11月15日 職人と助手
先日、川で見かけた白い大きな鳥ですが、
再び、実沢川に姿を現しました。
その真っ白い姿は、白鳥のごとく白く綺麗でした。
ですが、その細長い顔は、白鳥ともガチョウとも違う模様
色は白くても、その姿は、やはりサギ・・・?なのでしょうか。
サギではないと豪語したものの、やっぱりサギなのかもしれません。
まるで、詐欺にあったような気分です。
詳しいことは、下記のホームページで調べられます。
よく見られるグレイの色をまとったサギは、アオサギ
白くて大きなサギは、ダイサギというようです。
サギ類図鑑
さて、今日はテレビの後ろのコードの配線が、えらくこんがらがっていたので、
整理をしようと、コードをまとめていたところ、男性の利用者さんが、
見学がてら応援に来てくれました。
ですが、不器用な私の様子に見ていられなくなったのか、自ら
「オレやるがら、貸してみろ」
と、コードの束を取りました。
手際よく、配線の元からコードを束ね、テープを使ってコードをまとめていきます。
そして、たゆみなくきっちりとコードを1本にまとめあげました。
私などは、誤魔化してしまうところを、きっちりとされています。
いつの間にか、私は利用者さんの助手のように、傍らに座ってテープをカットしていました。
これまでの仕事でやってきたからこんなに手際が良いのかと、聞いてみると
「こだなことやんの、久しぶりなんだ。慣れてるわけじゃない。」
とのことでした。
「こだなことを現場でやっていたのは、10年も10年も10年も前のことだ。
同じ仕事を、何年も続けていけるわけじゃない。
仕事というのは続けていけば、今度はその仕事を下にやらせる側になるから。
なかには、同じ仕事を何十年もする人もいるけどな。
だから、自分でこうやってやるのは久しぶりなんだ。」
と、話してくれました。
熱心にコードをまとめているその姿は、過去の職人の姿を映し出していました。
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