今年も最後の営業日を、無事に終えることができました。
家に帰るまでが、笑和感です。
皆さんには、滑って転ばないようにと最後に念を押しております。
山形県は、今日から明日に掛けて大雪に見舞われます。
この正月、事故や怪我などないよう、皆さんもくれぐれもお気を付けください。
新しい年、笑顔でまた皆さんと再会できるのを楽しみにしております。
良いお年をお迎えください。
今日はクリスマスイブですね。
クリスマスイブとは、クリスマスの前日だと思っていたのですが、
クリスマスの夜というのが正解なのだそうです。
イブとはイブニング(夜)であり、もともとは、当日の日没から明日が始まると考えられていたそうです。
そんなことをラジオで聴きながら出勤しました。
今日は、振り替え休日ということもあり、子供さんがいるご家庭では、
クリスマスを祝う特別な時間を過ごされるのではないでしょうか。
今日の笑和感では、クリスマス用のケーキ作りを行っております。
本日が誕生会の利用者さんもいましたので、いつもより豪華なケーキが登場しました。
フルーツののった手作りケーキを頂きながら、
利用者さんもクリスマス気分を味わえたのではないでしょうか。
本日、寒河江市のフローラ寒河江にて、クリスマスカフェが開催されました。
そのイベント内で、のど自慢大会が行われ、
笑和感からも、職員と利用者さんの混合チームが参加しております。
会場は、他の事業所からの参加者と見学者の方が多数詰めかけており、
大いに賑わいを見せておりました。
その中で、笑和感チームは、8組中5番目の出番で、
『きよしのずんどこ節』を元気一杯に披露してきました。
会場からも、応援の声援と手拍子が上がり、
利用者さんも、気持ちよく歌い上げられていました。
大きな拍手と、美味しいお菓子も頂いて、つかの間の時間を楽しませて頂きました。
帰りの送迎時に往復で戻ってきた道が、真っ白になっていました。
勢いよく降るみぞれは、やがて大粒の雪となり、急速に積もりつつあります。
クリスマスに向けてか、周囲を白く染めあげていきます。
本日、午後から地元白岩地区で、ボランティア活動をなされている鈴木様が、
歌の慰問で笑和感に来所されました。
軽快なウクレレのリズムと歌声で、会場を明るく盛り上げて頂きました。
毎年、訪れての歌の慰問で、馴染のある歌には、利用者さんも手拍子を打ちながら
歌を口ずさまれていました。
大変、楽しい一時をありがとうございました。
そして、クリスマスも目前に迫ってきましたが、
本日より笑和感には、サンタとトナカイが現れ、
利用者さんへ心ばかりのクリスマスプレゼントをお渡ししております。
この冬を乗り切って頂くための必須アイテムが入っております。
早いようですが、皆さん、メリークリスマス!
ご夫婦で利用されている利用者さんが、本日、笑和感での誕生会を迎えました。
ご夫婦同士、誕生日も数日違いということでしたので、この機会に
2人一緒に行うこととなりました。
羽織を羽織って、ご夫婦で広間に入場されてきます。
一緒に中央に設けられた椅子に座り、職員による紹介を受けます。
そして、花束を受け取った後に、2人一緒にケーキのろうそくの火を吹き消しました。
結婚式でとり行われるケーキカットが初めての共同作業などと言われていますが、
利用者さんご夫妻には、ケーキのろうそくの炎を消すのが共同作業となったようです。
そして、夫妻を代表して、旦那さんが挨拶をしてくれました。
椅子から立つ際に、夫婦一緒に立ち上がり、奥さんが頭を少し下げる姿勢など、
これまで夫婦で歩んできた道のりを垣間見れたような光景でした。
まるで、結婚式での挨拶のように、前を向いて、しっかりとした言葉で、
今回の誕生会に対するお礼の言葉を述べられました。
お昼時に、
「施設長、誕生会ありがとな。本当はしねくてもいいって相談するとこだったんだけどな。
指折り数えられるくらいで、もうすぐ終わるんだな。」
そうお話された利用者さんの言葉が何故か印象的でした。
当初私は、誕生日を迎えることで、自分の天命も指折りで数えられるくらいに
迫っているのだという意味で、嬉しくは感じられていないのではと感じました。
おそらくは、今年がもうすぐ終わるという意味合いであったのではと思います。
帰りがけにも、言葉を交わし、握手をして見送りました。
来年も元気に誕生会をお祝いしたいものです。
とある新規で入られた男性の利用者さんが、突然と利用を止められました。
その理由を伺う機会があったので、
相談員がお茶のみをしながらお話を聞いてきたようです。
利用者さん曰く
面白かったよ。
職員の方も優しいし、親切にしてくれた。
歌も歌わせてもらえたし、お風呂にも入れてくれる。
ご飯は美味しいし、趣味の土いじり(陶芸)もやらせてもらえた。
話を聞くうえでは、サービスには概ね満足してくれていたようでした。
ただ、止める理由となったことは、
男性が少なかったから。
それだけの理由で・・・。
それは、現状の施設にとっては致し方ないところです。
弊社だけではなく、多くのデイサービスにとって、男女比というのは、
たいてい女性の割合が圧倒的に多い傾向にあります。
健康寿命が長いということもありますが、
昔からの土地柄や、女性のもつ社交性からも来ているものではないでしょうか。
確かに、男性の方が多く集まる施設もありますが、
そうした場合、横の繋がりが強い場合があるのだと聞きました。
あの人が行っているなら・・・という関係です。
また、自らの健康維持をサービスに求めるという目的が明確にされている方ならば、
むしろ男性の方が、多いのかもしれません。
私達が与えうるサービスとは、異なる目的を明確にされている方にとっては、
ご期待には添えられなかったのだと思います。
利用者様が、満足する条件を満たしているのかどうか、
それは、利用者様だけにしかわからないところなのです。
帰りの送迎の時間となり、冷たい雨が降り出してきました。
夜には、雪へと変わるかもしれません。
利用者さんを後部座席に乗せて出発します。
利用者さん同士の話声が聞こえてきました。
「昔は雪が多かったけんど、今はうんと少なくなった。」
「んだんだ。」
「おれんち坂だから、家に着くまでも何回も転んでいったものだ。」
「んだんだ。」
「なんで今は、こんなに雪が少なくなったのが。」
「んだんだ。」
「世も変わって、空も変わったんだ。」
「んだんだ。」
利用者さんの言葉は、、奥が深いなと思ったところです。
その利用者さんと初めて顔を合わせた際の話題の多くは、
「よくお茶のみをするのよ。それが楽しいんだ。」
と、よく話をしてくれました。
しかし、歳を重ねる度に、あれほど足しげく通いあったお茶のみは、
いつの間にか、めっきりとその回数が減ってしまったとのこと。
「昔は、朝7時から、お茶のみの勧誘があったんだ。」
と、懐かしげに話される利用者さんも、すっかりと自分の居場所を茶の間から、
自室のベッドへと移されています。
「隣の婆ちゃんも、裏の婆ちゃんも、みんな違うデイサービスへ行ってしまったんだ。」
それぞれに、新しい居場所が出来たことで、
お茶のみという文化は、この利用者さんの地区では消滅しかかっているようです。
隣の垣根などあまりなかった時代は、寄り合ってお話をすることが何より
楽しかった時代でもありました。
しかし、今は、例え隣人であっても、顔を合わせる機会すら避けているように、
生活している人が多く溢れる時代です。
人と人との付き合いは、自分が選択した小さなコミュニティのみで行われ、
それ以外は、やり過ごすことが楽なんだと思われています。
お茶のみをこよなく愛する婆ちゃん世代は、まもなく新しい元号の到来とともに、
お茶のみ文化と一緒に消え入ってしまうのではないでしょうか。
時代は変わっていきます。
お茶のみは、家と家とを繋ぐ形から、共有される場所へと変化しています。
それがいわゆるサロンと称されるものが、一番近いものだと思われます。
お茶のみという昔ながらの文化は、名前こそ引き継がれ、
そうした場所と成りえるサービスへと移行されていきます。
この笑和感も、そうしたお茶のみの場として、共有されていければと思います。
まっかんだいごのしょっしるに~
と、最上川舟歌の歌詞の一節に登場する「まっかんだいご」ですが、
それが、何かご存じでしたか?
私は最近まで、よくわからないままでした。
だいごというのは、大根のことを指しているというのはわかりましたが、
まっかんという表現は、わかりませんでした。
ですが、これを漢字で書けば、納得する方もいるでしょう。
まっかんだいごは、股大根とも書かれるようです。
股割れになっている大根、つまり根が人の股のように割れている大根なのですね。
いわゆる売り物にならないような大根なのでしょう。
この股大根ですが、どうしてこのような形で成長していくのかはよくわかりませんが、
地中の土の硬さや石などに当たって変形したものなのでしょう。
ある畑をなさっている利用者さんの家族の方から、今年も股大根を頂きました。
たいてい頂くものは、ちょっとセクシーな大根足をしています。
それを面白く飾り付けして、利用者さんに披露していましたが、
あまりに生々しいものになると、調理するのもはばかれるような気もしませんか。
今年も、笑いを誘った股大根でした。
遂に降りました。
初雪です。
朝から、周囲にうっすらと雪が積もっており、田んぼは一面真っ白になっていました。
時間の経過とともに、厚い雪雲が接近し、大きなボタ雪が、
その名の通り、ぼたぼたと落ちてきました。
利用者さんとともに、急いで車の中へと入りました。
笑和感の庭も、うっすらと白く染まっており、花開く紫の花とは対照的な様子を見せていました。
雪を見ることで、ようやくと冬を実感する私ですが、
急いで車のタイヤ交換をしなければなりません。
今日の内に終わらせましょう。
窓からの風景では、雪がちらついた一日でしたが、帰りの送迎時には、
周囲を覆っていた雪も、ほとんどが消えてしまっていました。
冷え込みが強いので、路面凍結など気をつけて、車の運転を行っていきましょう。
週間天気予報の中に、遂に雪マークが現れています。
予定では、23日が初雪の予定です。
笑和感のタイヤ交換は終わっております。
私個人の交換はこれからです。
雪の降り始め、初雪は、リスクが多いです。
雪に慣れていない中で、急に積もれば、転倒することもあるでしょう。
路面凍結も頭にいれて歩かないと、痛い目にあってしまいますね。
今日、勢いよく地面を叩く雨は、まもなく来る雪を予感させるものでした。
札幌市内で初雪が観測され、前年と比較すると28日も遅れての初雪だということでした。
これまでの記録の中でも最も遅い観測ということで、
そうした影響が、ここ山形でも同じように起こるのでしょうか。
そういえば、山の山頂が白く染まるのも、一段落してしまったようで、
なかなか進みが遅いような気がします。
そんな初雪の話を利用者さんとしていたところ、ある男性の利用者さんが、
昨年、初雪が降ったのが、20日、つまり昨年の今日だというのです。
覚えているなんて、すごいですね。
ちなみに、昨年の今日の日記はこんな感じでした。
外に出ると、震えがるくらいの寒さに、体調を崩さないように
気をつけたいと思うところです。
気付けば、11月も三分の二に差し掛かっています。
日々、寒さが徐々に増してきています。
初雪はいつごろになるのでしょう。
昨日、私はイベントの舞踊ショーに出演してきました。
何曲が踊りに参加してきましたが、今年も大勢の方がお越しになられていました。
踊りや歌を楽しみにして来られている世代の方の元気さを
目のあたりにするとともに、そうしたものを好まれる年代のピークが
徐々に減少傾向にいっているのではと思うこともあります。
昔の娯楽と言えば、地区の青年層が、そうした踊りを習って、
皆の前で披露していたことがあるという話を、耳にしたことがあります。
そうしたものが、限られた楽しみであった時代も、遠く昔のことであり、
テレビや映画、ゲームにカラオケと、容易に楽しめるものが溢れています。
物事は移り変わるもので消えゆくものもあります。
稀にそうしたものの中に、再燃ということもありますが、
こうした大衆演芸の未来に、明るい兆しはあるのでしょうか。
送迎車の後ろの席で、利用者さんの柿の実談義が始まりました。
どうやら今の若者の柿の実離れについての嘆きが話題となっているようです。
『今の若い人は柿を食べねんだ。皮剝きできねんだ。』
『んだんだ。剥いてやんねど食わねがら』
と、今の若い人は皮を剥くのを面倒くさがって食べないという現代人ならではの理由で、
柿から遠ざかっていることについて話されているようです。
しかも柿を頂くには、渋抜きをするという工程が必要になるので、
そういう面倒臭さも加わってか、柿の木が身近にあっても放置されるケースが多いようです。
今の時期になると、鳥のためか、採られずに放置されたままの
熟れた柿の実を見ることができます。
かくいう私も、柿を自ら食すという意欲はあまりなく、
剥かれて目の前にあれば、頂くと言うぐうたらな性格です。
柿は、身体に良い栄養素をたくさん含んでいるにもかかわらず、
あまり食べられないことに対して、世の高齢者の皆様も疑問を呈しておられるのです。
今年の冬は、エルニーニョ現象の影響で暖冬となる見込みとの報道がされていました。
雪の少ない冬だと良いなと、利用者さんともお話をしていたところです。
雪が多いかどうかを判断する目安として、昔から言われているのが、
秋に出現するカメムシ(ヘクサムシ)の数によるというものがあります。
たくさんのカメムシが現れると、雪が多い年だと、言われているのです。
笑和感も、山が近いので、施設周りでカメムシを見かけることがあります。
それほど多くはないかなという印象ですが、
先日、山中の温泉を訪れた際に、ものすごい数のカメムシを目のあたりにしたので、
多いのか少ないのかは非常に判断に迷うところです。
皆さんの周りでは、カメムシは多いでしょうか?
本日、笑和感に紙芝居による慰問の方がお越しになられました。
昔ながらの紙芝居台を使用し、行われた手慣れた語り口には、
利用者さんも、昔を懐かしみ、興味深そうに見入っておられました。
紙芝居と言えば、幼稚園や小学校で見たことがあるほど、印象としては
幼少を対象とした読み聞かせというイメージがあります。
ボランティアや慰問といった形で披露されていることが多い紙芝居ですが、
中には、職業として活動されている方もいると、テレビで見たことがあります。
それでも、大人になってから目にする機会が限られているのが実情です。
そうした中で、高齢の利用者さんにとっては、記憶の底にある思い出を手繰り寄せる手法としては
とても刺激的なものであると思います。
笑和感に来た頃は、自宅に閉じこもりがちで、体調も悪く、
食事も細いことから、体重が増えないと気落ちされていた利用者さんでしたが、
ここ最近は、髪も美容院へ行かれたのか、ぱりっとされて、
眼鏡もきらりと光る明るいフレームのをつけていらっしゃっております。
何より、肌艶も良いので、表情がとても明るいのが印象的です。
「私、体重が増えたのよ。」
と、喜んで報告してくれた利用者さんは、
今の私と真逆の喜びを享受されているようです。
本日は、朝から周囲を霧が覆っている肌寒い一日となりました。
前方の山々も霧で覆われているため、紅葉どころか積雪の様子も見ることができませんでした。
しだいに霜が降りる朝を迎えることとなるのでしょうか。
本日は、月に一度のフットケアの伊藤先生がいらしゃってくれています。
先日、アメリカに行ってこられたという先生は、帰国後に天童のマラソンにも参加したりと、
素晴らしいスタミナを誇っております。
実に生き生きと毎日を過ごされており、見習いたいと感心するばかりです。
そんなフットケアを受けられた利用者さんの中に、今回初めて施術を体験される方がおりました。
初めは緊張されていた様子でしたが、しばらく後に様子を見にいったら、
気持ちよさそうにお休みになられていました。
そんな他人に身体を委ねられる時間を至福のひと時と言えるのでしょうか。
羨ましい限りです。
是非、これをきっかけに健康に歩かれるようになればと思います。
紅葉が盛りで、天気が続いているとのことで、
本日も西川町へ菊祭りへ出かけてきました。
遠くから来られている利用者さんの中には、
数年ぶりに見に行くことができたと話されている方もおり、
様々な菊を目にすることが出来、楽しまれてきたようでした。
秋の味覚の柿ですが、県内でも柿の実を脚立に乗って採られていた高齢の方が
バランスを崩し、落ちて亡くなられたという話を、利用者さんがされておりました。
柿の木の枝は、裂け易いんだということです。
そして、収穫した柿を腰の駕籠に入れるので、重くなるまで採り過ぎてしまったのではと
お話をされていました。
「柿を取るのに命を落としてしまうとは・・・それも寿命だったのかもしれない」
そんなことを利用者さんが話されていました。
「死んだ人は何もないけど、残された周りの人が悲しむだけだ。」
そう話す利用者さんの会話を耳にして、
人の命の重さとともに、儚さもまた感じてしまったところです。
最近のコメント