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2014年10月

2014年10月31日 (金)

10月31日 干し柿生産中



3度目の挑戦にて、干し柿が完成し、喜んでいたところに、

また、たくさんの柿が笑和感に到着しました。

ケース一杯の柿を、利用者さんの協力を得て、干し柿作りを行っています。


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小刀を持たせれば、利用者さんは、意気揚々と柿の皮を綺麗にむいていきます。

むいた柿を、上手に紐に茎を絡めて、つるしあげていきます。

綺麗に結びおえた柿は、その後、お湯に通されて、軒下に吊るされることでしょう。


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2014年10月30日 (木)

10月30日 掛け軸の書



雲一つない晴天でした。

昨日それほどに、雨が降ったという記憶がないのですが、

今日の実沢川は、まるで雨が降っていたかのように、水量が増しており

落ち葉などが一緒に流れていきました。

月山や葉山には、雪が降った様子が、ここからも見ることが出来、

もしかしたら山間では、雨が降っていたのかもしれません。

真相は、よく知らないのですが、少し気になったところでした。


ここ白岩地区で行われる文化祭に出店するために、

利用者さんが書いてくださった書に、職員と利用者さんが協力して、

掛け軸風なデザインを施してくださいました。

とても、立派な出来栄えで、私も感心しているところです。

それにしても、もったいないお言葉を頂きました。


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今日も、回転寿司に利用者さんは出かけております。

「おいしい、おいしい」と、言いながら稲荷寿司を美味しそうに食べていたと、

一緒に介助に当っていた看護師さんより話を窺いました。



また、3時のおやつ時には、手作りのワッフル作りが行われており、

たまたま外から戻って玄関をくぐった時に、突然鼻孔をくすぐった強烈な甘い香りに

頭がぽわ~んと、なってしまいました。

利用者さんが、見守る中で、美味しそうに焼き上げられ、デコレーションされていくそれは、

ただ見ているだけでも、口いっぱいに甘さが感じられるほどでした。

お茶と一緒に振る舞われたワッフルは、利用者さんにも大好評で、

皆さん、ぺろりと召し上がられていました。


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2014年10月29日 (水)

10月29日 干し柿できた



本日も引き続き、お昼は回転寿司にお出かけしており、

利用者さん、美味しくお寿司を召し上がられております。

あれ食べたい、これ食べたいと、口をもぐもぐさせながら、

指を指す利用者さんの指し示すお皿を、取ってあげます。

皆さん、満足してお腹いっぱい食べられていました。


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さて、笑和感では、裏の柿の実を収穫後、今年も干し柿作りを行っています。

過去2年間の挑戦では、経験が未熟なこともあり、

途中でカビが生えたりと、失敗の連続でした。

そして、今年が3度目の正直という言葉にかけて、行った結果、

見事に、干し柿が完成しました。

そのお披露目として、施設内に飾っております。

なかなか、風情があっていい感じになりましたよ。


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2014年10月28日 (火)

10月28日 寿司2日目



今日は、小雨がぱらつくとても寒い朝でした。

ラジオからは、各地で10度前後の最高気温などと話しており、

北海道でも初雪を観測したそうです。

いつ雪が降ってもおかしくない気候となりました。


そんな中で、本日も外食ツアーの回転寿司2日目が行われました。

今日は、利用者さん20名という大所帯で、向かっています。

今日の為に、気合入れてきた女性の利用者さんもおり、驚いたことに、

ひょろっとした体形で、実に11皿を完食されたとのこと。

「今日は、いっぱい食べるって決めてきたんだ!」

皆さん、美味しいからって食べ過ぎにご注意くださいませ。


それぞれ皆さん、おいしそうに食べられており、外食の雰囲気を楽しまれていたようでした。


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2014年10月27日 (月)

10月27日 回転寿司ツアー



今日から、笑和感では外食ツアーが始まりました。

場所は、回転寿司でおなじみの、かっぱ寿司さんです。

車3台に、分乗して向かいました。

利用者さんも、楽しみにされている方、初めて行くという方もおり、

車中は、賑やかにお寿司の話題で話が盛り上がっておりました。


到着し、それぞれにカウンター席とテーブル席に分かれてすわりました。

職員が、注文パネルを操作して、さっそく人気のマグロを注文します。

お寿司がくるのを待ちながら、(無料の)ガリを、ガリガリとと食べていきます。

ここの(ガリ)は美味しいんだと、皆さん次から次へと箸がすすみます。

注文したり、レーンを回ってくるお寿司を自ら取ってみたりと、

利用者さんも箸がすすみます。

もう、お腹いっぱいだとお腹をさすりながら、利用者さんはご満悦そうでした。


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とある利用者さんは、注文で運ばれてくるお寿司が、新幹線で登場するのを初めてご覧になったらしく、

その様子がツボにはまったようで、笑いが止まらなかったようでした。


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2014年10月25日 (土)

10月25日 合唱



朝方から周囲は霧につつまれていました。

車で回っていると町中はそれほどではないものの、田んぼや川の近くになると、

しだいに霧も濃くなっていました。

昼近くまでこの霧は立ち込めていたところもあったようです。


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今日の午後より、先日ボランティアに来てくださった中学校から、文化祭へのお誘いの声があり

利用者さんと一緒に文化祭の合唱発表会に出かけてきました。

陽がさしているおかげで、体育館内も暖かく、利用者さんも生徒さん達の合唱を

静かに聴き入っておられました。

行って良かったと、利用者さんは満足そうな表情でした。


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2014年10月24日 (金)

10月24日 秋の空



夏の空は力強く、秋の空は繊細なままに、雲は青空の下を流れていきます。

少し目を離したすきには、その姿は変化しつつ、

雄大なスポットは、儚くも消えてしまいます。


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秋の大運動会は、本日も元気にとり行われています。

リハビリ運動よりも、こちらのほうがよっぽど運動量が多いような気がします。

小学校の頃に手に持った、ビニールで作ったポンポンを持ちながら、

利用者さんは、応援に競技にと参加されていました。


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2014年10月23日 (木)

10月23日 運動会



今日も肌寒く、ススキの穂が似合う気候でした。

休み時間に川を眺めてみましたが、さらさらと流れる川と、

キィキィと川の中に飛び込んでいく黒い小鳥を見つけただけでした。

途中、無愛想な顔をしつつも挨拶を返してくれた猫さんです。


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午後からは、大運動会が昨日に引き続き行われました。

各組代表の選手宣誓に始まり、多くの競技が行われました。


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やっぱり盛り上がった競技は、全員参加のボールを使った得点を競う競技だったようです。

たくさんの笑い声が響いて賑やかにとり行われました。


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2014年10月22日 (水)

10月22日 秋の大運動会



笑和感をとりまく周囲の環境には、生き物がたくさんいます。

朝に車を降りてみると、似つかわしくない場所に、サギの姿を見ることができました。

いかにもワタシを見ろと言わんばかりに、高いところから周囲を眺めておりました。


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川を眺めたところ、力なく泳ぐ白みがかった鮭を見ることができました。

どうやら、今年の実沢川への遡上は、前年と比べると少ないようです。

その原因の一つに、寒河江川の高松にかかる橋が工事のため、川を一部せき止めて

流れを変えていることに原因の一つがあるように考えられます。



今日から、笑和感では秋の大運動会が開催されています。

競技種目は多岐に渡り、紅組と白組に分かれて、競いあいました。

紐をつつに通して速さを競う競技だったり、投げたボールが落ちたところの合計得点を競ったりと、

誰にでも出来そうな競技も含みながら、思いのほか利用者さんも、夢中になって

競技に取り組まれていました。


チーム戦というのは、ある意味個人戦よりも、本人のやる気に火がつくようです。

本日の得点は、5-5の引き分けという結果に終わりました。

職員が作った優勝トロフィーも、良い出来でしたが、お互いのチームで掲げてもらい

第1日目の運動会は、大変盛り上がりを見せていたようです。


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2014年10月21日 (火)

10月21日 揚げドーナツ



祭りが終わってから空模様も、気が抜けたようで、雨模様の一日でした。

外も、肌寒く川の流れも寒々しい感じがします。

一羽のサギが、川に足をおとして、流れを見つめていました。

鮭が上ってこないのは、サギが見張っているからなのか・・・と、勘ぐっていました。


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こんな肌寒い日に、敷地を歩いてみたのですが、生き物は気丈なのか、

石壁に、お腹の大きなカマキリがくっついていました。

壁際に、シマヘビの幼体がじっとしていました。

たんぽぽが咲いていました。


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冬の到来を知らせるように、車のタイヤ交換で、業者さんが入っており、

いつ降ってもおかしくない時期に入ったものだと思いました。


今日の午後は、手作りお菓子ということで、揚げドーナツを作っています。

パン生地の中に、アンを入れて揚げた後に、砂糖をまぶします。

利用者さんが頑張って砂糖をまぶしてくれたおかげで、私に頂いたおこぼれには、

砂糖の皮が練りこまれたように厚くくっついていました。


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2014年10月20日 (月)

10月20日 祭りの後は



興奮冷めやらぬ秋祭りの後ですが、本日は男性職員中心で

テントやら椅子やらの後片付けを行いまして、秋祭りの締めくくりとなりました。


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祭りにお目見えしていた利用者さんからは、皆一様に、

「楽しかった」、「踊りじょんだけー」

とのありがたいお言葉を頂戴いたしました。

今日は、撮影していたビデオなどを、鑑賞したりしながら穏やかに過ごされています。


テレビの報道で、寒河江川の鮭の遡上調査なるものを行っており、

釣り師の方が、川で鮭を釣り上げている様子が映し出されていました。

今回の実沢川への鮭は、数日前に一度きりの確認にとどまっており、

雨による増水以降は、鮭の姿をみておりません。

ですが、こうして遡上して来ている様子を見ることが出来、そろそろここにもやってくるのでは、

という期待感が高まりました。


2014年10月18日 (土)

10月18日 秋祭り開催



本日は、晴天なり!


本日は、晴天なり!


曇りになるか雨が降るんじゃないかと、前日に受けた強風で、心配をしていましたが、

澄み渡る青空に恵まれ、青空合同による秋祭りが、行われました。


ここ笑和感、せせらぎ草だけではなく、河北町にある青空つどいの家からも、

たくさんの利用者さんと職員、ご家族の方が、お見えになられました。


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次々と到着する利用者さんに、私達職員も、目まぐるしく対応に追われていました。

今回は、ここ白岩地区の婦人会の方や、多くのボランティアの方々の協力もあり、

お料理の準備や、会場設置など、たくさんの御協力を頂き、誠に感謝しているところです。

本当に助かりました。


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笑和感屋内には、160名以上もの人が集まり、オープニングセレモニーが行われました。

代表の挨拶とともに、行われたのは、秋の収穫祭ということで、

笑和感で実った鉢植えの稲穂の収穫を、101歳と102歳の利用者さんの手によって行われました。

昔取った杵柄からか、鎌の扱いも達者で、壇上で見事に稲を刈りとっていました。


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それから、職員による花笠音頭が披露されました。

利用者さんの手拍子に合わせて、練習以上の息の合った踊りで、会場を盛り上げてくれました。


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そして、屋内のショーの目玉となる、松舞踊による踊りのショーが開幕しました。

股旅舞踊あり、新舞踊あり、マドロスに、おちゃめな踊りなどもあり、

開場は大きな拍手と、飛び交う御捻り、掛け声と、大盛り上がりでした。

もちろん、私も施設の代表として、2度舞台に立たせて頂き、たくさんの声援を頂きました。

皆さんの笑顔をよく見ることが出来ました。


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そして、舞踊ショーも終わり、いよいよ屋外では楽しい食事が始まりました。

振る舞われたのは、芋煮、焼き鳥、焼おにぎり、焼きそばに、たこ焼き、漬物と秋のフルーツ

利用者さんやご家族さん、地域の方も、美味しい食事に舌鼓を打ちつつ、

大きな笑い声が巻き起こっていました。

「もう、お腹いっぱいで食わんね」

そう、言われて満足げな表情を、利用者さんは見せてくれました。


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そうして、大盛況のうちに、秋祭りは無事に終了致しました。

どの利用者さんも、笑顔で帰路につかれていかれました。

たくさんの方との交流が出来、とても濃い時間を皆さんと共有することができました。

参加、御協力頂いた皆様、本当にお疲れ様でした。


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2014年10月17日 (金)

10月17日 祭り準備



曇り空からしだいに陽の光が広がっていきました。

お手伝いで集まった職員達の手を借りて、施設前にテントの組立を 、行っています。

たくさんの食材、資材が運び込まれています。

いよいよ明日に迫った秋祭りです。

今日は、私も含め、職員達は準備と打ち合わせで大忙しです。

明日来られる利用者さんは、是非楽しみにしてくださいね。


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舞踊ショーが行われる屋内の会場づくりも終わりました。

明日はきっと多くの皆さんに楽しんでもらうことが出来ると思います。


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2014年10月16日 (木)

10月16日 菊の天ぷら



今日は、秋晴れの中、施設周りを利用者さんを連れて、ぐるっと散歩してきました。

橋を渡り、川向かいの道路を通り、笑和感を横目に捉え、庭の芝生を刈っている様子を眺め、

気持ちよさそうに日向ぼっこを楽しむ姿を眺めつつ、寒河江川にかかる橋を渡ってきました。


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寒河江川には、羽を休める鴨の姿がありました。

水の流れは濁り、実沢川からそそぐ川の色だけが澄んでおり、その対比を見ることができました。


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そうして、しばしの散歩を終える頃には、おやつの準備が整っておりました。

今日のおやつは、調理師さんのアイデアで、おすそ分けで頂いた菊の花を、

そのままからっと揚げた菊の天ぷらでした。

ぱっと見た感じ、こんな色合いのお煎餅があったなぁ、と思ったところです。


私も、頂きましたが、手に持つとふわっとしており、口にいれると、

見た目よりも柔らかく、薄くまぶした塩加減が絶妙で、とても美味しかったです。

これは、是非皆さんもお試しあれ!


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2014年10月15日 (水)

10月15日 バースデー



青空の中に半分に欠けた白い月を見ることが出来ました。

朝がたも随分と寒くなりました。

送迎の道すがら、道路脇の草から湯気が立ち上っていました。


今日は、2人の利用者さんの誕生会を行っています。

両名とも、一足早い誕生会でしたが、皆にお祝いされ、

はにかみながらも、笑顔で応えられていました。

大きなケーキにロウソクを立て、二人で息を吹きかけました。

今日のおやつは、また格別だったのではないでしょうか。

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2014年10月14日 (火)

10月15日 台風の後で



大きな勢力を誇った台風19号は、私達が眠っている間に、

山形県を越えて行き、翌朝には太平洋へと抜けていたようでした。


おおかたの予想に反して、空には青空が見えていました。

どこか拍子抜けしたような感じもしましたが、利用者さんとほっと胸をなでおろしたところです。

県内は、特に大きな被害もなく、いつも通りの一日を迎えましたが、

所により、学校が休校になったり、遅く始業したりとの対策が取られたようで、

朝の送迎車で利用者さんを乗せている時間帯に、小学生達が列を作って

歩いていくのを見かけました。


施設前の実沢川は、思った通りに、茶色く濁りながら増水しており、

勢いよく流れていました。

この調子では、せっかく登ってきた鮭も、一緒に流されてしまったのではないかなと

ちょっとかわいそうに思いました。

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さて、今週末に予定されている、秋祭りの収穫祭ですが、

利用者さんにも看板作りなど、協力をお願いしております。

今日は、大きな立て看板を作っています。


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そうしたわけで、着々と進行しておりますが、そういえば案内紙の方を

まだ紹介していませんでした。

こんな感じで、地域の方などにお知らせしております。

時間が合うかた入れば、是非遊びにきてくださいね。


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2014年10月13日 (月)

10月13日 台風を前に



本日のテレビの報道は、台風の報道に始終しておりました。

沖縄に大きな被害を与えた今世紀最大の大きさを誇る台風19号

現在、九州、四国に差し掛かり、大きな影響を与えています。


ピロリロリンと、続けざまに鳴るテレビの臨時速報は、事態の大きさを私達に伝えています。

ここ東北の山形も、曇り空からしだいに、雨模様となっていました。


利用者さんに、この辺りで台風による大きな被害があったことはありますか?

と、聞くと、ずっと以前に、公民館の屋根が飛ばされた時があるんだと話してくれました。

そんな大きな被害があったなんて、驚きです。

今日の夜から雨が強まり、明日は、山形県に最も接近すると言われておりますが、

笑和感は、通常通りの営業となりますので、よろしくお願い致します。


今日は、ボランティアで、フットケアの先生が来所してくださり、

それを待ち構えていた利用者さんは、我先にと手を挙げられ、順番を競っていました。

秋祭りの準備の看板作りなども、利用者さんの力を借りて本格的に始まりました。

台風の心配はありますが、今週末のお祭り楽しみにしていてください。


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2014年10月11日 (土)

10月11日 昔の味



今日のお昼ご飯に登場したのは、大根めし

イメージ的には、昔ご飯のかさを増すために大根を入れて炊いたもの

という、どちらかというと貧しい時代の食事を連想してしまうのですが、

今日のご飯は、大根葉をごはんにまぶしてつくったとても香ばしいおいしいご飯でした。

利用者さんの会話もはずんで、ご飯のペースも上がっていたようでした。


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今日の3時のおやつでは、パンの耳を砂糖をまぶして、からっと揚げたお菓子を作っています。

ぽりぽりと、とても美味しいお菓子で、私が子供の頃からなじみ深いものです。

私もお裾分けにあずかり、砂糖がたっぷりまぶされたパンの耳を受け取り、

美味しく頂かせてもらいました。


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2014年10月10日 (金)

10月10日 炭火焼秋刀魚



すっかり雲が晴れ、青空が広がった空の下、

笑和感の庭では、秋刀魚の炭火焼が行われました。

職員と調理師さんの力を借りて、もちろん利用者さんにもご協力頂き、

炭火の火をおこし、大量の秋刀魚を、ちぎっては投げちぎっては投げのごとく、

次々と焼き上げていきました。


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その秋刀魚を焼き上げたかぐわしい香りは、施設の中にも流れ込み、食欲をそそられました。

そうして、焼き上げられた秋刀魚、一人一匹尾頭付き

利用者さんは、ほくほく顔で、上手に骨をとって綺麗に召し上がられていました。


皿の上には、骨だけが残っている利用者さんに、話を聞くと

「魚を日頃から食ってない人は、食べ方汚いんだ!」

と、得意げに語っておりました。


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2014年10月 9日 (木)

10月9日 だいこん



朝がた、霧が出ていました。

山中の道、霜柱なのかきらきらと下草が光っており、そこから靄が立っていました。

温度は、9度を指しており、も急に冷え込んできました。


昨日は、皆既月食があり、月が欠けていく様子を初めて見ることができました。

神秘的な光景で、夜ながら、笑和感の裏の畑の椅子に座って赤く変わっていく月を見ていました。


今日は、利用者さんと、スポーツの話をしました。

昔は、プロレスを見に行ったんだという女性の利用者さんもおり、当時を思い出したのか、

興奮しながらお話をしてくれました。

ある年配の利用者さんは、野球でジャイアンツが好きだったんだ、と話してくれました。

友達の奥さんから誘われてから好きになったんだと。

スポーツには無縁だと思っていた利用者さんだけに、その一面は意外なものでした。


利用者さんのご家族様が、収穫された大根をおすそ分けに持ってきてくださいました。

傷がついたものだけど、味は格別だからとのことで、丸々太った大根は、とても重かったです。

昼食の大根おろしとして活躍してくれそうです。


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川を眺めていると、遡上している鮭の周りを小さな魚が飛び跳ねていました。

自分の縄張りに入ってきた鮭を追い立てようとしている鮎の姿だと思います。

利用者さんと一緒に、その光景を眺めていました。

初めて、自然に泳ぐ鮭を見た、とその利用者さんは、感慨深げに話されていました。


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2014年10月 8日 (水)

10月8日 中学生来ました



秋晴れで、気持ちの良い風が青空の下吹いていました。

紅く変色した落ち葉の上に、赤とんぼが止まっていました。


ここ最近、目の前の実沢川を眺めています。

鮭の遡上が気にかかるからです。

そうして、川を眺めていたら、遂にその影を見ることができました。

大きさは小ぶりでしたが、その魚影は鮭のものでした。

ついにきました!

おそらく、来週あたりから少しずつ増えてくるものと思います。

楽しみです。


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今日の午後から、陵西中学校の生徒さん達が、ボランティア研修として来所されました。

施設を見学して頂いた後に、お菓子作り、干し柿作り、運動、施設周り清掃に分かれて

それぞれに職員がついて、活動しました。


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お菓子作りでは、お好み焼きを作っています。

干し柿作りでは、生徒さん達にも皮をむいてもらって、湯につけてから干すのを手伝って頂きました。

ちなみに、干し柿作りは過去挑戦した2回とも、カビが生えて失敗してしまいました。

今年こそは、干す場所をいろいろ変えて試してみたところです。


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運動にも一緒に参加して頂いて、キャッチボールや昇降リハビリを一緒に体験しています。

裏の柿の木の落ち葉を片づけてくれたり、庭の芝生も刈って頂きました。


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賑やかで楽しい時間もあっという間に終わって、最後に生徒さん達による合唱曲

最上川舟歌を、披露してくれました。

利用者さんも、手を動かしてリズムをとったり、一緒に口ずさんだりと、

聴き入っておられました。


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利用者さんが、今日の最後に、

「 一日楽しかったっけ 」

と、笑顔で話してくれました。


2014年10月 7日 (火)

10月7日 陽向



ここ山形では、台風の影響は、思っていたより大したことはなかったようで、

心配していた収穫前の果樹が落ちてしまう問題も、それほど影響はないようでした。

送迎者の中で、利用者さん達の口からも、そうしたホッとした声が聞かれました。

車中から見た田んぼの稲杭の中には、強風で倒れてしまったものも見られました。

乾燥のために干しているのに、台風に当てられては、またやり直しなんでしょうか。

美味しく食べるために干していたのに、倒れてはせっかくの稲穂も泥をかけられたようですね。


台風の去った空は、青空で川の水はまだ増水していましたが、陽の光に照らされて

きらきらしており、強めの風に立ち向かうように、トンボが目の前を飛んでいました。

陽の当る庭に出てみると、目の前を小さなヘビが急いで、岩陰に隠れていくのを目にしました。

日向ぼっこのじゃまをしたなと、その場を去りました。


利用者さんとは、来週にせまった秋祭りのお話をしました。

そこで登場する、たこ焼きの具の中に何をいれたら美味しいだろうという話でしたが、

きっと思わぬサプライズがあるかもしれませんね。

私も、楽しみに待っています。



2014年10月 6日 (月)

10月6日 へなこ



台風18号接近の影響か、本日は一日を通して雨が降り続き、

目の前の実沢川も、随分と水量を増し、黒々とした木々がぷかぷかと

目の前を流されていきました。


テレビの報道は、朝から日中にかけて、台風の報道が特番のように流れ、

いかに横殴りの雨がすごいのか、道路が川のようになっているかだとか、

土砂崩れが発生したなどと、臨時速報が、次から次へとテレビに映し出されていました。

そうして、台風が本土を離れた頃になると、話は一変して、

皇族のおめでたい結婚式の模様がテレビに映し出されていました。

私も、皇族の方に対しては敬意を表する方だと思うのですが、

関心事は、26歳と41歳の年の差婚が、いかように成立したのか、そこに興味がうつっていました。


同じ10月6日なれど、水害に苦しむ人あれば、御祝いで旗を振る人もいるもので、

報道番組のキャスターの心の切り替えというのは、時々感心するところがあります。

感情が表に出る人などは、きっとそういう職には向かないんだろうなと、思ったところです。


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今日は、利用者さんにいろいろと教えてもらった日でした。


今の利用者さんの年代でよく使われていたという言葉があります。

例えば、若い男達を指す言葉として、「わがいしゅ(若い衆)」

年頃の男性に対して、「おまえ」のような感じで使用する呼称が、「あんつぁ」

それら2つは、私にとっても馴染みのもので、よく耳にして育ってきました。


ですが、今日初めて聞かされたことは、「あんつぁ」は、

ところ変われば、「あんにゃ」として、使われていたそうです。

そして、さらに変化してしまったのが、「あんにゃ子」なのだというのです。

最後に「子」をつければ、カワイクなるべと、利用者さんは笑っていました。


そして、昔の年代の方は、男児のことを、「やろ子」、

女児のことを「へな子」、と呼んでいます。

そこでも、私が初めて聞いたことがありました。

利用者さん曰く、女児の「へな子」の、「へな」と言う言葉は、

お雛様の「ひな」の読みが、なまっていって変化したものだというのです。

ほんとぅかなぁ?

「ひな子」から、「へな子」へ・・・

なるほどと、思っていいのかどうか、

とりあえず、私の心のネタ帳には、しっかりと記録させて頂きました。


2014年10月 4日 (土)

10月4日 干し柿



ベッドに誘導していたら、ベッドの下からトカゲがちょろちょろと出てきました。

いったい、どこから入ってきたのか

そのまま、ウッドデッキの方に、誘導して外に出してあげました。


水瓶に挿していた彼岸花の蕾が、綺麗に花開いていました。


今日のおかずの焼き秋刀魚を、利用者さんの後ろから眺めていましたが、

秋なんだなぁと、しみじみと眺めていました。


利用者さんが、柿の渋抜きと干し柿作りを行ってくれました。

手慣れたもので、小刀を使って、器用に皮を剥いていました。

干し柿作りは、過去挑戦していますが、一度も成功していません。

干す場所が間違っていたと・・・

果てして、今年は成功するのでしょうか。


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2014年10月 3日 (金)

10月3日 些細



灰色の雲が空を覆っており、その隙間から青空がのぞいているような天気で、

時折、小雨が降ったりする一日でした。


数か月間、利用を休まれていた利用者さんは、それまでと変わらずに

元気に挨拶をしてくれました。


ある利用者さんは、庭に咲いていたという彼岸花を摘んで、持ってきてくれました。

朝のテーブルには、大きく花開いたものと蕾のままの彼岸花が水が満たされた瓶に挿されていました。

まじまじと見た彼岸花は、とても幾何学的で繊細なものでした。


ご飯おいしいっけと、顔を紅潮させて報告してくれた利用者さんもおりました。

今日は、鮎ご飯と、あけびの味噌炒め、今年一番の柿が、御膳に並んでいました。

検食だった私も、美味しいご馳走にありつけたわけで、あっという間に食べてしまい、

おかわりしたい利用者さんもいるんじゃないかなと、思っていました。


利用者さんの自宅に打ち合わせで訪れると、大きなころっころとしたぶどうが待ち構えておりました。

それはそれは今年一番の味でした。


送迎で利用者さんの家に到着すると、ベッドの上に毛並みが綺麗な猫が丸くなって寝ていました。

しょうがなく起こしてやると、しばしこちらを睨みながら、しぶしぶと場を明け渡してくれました。



書き起こさないと思い出すことなどないのではないかという、

今日の些細な出来事でした。



2014年10月 1日 (水)

10月1日 塞翁が馬



とうとう10月です。

人生塞翁が馬

今日のことわざです。

よく耳にすることわざですが、幸福が転じて不幸な出来事になることもあるし

不幸だと思っていたことが、幸福な結果に繋がることにもなるという

何が幸せや不幸の鍵になるかわからないという例えなのだそうです。


ことわざの名前から、全てを理解するのが難しくしばらくしたら忘れてしまいそうです。

どんな由来があるのかというと、うろ覚えですが、こんな感じだったと思います。

自分の馬が逃げていって不幸だと思っていたら、

素敵な雌馬を連れて帰ってきて幸福だと思った。

そうして雌馬に乗ってみたところ振り落とされて足を骨折してしまって不幸になったと、

その後、戦争が起きて若い者は徴兵されてしまったが、

その者は骨折のおかげで徴兵されず命を落とすことはなかったと。


まぁ、そういうことなのだそうです。

皆さんにとって、塞翁が馬な出来事はありましたでしょうか。