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2014年2月

2014年2月28日 (金)

2月28日 あさひさん来所



あれほど厚く堆積して固められていた日陰の氷も、

ここ最近の晴れ間で、溶けてきています。

送迎の車を走らせても、地肌が見えているところも多く、

屋根の雪もほとんどが落ちていたか、その厚みを薄くしていました。


利用者さんの屋根をふと見ると、ネコさんがおりました。

思わずほっこりしてしまいました。

人懐っこい顔をしているも、ご家族さんの話ではノラなんだそうです。


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今日の笑和感の朝一番の話題は、なぜか団子の話でした。

どんな団子があるかと、聞いてみると、なんとか5種類の団子を挙げることができました。

醤油、ぬた、ゴマ、あんこ、そしてクルミ

皆さんに、どの団子が食べたいかと聞くと、大多数の利用者さんが、醤油に手を挙げられました。

これで、まもなくの春のお花見での団子の選択に困る必要はなくなりましたよ。


久しぶりに、あさひちゃんが笑和感にやってきました。

最近は、すっかりとやんちゃ姿が板についたようで、身につけたハイハイ歩きで、

室内を縦横無尽に駆けずり回っています。

手にしたものは、何でも口に入れるはで、幼い頃から免疫習得に余念がないようです。

利用者さんに、愛想笑いを振りまいて、周囲も思わずほっこりしています。

時に、機嫌をそこねてぐずる場面もありますが、あさひちゃんはみんなのアイドルです。


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2014年2月27日 (木)

2月27日 創作品



オリンピックが終わって、テレビ画面には凡庸な国会中継が流れています。

今日の空は、曇りです。

窓から見える実沢川のほとりに、カラスが降りたち、餌がないか探していました。

こちらの窓から見える畑では、雪に埋もれていた大根を掘り出している人の様子が見えました。

しだいに雪は消えていき、雪深い山道も、アスファルトが乾いてのぞいていました。

すべらない道路はいいものです。

今は、雪が被っている対岸の土手にも、春になるとたくさんの蕗の薹が顔を出します。

今日の朝の話題は、蕗の薹の美味しい食べ方のようでした。



利用者さんは、雛祭りを前にして、

お雛様の創作品に取り組まれています。

ぺったんぺったんと御餅のように平らにした粘土を、

作った台座の上に乗せて飾りを施して作る、可愛らしいお雛様人形です。

完成品が楽しみですね。


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2014年2月26日 (水)

2月26日 晴れなのに



今日は、春らしい快晴に恵まれた天気でした。

ですが、そんな気分を打ち消すようなラジオの放送が聞こえてきました。


中国で発生している大規模なPM2.5を含んだ大気汚染物質が、

日本に到達したという情報です。

そういえば、見上げた青空もどことなくぱりっとしていない気がしました。


特に、海沿いの新潟が、ひどいようで、これまでにない濃度のPM2.5が計測されたとのことです。

東京スカイツリーも、靄で覆われてしまったようで、あれではいくら展望台に登っても

景色は、五里霧中で、お金を払ってでも見るような景色の価値は見込めないでしょう。


現在の中国の環境は、専門家からの報告によると、


人が住むのには適さない土地


という、報告がなされたそうです。

確かに、これではいくら裕福であったとしても、生活に幸せを見出すことは出来ないでしょう。

既に、取り返しのつかないほどの環境破壊が行われている中国が、

今後どのような環境改善を図る道を目指すのかは、期待が持てません。

経済の破綻も噂されているように、環境を犠牲にして富を得た裕福層は、

次々に中国から脱出を行っているとのことです。

改善する余地すら見いだせずに、他国のとばっちりを受ける形となった日本は、

今後、何らかの形で、自分達の身を守るために、支援をせざるえないでしょう。

もはや他人事ではすまなくなってきている、PM2.5は、今後も要注意ですね。

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以上、ニュースには、日々目を光らせていかなくてはなりませんね。




2014年2月25日 (火)

2月25日 出張カット



笑和感では、出張の床屋さんが来てくれています。

道路から笑和感に入る入り口にあるカット屋さんにお願いして、

利用者さんが、散髪を希望すれば、お願いして来てもらってます。


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洗面台の鏡の前に椅子をセットして、首回りにはケープをつけて、

気分はすっかり床屋さんに来た感じですね。


ちょきちょきちょきとハサミがすすむと、目をつむっていても、

金属のぶつかる音ですらも、心地良いメロディーになります。

髪を切ってもらいながら、雑談をしたりと、昔の美容室に通っていた頃には

当たり前の光景だったのでしょうね。


最後に、いい香りのするパウダーを、首周辺にはたいてもらって終了です。

頭も気分もすっきりとした顔で、利用者さんも大満足のようでした。



2014年2月24日 (月)

2月24日 オリンピック閉幕



長きに渡り行われた冬期ソチオリンピックが、私が熟睡している頃に、

無事に閉幕されたようでした。

結果としては、金1、銀4、銅3の合計8個のメダル獲得となりました。

選手の皆さん、お疲れ様でした。

しばらくは、オリンピックの総集編などが、組まれるのでしょうか。


私の中での閉幕の意味合いもあったフィギュアのエキシビジョンでは、

録画でしたが、しっかりと見ることができました。

日本の選手が推薦もあり、4人も登場したのは、凄いですよね。

皆さん、笑顔で滑っていたのが、印象的でした。

ただ、銀メダルの韓国が、最後まで抗議の声を上げていたりするなどの場面があったのは、

神聖なオリンピックを汚す行為ですので、残念に思います。

こうした問題が起る原因として、フィギュアの審査基準が、

不安定要素の審査員の主観による得点が大きく、公平な審査に値していないのではと考えています。

あれほど、誰もなし得ない技と結果をもたらした浅田選手のフリーの演技得点が3位だったのですからね。


是非、公平公正な審査基準の確立を願いたいところです。

おそらく、次の開催国が韓国というだけに、波乱は起こりそうですね。




今日は、一日晴天に恵まれました。

朝がたは、一部靄が見られたところもありました。

利用者さんと車で、山沿いを走っていると、

「今日は月山が見えるな」

と、綺麗な雲のような白さの月山の存在を教えてくれました。

本当に、澄んだ天気でないと見ることができない月山は、

朝から見られると、気分もパリッとするものです。

あるお宅で、気持ちよさそうに日光浴をしているネコがいましたが、

近づくと睨まれました。

でも、近づかないと玄関に入れないので、近づいたよ。

逃げなかったけど、利用者さんが大きな声で挨拶したら、逃げていきました。



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2014年2月22日 (土)

2月22日 椿



利用者さんが、持ってきてくれた折り紙の作品です。

たかが折り紙、されど折り紙

この小さな作品には、利用者さんの思いが込められていますね。


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しだいに、暖かくなってきており、陽の当る山肌などは、雪がほとんど消えていました。

来週は更に、春らしい気温へと移行していくとのことでした。

陽の当るところと影になるところでは、状況がまるで異なるもので、

まだまだ人力で雪をかき出す必要があります。

屋根の雪止めには、圧雪から氷へとなり、絶えず滴が滴り落ちています。

青い空には、形を変えながら流れていく白い雲が、ところどころに散っていきました。


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2014年2月21日 (金)

2月21日 輝きの価値



今日一日を振り返った時に、悔いが残ったとすれば、

それは、ソチ五輪の女子フィギュアにて、浅田真央選手のフリーの演技を、

ライブ中継で見ることが出来なかったことを、一番にあげることでしょう。


ラジオから洩れてくる放送や、ネットから垣間見れる賞賛のコメントに、

映像を見ていなくても、その演技の素晴らしさが見えてくるようでした。


高難度の技に怯むことなく挑戦し、それを達成し乗り越えたこと

その姿に、たくさんの著名な選手が彼女に対し、多くのコメントを寄せていたこと

全てを出しきり、最高の笑顔とともに、歯を食いしばってこらえきれない涙を流したこと

その瞬間に立ち会えたかどうかで、私の目に映る朝の風景は全然違うものになっていたことでしょう。


選手が感極まって涙を流すことは珍しくはありませんが、

彼女のその瞬間に流した涙には、日本で見守る多くのファンにとっては痛いほど理解しうるものでした。

結果として、16位から6位への躍進を遂げたものの、メダルには届きませんでした。

ですが、金メダルの輝きよりも、価値ある多くの涙が日本で光っていたのは間違いありません。


ネットのコメントで、印象に残っていたコメントがありました。


生まれて初めて感動して泣いた


言葉使いから、若いネット世代の書き込みだと思いましたが、

普段感情の起伏に乏しい世代の者すら、心を震わせられたこと

その経験は忘れえない輝きの記憶として残るでしょう。

そのコメントが、彼女の演技の素晴らしさを物語っていました。


メダルはなくとも、悔いなくやり遂げた浅田選手には、

賞賛の拍手を是非送ってあげたいと思いました。



2014年2月20日 (木)

2月20日 ふかし芋



今日の朝方は、今年一番の大きなため息が日本中で漏れたであろう日かもしれません。

女子フィギアで、期待の浅田選手のショート演技が、思わしくない成績となってしまったからです。


あまりにも期待され過ぎていたのか、

ライバルの某K国からの圧力があったからなのか、

本人にとっても辛いものとなったにちがいありません。


ですが、良い意味でとらえるならば、次のフリーの演目では、メダルに捕らわれることなく

肩の荷をおろしたかたちで、挑んで欲しいものであると思います。



そしてもう一つ、フィギアに隠れるかたちで、メディアも比較的ノーマークであったろう

スノーボード女子パラレル大回転での竹内選手の活躍がありました。

眠気眼でテレビをつけたところで、丁度決勝戦の金メダル争いのライブ中継が行われていました。

竹内選手がリードなどというテロップのなかで、息を飲んで試合経過を見守っていたのですが、

最後の最後で、態勢を崩してしまい、金メダルにあと一歩のところで遠のいてしまいました。

これまた今年2番目に多かったであろう、ため息の瞬間だったことかと思います。

それでも、銀メダルの成績は素晴らしいものでした。

日本中に、布団の中に入りながら、一人でテレビ画面で見守っていた方の多くは、

「私が応援していたから金メダルを逃してしまったのでは・・・」

というような、感情に捕らわれた方も少なからずいるものかと思います。

ちなみに、私もその代表する一人でありまして、

その後布団を被って、二度寝に挑んだわけでした。


今日の笑和感では、利用者さんのご家族さんから、お芋を頂きまして、

ご厚意に甘えまして、3時のおやつでは、ふかし芋を振る舞っております。

見た感じ、ずいぶんと分厚い芋で、びっくりしました。

なんだか、焼き芋が食べたくなってきました。


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2014年2月19日 (水)

2月19日 優しいおはな



朝日が見えました。

地面を覆っていた粉雪が、しだいに溶けて行き、アスファルトが顔を出してきました。

寒さは相変わらずですが、残らない雪が続き、春が近いのを感じます。


未だ、山梨県を中心とした関東圏では、大雪のため孤立している集落がたくさんあるそうです。

あれほどたくさん積もった雪が消えるのには、まだ時間を要するはずです。

積雪の山は越えたとしても、雪下ろしによる転落や雪崩など、まだまだ油断は出来ませんので、

これ以上の怪我人が出ないことを願うばかりです。


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今日の午後から、近くの陵西中学校の生徒さん達が来所され、

きれいに飾り付けられた花を頂きました。

これまでにも、何度か頂いていますが、本当にきれいですね。

きれいな花を見ると心も優しくなります。

受け取られた利用者さんも、思わずにっこりされていました。

受験を控えた忙しい時期に、こうした花を届けてくれて、本当にありがとうございました。


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2014年2月18日 (火)

2月18日 寒鱈祭り



粉雪が地面を覆い、除雪をしたばかりの風景を、再び自然色に染めてしまいました。

風が強く、空は時折青空を見せながら、高い雲は形を変えていきました。


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今日のお昼は、調理師さんが腕によりをかけて作ってくれた寒鱈汁が振る舞われました。

熱々のお鍋を乗せた荷台が登場し、利用者さんの目の前で止まりました。

食欲をそそる匂いがたちこめます。

鍋の中には、様々な具が浮かんでおり、調理師さんがお椀に掬っています。

既に準備されていた御膳に、盛られたばかりの寒鱈汁が添えられました。

一斉に、箸をつけて、香りを楽しみ、汁に口をつけます。

「うまいねぇ~」

ほくほく顔で、利用者さんは両手でおわんを持って話していました。


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今日の検食当番が、たまたま私だったことに感謝しつつ、

私も熱いうちに、ぺろっとたいらげました。

白子も豆腐も身も汁も、そしておにぎりも美味しかったです。


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2014年2月17日 (月)

2月17日 大雪



週末にかけて、関東を再び大雪が襲い、山梨県では記録的な積雪となりました。

高速道路では立ち往生が続き、街中のアーケード街の天井が落ちたりと、

孤立してしまった集落などもありました。

30時間も電車の中に閉じ込められたりと、テレビだけでは報道が間に合わないようです。

この時期、オリンピックと重なってしまったことで、必要な情報というのが

伝わりにくくなっています。

死者も多数出ているという今回の首都圏を襲った豪雪ですが、

政府の迅速な対応を願うところであります。



今朝は朝から大粒の雪が降っていました。

除雪がすんだ笑和感の敷地も、白一色に再び染められていました。

今日は、朝の送迎で西川町の岩根沢まで行っています。

道路脇を雪が高く積まれていますが、例年から比べると、

これでも少ないとのことです。


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山形県で、今年少なかった分が、関東の方に流れていったのでしょうか。

関東圏では、明日明後日にかけて再び積雪の予報が出されているわけで、

世界中の気象状態が変わってきているように感じられます。

この状態が今後、平常化したとしたら、また大きく国の流れが変わってしまうのかもしれません。

一番の積雪を記録した山梨県は、果樹王国です。

その影響で、美味しい果物の流通や価格が変わってしまうのではないかと懸念するところです。



2014年2月15日 (土)

2月15日 金メダルの報



今年2度目となる、首都圏を襲った大雪で、日本が荒れすさんでいる頃に、

ソチの舞台では、日本の若きエース達が、氷上で素晴らしい演技を披露していました。

若干19歳で、被災地宮城県出身の羽生選手が、ショート演技では、

世界新と言える100点台の記録を達成し、フリーの演技へとつなげました。

そして、眠気眼のまま、テレビのスイッチを入れたところに飛び込んできたのが、

羽生選手の金メダルのニュースでした。

高橋選手、町田選手も、入賞という、日本選手の活躍が目を引きました。

雪かきで、沈んでいる気持ちにも、ホッカイロのような温もりを抱くことで、

前向きに行うことが出来たのではないでしょうか。


笑和感では、春に向けての活動が、着々と行われています。

春のひなまつりに向けて、花飾りで彩られた文字が目を惹きました。


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こちらでは、男衆頭をそろえて、山形県の市町村パズルを行っています。

市町村が、区切られていてパズルになっているのですが、

これが案外難しくて面白いのです。

なんとか、2人で協力して完成したところで、丁度お昼ご飯の時間となりました。


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2014年2月14日 (金)

2月14日 抹茶生チョコ大副



本日は、ヴァレンタインデーということで、

チョコを食べる確率が、一年で最も高い日であります。

お菓子屋さんの陰謀に、まんまとはまってしまった感はあるのですが、

男性としては、幾分肩身を狭く感じるような日でもあります。

デイルームには、お雛様を飾っています。

啓翁桜とともに、春を心待ちにしているところですね。

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今日の3時のおやつでは、ヴァレンタインデーということもあり、

生チョコをを使用した大福を、作りました。

生チョコで使用している抹茶は、せせらぎ草で、お茶を細かくして作ったものを使用しています。

生チョコを餡で包んだものを、更に大副の生地でくるみました。

見た目は、うぐいす餅のようですが、3層にもなるチョコ大副は、

この度、笑和感で初お披露目となる、自信作でもありました。


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利用者さんは、お茶と一緒にこの大福を堪能されていました。

ハッピーヴァレンタイン!



2014年2月13日 (木)

2月13日 青空の奥に



オリンピックでは、ノルディック複合個人ノーマルヒルにて、渡部選手が、

20年ぶりという快挙として、銀メダルを獲得されました。

おめでとうございます。

そのライブ実況を行っていた元代表であった荻原氏が、実況中に号泣してしまうという

周囲も思わずもらい泣きしてしまいそうになる、心熱くなる場面があったそうです。

見逃した方は、こちらのyoutubeにて、一緒にもらい泣きしましょう。


渡部暁斗銀メダルに感泣する荻原次晴








さて、雪は落ち着いているかのようですが、屋根に積もった雪から滴り落ちる水滴で

玄関前には、氷の絨毯が広がっていました。

その凍った水滴のあとには、美しさもあるのですが、滑ると危険なので、

スコップ片手に速やかに処理を行っております。


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時折、吹き荒れる雪がのる強い風に、立てかけていたスコップが、

勢いよく倒されます。

厚く固まっていた氷を、少しずつアスファルトからはぎ取っていきました。

青空の空を見上げると、青をバックに、たくさんの雪が漂っています。

さらにその青空の奥に、目を向けていくと

無数の小さな雪が別の気流で流されていくような、空の奥の空を見ることが出来たような気がしました。

どの空から誕生した雪なのか、遠く運ばれて笑和感にたどり着いて消えていく雪は、

春が近いことを、少しだけ感じ取れるようでした。


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2014年2月12日 (水)

2月12日 メダル速報



眠気眼で起きてきて、テレビ画面に映されていたのは、

冬季オリンピックで、初の日本選手のメダル獲得の大きな字幕タイトルでした。


スノーボードで、平野選手が銀メダル、平岡選手が銅メダルという

ダブル受賞という、朝から気持ちの良いニュースで、

外の天気の良さもさながら、ほっこりした気持ちで、笑和感へと車を走らせました。

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今日は、ボランティアとして、フットケアの伊藤先生ら3名の方が来てくれまして、

利用者さんに、至高のフットケアマッサージを施して頂きました。

初めて受けられる方もおり、


「 き も ち い い ちゃ ぁ ぁ ~ 」


と、ご満悦な様子でした。

久しぶりに受けられた利用者さんも、恍惚の表情を浮かべられ、

うたた寝されていました。


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今日のお昼の料理は、クリームシチューでした。

ヴァレンタインデーということを意識しての、こんな素敵な心遣いがありましたよ。


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私も、ハート型のあれが欲しい!



2014年2月11日 (火)

2月11日 建国記念日



今日は、建国記念日で、国民の祝日なのであります。

というので、さっそくと国旗をケースから取り出しました。

それを受け取った利用者さんは、きりっとした顔で、

しっかりと両手で旗を掲げられており、その背筋の伸びた姿が、

とても凛々しかったのでした。

オリンピックもたけなわ、未だメダル獲得はならず、

表彰台に日本国旗が上がるのを今か今かと楽しみにしております。



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今週は、週末にかけてヴァレンタインデーということで、

お菓子にはチョコが振る舞われ、お昼ご飯にもヴァレンタインデーにちなんだ

行事食が振る舞われています。

さすがに、お昼ご飯にチョコがついては、3時のおやつの楽しみがなくなりますので、

調理師さんが機転を利かせて、ハート型のちらし寿司を作ってくれたのでした。

目にも味にも楽しませてくれるご馳走は、男性ならずとも女性にも嬉しい贈り物となりました。


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2014年2月10日 (月)

2月10日 きんかんの実



オリンピックが開幕してから、4日目となりました。

深夜に競技が行われ、朝のニュースの総集編で、日本選手の結果を確認するという

そんな日々を送っております。

モーグルの上村愛子選手は、本当に惜しかったと思います。

本人の精いっぱいやったという言葉に、様々な感情が積み重なっているのだと思いました。


ハラハラドキドキの競技観戦は、一人では苦手なので、

私はまずは結果を見てから、報道でのダイジェスト映像をゆっくりと見ることにしております。


肝心の人間ドラマをカットしてしまうのは、もったいないと思う方もおりますが、

たくさんの人と一緒に応援しながら観戦するのも、たまに味わってみたいものですね。

その為には、日中の時間に競技が開催されるようなオリンピック競技地でなくてはなりません。

近い未来、東京で開催された時こそ、そんな目の離せないような瞬間が、待っているのでしょう。


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今日は、きんかんの実が、手に入りました。

利用者さんから、爪楊枝でぷつぷつと実に穴を挿してもらいました。

なぜ穴を挿すのかといえば、煮た際にエキスが染み出してくるようにするためだそうです。


また話を聞くとそればかりではないようで、穴を開けないと、煮た際に実がしぼんでしまうのだそうです。

それを防ぐために、穴をあけるんだとか・・・。

私も、理由はよくわかりませんが、調理師さんが甘く煮て頂いたきんかんが、

午後に利用者さんに振る舞われていました。


私も一つ食べさせて頂きましたが、甘くておいしいかったですが、

じわじわとこみ上げてくる苦味・・・

これは、皮なのか種なのか・・・

ほろ苦い実の味に、春を待ち望む思いを感じたところでした。



2014年2月 8日 (土)

2月8日 冬のオリンピック



私が、布団の中で、温もりに浸っていた頃に、

ソチでは、冬季オリンピックの盛大な開会式がとり行われていました。

丁度、デイルームのテレビをつけた時に、録画された開会式の模様が放映されていました。


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利用者さんの中には、開会式を起きて見ていたと話す方もおりました。

煌びやかな開会式の様子は、違う世界のようでした。

いま日本には、関東に20年に一度来るかどうかと言われる規模の降雪予報が出ています。

明日にかけ雪が降り続き、20cm程度積もるかもしれないと、警戒を呼び掛けています。


関東、太平洋にかけての地域に雪が降るということでしたが、ここ東北にも同じように、

いつにも増して多くの雪が、今も絶え間なく降り続いています。

冬の本番は、これからのような気がします。


体調を崩されないように、皆さん気を付けましょう。



2014年2月 7日 (金)

2月7日 世界に



先月に笑和感にテレビ取材が来たのですが、

本日は、その放映日だったのです。(海外のテレビでですが・・・)

時間は、朝の8時ということで、無事に放映されたそうです。


さて、大盛り上がりだったその時の様子が、インターネットにて

見ることが出来るということで、担当の方に、アドレスを教えてもらいました。


NHK WORLD


色々な関連ニュースがあるのですが、その中で


「 New Approach to Senior Care 」


というタイトルのものがそれにあたります。

笑和感が紹介される場面は、2分程の時間なのですが、

世界にその様子が発信されたのでした。


利用者さん達の良い笑顔が凝縮されてたくさん映されていました。


笑和感に、職員の方から、薔薇の花を頂きました。

利用者さんと一緒に、花瓶にさして、飾っています。

とっても素敵ですよね。

心が和みます。


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2014年2月 6日 (木)

2月6日 籠の中の鳥



今朝、利用者さんが来る前に、脚立を持ち出して、

天井の柱に何かしら小細工をして、こんなものをつけました。


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最近の私の笑和感的ブームは、デイルームに動物を増やそうということを

勝手に一人盛り上がって行っております。

日々、少しずつデイルームにいる鳥の数を増やしていき、

既に6羽の鳥が天井のどこかに隠れています。

ぜひ、皆さんも、来所の際に見つけてみてください。



と、得意げに設置したのですが、今日の利用者さんとの会話でその鳥のネタが

出たのを聞いていないので、職員含め、もしかしたら誰も気づいていないのでは!?


・・・・まぁ、そう簡単に見つかっては面白くないですからね。

利用者さんから、偶然に見つけてもらうことを期待しましょう。



厳しい寒さが連日続きますが、本日もつかの間の晴れ間が見えましたが、

再び、雪が激しく降り始めていました。

そんな寒い中でも、窓の外から見える実沢川にいる鴨は、

頭を何度も冷たい川につけて餌を探していました。

よくもそんなに冷たい川に、浸っていることができるものだと、

身体の構造上の違いがあるのは理解していますが、感心するところです。


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自由気ままに、冬の川で過ごす鴨は、これからもきっと籠に囚われることなく

過酷な自然の中でも、自由に生きていくのでしょうね。

そんな生き物達から見られている笑和感は、来所する利用者さんにとって

窮屈な場所だなんて、思われないようにしていかなくてはなりません。


ほんの一時の羽を休めることが出来る憩いの場所であればと思います。



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2014年2月 5日 (水)

2月5日 吹雪く



再び今年最大級の寒波が押し寄せています。

朝の車から流れるラジオからでは、来週一杯まで、この寒さが続くとのことでした。

立春が過ぎたばかりだというのに、暦通りにはうまく回らないようです。

灰色の空が、しだいに吹雪へと変わっていきました。


デイルームの窓からの風景は、真っ白に変わっていました。

風が吹き抜ける玄関口は、きれいに真っ白に染められていました。


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利用者さんが、家で作ってきたという折り紙を持ってきてくれました。

鳥と薔薇の折り紙作品です。

私も初めて見る折り紙作品で、びっくりしました。

この作品は、他の利用者さんも見ることが出来るようにと飾っております。

奥が深いですね・・・・折り紙の世界は


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2014年2月 4日 (火)

2月4日 天井の梁に



笑和感のデイルームの天井は高いです。

せっかくなので、天井に何羽かの鳥を放ちました。

もちろん生きている鳥ではないですよ。

ふと何気に見上げた先に、目に留まった鳥

それだけでも、ほんの少し気持ちにやわらかな波が出来るじゃないですか。


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そんな感じで、笑和感の天井には鳥が数羽隠れているのです。


さて、日曜日にお店を散策してきて、かわいい動物を見つけてきました。

それをこっそりと、天井の梁に乗せていたところ、

何も知らない職員が、朝の運動で首を上に向けたところ、

たまたま目に入ったようで、

「何だ、あれは!」

と、叫んでいる声が聞こえてきました。

しかし、それが何なのかがいまいちわからなかったようで、


「天井の柱に、タワシが乗っている!」


その言葉に、いかにがっくりきたことか・・・。

まぁ、遠目で見れば、タワシに見えなくもないですけどね。

これは、かわいいリスなのですよ!


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2014年2月 3日 (月)

2月3日 節分そば



今日は、節分の日です。

今日を迎える前から、笑和感では節分の豆まき行事は行っていましたので、

特別今日が節分だということを意識はしていなかったです。

そんな私に、唯一節分を実感させてくれたのが、

今日のお昼ご飯でした。


献立メニューにあった、「節分そば」です。


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どんなところが、節分そばなのかを、調理師さんに特別つっこんで聞かなかったわけですが、

本日がたまたま検食でしたので、私はほくほくと湯気が立つおそばを頂かさせて頂きました。

ごちそうさまでした。

上の、イワシの梅煮や、あさつきの酢の物も、

上品でやさしい味でした。

おにぎりも、目で見て味で楽しませてもらい、

とっても、美味しかったです。



今年の節分は、鬼に向かって丸めた紙を豆に見立てて、怪我がないようにと

配慮したわけですが、男性の利用者さんからは、

「でんろく豆だど、あどで食べれたんだけどな」

と、豆を食べるのを楽しみにされていた方もおりました。


これを参考にして、来年は投げても食べても、楽しく美味しい節分が出来るように

熟慮したいと思います。


2014年2月 1日 (土)

2月1日 サッテロ



除雪され、タイヤ痕が残る玄関前には、昨日の吹雪の名残が残っていました。

本日より、2月です。

青空に薄く白い雲が引き伸ばされたように残っていました。


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西川町に住んでおられる利用者さんから、唐突に聞かれたことがありました。


「サッテロってわがっか?(知っているか?) アイヌ語なんだ。」


頭に、クエスチョンマークが点灯しましたが、利用者さんの話をまとめると、

西川町のどこかに、サッテロというアイヌ語の地名があるのだというのです。

しかし、それがどのあたりかわからないらしいのです。

「サッテロ」なんて、聞いたこともありません。


失礼ながら、利用者さんの思い違いなのかと思ったのですが、

その話を聞いていた、出前散髪カットの奥さんが、

「サッテロって、国道にあった温泉の名前だよ。」

と、教えてくれました。

そうして、ネットを駆使してたどり着いたのが、この温泉施設「サッテロ」の情報です。


温泉ドライブインサッテロ


確かに、サッテロは実在したのです。

しかし、このサイトで気になることは、サッテロの前に、「ザ☆」がついていることではなく、

その住所にあります。


西川町大字間沢字サッテロ


住所に、サッテロって入っているではありませんか。

サッテロという名の地名は、実在したのです。

住所に、カタカナの地名が入っているということ自体に、違和感を感じるのですが、

それがアイヌ語であるという事実も不思議で仕方ありません。


ちなみに、アイヌ語でサッテロとは、「爽やかな高地」という意味なのです。

いやはや、奥が深いです。

さすが西川町!



さて、話は笑和感に戻って、本日のお昼は寒鱈汁が振る舞われました。

調理師さんは、祭りハッピを羽織って、カーゴに鍋を乗せて、ソーラン節と共に登場してきました。

利用者さんの待ち構える目の前で、お椀に熱々の寒鱈汁が盛り付けられていきます。

周囲に、寒鱈汁の香ばしい匂いが立ち込めてきました。

ハフハフと、利用者さんは美味しそうに、召し上がられていました。

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