11月14日 日向ぼっこ
初雪が降ってから、屋根に残っていた雪が溶けて、一筋の流れが地面にこぼれていました。
雪の山は通り過ぎたのか、青空が見えて、陽の光が照っていました。
気温は寒く、とんぼの姿も見かけなくなり、空を飛ぶのはカラスだけとなりました。
そんな中で、ウッドデッキにひらりと舞い降りたものがありました。
木の葉のように、弱弱しくも陽の光が当るところに落ちたそれは、蝶の一種でした。
寒くある世界の中で、落ち着いて陽の光を体に浴びることが出来る場所で
体を休めていました。
私は、そっと、その場を離れました。
今日も、笑和感では元気な声が響いていました。
いい湯だっけと、頬を染めた利用者さんが、にっこりされていました。
コメント