日のお昼ご飯は、ひな祭りの行事食のちらし寿司でした。
華やかで、かつ美味しそうです。
しかし、窓の外は、吹雪!
いったいなんなのでしょう。
地元の河北町では、本日から旧のおひなまつりが開催されているのですが、
本来であれば、多くの出店に子供たちが群がる光景が見られるのですが、
この吹雪に、この寒さでは、かなり閑散としてしまっているのではないでしょうか。
子供は風の子と言われますが、雪の子にならないように、残る春休みを気をつけて過ごしてほしいものです。
さて、昨日に新元号の令和が発表されましたので、
笑和感でも、習字の得意な利用者さんに、一筆書いて頂きました。
しばらくは、皆で眺めて、施行される5月を暖かな春とともに待つことにしましょう。
新年度の始まりとともに、発表された新元号は、
『 令和 (れいわ) 』 へと決まりました。
その瞬間は、笑和感でも、お昼ご飯の準備中でしたが、
皆、テレビにくぎ付けとなっていました。
官房長官が、新しい元号の記されたボードを掲げられ、
それがテレビに映しだされると、周囲からも様々などよめきが起こっていました。
多くの皆さんも、様々な気持ちをもって、その新年号との遭遇を体験されたと思いますが、
どのような印象でしたでしょうか。
私も、驚きました。
そうきたか!
まったく予想していなかったところです。
昭和と被るようなイントネーションながら、同一文字の『 和 』を使用しているあたり、
様々な予想をかいくぐってきただけのことはあるなと思いました。
和という字は、日本的でとても好きな文字です。
笑和感にも中心には、和がありますので、嬉しくもあります。
それにしても、レから始まるなんて、時代を感じるというか、新しい響きがします。
まだ、しっくりとこない印象はありますが、それも5月の施行日を迎える頃には、
すっかりなじんだものとなるのでしょう。
さて、そんな令和が発表された時、
耳の遠い利用者さんが、テレビに映しだされた文字を見ながら、こう言われました。
「・・・いまわ・・・・いまわかい?・・・・いまわって何かヘンじゃねぇかぃ?」
いやいや、いまわなんてありゃしませんよ。
「 今和 」じゃなくて「 令和 」ですよ。
耳の遠い利用者さんに納得してもらうまで、耳元で何度も大きな声で繰り返したのでした。
確かに、達筆な文字では「今和」にも見えてしまうかもしれませんね。
皆さん、れいわですよ。
令和です。
今日は穏やかで、温かな一日です。
朝の利用者さんを前にしての挨拶の中で、やはりこの話題は欠かせません。
そう、目前に迫った新しい元号の発表です。
テレビでも頻繁に、新しい元号に関する情報が多くなっています。
そして、巷では、新しい元号を予測する話題が活発になっています。
ですが、こうした予想されてしまう元号というものは、大方発表前に、
チェックされ除外の対象となってしまうようです。
過去に、昭和が発表される直前に、情報のリークがあり、
急遽第2の候補だった昭和に切り替わったともいわれています。
それほどまでに、敏感になっていますので、
公の場で予測された言葉は、たとえ当たりであったとしてもくつがえってしまうのでしょう。
そうした張られた網の目をすり抜けてきた候補の名前ですが、全く世の中に存在しない言葉とは
言い切れないので、どこかの会社名や人の氏名などともかぶってしまうことも
あるのだということです。
新しい元号が発表された後には、習字の上手な利用者さんに、
是非、元号を書にしたためて頂けるように、本日お願いしたところでした。
今まで、あるところに保管されていたものを引っ張り出して、
利用者さんにお披露目をしました。
それは、この笑和感が建てられる際に、作られたミニチュア模型なのです。
ほとんどの方が、初めて目にするものだと思うのですが、
これがなかなかに良く出来ているのです。
プラケースに入れられており、外観は埃をかぶっていたので、
まずは、利用者さんに協力して頂いて、埃を払って頂きました。
この模型、なんと屋根を外せば、内観もテーブルまで精巧に作られているのです。
当時は、この模型を見ながら、様々な構想を考えていたものです。
以後、この模型は、笑和感に展示して、皆に見てもらおうかと思っております。
みなさんも、どうぞご覧くださいませ。
本日で、看護師さんが一人、笑和感を卒業していきます。
これからは、自分のやってみたかった事に挑戦してみたいのだそうです。
夢と希望をもち、また新たなライフワークを営まれるという看護師さんのためにと、
昼食の休憩時に、それぞれお寿司や手作りの惣菜を持ち寄って
簡単ながら、最後のお食事送別会となりました。
明るい気持ちでの卒業ということで、最後には看護師から、
利用者さんへの挨拶もして頂きました。
利用者さんからは、寂しいちゃと、涙ぐむ利用者さんもおり、
看護師に、皆声をかけて、帰りの車へと乗りこまれました。
看護師さんは、最後の利用者さんの車が出ていかれるまで、見送っておられました。
看護師さんのこれからの素敵なライフワークに、幸あることをお祈りしながら、
皆で、「かんぱ~い」
本日のお昼ご飯に、利用者さんのお茶碗にのっていたのは、ふきのとう味噌でした。
春の味を、利用者さんは笑顔で召し上がられていました。
そこで思い出したのは、笑和感の敷地内にも蕗の薹は、けっこう出ているのです。
午後から、利用者さんにも声をかけて、職員と一緒に蕗の薹散策へと出かけてみました。
今回向かったのは、日陰となっている車庫の裏手です。
これまで、雪が高く積もっていた場所でしたが、今はそこに雪の姿はなく、
土けた中のところどころに、緑の芽が顔を出していました。
それが、蕗の薹です。
利用者さんは、やはり手慣れたものです。
さっそくと、腰をかがめて、蕗の薹をぱぱっと取られていました。
目前に顔を出してあった蕗の薹の頭を上手に取られていました。
あっという間に、ビニール袋は一杯になり、大豊作でしたね。
ふきのとう味噌になるのか、天ぷらになるのか、楽しみです。
はらはらと舞い落ちる雪、
春を目前にした、なごりゆきでしょうか。
こんなにも優しく降る雪により、冬は締めくくられるのでしょう。
と、思っていましたが、昼あたりから天候は大きく変わり、
激しく横に振りつけるなごり雪ならぬなぐり雪が、外の景色を一変させていました。
朝から寒い寒いとは思ってはいましたが、まさかこんな吹雪に見舞われるとは思っていませんでした。
春に向けた野外のイベントも今日から明日にかけ行われるところもあると聞いていましたが、
大丈夫か心配です。
最後の最後まで、体調に気をつけたいものです。
さて、話は変わりますが、こんなお話がありました。
利用者さんがデイの利用中に、突然と意識を失くされて、
すぐさま看護師の指示により、救急車を手配することとなりました。
救急車が到着する前に、利用者さんは意識を取り戻されましたが、
念のためにと、病院で検査をするために、救急車にて搬送されることとなりました。
そこで、看護師が添乗し、一緒に病院に向かうこととなったのです。
後に、その添乗した看護師から聞いた話なのですが、
その看護師は、途中で、つい笑みがこぼれてしまったのだそうです。
それは、目の前で、「大ごとになって申し訳ない」と、
何度も繰り返される利用者さんの、あることに関係していました。
それは、匂いです。
その利用者さんは、これまで排尿コントロールがうまく出来ておらず、
絶えず尿臭が強く、周囲にも少なからず影響してしまうことがありました。
それを改善するべく、社内でも検討会を開いて、排尿コントロールが出来るようにと、
職員が率先して声掛けを行ったり、ご家族様にも協力を頂いていました。
その結果、救急車という密閉された空間の中で、
その利用者さんからは、全くの尿臭がしなかったのです。
目の前で、迷惑をかけてと申し訳なさそうな顔をされている利用者さんが、
意識を取り戻されたという安堵感とともに、ふとそうしたことを思い出しての笑みだったのです。
その後、検査を受けた利用者さんは、問題なく帰宅されたとのことでした。
最近、夜は早くにテレビを消して寝てしまうことが多いので、
ニュースの多くは、翌朝のワイドショーで知ることがほとんどです。
ご存知の通り、平成の日本を代表する大スターとなったイチロー選手が、
自らの野球人生にピリオドとする引退を発表されました。
激動の平成は、間もなく終わります。
その終わりとともに、自らも幕をひかれた。
なんというカッコいい幕引きなのでしょう。
彼の決断を、皆が称えました。
涙なく、笑顔で締めくくられた姿は、やはり偉大であり、大したものだなと感嘆します。
これから、どのような活躍をされるのかは知り得ませんが、
皆が笑顔で見送れるという、後姿は、とても素晴らしいものだと思いました。
今日は、春分の日の祝日です。
笑和感は、通常営業です。
昨日は、春らしい晴天の日でしたが、今日は朝から肌寒い一日となっています。
今日のお昼ご飯は、春分の日にかけて、ぼたもちが振る舞われています。
笑和感では、ぬた、あんこ、納豆の三色餅が提供されています。
さらに、お汁は、雑煮ということで、更にお得ですね。
こうした料理によって、その季節感を感じることが出来るというのは、日本らしいのかなと思います。
ぼたもちを頂きながら、利用者さんに味を聞いてみると、
小唄にして返してくれました。
『ぼたもち美味しくて、べろまげだ。ハラノマチさ、おいかげでぐ。』
高齢の利用者さんが、良く言われる言い回しですが、
ぼた餅があまりに美味しかったので、自分の舌が腹に落ちたのを追いかけていくようだ。
というような美味しさを表現したものです。
今日は、いつもより利用者さんが、食べ終えるのが早かったようです。
笑和感の庭のそがき外しを行い、庭も少しすっきりしたところです。
足元には、蕗の薹が顔を出しており、春の到来を感じさせられます。
先日、堤防を歩いた際に、つくしが顔をのぞかせているのを見ました。
こちらも、もう少ししたら、ざくざくと出てくるのでしょう。
利用者さんに、つくしを食べたことがあるかと聞いてみたことがありますが、
何人かはあると答えられています。
調理師さんにお願いすれば、美味しく調理してくれるでしょうか。
私も、く食べてみたいと思ったところです。
今日は、午後から紙芝居の慰問があり、利用者さんも面白い話に興味深く聞き耳を立てられていました。
窓を開けても大丈夫なほど、気温があがり、今日は20度を超えるとのことです。
窓を開ければ、川のせせらぎが聞こえてきます。
その音につられて、外に出てみると、梅の花が咲いていると声があがりました。
私も見てみると、梅の花が3つ、4つ開いているのを見つけました。
まだ、目前の日陰には、雪が残っていますが、
春の到来に、心なしか気持ちも軽くなるようです。
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