2019年4月10日(水) 起きてみた
初めて自宅でお目にかかった時は、ベッドから降りて生活されている姿が、
想像できなかった利用者さんがおります。
その方も、笑和感へ通われて、間もなく1ヶ月ほど経とうかというのですが、
さすがに、最初は来所されても、ベッド上で横になって過ごされている時間の方が、
圧倒的に長く、なかなか椅子に座って、身体を起こすことが困難な状態でした。
それでも、職員から、声をかけられたり、水分補給を促されたり、
手引きで一緒に歩行したりをする、自宅にいては出来ないことを行いつつ、
例え寝ていたとしても、周囲の人のざわめきを耳にしながらだと、
環境が異なるからなのか、少しずつ表情や血色も、良くなってきているように見えました。
一度、親類の方が、本人と自宅で顔を合わせられた際に、
ずいぶんと表情が明るくなったようだと、喜ばれたという話を伺いました。
本日は、こたつから起き上がって、座椅子の背もたれに寄りかかりながら、
皆の様子を眺められていました。
デイサービスでは、ただ座っているだけと言う見方もありますが、
座ることが出来るようになった、という見方であれば、
同じような光景でも、全く違う印象となります。
これからも、また、より一層元気になって欲しいと考えております。
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