令和1年7月18日(木) 合唱輪唱
皆さんで歌を歌いましょう!
と、歌い始めると、様々な場所から、歌声が始まり、
合唱として始まったはずが、しだいに輪唱となり、
皆さんが、それぞれに気持ちよく歌いだすもので、
もはや途中で後戻りが出来ないほどの混沌となる。
これが実に、聞いている側からすると、にやにやしてしまうほど面白い。
耳に聞こえてくる様々な音程の歌声に、思わず吹き出してしまうことが
しばしばあるものです。
いちばん、気持ちよく歌われているのは、いちばん耳が遠い利用者さんでした。
皆さんで歌を歌いましょう!
と、歌い始めると、様々な場所から、歌声が始まり、
合唱として始まったはずが、しだいに輪唱となり、
皆さんが、それぞれに気持ちよく歌いだすもので、
もはや途中で後戻りが出来ないほどの混沌となる。
これが実に、聞いている側からすると、にやにやしてしまうほど面白い。
耳に聞こえてくる様々な音程の歌声に、思わず吹き出してしまうことが
しばしばあるものです。
いちばん、気持ちよく歌われているのは、いちばん耳が遠い利用者さんでした。
休日に家族で新庄市の公園に紫陽花を見に行ってきました。
公園内の池の周囲では、家族連れや男の子らが、
糸を垂らしては、ざりがに捕まえに夢中になっていました。
そんな中、向こうから車イスを押して来られる方達に目が留まりました。
どこかで見たことのある顔立ちの方だなと思いつつ、
距離を縮めていくと、やはりそうでした!
いつも、送迎でお迎えに行っている利用者さんでした。
本日は、家族ではなく、友人の方とご一緒されて、紫陽花を見に来られたのだそうです。
本人様は、車椅子により自由に行動することが出来ないにも関わらず、
友人らの支えによって、こうして外に出ることが出来ている姿に接して、
なんだか私も嬉しい気持ちになりました。
昔の利用者さんの一面を、友人の方に教えてもらったりと、
しばしの和やかな時間があったわけです。
今日の送迎で、その利用者さんと一緒になったので、あの時のことを聞いてみると、
「身体がこうなるまでは、彼らにソフトボールを教えていたんだ」
とも教えてくれました。
偶然にも、外で出会った利用者さんは、また違った表情をされていたようにも見えました。
紫陽花もきれいだったと、私も共通の話題を楽しんだところです。
午前中に、庭の芝生整理を行いました。
前回、スギナ用の芝生用の除草剤を散布したのですが、
雑草魂というのは、本当にたくましく、絶えることがないようで
ぐんぐんと成長し背を伸ばしていました。
これはなかなかにイタチごっことなりそうですが、具体的な対処法がわからないので、
とりあえず様子を見ながら、対応していきたいと思います。
芝生を管理してくれる、知己ある有志の方は、どこかにいないものでしょうか。
今日は、天気も良かったので、午後から大江町にある紫陽花見学へと出かけてきました。
見頃を迎えた紫陽花は、階段の両脇を鮮やかに飾り立て、
丁度木陰で休む利用者さんには、絶好のビューポイントとなりました。
外に出かけ、木陰に入り、風を感じ、花を眺める。
こうした穏やかなひと時こそ、日中家におられる利用者さんにとっては、
非日常の一端となるのでしょうか。
花は、見る人の頬を緩めてくれます。
今日はとても良い、紫陽花日和だったようです。
季節は七夕ということで、笑和感でも笹の葉に願い事を書いた短冊が吊り下げられています。
この七夕の時期に、重なるようにある夏の風物詩と言えば、ホタルです。
皆さんは、ホタルを近年目にされたことはありますか?
周辺の水田や水路でも、ホタルを見かけることは、ほとんどできなくなってしまったのではないでしょうか。
こうした話題で思い出すのは、私が小学生だった頃のことです。
私の家の庭でも、ホタルを見ることができたのです。
周辺が田んぼということもあり、夜中に田んぼ道まで歩いていけば、
余りあるほどの一面にホタルを目にすることができました。
それこそ、虫かごをもっていけば、虫かごの中は、あっという間にホタルで満たされました。
それを寝床に置いて、ずっとホタルの光を眺めていました。
それほど、印象に残るほど、ホタルが身近にあったのです。
ですが、今では、ホタルはもちろんのこと、イナゴまでが水田から姿を消してしまいました。
環境と薬が、全てを変えてしまったのです。
2、3年前には、笑和感の目の前の川でも、ホタルを見かけることができました。
ここ寒河江市でも、慈恩寺周辺の川端や、チェリーランド近辺の池でも見ることが出来るので、
もし、お時間があれば、ホタルを探すのなら、今がその時なのかもしれません。
昨日、私は米沢の小野川温泉にて行われたホタル祭りへと行ってきました。
暗闇の中にほのかに光るホタルの柔らかい光を求め、
多くの方が押し寄せておりました。
私が記憶する光景とは程遠く、何とか探して見つけられる程度のホタルでしたが、
夏の風物詩として、その姿があり続ける場所は、貴重なものだと感じました。
子供の印象に残る光景でもあるので、ホタルを見たことのないお子さんには、
是非見て欲しいものだと思ったところです。
7月となりました。
一年の半分が過ぎたなという思いです。
日本は大きな雨雲に覆われており、西日本を中心に大きな被害が出ているようです。
ところ変わって笑和感では、雨雲が覆うも、昼間からは日差しが射し、
目の前を流れる実沢川には、アユ釣りの釣り吉の姿がありました。
今月から解禁されたのでしょうか。
小さな川ですが、ここのところの豪雨などで、川底の地形が変わってしまいました。
どれほどの大きさの鮎が、この川に潜んでいるのかわかりませんが、
釣り人が釣り上げる鮎を、羨ましげに眺めながら、釣りの成果などを考えております。
施設の職員も、釣りをする者がいるので、私らが鮎が得られるかどうかは、
その職員の腕にかかっているところです。
曇で覆われた空から時折雨が降る、今日はそんな日です。
窓を開放して風を入れても、それほど涼めるわけでもないようで、
利用者さんが、自分でうちわを仰いでいました。
これはいけないと冷房を入れていますが、
実に、梅雨の時期というのは気持ちが悪いものです。
今日は利用者さんが、外に出かけて、裏の畑から野菜を収穫してきてくれたようです。
種植えは会社側で行っており、収穫だけを利用者さんで行っています。
私は畑仕事をしないのでわかりませんが、収穫するだけの楽しみというのは
満足するものなのだろうかと考えています。
かといって、はじめから出来るか言われれば、悩んでしまいますが、
日頃の世話まで、上手く出来るようなやり方を作れないかと悩んでいます。
とりあえず、雑草が放置されている現状、贅沢は言えないものです。
何やら、台風が発生するのではという不穏な情報が入ってきており、
西日本を中心に、洪水等の恐れが拡大してきているようです。
こちらは、朝から曇り空でしたが、午後からポツリポツリと雨の勢いが増してきました。
丁度、橋の上から見た寒河江川には、白い靄がかかっているのが見えました。
水害は、最も身近にある自然災害です。
油断大敵とは言いますが、なかなか油断をしないように自覚することも
難しいものだと思いながら、身の回りの備えを確認したいと思います。
そういえば、私ごとですが、自宅の懐中電灯が壊れていたため、
電気店に行って、新しいのを買うことにしました。
今では、懐中電灯もLEDという時代で、そのお値段にびっくりです。
4000円以上もするんですね。
小さいやつでも、3000円に手が届くような価格です。
ちょっと、考えてしまいます。
そうしたLEDライトの脇にひっそりと置かれていたのが、お馴染みの赤色ビッグサイズの懐中電灯です。
お値段は、リーズナブルな498円!
もちろん、こちらを手に取ったところです。
さて、、昨今の災害事情により、防災グッズも広く展開されております。
そこに置いてあったのが、手動式携帯ラジオ、ライトも付いて、更に携帯の充電も出来る優れものです。
非常時に、これがあれば心強いこと、この上ない最強グッズです。
お値段は、大量にカーゴに入っていた割にはお高い3500円です。
品物を手に取り、カーゴの前を何度も往復しながら、
結局は、懐中電灯と一緒に、こちらの防災用手動式携帯ラジオも購入してしまいました。
高い買い物になってしまった。
これが、いつか役に立つときがくるかもしれない。
それでも、役に立たずに済むのが一番ありがたいことなのです。
送迎の車の中から見えるさくらんぼ畑を目にした利用者さんの会話です。
「今年はあんまりさくらんぼもらわんねけなぁ。」
「んだがぁ。雨降らねけから割れねけんだべな。」
「だから、あまり食べでないんだ。」
「んだなが、おれんどごはさくらんぼの木あるのに人さ貸したから、
自分のなのに食べらんないなだ。」
「んだのが。それは残念だ。(さくらんぼの木の世話)やる人いねなが?」
「嫁の旦那は百姓じゃないがらわがらねなだ。もうやる人いねは。」
「小さい頃からやってないどムリだな。」
という割と深刻な問題事を話されておりました。
今のさくらんぼ農家における後継者問題は、深刻なもので、
今の利用者さんの世代の下の者が育っていなければ、
畑の木を伐採して農業から手を引かれたり、他者に譲ったりするところが増えているようです。
私の親戚もさくらんぼ農家をしていますが、今のところ息子が跡を継ぐような様子が
見られないので、もしかすると・・・もしかしてしまうのかもしれません。
今までは、ありあまるさくらんぼを頂いていたのですが、
買わないと食べられない日がきてしまうのかもしれませんね。
雲が覆っていた空は、しだいに雲が流れ、
午後からは大きく盛り上がった夏雲が、遠く青空をバックに立ち上っていました。
午後から雨になるなんて言っていたような・・・
そう利用者さんが話していました。
庭の芝生に以前、除草剤を巻いてみましたが、
効果はあったようで、次から次へと顔を出すスギナの勢いを留めているようです。
なんとか、庭としての体裁をぎりぎりで保っていますが、
虫が沸かないよう、これからも暇ある時に、雑草管理をしていければと思います。
今は、さくらんぼの収穫時期ということもあり、
農家の利用者さんの延長利用を行っています。
一人残されて、心細そうにしている利用者さんへ、昨日は甘いココアをご馳走したところ、
「あの頂いた甘くて美味しい飲み物の味、忘れられないちゃ。」
と、喜んで頂けたようで、嬉しいです。
本日も、甘い飲み物を準備しておきましょう。
昨夜は驚きましたね。
突然の緊急地震速報!
その時わたしは、湯船の中にいました。
慌ててお風呂から上がり、タオルを腰に巻いて、
居間に向かって、テレビをつけたのでした。
おかげで、慌てていたせいか、どの程度揺れたのかどうかがいまいちわかりませんでした。
鶴岡市では震度6弱が観測され、山形県では聞いたことのない強さの揺れだったようです。
この辺りは、震度4ほどでしたが、目立った大きな被害はないようでした。
明日は、寒河江市の事業所連絡会による輪投げ大会が行われる予定だったので、
開催に関して、一抹の不安が残るところでした。
さて、当の本日は生憎の雨降りの一日となりました。
それでも、周辺に大きな被害はないということで、事業所対抗の輪投げ交流大会、
通称「スマイル交流会2019」は、予定通りに開催されることとなりました。
多くの事業所の利用者さんと職員さんが、一同に介して
日頃の練習の成果を競うべく、輪投げ大会が始まりました。
今回、役員となっている私は、当交流会の司会進行を務めておりますので、
なるだけ、皆さんが楽しく参加できることを心がけて、
輪投げの進行に携わっております。
笑和感からも、利用者さん2名と職員1名によるチームで出場しています。
皆さん、緊張しながらも、楽しそうに輪投げを投げられていました。
笑和感チームも、健闘しましたが、決勝戦には残れず、
美味しいケーキとドリンクをご馳走になりながら、楽しい一時を過ごせたようでした。
最終的に、上位4チームによる決勝戦が行われ、
大盛り上がりの中、交流会は無事に閉幕しました。
参加された方の、笑顔がとても印象的でした。
雨の日でも、当会場は、笑顔の花咲く穏やかな時間を共有できたようでした。
皆さん、お疲れ様でした。
笑和感を御利用されていた利用者さんが永眠された際には、
ごあいさつにお伺いさせて頂いておりますが、
その際に、利用者さんが使用されていた持ち物や、
創作品をお返しするのですが、それともう一つお持ちするものがあります。
それは、利用者さんが、笑和感で過ごされた際の笑顔の写真や
活動の写真を、小さなアルバムに収めて、ご家族様へお渡ししているのです。
多くのご家族様が、それらを受け取った際に、家では見られない表情の写真に
びっくりされながらも、喜んで頂いております。
お葬式までの最後のお別れまでのひと時を、ご家族様や親類の方らと
故人様の楽しい思い出の話題で、少しでも満たす材料になってくれればと思っております。
中には、笑和感で撮影された写真を、遺影にお使いになられていたご家族様も多くおられました。
利用者さんの人生の最後に、少しでも携われることが出来ればと思うところです。
私ごとながら、昨日のお休みは宮城県の芸能祭りなるもの参加しに、
出かけてきたところです
出演は、股旅舞踊ということで、久しぶりに顔に化粧を施し、着物を身にまとってきたところです。
久しぶりの舞台ということで、出番前は緊張もしましたが、
なんとか派手な失敗はすることなく演目をこなしてきたところです。
プライベートで、宮城県には遊びに行ってみたいものです。
来月には、村山市で舞踊大会がありますので、その予行演習みたいなものでしょうか。
チケットが入りようの方は、是非笑和感までご連絡ください。
さて、本日は天気が曇り空でしたが、雨はなんとか耐えていたような天気でした。
暑くはないので、利用者さんは裏の畑にいちごの収穫へと出かけていました。
今日の三時のおやつで使用するためです。
中には、酸っぱいイチゴもあったようですが、おおむね好評だったようです。
屋内の活動では、パステルアートに取り組まれています。
クレヨンを使用して行ったパステルアートは、皆さん上手に作品を描かれていました。
あっという間に、5月も終わります。
例年にない、夏日のような暑い天候に見舞われました。
今日は、涼しげな一日で、午後からは少し雲の間から雨粒が落ちてきました。
そんな5月の最終日ですが、笑和感では寒河江市で活動されているという
女性合唱グループの「すぎな」様を迎え、合唱の時間を頂きました。
総勢17名の方が、素敵な衣装で来所されています。
ここ白岩地区の近隣の方にも声をかけていたので、
近所からも合唱を聴きに来所されています。
そうした中で、今回慰問として行うのは、初めてというすぎな様でしたが、
四季の歌から始まり、利用者さんも一緒に歌える合唱があったりと、
スムーズな展開で、利用者さんを惹きつけておりました。
歌の合間に、手拍子を入れたり、利用者さんも参加できる時間は、とても楽しいものでした。
最後に、利用者さんからの感謝の言葉もあったりと、和やかな雰囲気で締めくくられました。
利用者さんも、地域の方も、今日参加出来て良かったと話されていました。
この度は、素敵な合唱をありがとうございました。
テレビからは、米国大統領が天皇陛下との面会に訪れた中継が流れていました。
日本の国際的な歩みも、令和となってから、少しずつ進みだしたようです。
さて、そんな日本ですが、どうしてしまったのか?
昨日は、北海道で39度を観測し、当月の日本において最も高い温度を記録しました。
あの北海道が、暑さで日本一となるとは、予想だにしなかったことです。
そして、本日は、山形県でも35度に迫る夏日が観測されました。
ですが、気持ち的には、猛暑的な夏を感じています。
これから心配なのが、やはり熱中症です。
昨日も、県内だけで5人が緊急搬送されたそうです。
本日も、何人かが倒れられた人がいないかが心配です。
笑和感の利用者さんにも、熱中症に関することはお伝えしましたが、
水分補給の判断を各自でなさる方が多いので、声掛けをいつも以上に気をつけて行っています。
今からでも、この暑さですから、
この先、夏本番を迎え、どのようになってしまうのか、今から心配するところです。
皆さんも、熱中症にはくれぐれも気をつけてください。
河北町はここ数日で、田植えが、おおかた終わったかのように、
水田に水が張られています。
田んぼの脇の道路を通りながら、眺めてくるのですが、
陽が射すアスファルトの道路を、横断する毛虫をよく見かけます。
安息の草むらから、なぜに広大な灼熱のアスファルトの海原に飛び出していくのか。
その毛虫の心境がわかりません。
何故に、毛虫はアスファルトに出て、車にひかれるのか。
何故に、蛙は雨の日に、道路に出て、車にひかれるのか。
永遠の謎です。
裏の畑でいちごが収穫できました。
さっそくと本日のおやつで使用しています。
本日も穏やかな一日、窓を開けていると、せせらぎを抜ける風がカーテンを揺らします。
冷房もいらず、電気代もかからないこの季節が一番良いですね。
利用者さんと一緒に、ウッドデッキに出て、日光浴を行いました。
青い空、草木の緑、川のせせらぎ、心地よい風、
陽射しが強ければ麦わら帽子を被ります。
そんな中に、目の前に現れたのは、一匹の黄金色に光るトンボでした。
この時期にトンボとは早いものだなと、利用者さんと興味深げに眺めてみます。
手足をこすり合わせて、干していたタオルの上で一休み中です。
ある利用者さんがおっしゃられました。
「私らは昔からこのトンボを、神様とんぼって言ってたよ。」
初めて聞く言葉の一つは、利用者さんの歴史を垣間見れた瞬間でした。
ひとしきり周囲を飛び交っていたとんぼは、やがてどこかへと飛んでいってしまいました。
笑和感の庭から川に続く土手の草むら内に、アスパラを見つけた利用者さんに呼ばれました。
この草むらの中に本当にあるのかと思いましたが、
なるほど、草むらの中からにょっきりと顔を出しているのは、
まぎれもないアスパラでした。
フェンスを取って、その隙間から、土手に下りてみました。
一帯草が生茂っており、足の踏み場を探しながら、アスパラに近づきます。
周囲の雑草よりも高く背を伸ばして雄々しくそそり立つアスパラを手に取ります。
かなり太いアスパラでしたが、食べられそうな数本を収穫しました。
収穫したものは、利用者さんへ手渡しており、そこから調理師さんへと渡されたようです。
それにしても、あれほど大きなアスパラを私も初めて収穫しました。
本日は、祝日、憲法記念日です。
車での通りがてら、玄関先に国旗を掲揚されているのを見て、本日が祝日だと気付きました。
さて、本日は利用者さんを前にして、次のような質問をしてみたところです。
問1.皆さんの自宅前に今でも国旗を掲揚されている方はいますか?
結果、3名の利用者さんが手を挙げられました。
3人もいたことにも驚きましたが、次に別の質問に変えてみました。
問2.今はしていなくても昔は国旗を掲揚されていた方はいますか?
すると、たいていの利用者さんが手を挙げられました。
そうなんですよね。
皆さん、わかっていて、国旗掲揚を行わなくなってしまったのです。
それでは、それらの利用者さんに聞いてみました。
問3.何故国旗を掲揚しなくなってしまったのですか?
この質問には、実に明確な回答がありました。
最も多かった理由から順に紹介していくと、こんな感じでした。
1.めんどうくさいから
2.慣習が薄くなったから
3.恥ずかしいから
その中で、注目すべきが「3.恥ずかしいから」だと思います。
周りで、誰もやっていないのに、自分だけ行ってしまうと、逆に周囲から浮いてしまい、
それが、周囲に合わせ行動することを美徳とする日本人的な心情が後押しする
悪循環となり、急速に、私達の慣習からなくなっていったのでしょう。
実に悲しいかな。
令和となり、新しい天皇による一般参賀が行われるそうです。
たくさんの国旗がはためくのだと思いますが、日本の国旗は、
今は国民それぞれの心の中に、普段はしっかりとしまわれているのでしょうね。
「マイクでしゃべられるとよく聞こえないんだよ。」
と、耳の遠い利用者さんがおっしゃられます。
かと言って、マイクを使わずにしゃべっても聞こえてはいないようなので、
耳元で大きな声でお話をしないと、通じないようです。
補聴器を家族の方にお願いしてみては?
と、職員に問われましたが、現状、補聴器でなんとかなるという風には考えられません。
また、調べ物をしたという職員が言うには、聞こえづらくなってから使用するものと、
聞こえなくなってから使用するのとでは、全然違うというとのこと。
つまり、補聴器というのは、周囲の様々な音を拾ってしまうため、
そういった雑音ある状況に徐々に慣れていかないと、使用を継続していくことは困難とのことだそうです。
よって、その利用者さんに、どのように言葉を伝えるかを考えたところ、
最も威力を発揮したのが、紙コップでした。
そう紙コップをメガホンのように口に当てて声を出すのです。
空気の振動を増幅するとともに、高い音域を高齢の方でも聞き取りやすい音域に変えてくれるようです。
とりあえず、付け焼刃的な小道具ですが、効果はありましたので、
使い方を工夫して、利用者さんとのコミュニケーションを取れればなと思ったところです。
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