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笑和感 Feed

2019年3月18日 (月)

2019年3月18日(月) 卒業式



朝の送迎時のことでした。

ある自宅の玄関前に真新しい制服を身に着けた男の子と、傍らに立つお母さんの姿がありました。

さて珍しいなと思いつつ、その生徒さんの前を車で通り過ぎようとした際に、

こちらに気づいた生徒さんが、手を振ってくれたのです。

ハッと、その生徒さんは、笑和感に慰問で来てくれた6年生の生徒さんだと気付いたのです。


そうでしたか。

今日が、その子らの卒業式だったのです。

急いで、手を振り返しました。

年賀状を施設に頂き、今年も笑和感に来所したいと話されていましたが、

丁度、インフルエンザの時期と重なってしまい、それは実現はされませんでした。


ですが、本日、新しい制服に身を包み、卒業式へと元気に臨まれたのです。

18名の生徒さんの、新しい旅立ちを、陰ながら祝福し、応援したいと思います。


晴れやかな青空の下、本日、気持ちよく巣立っていかれたのでしょう。


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2019年3月16日 (土)

2019年3月16日(土) こういう世の中



最近、高齢者の世帯を狙って、アポ電と呼ばれる身元不明の者から

電話がかかってきて、その後トラブルに巻き込まれるという事案が多発しております。

山形市の世帯にも、最近テレビ局を名乗る者から電話がかかってきたとのことで、

ラジオでも、怪しい電話への対応を啓発されていました。


公共放送が流すその対応作として、

「是非!やってください」と、推奨されていたのが、

『電話の設定を留守電設定にして、電話に直接出ないでください。』

たとえ知人でも、後で誤れば済むことですので、とのことです。


もはや、日常生活における電話というモノ自体の、使用形態をも変えてしまうほど、

私達の生活にも影響が及んでいるのです。


確かに、日中に自宅にかかってくる電話といえば、

セールスしかり、何かしら面倒なものがほとんどです。

インターネット回線や電話回線を安くしますと言った話が多いのが、

先のアポ電と絡んで、更に、電話を取るという行為から身を引いてしまう原因にもなっており、

確かに、我が家庭でも、業者らしい電話番号からの着信は、取らないようにしています。

このままでは、家庭から固定電話がいらなくなるという世帯が増えていくのではと思います。

『かかってきた電話はとるな!』

という啓発が、この世知辛い世の中になってしまったのかということを

改めて思い起こさせてしまうところです。

とりあえず皆様も、電話を取る前には、一度心の整理をしてから

臨むことを、心がけましょう。



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2019年3月14日 (木)

2019年3月14日(木) おっかぁへ



昨晩から降り始めた雪は、笑和感の庭を白く染めていました。

時折、窓の外を吹き荒れることもありましたが、それほど影響はないように思えました。


本日は、利用者さんの誕生会が行われるとのことで、

利用者さんから、誕生日ケーキを作って頂くこととなりました。

皆さんで、協力して、スポンジケーキをクリームで塗り固めていき、

カットしたフルーツを盛り付けていきます。


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主役の利用者さんは、この時ばかりはと自分で選んだ青い着物を着用されていました。

そして、ご指名を頂いた私が、エスコート役となり利用者さんの手を引いて、

皆の前に登場となりました。

利用者さんには、紹介の後に誕生日ケーキが差し出され、ロウソクの火を消して頂いております。

そして、代表の男性の利用者さんから、花束が手渡されたのですが、

その時の利用者さんの一言に会場は笑いで包まれました。

「おっかぁ、誕生日おめでとう!」

そして、自ら描いたという塗り絵も一緒にプレゼントされました。


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ほのぼのした交流で場が和んだ一時でした。



2019年3月13日 (水)

2019年3月13日(水) 雨から雪



靄が覆っていた朝方、霧が晴れて青空が見えており、

雨が勢いよく降ったかと思えば、すぐに止み、

そしてまた降り出した雨には、雪が混じりはじめていました。

今日の天気は、そんな不安定なものとなっています。


今日は新しい利用者さんが来られました。

初めてお会いした時は、ベッド上の人であり、一日をほとんど寝て過ごされているとのことでした。

食事も細くなり、お風呂にも入られていないということで、

本当に、この方がベッドから起き上がれるのだろうかと思えたほどでした。


しかし、送迎でお迎えに行ったところ、職員の手を借りながらも、

しっかりと歩行して、車まで歩き、来所されています。

身支度もきれいになっており、お話も普通にされておりました。

何かに、参加するという意欲が、人を少し奮い立たせるものだと感じたところです。


さっぱりとしたお風呂にはいられ、緊張しながらも、気持ちよく一日を過ごされたようです。


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2019年3月12日 (火)

2019年3月12日(火) 歩くことは



皆さんは最近、しっかりと歩かれているでしょうか。

利用者さんも、適度な運動を行うために、笑和感へ来所されており、

歩行練習などを行っております。

そういう現場の状況を見ながら、机でパソコンに向かってカチャカチャしているのですが、

この私の、実に歩かないことといったら恥ずかしい限りなのです。

万歩計は、すでにポケットの中のアクセサリーと化し、

結果を見直すのは、まとめでデータ転送で終わっています。

そう考えると、笑和感の利用者さんよりも歩いていないのではないかと思うほどです。

車社会であるので、歩く機会といえば、家から車まで、車から会社まで、

机からトイレまで、トイレから机まで、そして帰りの車まで・・・。

あぁ、いけない。

こんなことではいけない。

今日は、広い駐車場を何とはなく、何往復か歩いてみました。

歩いた結果、ふくらはぎが疲れていました。

実に、弱っております。

成長しているのは、お腹の質量だけ。

歩くことは大事です。

歩かなければ。

私も、利用者さんと一緒に、運動を行おうかと思ったところです。


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2019年3月11日 (月)

2019年3月11日(月) 震災の日から8年



東日本大震災の日から本日で、8年目を迎えました。

利用者さんに、今日が震災の日であると話をした際に、

8年前の当時のことを覚えておられる方はいますかと、聞いてみたところ、

4人程度の方が手を挙げてくれました。

その中のある利用者さんは、丁度地震があった際は、

友人の方ら3人とお茶のみをしていたとのことでした。

強い地震があり、3人で机の下に隠れて、地震をやり過ごしたとのことでした。

相当に恐い思いをされたとのことでした。


ここ山形県では、震源地周辺から比べると、大きな被害はありませんでしたが、

一帯が停電したことで、その日の夜の静けさと不気味なほどの暗さ、

そして星空がきれいに見えたことを、懐かしく語られる人は多くいます。

山間の道路でも、どこかしらに明かりがあるのが当たり前にある日常の中で、

まったくの闇の一日というのは、それほど特別で非日常のものでした。

今日という日は、あの日を思い出すことで、日々の備えを確認したり、

出来得ることを考える機会となっています。


いつ、いかなる災害が、私達に訪れるかは、予想することはできません。

震災で亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りするとともに、

平和な時を過ごせる喜びをありがたく思うところです。


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2019年3月 8日 (金)

2019年3月8日(金) 甘味喫茶



朝から、うっすらと周囲は白い雪に覆われていました。

午前中は、窓の外で吹雪く雪の様子を眺めながら、まだ残る外の寒さを思っていたところです。

それでも、午後は、雪の雲も流れていったのか、再び青い空が顔を出していたようです。


笑和感では、甘味喫茶と称する

「たまにはおしゃれな雰囲気でお茶をすする」

というイベントを行っています。

職員の出で立ちから、和風喫茶といった感じで、着物に身を包んだ利用者さんと職員らが、

利用者さんを出迎えます。


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対する利用者さんも、面白いアクセサリーを身に着けて参加しています。

今日は、二つのお菓子メニューから、一つを選択して頂くというスタイルです。

利用者さんは、見本のお菓子を目にして、どちらにするかを考えられていました。

いつもと少し雰囲気が違う、笑和感の中で、頂いたお菓子はいかがだったでしょうか。

たまには、気分も雰囲気も変われば、いつも見ている同じ景色も、

色づいて華やかに変わったのではなかったでしょうか。


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2019年3月 7日 (木)

2019年3月7日(木) してあげる介護



自立支援についての講演の話を聴いてきました。

ケアとは日本語の動詞とする意味では「気に掛けること」

何でも、相手の出来得ることまでを、代替わりにしてあげる行為は、

相手のためにならず、職員の自己満足な介護の業務をしていることなのです。

果たして、いまのサービスの中で、本人のためになる自立支援に向けたケアを

私達はどれだけ、行うことが出来ているのかと、考えさせられました。

介護に対する思い込みであり、各々の身体に染み込んでいる

これまで培ってきたであろう「業務体質」は、そう簡単に塗り替えられるものではありません。

お茶が欲しいか聞いてあげる。

お茶をついであげる。

お茶を手元に配ってあげる。

飲んだお茶を下げてあげる。

それらすべてを職員がしてあげていないでしょうか。

相手の出来得ることを、職員が何でも提供してあげるという介護を、

いいかげんに卒業していかなければならないなと思いました。

何をすべきか、できうるのか、それらの情報を職員と共有していきたいと思います。




2019年3月 1日 (金)

2019年3月1日(金) マーチ



ついに参りました。

三月です。

利用者さんに、3月を英語で何と呼ぶか知っていますか?

と聞いてみますと、ある利用者さんから

「え~と・・・コアラ?」

思わず私が、質問を間違って伝えてしまったのではないかと思いましたが、

後に正解が「マーチ」であるとわかると、その利用者さんが!

「そう!コアラのマーチなのよ」

と叫びました。

あぁ!なるほど。

マーチをコアラのマーチというお菓子名と掛け合わせて覚えられていたのですね。

思いがけぬお話の流れに、朝の挨拶から笑ってしまいました。


今日は、調理師さんの行事食として、お雛様御膳が振る舞われています。

おにぎりと雅な器に盛られた春の名を持つ魚「鰆」の西京焼きと色とりどりの品が盛られています。

おにぎりは、今回利用者さんの協力のもと、たくさん握られております。

さすが、婦人会で活躍されてきた利用者さんだけあります。

チームワークよく、お茶碗に入れたご飯をきれいにライスボールにしていきます。


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そうして出来上がったお料理は、とてもきれいで美味しそうでした。


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2019年2月28日 (木)

2019年2月28日(木) 今は幸せだ



遠くベトナムで、トランプ大統領と金総書記が2回目の歴史的会談を行った2月最後の日

御歳90歳を超えた利用者さんが、車中でいつものように会話をされていました。

「今の人は幸せだ!」

「んだんだ」

「昔は、寝るまで夜仕事してねどわるいけんだ。」

「ふしぬきして、遅くまで草履作ってたんだもんな。」

「今は、うまいもの食って、ただ寝てたらいいんだもの。」

「今の人は幸せだ!」

「んだんだ」


実に、今の世の日本は豊かになったものだというのがわかります。

寝るまで家で働いていた時代と、ただ寝ていても良くなったという

二つの時代を経験された利用者さんの世代は、

この世の行く末をどのように見えているのでしょうか。




2019年2月27日 (水)

2019年2月27日(水) 車椅子贈呈式



本日、陵西中学校の生徒さんがアルミ缶を集める活動から得た収益金から、

当施設に、車椅子が贈られる贈呈式に出席してきました。

広く、寒い体育館の中で、生徒さん方を前にして、

登壇し目録を頂くと共に挨拶をしてきました。

緊張感と静けさの中で行われた贈呈式の雰囲気は、

中学生だった頃を思い出させてくれます。


これまでのものを頂ける金額を集めた生徒さんらのご苦労は大変だったと思います。

ありがたく、頂いた車椅子を使用させて頂きます。

ありがとうございました。



2019年2月26日 (火)

2019年2月26日(火) 手作りカレンダー



レクリエーションの定番とする塗り絵ですが、

今の塗り絵には、毎月使用できるカレンダーの絵柄のものもあるのです。

利用者さんの中には、毎月のカレンダー作成を楽しみにされている方もおります。

手を動かすこと、自分の思い通りに色を塗り染めていくことは、

もの忘れ防止にも効果的ですね。

カレンダーを使用することで、デイの利用日も忘れないようにすることができます。


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2019年2月25日 (月)

2019年2月25日(月) 麩のフレンチトースト



本日のおやつは、初の試みとするお菓子作りを行っています。

それは、麩を使用した『麩のフレンチトースト』です。

麩を揚げて、フレンチ的な味付けを行うという試みです。

利用者さんにも手伝ってもらって、ホットプレート上で、麩を転がしていました。

事務所にも届く、鼻孔をくすぐる香ばしい匂いが漂ってきました。


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麩といえば、私は醤油で甘辛く調理した煮物が大好きなのですが、

フレンチ風なテイストで仕上げた麩もまた面白そうな味がします。

後に、出来上がったものを利用者さんは、美味しい美味しいと言って

召し上がられていましたが、調理に携わった職員に聞いてみると、

「私はまだ食べていません。」

とのこと。


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味見もしないで、利用者さんに食べさせるのもある意味失礼ではないのかと

思ったりもしたところです。


2019年2月22日 (金)

2019年2月22日(金) 腹話術



本日、各地で活躍されておられる腹話術師の先生が来所され、

利用者さん達を前に、人形を使用した話術パフォーマンスを披露し、

大いに笑い声があがる楽しい時間となりました。

今では、テレビの演芸などくらいでしか見る機会はなくなってしまいましたが、

こうして目前で行われる機会は、貴重なものでした。

腹話術の他に、手品などもあり、利用者さんも興味津々でご覧になられ、

拍手を送られていました。


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2019年2月21日 (木)

2019年2月21日(木) 食料品寄贈頂きました



本日、市の社会福祉協議会様を通じて、カーブスフードドライブ事業に伴う食料品の寄贈を受け取ることができました。

全国で展開されているという、チャリティイベントの「フードドライブ」により、

多くのご厚意が、私たち福祉施設に対して、食料品という形で贈られているとのことです。

特に、笑和感では、利用者様に対して、手作りの料理を提供しているということで、

こうしたご厚意は大変ありがたいものです。

弊社より、調理担当の者が寄贈の場にお伺いし、必要とするものを選んで頂いてきました。

日々、利用者さまからも、家で作られたという野菜や花を頂くことがあります。

こうしたものは、真心として、ありがたく頂戴させて頂いております。

この度は、大変ありがとうございました。




2019年2月18日 (月)

2019年2月18日(月) 消防訓練



天候の浮き沈みはあるものの、少しずつ周囲の雪が融けていっているのがわかります。

今日は、笑和感、せせらぎ草にて、消防訓練が行われました。

日中のせせらぎ草個室から出火したという想定で、行っています。

けたたましい非常ベルの音ともに、職員が走り出します。

火事場発見、火事ブレを行い、消火器隊がかけつけます。

職員は、利用者さんを安全な場所へと避難誘導します。

そうして、無事に避難を完了することができました。


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その後に、寒風吹く中で、職員を対象とした水消火器を使用した消火訓練を行っています。

火元に見立てた三角ポールに向かって、水消火器の使用方法を学んだところです。


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2019年2月14日 (木)

2019年2月14日(木) ハッピーバレンタイン



本日は、お菓子業界が潤うバレンタインデーです。

バレンタインと言うのは、本来ヨーロッパで起こった、殉教者のために

花やケーキがおくられたことによる風習から起きたものだと聞きました。

それが日本では、女性が意中の男性に、思いを伝えるために、

チョコを贈るというものに造り上げられてしまったわけです。

お菓子業界のお菓子業界によるお菓子業界のためのものなのです。

まぁ、それで話題となり、楽しむ機会が増えれば、良しとするかというのが、

何でも都合よく取り込んでいったのが日本文化ですので、

今では、定例イベントとなり定着してしまいました。


せっかくですので、利用者さんにご自身でチョコを贈られている方はいるかとお聞きしたところ、

1名の方が、息子や孫に渡していると答えてくれました。

笑和感では、このバレンタインの日を、特別行事食として、皆で昼食を食べ、

おやつの時間には、マシュマロチョコを作って楽しんでおります。


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2019年2月 8日 (金)

2019年2月8日(金) ご飯より雪かきが好き



笑和感に通われている利用者さんの一言です。

「私は、ご飯よりも雪かきが好きなんだ」

雪が降った後は、近所の誰よりも自宅前をきれいにしておきたいということを、

ある種の生きがいに感じておられる利用者さんがおります。

「夜にトイレに起きる度に、家の前の雪を掃いてるの」

そうおっしゃられると、私らからすれば、危ないので控えてはと、

つい声をかけたいところです。

ですが、その利用者さんの生きがいとモチベーションを否定するのも忍びないところです。

どうか、怪我や病気にはくれぐれも気をつけてくださいと、

述べるにとどまっております。

それにしてもたくましい。

その心意気、私も見習わないといけないものですが、

夜中にトイレに起きる度に、雪かきするような境地には、とうてい至れないと思ったところです。



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2019年2月 1日 (金)

2019年2月1日(金) 雨どいから氷柱



屋根の雨どいに溜まっている水が凍って、

雨どいがそのまま氷で満たされる事象が年々続いている件について。


毎度、はしごをかけては、つるはしや金槌で氷を砕いて、水の通りをよくしようとしています。

ですが、昨日あれほど頑張ったのに、施設に来てがっかりです。

雨どいから相変わらずの氷柱が垂れ下がっています。

またもや雨どいは、氷で溢れているようです。

これを改善するには、毎日はしごをかけて氷砕きを行わなければならないのでしょうか。


これを改善するべく、私もいろいろ考えてはいるのです。

まだ実行には至っていないのですが、密かに私が考えているとっておきの対策があるのです。

それは、温度調節ヒーターを使うのです。

そう、あの熱帯魚用の水槽に放り込むあれです。

雨どいに放り込めば、水も凍らずに良いのではないのかと思うのです。

うまくいくでしょうか?

ただ、そのヒーターをどこから調達すればいいのでしょうか。

この私策のために、新たに購入するのには、勇気がいるのです。

場合によっては、自腹を切ることになってしまうのです。

建ててみてわかった、雪はけの悪いお宅事情なのです。



凍る雨どい対策、皆さまの改善アイデア募集中であります。


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2019年1月31日 (木)

2019年1月31日(木) 平成最後の1月終わる



あっという間の平成最後の1月は今日で終わりとなります。

今朝の冷え込みによる路面凍結は、今年一番だったかもしれません。

ブラックアイスバーンと呼ばれるように、アスファルト上が氷に覆われており、

積雪時よりも危険な状態となるのです。

ラジオから流れる報道で、近隣の地区でも車のスリップ事故が相次いだようでした。

車の運転は、最後まで気を引き締めていきたいものです。


さて、私は月末処理を行ったり、屋根の雪や雨どいの氷を落としたりと、

頭と体を使って、今日も一日頑張った気がします。


そんな帰りの送迎の道すがら、地元の小学生ら5人ほどが、

私の運転する笑和感の車を見つけて、皆でぶんぶんと手を振ってくれました。

笑和感にも来られた6年生の生徒さん達です。


本来は、1月のうちに訪問の予定があったのですが、インフルエンザの影響で見送りとなっていました。

元気そうに手を振られる生徒さんらに、私もはにかみながら手を振り返したところです。

1月の最後に、ほっこりとする一場面と出会うことができました。


彼らが卒業するまでに、また笑和感に遊びに来てほしいものです。



2019年1月30日 (水)

2019年1月30日(水) あの日の節分



今日は山に沈む夕日がきれいに見えました。

帰りの送迎時に、良いものを見たなと思いました。


ガリガリの凍結した氷の板が、敷地内を覆っていたので、

私の午後の仕事は、除雪棒で氷の板はがしを頑張っていました。

ぺりぺりと巨大な氷板が、持ちあがり剥がれる瞬間というのは、

とても気持ちの良いものです。

広い玄関前の氷板剥しを夢中にやるものだから、本来のやるべきことが、

すっかり後回しとなってしまいました。

身体を動かすのは気持ちのよいことですが、やり過ぎには注意しましょう。



送迎車中に、利用者さんが節分について話されているのが聞こえてきました。

「節分の日は豆まぐのが?」

「うちでは、おとうちゃんがやるの」

「んだのが。豆ば炒ってまくんだが?一升枡さえっで。」

「んね。うちはでんろく豆なんだ」

「ありゃ。んだのが。うまいもんなぁ」


なるほど、今や豆まきは、汚れない、投げた後には美味しく食べられるということで、

でんろく豆が、豆まきにも活躍しているのですね。

でも、でんろく豆なら、鬼も喜ぶのではないでしょうか。

私も、なんだか食べたくなってしまいました。


「昔は、どの家も窓を開けて豆巻いてたけから、周りから声が聞こえてきたんだけど、

今は誰も開けてないから、聞こえなくなったんだ」

そう話された利用者さんは、少し寂しげな様子でした。

確かに、私が子供の頃にやらされた豆まきも、しだいに面倒くさい、片付けるのが大変と、

煙たがられるようになってしまいました。

日本の伝統というものは、こうした面倒くさいという世の変化により、

なくなっていくものなのでしょうね。




2019年1月28日 (月)

2019年1月28日(月) 歳を重ねても



今日は、利用者さんの誕生日であり誕生会が行われました。

祝福する皆さんを前にして、その数少ない男性の利用者さんはマイクを取り、

職員に対し、そして多くの利用者さんを前にして、お礼の言葉を述べられました。

いつも寡黙な利用者さんでしたが、とても丁寧に、そして雄弁にお話をされ、

感謝の言葉を受け、周りの職員も心温かくなった者も多かったようです。


そして、花束贈呈とケーキに立てられたロウソクを消し、

定例の行事を無事にこなされました。

利用者さんは、最後に、ひとつ余興をと、マイクをとり話されたのです。

「うちのじさまから聞いた話なんだけんども・・・・」

そうして語る利用者さんの話は、実に奥が深く、聞き取りづらいところもありましたが、

一番前で聴かれていた利用者さんは、ニコニコしながら聴かれていました。

それは、素敵なエロ話でありました。


人間、いくつ歳を重ねても、色気をもって楽しく笑って過ごすのが、

長生きの秘訣なのです。


2019年1月24日 (木)

2019年1月24日(木) 世間話



強烈な寒波が東北地方を襲来しており、各地に大雪を降らせています。

昨日は、今年初めての笑和感の屋根の雪下ろしを行いました。

雪かきはダイエットと健康維持につながると、頑張って取り組んでいますが、

頑張り過ぎたのか、今日は少々腰が痛いところです。


強烈な吹雪になったかと思いきや、晴れ間が射して明るくなったりと、

天候は激しく変わります。

本日、利用者さんのお宅から、除雪が対応できず、外に出られないので、

施設利用を休ませてくださいと、複数の利用者さまから連絡がありました。

家庭事情にもよりますが、雪による利用中止というのもあるのです。

ある程度は、職員が対応してお迎えに上がりますが、

利用者さんからは、迷惑をかけてしまうからと遠慮してしまう方が多いようです。

今年は、暖冬と呼ばれていますが、時折訪れる強い寒波には気をつけたいものです。



そんな中で、晴れ間指すデイルームで、利用者さん同士が世間話をしているのが聞こえてきました。

笑いながら話されていたので、興味深く話を聞いてみようと近づいたら、

『わたし、笑和感で美味しいご飯食べてるから、体重増えたんで困ってんだ。』

とのこと。

冬になるとますます家からでなくなり、身体を動かす機会が減ることもあるのでしょうが、

笑和感に来て、美味しいご飯を食べられる楽しみがあると言う風に、

私は解釈したところです。


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2019年1月19日 (土)

2019年1月19日(土) 溶けるなら積もるな



夜通し降り続いた雪のおかげで、道路も白く染められており、

早めに出社し、施設の玄関前の雪をかき分けていきます。

10cmぐらいは積もったでしょうか。

手持ちの除雪棒を、モップをかけるがごとく、何度も往復しては

大量に掻きこんで溢れる雪を、隅に追いやっています。

真っ白だった一面が、しだいに黒いアスファルトが顔を出してくると、

小さな達成感を感じます。

しかし、一人で続けるには広い敷地周りなので、せいぜい玄関口の車が入るスペースくらいでしょうか。

何度も何度も往復することは、作業として単純ではありますが、

この一搔きが、私のダイエットに繋がる運動だと思えば、頑張れます。

熱くなれ!カロリー消費!

燃え上がれ脂肪!

今年の目標は、いくらかの減量と健康を。


身体が、温かくなったところで、送迎への時間となりました。

こうして、雪かきしたところも、しなかったところも、夕方には、ほとんどが溶けていました。

がんばった境目が、逆になくなってしまうと、気持ち的に少しさびしい気もするのです。



今日も、皆さん棒サッカーを楽しまれていました。


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2019年1月18日 (金)

2019年1月18日(金) 吹雪



都会育ちで割とお嬢様的に過ごされてきた利用者さんも、

今日の窓の外で吹雪く雪の様子を見ての一言、

『雪がのそのそ降ってきたね。』

と、表現されていたのを聞いて、何かほっとしたこの頃です。



今日は、屋内で、今流行の棒サッカーに挑戦してみました。


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白熱し、火花散らせるばあちゃん達をなだめるのが大変そうな職員たちでした。


2019年1月17日 (木)

2019年1月17日 雪積もる予感



日本人横綱の引退、そして本日は鹿児島県沖での噴火と、

日々、新しい話題のニュースが取り上げられるものです。

日本の国技である相撲、その横綱の進退に対する決断というのは、

周囲から聞こえてきたのは、同情の声であったり残念がる声でした。

周囲の期待と覆いかぶさってくる重すぎる重圧に押しつぶされてしまった結果であったのかと、

同情する反面、高級な地位や処遇を得たとしても、

それを本人が望んで得たものだったのかを考えると複雑な思いにかられます。

引退を決断した身としては、背負ってきたものを下ろせたのでしょうから、

ずいぶんと楽になったのではないかなと思うところです。

日本を背負うというのは、オリンピック選手しかり、その重圧に打ち勝てた一握りのものが、

栄光を掴めるものだなと思いました。



雪がのそのそと降ってきました。

この調子だと、明日には積もりそうです。


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ちなみに、のそのそとは、利用者さんに雪の降る様子を表現してもらった時にでた言葉です。


2019年1月12日 (土)

2019年1月12日(土) 裏ピース



高齢の利用者さんに写真を求める際に、ピースサインをリクエストすると、

割りと少なくない利用者さんが、正面ピース(正ピース)ではなく、

手の甲を正面に向ける裏ピースで、応えてくれる方がおります。

指2本ならまだしも、1本中指であれば、まさに

『ファックユー(くそったれ!)』

であり、冗談では済まない危険な香りのするアクションとなってしまいます。


なぜ、高齢の利用者さんに裏ピースが多いのかというと、一部の説において、

それは、まさにこれまでの人生の中で、ピースサインを行う機会がなかったとういのが大きいようです。

それが、いきなり頭では知っていたとしても、ピースサインを求められると、

正面に立つ職員の指の形を見て、自分側に手のひらを見せる裏ピースとなるのではないでしょうか。

練習無しで挑んだ本番ピースだからこその裏ピースなのです。



などと、適当に私が今考えてみたところです。



2019年1月 9日 (水)

2019年1月9日(水) AM雪PM晴



朝から玄関前には、厚く雪が堆積しており、一夜でだいぶ降り積もったようでした。

雪雲は、今日の午前中まで、大粒の雪を落としていきました。

除雪車はフル稼働で動いており、きれいに除雪されていることは

大変ありがたいことです。

除雪や雪道での事故も相次いでいるようなので、

車の運転には、皆気をつけていきましょう。



2019年1月 8日 (火)

2019年1月8日(火) 今年の目標



雪は、時折降っては止みを繰り返しながら、周囲を白く染めていきます。

窓から見える笑和感の庭は、屋根から落ちてくる雪が、

折り重なって、厚みを増して景色を狭くしています。

冬は雪片付けをして、身体を動かすことによって、カロリー消費を促す

雪かきダイエットを画策中なのではありますが、

思いは毎日、今日こそは!と繰り返すのですが、

気付けば、今日も終わりの鐘がなっているのです。


今年の目標は、健康とダイエットにしようかしらと、

ぼんやりと考えながら、計画は明日考えようという安直な覚悟が、

今一つ、足踏み状態が続いている証拠なのでしょうね。

利用者さんに混じって、習字で決意を書にしたためようかと思いました。


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2019年1月 7日 (月)

2019年1月7日(月) 七草粥



あるネットニュースを目にしたのですが、

雪深い地域に住む私らには当たり前のような日常生活の営みなのですが、

雪の少ない地域に住む方にとってはカルチャーショックを受けるというあるモノが話題になっていました。

それは、ストーブから温風を、直接こたつに取り込むための筒なのです。

あれは、便利ですよね。

最近はエアコンの進化により、こたつを出される家庭も少なくなってきていますが、

今の親世代には、当たり前に使用していたものだと思います。

朝方、こたつの電源を入れても、温まるのには時間がかかります。

それが、ヒーターさえつけば、あっという間に最高の心地よさの温度に達するのです。

我が実家のこたつでも、絶賛稼働中であります。

あれがあれば、こたつの電源を入れる必要すらありません。

エアコンやヒーターだけでは、物寂しい我ら東北県民の足と心を温めてくれるのに、

実に実用的で、最適な発明品だと思います。

まだ持っていない方は、是非お近くのホームセンターへ走りましょう。



さて、本日の昼食では、七草粥が利用者さんへ振る舞われています。

毎度、7種の草の名前を言えるのかが話題となりますが、

リズムよく奏でられる語順に覚えれば、忘れにくくなるのではないでしょうか。

ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、せり、なずな

身体にも心にも優しい食べ物です。


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