2月1日 サッテロ
除雪され、タイヤ痕が残る玄関前には、昨日の吹雪の名残が残っていました。
本日より、2月です。
青空に薄く白い雲が引き伸ばされたように残っていました。
西川町に住んでおられる利用者さんから、唐突に聞かれたことがありました。
「サッテロってわがっか?(知っているか?) アイヌ語なんだ。」
頭に、クエスチョンマークが点灯しましたが、利用者さんの話をまとめると、
西川町のどこかに、サッテロというアイヌ語の地名があるのだというのです。
しかし、それがどのあたりかわからないらしいのです。
「サッテロ」なんて、聞いたこともありません。
失礼ながら、利用者さんの思い違いなのかと思ったのですが、
その話を聞いていた、出前散髪カットの奥さんが、
「サッテロって、国道にあった温泉の名前だよ。」
と、教えてくれました。
そうして、ネットを駆使してたどり着いたのが、この温泉施設「サッテロ」の情報です。
温泉ドライブインサッテロ
確かに、サッテロは実在したのです。
しかし、このサイトで気になることは、サッテロの前に、「ザ☆」がついていることではなく、
その住所にあります。
西川町大字間沢字サッテロ
住所に、サッテロって入っているではありませんか。
サッテロという名の地名は、実在したのです。
住所に、カタカナの地名が入っているということ自体に、違和感を感じるのですが、
それがアイヌ語であるという事実も不思議で仕方ありません。
ちなみに、アイヌ語でサッテロとは、「爽やかな高地」という意味なのです。
いやはや、奥が深いです。
さすが西川町!
さて、話は笑和感に戻って、本日のお昼は寒鱈汁が振る舞われました。
調理師さんは、祭りハッピを羽織って、カーゴに鍋を乗せて、ソーラン節と共に登場してきました。
利用者さんの待ち構える目の前で、お椀に熱々の寒鱈汁が盛り付けられていきます。
周囲に、寒鱈汁の香ばしい匂いが立ち込めてきました。
ハフハフと、利用者さんは美味しそうに、召し上がられていました。
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