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2013年12月14日 (土)

12月14日 大雪注意報



昨日からとめどなく降り続いた雪の為に、今朝は除雪が追い付かずに

職員も車を駐車することが出来ずに、立ち往生する場面がありました。

いやはや、もう紛れもない極寒の冬となりました。

朝から、除雪機がフル稼働しており、次々と訪れる利用者さんを

出迎えておりました。


屋内は、暖かく利用者さんは、運動や談笑、おかずの盛り付けに、

いつも通り取り組まれていました。

窓から見える風景は、終わることのないような雪がしんしんと、降り続いています。


最近ラジオでよく宣伝している、「昭和のやまがた」というDVDを買ってみました。

昭和36年近辺の山形の様子をまとめた映像集なのですが、

もしかしたら、利用者さんの若かりし姿が、映っているかもと思わず、

探してしまいますが、寒河江や西川町近辺の映像が少なかったのが残念でした。

もし、そんな映像の中に、発見があったらすごいですよね。

利用者さんも、懐かしい光景に目を細めていました。


2013年12月13日 (金)

11月13日 初始動



雪は、県内に一日を通して降り続きました。

駐車場や屋根にも、20cmを超えるくらいの雪が積もっていました。


こんな時こそ、ついに出番は来たのです。

そう、除雪機です。

初めての実務投入ということで、最初は緊張しながらも除雪機に乗り込みました。

そして、エンジンをかけ、アクセルを踏み込み、ハンドルを思い切り回します。

考えていた以上に使い勝手は独特で、使いこなすには練習が必要のようです。

そんな感じで、四苦八苦しながら、敷地内の雪を片付けてみました。

・・・

これから、早朝出勤が始まるのかと思うと、先が思いやられます。


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利用者さんには、今日もダイニングチェアの組み立てを一緒に行っております。

今日は、男性の利用者さんに手伝ってもらって、2脚作ってもらいました。

作ってもらった利用者さんに、一番の初座りを体験してもらい、

「良い座り心地だな」

と、話されていました。


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2013年12月12日 (木)

12月12日 雪本降り



大変です。

雪がすごいです。

本場の冬です。

除雪車がいないと、いくらスタッドレスタイヤでも、思うようにすすめないところもあります。

そんな、厳しい冬の現実を、西川町の山の中で目の当たりにしたところです。


これからは、送迎の送り迎えは、1.5倍くらいの時間がかかる場所もありますので、

利用者さんと確認しながら、冬を迎えたいと思います。


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利用者さんに、デイルームで使用する、追加のダイニングチェアの組み立てを

手伝ってもらいました。

今のチェアは、ボルトを締めるだけで、簡単に組み上げられるので、便利ですね。

出来るところに、手を貸して頂けたので、特に男性の利用者さんにも

一緒に参加して行っていこうと考えています。


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2013年12月11日 (水)

12月11日 日々の成長



今日のお昼ご飯の一品、おにぎりを利用者さんに握ってもらいました。

食べやすい大きさで、とっても美味しそうです。


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あさひちゃんが、皆さんの前に登場すると、利用者さんの顔もほころびます。

日々の成長を、間近にみることが出来るというのも、

利用者さんにとっては、ひとつの楽しみかもしれませんね。

そのうち、言葉も話すようになり、やんちゃさに磨きがかかってくるでしょう。


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2013年12月10日 (火)

12月10日 昔語りの会



私が使用している踊りの着物は、忙しくてしわしわ状態のまま

たたまれていたもので、そのことを利用者さんに相談したら、

「なら、私がたたんでやる!」と、言われたので、お言葉に甘えまして

利用者さんから着物一式を、綺麗にたたんで頂きました。

さすがです!

「これからも、持って来いな」

と、言われたので、ほいほいお言葉に甘えさせて頂こうかなと・・・


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そして、本日、ボランティアで昔語りを聴かせて頂ける、寒河江昔語りの会のメンバーの方が

来て頂くこととなりました。

なんと、6名の方が来所されて、歌や昔語り、寸劇、南京玉簾と、披露してくださいました。

利用者さんも、皆興味深々で、熱心に語りに聴き入っておられました。

会が結成されて、13年もの実績があるとのことで、皆さん、堂々と利用者さんを前にして

面白い話や寸劇を、その場の土地柄や人を見て、アドリブでこなされていました。

職員も、一緒に楽しく拝見させて頂きました。


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2013年12月 9日 (月)

12月9日 雪の山



週末に、雪と言う雪は降らず穏やかに過ぎていきました。

送迎車を走らせ、西川町の山間に入っていくと、景色は一変し、

雪景色のまま残っていました。

山の間から、真白く染められた月山が見えました。

雲間から抜けた稀に見る姿でした。


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男性の利用者さんは、創作活動の毛糸帽子飾り作成に、熱心に取り組まれております。

普段は、眺めているだけの男性陣ですが、このところ手先のリハビリになるのかと

意欲的で、準備を進めていた職員にとっても嬉しい限りです。


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2013年12月 7日 (土)

12月7日 たくわんの展望



朝より雨礫が強く、車のフロントガラスを叩きます。

しだいに、ガラスに広がる礫が大きくなり、みぞれから雪へと変わっていきました。

降ったり止んだりを繰り返しながらも、今日から天気は崩れていき、

来週から雪の天候へと変わるとのことです。


利用者さんから、「家で漬けたものだから、皆で食べてけろ」と、

たくわん漬けを頂きました。

送迎の車の中が、たくわん漬けのかぐわしい匂いに包まれました。


漬物を、利用者さんと一緒に、漬けられたらなぁと、考えていたことがありました。

樽を置く場所はたくさんあるので、来年は、畑一杯に大根を植えて、

樽をたくさん準備して、利用者さん直伝のいろいろな漬物を漬けることができれば、

毎日、お茶を飲みながら、ぼりぼりと食べられるようになるかもしれませんね。

来年のやってみたいことの1つには、たくわん漬けを作ることが加わりました。


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今日は、利用者さんと一緒に病院に受診に同行して行ってきました。

休み前の駆け込みということもあり、待ちに待っての診察となりましたが、

無事に診察を受けてほっとされていたようでした。


寒さも一気に増すようなので、体調には気を付けなければなりません。



2013年12月 5日 (木)

12月5日 高齢者事故について



朝から濃い霧が立ち込めており、県内各地からの報告でも

どこもこうした霧が出ているようでした。

また、ラジオから聞こえてくるニュースの中で話題となっているニュースがありました。

それは、連日、高齢者の交通事故が発生していることです。

昨日も、若い運転者が、反射シートをつけておらず道路を横断しようとした高齢者の方に

接触して事故が起きたそうです。

運転者は、「前を見ていなかった」、「気づかなかった」、との答えをされていますが、

こういった事故は、車を運転している人全てに加害者となる可能性があります。

道路を渡る人も、自分の身を守る意識を今まで以上に持って頂けることを期待します。


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さて、笑和感では、昨日からデイルームの机の配置を変えてみました。

これまで以上に、利用者さんには、ゆったりとした空間を感じて頂けるかもしれません。

まだまだ試行錯誤の毎日ですが、これからもより充実した一日を過ごせるように

していければと考えております。


今日は、利用者さんの誕生会がありました。

お祝いされた利用者さん、皆からお祝いされて、思わず目頭が熱くなってしまったようです。

こんな気持ちが生まれるのも笑和感に来られているからこそ、

こちらも嬉しくなります。


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2013年12月 4日 (水)

12月4日 しゃべる犬



朝は濃い霧に深く包まれていました。

霧を超えた先の光景は、陽の光が差し込み、鮮やかに栄えていました。

空には、連なる雲が横に長く広がっており、太陽光が空に影を落としていました。

今日も、晴れの一日になりそうです。


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あさひちゃんが今日も笑和感に来ております。

そこに怪しげな毛むくじゃらの人形が一緒にやってきました。


言葉を話しかけると、甲高い声でオウム返しで言葉を返してくれる犬のおもちゃです。

この今までも姿かたちを変えて、おもちゃ界の一角を占めてきたおもちゃシリーズが、

ついに笑和感にも進出してきたのです。


さて、そのうるさい犬の人形ですが、あさひちゃんや利用者さんよりも

反応していたのは、実は女性職員の方だったりと、果たしてこれでいいのでしょうか?

女性職員も、心ときめいたのはわかりますが、

心ときめくのは、自分で買ってから家で十分可愛がってやってくださいね。


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2013年12月 3日 (火)

12月3日 点灯式



山の向こうは、灰色の雲が押し寄せてくるような天気です。

利用者さんを乗せて白岩の洞門をくぐった後に、寒河江川を見下ろした時に

水の濁りが少しだけ薄まったような気がする、と利用者さんと話をしていました。

山の上に雪が降り、川の水かさも増して、勢いよく水は流れていました。

結局、今年はあの時の豪雨以来、寒河江川は濁ったままの姿でしたが、

来年には、綺麗な流れが戻ることを願います。


水かさを増した実沢川には、時折サギが魚を狙って、川辺でたたずむ姿を目にしています。


一足早く、飾り付けを終えたクリスマスツリーを、職員が皆の前で、点灯しました。

カーテンを閉めて、暗くした室内に、輝くそれは、とても眩しく綺麗に見えました。


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実感が薄いなかでも、これからますます雪が降ってきて、

身の回りが慌ただしくなっていきます。


振り回されないように、しっかりと利用者さんから目を離さずに、

今年を、最後まで気を引き締めて乗り切りたいものです。



2013年12月 2日 (月)

12月2日 ツリーに飾りを



12月となりました。

さっそく、笑和感では、クリスマスツリーの準備を行いました。

1年ぶりの登場となったツリーには、さっそくきらびやかな飾りがほどこされました。

毎日見る光景の中では、季節の節目が分かりにくいのですが、

こうしたデコレーションのツリーが登場すると、年末の12月を実感せざるおえませんね。


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午後からは、前月に出来なかった月曜日組の方達のために、

今年最後の運動会を行っています。

人気種目の、プチシュー早食い競争は、甘いお菓子が食べられるということで、

利用者さんも、大盛り上がりとなりました。

「こんなうまいもの食べられるなら、毎日やってもいいなぁ」

と、笑いながら男性の利用者さんは話されていました。


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2013年11月30日 (土)

11月30日 締めの運動会



送迎では、西川町の山間の利用者様のところまで、迎えに行ってきました。

寒河江の境界地までは、普通の光景が広がっていたのですが、

西川町に入ってから、どんどんと進んでいくと、明らかに周囲の景色が、

どんどんと白く染め上げられていました。


薄く田んぼにかかった白い雪が、いつの間にか路肩に塊となって寄せられている光景に

なるまではそんな距離はありませんでした。

山に入る頃には、すっかり冬の真っ只中の雪景色が広がっていました。

小さい女の子が、おばあちゃんと一緒に雪だるまを作っていました。

これから、しだいに当たり前の冬が始まっていきます。



今日の笑和感では、遅れた運動会が行われています。

今回の目玉競技は、プチシュー早食い競争でした。

一口大で食べられるプチシュークリームを、お互いの目の前に差し出し、

どちらが早く食べられるかを競います。


赤、白、それぞれのチームに分かれて行われた今回の競技、

一見簡単そうで、これが意外に難しいわけで、いろいろとハプニングもありました。

いかに早く口に入れるかで、合図がなる前に、食べてしまったり、

シュークリームを持っている職員の腕を捕まえて、食べてしまったり、

はては大きな口を開けたまま職員に向かっていって、

職員が根負けしてしまうなど、始終大笑いの中、運動会は行われました。


恒例となった、選手宣誓、玉入れ、職員による尻相撲大会

みんな笑顔で、11月の締めに行われた運動会を楽しまれたようでした。


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2013年11月29日 (金)

11月29日 赤ちゃんより花束を



今日から天気は荒れるでしょう、との天気予報で、

雪マークが大きくテレビ画面に表示されていました。


また、西村山郡の山沿いには、多い所で40cmの積雪があるでしょう・・・

などと、私にとっては悪夢のようなコメントが、出社時のラジオから聞こえてきました。

ちょうど、午後からみぞれまじりの冷たい雨が、降りだしており、

この雨が夜間に雪に変わるのも、まんざらではないようでした。


本日は、屋内での運動会が行われており、その後のおやつタイムに、

利用者さんの誕生会が行われました。


「まさか今日、こんな素敵なことがあるなんて思ってもいませんでした。」


と、挨拶された利用者さんに、丁度居合わせたあさひちゃんより、

お祝いの花束が手渡されました。

利用者さんも、にっこりと笑ってお礼のコメントを返されていました。


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2013年11月28日 (木)

11月28日 頂いた俳句



その利用者さんの趣味は俳句だと伺っていました。


本日、鞄からおもむろに出してこられたものは、綺麗な俳句の書かれた色紙でした。

色紙にも、俳句用の立派なものがあるんですね。

そのものにも感心しつつ、達筆で書かれた俳句にも驚きを感じました。

初めて笑和感を訪れた際に感じたことを、俳句にしたためたとありました。

その時に、たまたま来所していた赤ちゃんを目にしての一句です。


初孫や  笑顔は温し  笑和感




ほんわかする、ありがたい一句ですね。


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2013年11月27日 (水)

11月27日 えがお



今日は、青空でした。

デイルームに、あさひちゃんが、久しぶりに顔を出しました。

たくさんのおじいちゃん、おばあちゃんに囲まれて、にこにこの笑顔を見せてくれました。

無垢な笑顔は、周囲の人にも伝染するようです。


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2013年11月26日 (火)

11月26日 虹



今日は天気が荒れるでしょうとの予報があった中でも、

午前中は青空が見られ、陽の光も部屋に射しこんでいました。

遠くの山には厚い雲がかかっているのが見えていましたが、

少しの間に、その雲が流れてきたのか、外は雨が降っていました。

その雲も、また流れていったのか、綺麗な虹が山にかかっていました。

まるで、もう少し頑張れば、虹の根元にたどり着けるのではないかと思えるほど

鮮やかに目の前に立ちのぼっていました。

打ち合わせの帰りに見た景色でした。


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2013年11月22日 (金)

11月22日 フラワーアレンジメント



本日、午後からボランティアでお世話になった陵西中学校の生徒さんが来所され、

フラワーアレンジメントを頂きました。

とてもかわいい花が小柄なバケットにたくさん飾られております。

受け取られた利用者さんも、思わずにっこりとされ、興味深げに花をご覧になられていました。


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机の上に、飾られた綺麗な花を目にしながら、食べるおやつもまた格別です。

花は人の心を優しくしてくれます。


花の名前を当てっこしたり、手に取って熱心にご覧になられたり、

利用者さんと一緒に、とても楽しい時間を過ごされていました。



2013年11月20日 (水)

11月20日 蚕の話



今日の天気予報では、荒れる見込みとありましたが、朝の送迎の頃は、

秋の紅葉が綺麗に見える穏やかな青空が広がっていました。

こんな日が、荒れるとはいまいち実感がありませんでしたが、

昼頃からしだいに雲が覆い始めてきました。


利用者さんと車の中で、蚕の話をしてきました。

蚕を見た時はある?

というので、ないと言うと、昔はこの辺りでも

蚕を育てている人はたくさんいたということで、その餌となる桑も多く作っていたそうです。

今では、桑を育てているところもなくなってしまったようですね。

蚕が繭をつくり、その糸を取るために、まず茹でるのだそうです。

その後、その中身はどうするの?

と、素朴な疑問を聞いてみたのですが、そこで丁度施設に到着してしまいました。


食べるの?という選択肢が頭の中に浮かんだのですが、それは聞いたことがない話です。

いったい、繭の中の蚕のさなぎはどうなってしまうのでしょうか。

頭に引っかかりながら、今も頭の中に残っています。




どうしても気になったので、ネットで検索してみました。

繭から糸を取り出す方法がわかりやすく紹介されていましたので、下記に紹介します。

繭から絹糸を取ろう



さて、そこで紹介されていた、繭の中で茹でられたさなぎの運命とは・・・



鯉やにわとりの餌になります


だそうです。



2013年11月19日 (火)

11月19日 美味しいリンゴ



3度目の冬を迎えるにあたって、遂に笑和感に除雪機がやってきました。

もちろん操作するのは、私らです。

時速15kmのスピードで、走行します。

担当の方に、操作方法を教えてもらったのですが、普通免許で運転できるわりに、

操縦席からの風景は、ぜんぜん違います。

男の子なら、ラジコンカーに搭乗したような高揚感を覚えてしまいそうです。

そんなわけで、今年の冬は、バリバリと雪かきを、頑張ろうと思います。


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今日も、朝からすごい靄がかかっていました。

この話を利用者さんにすると、面白い話を教えてもらいました。


最上川沿いの朝日町は、霧が多く出るそうです。

その霧は冷たく、リンゴが冷やされたおかげで、

味がしめられた美味しいリンゴが採れるのだそうです。


なるほど、そういった気候上の理由が上げられるのであれば

地域によって美味しいという理由を探るのは、すごく面白いですね。


そんな豆知識を利用者さんに教わり、なにか得した気分です。

こういったお話を聴くことが出来る環境にいるなら、

もっと面白い情報を発掘していきたいと思います。


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2013年11月18日 (月)

11月18日 焼き餃子



濃霧注意報の通り、朝から辺りは深い霧につつまれていました。

やがてその霧も消えていき、空に太陽を見ることができました。

本日、やっと最後のタイヤ交換を終わりました。

いつ降るともわからない雪を目前にして、少しだけ胸をなでおろしたところです。


今日のお昼ご飯は、手作りの焼き餃子でした。

その餃子作りには、利用者さんも参加されていました。

昔は、家庭のことは何でもやっていたという、車椅子の利用者さんですが、

今は、家事からは手を引いています。

そんな利用者さんが、昔を思い出し、料理の一品を作るのに、参加されています。

そうして出てきたお昼ご飯の、こんがり焦げ目がついたほかほかの餃子の味は

その利用者さんにとっては、他の方が食べた味よりも格別だったでしょう。


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2013年11月16日 (土)

11月16日 濃霧注意報



朝から霧が一帯を覆い、車のフロントガラスには、

水滴の粒がついていました。

県内は、ほとんどがこんな状況のようでした。


今日の午前中は、私はお風呂の脱衣場にいました。

熱気むんむんの戦場であり洗浄の場でもあります。

汗だくになりながら、利用者さんの間をぬいながら奮闘していたわけです。

利用者さんは、

「気持ちいいっけ」

と、顔を赤らめながら満足そうに、冷えた麦茶を飲まれていました。



2013年11月15日 (金)

11月15日 職人と助手



先日、川で見かけた白い大きな鳥ですが、

再び、実沢川に姿を現しました。

その真っ白い姿は、白鳥のごとく白く綺麗でした。

ですが、その細長い顔は、白鳥ともガチョウとも違う模様

色は白くても、その姿は、やはりサギ・・・?なのでしょうか。

サギではないと豪語したものの、やっぱりサギなのかもしれません。

まるで、詐欺にあったような気分です。


詳しいことは、下記のホームページで調べられます。

よく見られるグレイの色をまとったサギは、アオサギ

白くて大きなサギは、ダイサギというようです。


サギ類図鑑


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さて、今日はテレビの後ろのコードの配線が、えらくこんがらがっていたので、

整理をしようと、コードをまとめていたところ、男性の利用者さんが、

見学がてら応援に来てくれました。

ですが、不器用な私の様子に見ていられなくなったのか、自ら

「オレやるがら、貸してみろ」

と、コードの束を取りました。

手際よく、配線の元からコードを束ね、テープを使ってコードをまとめていきます。

そして、たゆみなくきっちりとコードを1本にまとめあげました。

私などは、誤魔化してしまうところを、きっちりとされています。

いつの間にか、私は利用者さんの助手のように、傍らに座ってテープをカットしていました。


これまでの仕事でやってきたからこんなに手際が良いのかと、聞いてみると

「こだなことやんの、久しぶりなんだ。慣れてるわけじゃない。」

とのことでした。


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「こだなことを現場でやっていたのは、10年も10年も10年も前のことだ。

同じ仕事を、何年も続けていけるわけじゃない。

仕事というのは続けていけば、今度はその仕事を下にやらせる側になるから。

なかには、同じ仕事を何十年もする人もいるけどな。

だから、自分でこうやってやるのは久しぶりなんだ。」

と、話してくれました。

熱心にコードをまとめているその姿は、過去の職人の姿を映し出していました。




2013年11月14日 (木)

11月14日 日向ぼっこ



初雪が降ってから、屋根に残っていた雪が溶けて、一筋の流れが地面にこぼれていました。

雪の山は通り過ぎたのか、青空が見えて、陽の光が照っていました。

気温は寒く、とんぼの姿も見かけなくなり、空を飛ぶのはカラスだけとなりました。


そんな中で、ウッドデッキにひらりと舞い降りたものがありました。

木の葉のように、弱弱しくも陽の光が当るところに落ちたそれは、蝶の一種でした。

寒くある世界の中で、落ち着いて陽の光を体に浴びることが出来る場所で

体を休めていました。

私は、そっと、その場を離れました。


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今日も、笑和感では元気な声が響いていました。

いい湯だっけと、頬を染めた利用者さんが、にっこりされていました。



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2013年11月13日 (水)

11月13日 白くて大きな鳥



朝の寒い風景の中に、蒸気が白く立ち上がっていました。

周囲の景色にも雪が薄く被っており、

色づいた紅葉に被る雪は、どこか儚く優しいものでした。


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ウッドデッキに抜けるガラス戸越しに、川の中にたたずむサギの姿がありました。

光る川面に、その姿は栄えていました。

小魚でも狙っているのか、ただそこにいるのか、

雀や鴉のように、やたらと動く鳥とは違い、何を考えているのか興味があります。


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そして、川に立つ、サギではない白くて大きな鳥を見かけたのです。

戸を開けてしまったために、目前で飛び立ってしまいましたが、

そのサギではない何かの鳥は、とても綺麗で、先日利用者さんが話していた通りの

白くて大きな鳥でした。

私は、それをサギのことを指していたのだと思っていましたが、その白い大きな鳥はいました。

飛び立ちながら、「 グエッ 」、と鳴いて川下へと姿を消しました。

今度は、驚かせないように、もっと観察してみたいと思います。


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2013年11月12日 (火)

11月12日 雪の降る一日



今年初めての雪が降ってから2日目の朝も、当然のように大粒の雪が、

空から尽きることなく降り続いていました。

周りの風景は、わずか一日ですっかり白く染め上げられ一変しています。

窓から見える風景も、芝生が雪に覆いかぶせられていました。


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そんな中で、事態は突然起こるものです。

青空つどいの家のある地域が、利用者さんが来られた直後に、突然と停電になってしまったそうです。

電気が使えないということで、石油ストーブで暖を取ることは出来るものの、

出来ることが限られてしまい、急遽笑和感に来られることになりました。

一時期は、デイルームにたくさんの利用者さんがおられましたが、

一部地域での停電ということもあり、割合早くに復旧し、午前中のうちに、

再び元の施設へと戻られていったようです。

何ごともなくて良かったです。

雪の降る寒い日に、停電になってしまうのだけは、勘弁ですね。

2013年11月11日 (月)

11月11日 冬が来た



今週から天気予報には、雪のマークがついています。

朝、窓からの風景が、雪景色になっているのではないかと心配したのですが、

灰色の厚い雲が、どんよりと空を覆っていました。


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予報によると、今日から明後日の水曜日頃までが、天気が崩れて雪が降るとの

ことでしたが、木曜日からはまた快方に向かうようです。

まだ、冬の準備が整っていないだけに、焦りを感じながら、自分の車のタイヤ交換は、

いつになるだろうかと、小雨が降る天気の中、考えているしだいです。



今日の昼食のお手伝いでは、利用者さんに協力してもらって、

ゴマおにぎりを作ってもらいました。

一人がおにぎりの形を作って、もう一人がゴマをまぶします。

手慣れたもので、あっという間に、人数分のおにぎりが完成しました。

さすが、昔の母ちゃんたちは、手際が良いですね。


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午後から、しだいに雨が雪へと変わっていきました。

ちらりほらりと、ようやく降っているのが、雪だとわかる程度のモノが、

しだいに大粒の雪へと変わりました。

道路脇や田んぼは、一面が白く雪に覆われていました。

すぐに溶けるとは思っていても、雪が降ったという事実は、

まさに冬が来たということです。

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2013年11月 9日 (土)

11月9日 白岩の文化祭



昨日、職員が遅くまで残ってくれて、ここ白岩地区の文化祭に、

利用者さんが作られた作品を展示する準備を行ってくれました。

場所は、白岩にある公民館なのですが、体育館もある大きな場所です。

今回で、2度目の参加ですが、小学生から達人の域まで達しているかのような作品まで

たくさんの作品が展示されています。

本日は、気持ちの良い秋晴れの青空が広がっていました。

午後から、さっそく作品を提供された利用者さん達は文化祭へと足を運んできました。


会場には、たくさんの作品が飾られていました。

利用者さんは、ひとつひとつを丁寧に眺められていました。

そして、笑和感の展示の前についたとき、綺麗に飾られている自分達の作品を見て

笑顔で談笑しながら眺められていました。


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作品一つ一つには、作成者の名前が掲げられており、パンフレットにも

名前が掲載されています。

「近くに住んでいるけど、こんなとこさ来たことなくて、来れて良かったちゃー」

と、利用者さんが話してくれました。

準備して飾りつけてくれた職員達の冥利に尽きるというものです。

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2013年11月 8日 (金)

11月8日 さぎがきた



お昼休みのひとときに、利用者さんの一人が職員のところに足早にやってきました。

表情を高揚させて

「川さ、おっきくてきれいな鳥きったよ。みでみろ!」

その利用者さんは、お昼の休み時間に、窓から川を眺められていました。


職員が、急いで窓から覗いてみると、川の中で、動かずに立っている一羽の鳥

たたずみながら、こちらをじーと、見ているようです。


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それは、サギでした。

目の前の実沢川に、たまにやってきては、川の中で立っている姿を見かけます。

餌となる小魚を狙っているのか、羽を休めているだけなのか。

こちらを眺めていた顔を振り返りながら、大きな羽を広げ、水面から飛び立ちました。

そうして、ゆっくりと川の上流に向けてゆっくりと飛んでいきました。


このほかにも、実沢川を訪れる鳥は、たくさんいます。

そういった鳥を、ふと近くで目にすることが出来た時は、面白いですね。


2013年11月 7日 (木)

11月7日 消防訓練



今日は天気が荒れるという予報の中、出勤してきた職員が

トラックと自転車の接触事故があって、現場がすごいことになっている

と、教えてくれました。

朝の送迎にも影響があるからとのことで、私も急いで車を走らせました。

現場では、片側交互通行となっており、多くのパトカーと警察官が集まり、

実況見分が行われていたようでした。

現場に、フロントが少し破損しているトラックと中学生のもののような自転車があり、

横断歩道へと続く路面には、ブレーキ痕が生々しく残されていました。


救急車で、すでに運ばれたであろう自転車を乗っていた方の無事を祈るばかりです。


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そんな朝から、慌ただしかった一日でした。

今日の午後から、消防署の職員、警察署の方、地域の方を含めた消防訓練が実施されました。

今回の想定では、夜間の限られた人数でのせせらぎ草からの避難が行えるか、

ということを実践し、それを評価して頂くというものでした。

火事の発見、消火活動、通報、緊急連絡、利用者の誘導

それらを少ない人員で行い、しだいに地域の方の協力や、かけつけた職員との連携で行いました。


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見ていた署員の方より、総評を頂きましたが、

緊迫した実際の現場では、とりあえず危険が身近に迫っている人から優先に助けること、

タンカなどスペースや、人員を取られる作業は、この施設では向かないこと。

いざとなったら、動けない利用者さんは、シーツごと引っ張って移動すること

などのアドバイスを頂きました。


知っているようで、知らないことも多く、改めて今回の訓練では、得るものもあったかと思います。

災害に関しては、洪水もしかりで、地域の方からの話では、過去昭和40年代に、

目の前の実沢川が増水し、水が上がったことがあるとの話がありました。

先日の豪雨でもずいぶん増水したものと思いましたが、あれをも超える水害が

起りえるということです。

本当の危険に直面した場合は、私達の判断で、素早い行動を求められることとなります。

今回、多くの反省点がありましたが、これを忘れずに、皆に共有できる情報として

活かしていかれるように努めたいと思いました。


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2013年11月 5日 (火)

11月5日 夢に出た



元気な男性の利用者さんが、私の顔を見るなり、

「昨日のオレの夢さ、あんた出てきてびっくりしたんだ!」

と、話されました。

私の方がびっくりです。


その利用者さんが見たという夢の話なのですが、

私がなんと議員に立候補して演説をされているという話でした。

いやはや、利用者さんの中では、私の位はさぞ高いところにあるようですが、

何かに立候補するなど、まして面倒くさいことに首を突っ込むのは苦手であります。

ですが、いつも周りから持ち上げられて、面倒くさい役を引き受けるはめになるという点では、

将来、嫌な予感を抱かざるをえないという気もします。

心の中での私の顔は、そんな警戒感のために、頬が引きつっていたかもしれません。


そして、その夢を見られた当人は、夢の中で何をされていたかというと、

これまたスゴイもので、なんとウグイス嬢をされていたというのです。

候補者を持ち上げる係りなのでしょうか。

そんな感じで、朝からテンションがマックスの利用者さんの面白い話から始まりました。

人様の夢にまで、お邪魔するとは、私も出世したものです。



さて、本日は天気も晴れており、どこか気持ちの良い秋晴れを感じさせてくれました。

施設でお世話になっている給油スタンドには、マスコットのネコさんがいるのですが、

事務所の入り口の前で、陽気に日向ぼっこをされておりました。


その様子を給油の最中に、ぼーっと眺めていたのですが、

そのネコさんが立ち上がり、のそのそと事務所の入り口に立ちました。

すると、自動ドアが、シャーっと開いたのです。


そこを、さも当然のようにネコさんが中に入っていかれ、

ドアが、シャーっと閉まりました。


その光景がさも当たり前なんだよというような場の空気で、自分だけがその場に違和感を

抱いてしまったようで、なんとも言えない不思議な気持ちだけが胸に残ったわけです。


ネコでも、自動ドアを使えるんだということが、私の中に新しく記録されたしだいです。

スタンドを出て、にやにやしながら車を走らせて会議の場へと向かいました。


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さて、動物がてら、もうひとつネタを紹介しますと、先日の日記でも紹介したシマヘビが、

再び庭に現れました。

芝生の上で、日向ぼっこをしていました。

周囲を見渡すように、首をひょいと持ち上げていました。

こんなヘビでも、こんなコミカルな動きをするものなのだと感心したところです。

ヘビが住みつくと、お金が入るとありますが、そうなることを願って、暖かい目で眺めておりました。


シマヘビは大人しく臆病なヘビですので、利用者さんには危害は加えないものと、

私の方で、そう判断しているしだいです。


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