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2013年11月

2013年11月30日 (土)

11月30日 締めの運動会



送迎では、西川町の山間の利用者様のところまで、迎えに行ってきました。

寒河江の境界地までは、普通の光景が広がっていたのですが、

西川町に入ってから、どんどんと進んでいくと、明らかに周囲の景色が、

どんどんと白く染め上げられていました。


薄く田んぼにかかった白い雪が、いつの間にか路肩に塊となって寄せられている光景に

なるまではそんな距離はありませんでした。

山に入る頃には、すっかり冬の真っ只中の雪景色が広がっていました。

小さい女の子が、おばあちゃんと一緒に雪だるまを作っていました。

これから、しだいに当たり前の冬が始まっていきます。



今日の笑和感では、遅れた運動会が行われています。

今回の目玉競技は、プチシュー早食い競争でした。

一口大で食べられるプチシュークリームを、お互いの目の前に差し出し、

どちらが早く食べられるかを競います。


赤、白、それぞれのチームに分かれて行われた今回の競技、

一見簡単そうで、これが意外に難しいわけで、いろいろとハプニングもありました。

いかに早く口に入れるかで、合図がなる前に、食べてしまったり、

シュークリームを持っている職員の腕を捕まえて、食べてしまったり、

はては大きな口を開けたまま職員に向かっていって、

職員が根負けしてしまうなど、始終大笑いの中、運動会は行われました。


恒例となった、選手宣誓、玉入れ、職員による尻相撲大会

みんな笑顔で、11月の締めに行われた運動会を楽しまれたようでした。


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2013年11月29日 (金)

11月29日 赤ちゃんより花束を



今日から天気は荒れるでしょう、との天気予報で、

雪マークが大きくテレビ画面に表示されていました。


また、西村山郡の山沿いには、多い所で40cmの積雪があるでしょう・・・

などと、私にとっては悪夢のようなコメントが、出社時のラジオから聞こえてきました。

ちょうど、午後からみぞれまじりの冷たい雨が、降りだしており、

この雨が夜間に雪に変わるのも、まんざらではないようでした。


本日は、屋内での運動会が行われており、その後のおやつタイムに、

利用者さんの誕生会が行われました。


「まさか今日、こんな素敵なことがあるなんて思ってもいませんでした。」


と、挨拶された利用者さんに、丁度居合わせたあさひちゃんより、

お祝いの花束が手渡されました。

利用者さんも、にっこりと笑ってお礼のコメントを返されていました。


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2013年11月28日 (木)

11月28日 頂いた俳句



その利用者さんの趣味は俳句だと伺っていました。


本日、鞄からおもむろに出してこられたものは、綺麗な俳句の書かれた色紙でした。

色紙にも、俳句用の立派なものがあるんですね。

そのものにも感心しつつ、達筆で書かれた俳句にも驚きを感じました。

初めて笑和感を訪れた際に感じたことを、俳句にしたためたとありました。

その時に、たまたま来所していた赤ちゃんを目にしての一句です。


初孫や  笑顔は温し  笑和感




ほんわかする、ありがたい一句ですね。


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2013年11月27日 (水)

11月27日 えがお



今日は、青空でした。

デイルームに、あさひちゃんが、久しぶりに顔を出しました。

たくさんのおじいちゃん、おばあちゃんに囲まれて、にこにこの笑顔を見せてくれました。

無垢な笑顔は、周囲の人にも伝染するようです。


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2013年11月26日 (火)

11月26日 虹



今日は天気が荒れるでしょうとの予報があった中でも、

午前中は青空が見られ、陽の光も部屋に射しこんでいました。

遠くの山には厚い雲がかかっているのが見えていましたが、

少しの間に、その雲が流れてきたのか、外は雨が降っていました。

その雲も、また流れていったのか、綺麗な虹が山にかかっていました。

まるで、もう少し頑張れば、虹の根元にたどり着けるのではないかと思えるほど

鮮やかに目の前に立ちのぼっていました。

打ち合わせの帰りに見た景色でした。


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2013年11月25日 (月)

11月25日 どら焼き



昨日、私の舞踊のチャリティーショーが開催されました。

今回も盛況で、多くの方が来場されていました。

私も、この度は7回、ステージに登場し、踊りを披露しております。

一人踊りでは、楽しくスポットを浴びながら、踊ることが出来たと思います。


Capa


また、来年の三月には、これまでの全国大会でのグランドチャンピオン大会が行われます。

私も、マドロス部門にて、出演を予定していますので、頑張りたいと思います。


寒さも残る中、利用者さんは、本日も元気に来所されており、大きな笑い声が響いていました。

今日は、利用者さんを交えての、手作りのおやつ作りが行われました。

プレートの上でこんがりと焼きあがったパンケーキに、抹茶クリームを挟んでの

笑和感特製の手作りどら焼きです。

頑張って作られていた利用者さんの口元が、もぐもぐと動いていたので、

「あれれ、〇〇さん、口の周りに何かついていますよ」

と、顔を見ながら尋ねたところ、慌てて、

「んだがやぁ~」

と、笑いながら口元をぬぐっておられました。


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2013年11月22日 (金)

11月22日 フラワーアレンジメント



本日、午後からボランティアでお世話になった陵西中学校の生徒さんが来所され、

フラワーアレンジメントを頂きました。

とてもかわいい花が小柄なバケットにたくさん飾られております。

受け取られた利用者さんも、思わずにっこりとされ、興味深げに花をご覧になられていました。


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机の上に、飾られた綺麗な花を目にしながら、食べるおやつもまた格別です。

花は人の心を優しくしてくれます。


花の名前を当てっこしたり、手に取って熱心にご覧になられたり、

利用者さんと一緒に、とても楽しい時間を過ごされていました。



2013年11月20日 (水)

11月20日 蚕の話



今日の天気予報では、荒れる見込みとありましたが、朝の送迎の頃は、

秋の紅葉が綺麗に見える穏やかな青空が広がっていました。

こんな日が、荒れるとはいまいち実感がありませんでしたが、

昼頃からしだいに雲が覆い始めてきました。


利用者さんと車の中で、蚕の話をしてきました。

蚕を見た時はある?

というので、ないと言うと、昔はこの辺りでも

蚕を育てている人はたくさんいたということで、その餌となる桑も多く作っていたそうです。

今では、桑を育てているところもなくなってしまったようですね。

蚕が繭をつくり、その糸を取るために、まず茹でるのだそうです。

その後、その中身はどうするの?

と、素朴な疑問を聞いてみたのですが、そこで丁度施設に到着してしまいました。


食べるの?という選択肢が頭の中に浮かんだのですが、それは聞いたことがない話です。

いったい、繭の中の蚕のさなぎはどうなってしまうのでしょうか。

頭に引っかかりながら、今も頭の中に残っています。




どうしても気になったので、ネットで検索してみました。

繭から糸を取り出す方法がわかりやすく紹介されていましたので、下記に紹介します。

繭から絹糸を取ろう



さて、そこで紹介されていた、繭の中で茹でられたさなぎの運命とは・・・



鯉やにわとりの餌になります


だそうです。



2013年11月19日 (火)

11月19日 美味しいリンゴ



3度目の冬を迎えるにあたって、遂に笑和感に除雪機がやってきました。

もちろん操作するのは、私らです。

時速15kmのスピードで、走行します。

担当の方に、操作方法を教えてもらったのですが、普通免許で運転できるわりに、

操縦席からの風景は、ぜんぜん違います。

男の子なら、ラジコンカーに搭乗したような高揚感を覚えてしまいそうです。

そんなわけで、今年の冬は、バリバリと雪かきを、頑張ろうと思います。


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今日も、朝からすごい靄がかかっていました。

この話を利用者さんにすると、面白い話を教えてもらいました。


最上川沿いの朝日町は、霧が多く出るそうです。

その霧は冷たく、リンゴが冷やされたおかげで、

味がしめられた美味しいリンゴが採れるのだそうです。


なるほど、そういった気候上の理由が上げられるのであれば

地域によって美味しいという理由を探るのは、すごく面白いですね。


そんな豆知識を利用者さんに教わり、なにか得した気分です。

こういったお話を聴くことが出来る環境にいるなら、

もっと面白い情報を発掘していきたいと思います。


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2013年11月18日 (月)

11月18日 焼き餃子



濃霧注意報の通り、朝から辺りは深い霧につつまれていました。

やがてその霧も消えていき、空に太陽を見ることができました。

本日、やっと最後のタイヤ交換を終わりました。

いつ降るともわからない雪を目前にして、少しだけ胸をなでおろしたところです。


今日のお昼ご飯は、手作りの焼き餃子でした。

その餃子作りには、利用者さんも参加されていました。

昔は、家庭のことは何でもやっていたという、車椅子の利用者さんですが、

今は、家事からは手を引いています。

そんな利用者さんが、昔を思い出し、料理の一品を作るのに、参加されています。

そうして出てきたお昼ご飯の、こんがり焦げ目がついたほかほかの餃子の味は

その利用者さんにとっては、他の方が食べた味よりも格別だったでしょう。


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2013年11月16日 (土)

11月16日 濃霧注意報



朝から霧が一帯を覆い、車のフロントガラスには、

水滴の粒がついていました。

県内は、ほとんどがこんな状況のようでした。


今日の午前中は、私はお風呂の脱衣場にいました。

熱気むんむんの戦場であり洗浄の場でもあります。

汗だくになりながら、利用者さんの間をぬいながら奮闘していたわけです。

利用者さんは、

「気持ちいいっけ」

と、顔を赤らめながら満足そうに、冷えた麦茶を飲まれていました。



2013年11月15日 (金)

11月15日 職人と助手



先日、川で見かけた白い大きな鳥ですが、

再び、実沢川に姿を現しました。

その真っ白い姿は、白鳥のごとく白く綺麗でした。

ですが、その細長い顔は、白鳥ともガチョウとも違う模様

色は白くても、その姿は、やはりサギ・・・?なのでしょうか。

サギではないと豪語したものの、やっぱりサギなのかもしれません。

まるで、詐欺にあったような気分です。


詳しいことは、下記のホームページで調べられます。

よく見られるグレイの色をまとったサギは、アオサギ

白くて大きなサギは、ダイサギというようです。


サギ類図鑑


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さて、今日はテレビの後ろのコードの配線が、えらくこんがらがっていたので、

整理をしようと、コードをまとめていたところ、男性の利用者さんが、

見学がてら応援に来てくれました。

ですが、不器用な私の様子に見ていられなくなったのか、自ら

「オレやるがら、貸してみろ」

と、コードの束を取りました。

手際よく、配線の元からコードを束ね、テープを使ってコードをまとめていきます。

そして、たゆみなくきっちりとコードを1本にまとめあげました。

私などは、誤魔化してしまうところを、きっちりとされています。

いつの間にか、私は利用者さんの助手のように、傍らに座ってテープをカットしていました。


これまでの仕事でやってきたからこんなに手際が良いのかと、聞いてみると

「こだなことやんの、久しぶりなんだ。慣れてるわけじゃない。」

とのことでした。


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「こだなことを現場でやっていたのは、10年も10年も10年も前のことだ。

同じ仕事を、何年も続けていけるわけじゃない。

仕事というのは続けていけば、今度はその仕事を下にやらせる側になるから。

なかには、同じ仕事を何十年もする人もいるけどな。

だから、自分でこうやってやるのは久しぶりなんだ。」

と、話してくれました。

熱心にコードをまとめているその姿は、過去の職人の姿を映し出していました。




2013年11月14日 (木)

11月14日 日向ぼっこ



初雪が降ってから、屋根に残っていた雪が溶けて、一筋の流れが地面にこぼれていました。

雪の山は通り過ぎたのか、青空が見えて、陽の光が照っていました。

気温は寒く、とんぼの姿も見かけなくなり、空を飛ぶのはカラスだけとなりました。


そんな中で、ウッドデッキにひらりと舞い降りたものがありました。

木の葉のように、弱弱しくも陽の光が当るところに落ちたそれは、蝶の一種でした。

寒くある世界の中で、落ち着いて陽の光を体に浴びることが出来る場所で

体を休めていました。

私は、そっと、その場を離れました。


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今日も、笑和感では元気な声が響いていました。

いい湯だっけと、頬を染めた利用者さんが、にっこりされていました。



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2013年11月13日 (水)

11月13日 白くて大きな鳥



朝の寒い風景の中に、蒸気が白く立ち上がっていました。

周囲の景色にも雪が薄く被っており、

色づいた紅葉に被る雪は、どこか儚く優しいものでした。


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ウッドデッキに抜けるガラス戸越しに、川の中にたたずむサギの姿がありました。

光る川面に、その姿は栄えていました。

小魚でも狙っているのか、ただそこにいるのか、

雀や鴉のように、やたらと動く鳥とは違い、何を考えているのか興味があります。


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そして、川に立つ、サギではない白くて大きな鳥を見かけたのです。

戸を開けてしまったために、目前で飛び立ってしまいましたが、

そのサギではない何かの鳥は、とても綺麗で、先日利用者さんが話していた通りの

白くて大きな鳥でした。

私は、それをサギのことを指していたのだと思っていましたが、その白い大きな鳥はいました。

飛び立ちながら、「 グエッ 」、と鳴いて川下へと姿を消しました。

今度は、驚かせないように、もっと観察してみたいと思います。


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2013年11月12日 (火)

11月12日 雪の降る一日



今年初めての雪が降ってから2日目の朝も、当然のように大粒の雪が、

空から尽きることなく降り続いていました。

周りの風景は、わずか一日ですっかり白く染め上げられ一変しています。

窓から見える風景も、芝生が雪に覆いかぶせられていました。


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そんな中で、事態は突然起こるものです。

青空つどいの家のある地域が、利用者さんが来られた直後に、突然と停電になってしまったそうです。

電気が使えないということで、石油ストーブで暖を取ることは出来るものの、

出来ることが限られてしまい、急遽笑和感に来られることになりました。

一時期は、デイルームにたくさんの利用者さんがおられましたが、

一部地域での停電ということもあり、割合早くに復旧し、午前中のうちに、

再び元の施設へと戻られていったようです。

何ごともなくて良かったです。

雪の降る寒い日に、停電になってしまうのだけは、勘弁ですね。

2013年11月11日 (月)

11月11日 冬が来た



今週から天気予報には、雪のマークがついています。

朝、窓からの風景が、雪景色になっているのではないかと心配したのですが、

灰色の厚い雲が、どんよりと空を覆っていました。


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予報によると、今日から明後日の水曜日頃までが、天気が崩れて雪が降るとの

ことでしたが、木曜日からはまた快方に向かうようです。

まだ、冬の準備が整っていないだけに、焦りを感じながら、自分の車のタイヤ交換は、

いつになるだろうかと、小雨が降る天気の中、考えているしだいです。



今日の昼食のお手伝いでは、利用者さんに協力してもらって、

ゴマおにぎりを作ってもらいました。

一人がおにぎりの形を作って、もう一人がゴマをまぶします。

手慣れたもので、あっという間に、人数分のおにぎりが完成しました。

さすが、昔の母ちゃんたちは、手際が良いですね。


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午後から、しだいに雨が雪へと変わっていきました。

ちらりほらりと、ようやく降っているのが、雪だとわかる程度のモノが、

しだいに大粒の雪へと変わりました。

道路脇や田んぼは、一面が白く雪に覆われていました。

すぐに溶けるとは思っていても、雪が降ったという事実は、

まさに冬が来たということです。

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2013年11月 9日 (土)

11月9日 白岩の文化祭



昨日、職員が遅くまで残ってくれて、ここ白岩地区の文化祭に、

利用者さんが作られた作品を展示する準備を行ってくれました。

場所は、白岩にある公民館なのですが、体育館もある大きな場所です。

今回で、2度目の参加ですが、小学生から達人の域まで達しているかのような作品まで

たくさんの作品が展示されています。

本日は、気持ちの良い秋晴れの青空が広がっていました。

午後から、さっそく作品を提供された利用者さん達は文化祭へと足を運んできました。


会場には、たくさんの作品が飾られていました。

利用者さんは、ひとつひとつを丁寧に眺められていました。

そして、笑和感の展示の前についたとき、綺麗に飾られている自分達の作品を見て

笑顔で談笑しながら眺められていました。


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作品一つ一つには、作成者の名前が掲げられており、パンフレットにも

名前が掲載されています。

「近くに住んでいるけど、こんなとこさ来たことなくて、来れて良かったちゃー」

と、利用者さんが話してくれました。

準備して飾りつけてくれた職員達の冥利に尽きるというものです。

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2013年11月 8日 (金)

11月8日 さぎがきた



お昼休みのひとときに、利用者さんの一人が職員のところに足早にやってきました。

表情を高揚させて

「川さ、おっきくてきれいな鳥きったよ。みでみろ!」

その利用者さんは、お昼の休み時間に、窓から川を眺められていました。


職員が、急いで窓から覗いてみると、川の中で、動かずに立っている一羽の鳥

たたずみながら、こちらをじーと、見ているようです。


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それは、サギでした。

目の前の実沢川に、たまにやってきては、川の中で立っている姿を見かけます。

餌となる小魚を狙っているのか、羽を休めているだけなのか。

こちらを眺めていた顔を振り返りながら、大きな羽を広げ、水面から飛び立ちました。

そうして、ゆっくりと川の上流に向けてゆっくりと飛んでいきました。


このほかにも、実沢川を訪れる鳥は、たくさんいます。

そういった鳥を、ふと近くで目にすることが出来た時は、面白いですね。


2013年11月 7日 (木)

11月7日 消防訓練



今日は天気が荒れるという予報の中、出勤してきた職員が

トラックと自転車の接触事故があって、現場がすごいことになっている

と、教えてくれました。

朝の送迎にも影響があるからとのことで、私も急いで車を走らせました。

現場では、片側交互通行となっており、多くのパトカーと警察官が集まり、

実況見分が行われていたようでした。

現場に、フロントが少し破損しているトラックと中学生のもののような自転車があり、

横断歩道へと続く路面には、ブレーキ痕が生々しく残されていました。


救急車で、すでに運ばれたであろう自転車を乗っていた方の無事を祈るばかりです。


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そんな朝から、慌ただしかった一日でした。

今日の午後から、消防署の職員、警察署の方、地域の方を含めた消防訓練が実施されました。

今回の想定では、夜間の限られた人数でのせせらぎ草からの避難が行えるか、

ということを実践し、それを評価して頂くというものでした。

火事の発見、消火活動、通報、緊急連絡、利用者の誘導

それらを少ない人員で行い、しだいに地域の方の協力や、かけつけた職員との連携で行いました。


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見ていた署員の方より、総評を頂きましたが、

緊迫した実際の現場では、とりあえず危険が身近に迫っている人から優先に助けること、

タンカなどスペースや、人員を取られる作業は、この施設では向かないこと。

いざとなったら、動けない利用者さんは、シーツごと引っ張って移動すること

などのアドバイスを頂きました。


知っているようで、知らないことも多く、改めて今回の訓練では、得るものもあったかと思います。

災害に関しては、洪水もしかりで、地域の方からの話では、過去昭和40年代に、

目の前の実沢川が増水し、水が上がったことがあるとの話がありました。

先日の豪雨でもずいぶん増水したものと思いましたが、あれをも超える水害が

起りえるということです。

本当の危険に直面した場合は、私達の判断で、素早い行動を求められることとなります。

今回、多くの反省点がありましたが、これを忘れずに、皆に共有できる情報として

活かしていかれるように努めたいと思いました。


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2013年11月 6日 (水)

11月6日 笑った日



よく笑う利用者さんにつられて、私も笑いました。


「今日は何曜日だったかなぁ?」

と、送迎中に利用者さんが、ぽつりとつぶやいていたので、

私が間違えて、

「木曜日だよ」

と自信を持って答えた瞬間、後ろからドンと座席を蹴られて、

「水曜日だよ!」

と、別の利用者さんから即突っ込みが入れられました。


たったそれだけの車中の出来事だったのですが、ボケに即つっこみが入るという

自分の浅はかな回答から生まれた予想だにしない展開に、思わず笑ってしまいました。


きっと、あれが関西系のノリなのだろうなと、感心したわけです。


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本日、初めて来られた利用者さんは、車中でも、

「今日は楽しい思いしたし、ご飯もうまかったし、面白かったよぉ」

と、車中でも満足げでした。

その方こそ、私につっこみを入れてくれた方なのですが、

玄関を上がり、普段使っている杖を持たずに、そのまま廊下の奥へと消えていきました。

その後ろ姿を見送られた家族の方が、

「あらら、杖使わずに歩いていっちゃったわね」

と、驚かれていました。

杖を使うのも忘れるほど、よほど今日の一日が刺激的だったのでしょうか。


利用者さんの大きな笑い声が、今も耳に残っています。



2013年11月 5日 (火)

11月5日 夢に出た



元気な男性の利用者さんが、私の顔を見るなり、

「昨日のオレの夢さ、あんた出てきてびっくりしたんだ!」

と、話されました。

私の方がびっくりです。


その利用者さんが見たという夢の話なのですが、

私がなんと議員に立候補して演説をされているという話でした。

いやはや、利用者さんの中では、私の位はさぞ高いところにあるようですが、

何かに立候補するなど、まして面倒くさいことに首を突っ込むのは苦手であります。

ですが、いつも周りから持ち上げられて、面倒くさい役を引き受けるはめになるという点では、

将来、嫌な予感を抱かざるをえないという気もします。

心の中での私の顔は、そんな警戒感のために、頬が引きつっていたかもしれません。


そして、その夢を見られた当人は、夢の中で何をされていたかというと、

これまたスゴイもので、なんとウグイス嬢をされていたというのです。

候補者を持ち上げる係りなのでしょうか。

そんな感じで、朝からテンションがマックスの利用者さんの面白い話から始まりました。

人様の夢にまで、お邪魔するとは、私も出世したものです。



さて、本日は天気も晴れており、どこか気持ちの良い秋晴れを感じさせてくれました。

施設でお世話になっている給油スタンドには、マスコットのネコさんがいるのですが、

事務所の入り口の前で、陽気に日向ぼっこをされておりました。


その様子を給油の最中に、ぼーっと眺めていたのですが、

そのネコさんが立ち上がり、のそのそと事務所の入り口に立ちました。

すると、自動ドアが、シャーっと開いたのです。


そこを、さも当然のようにネコさんが中に入っていかれ、

ドアが、シャーっと閉まりました。


その光景がさも当たり前なんだよというような場の空気で、自分だけがその場に違和感を

抱いてしまったようで、なんとも言えない不思議な気持ちだけが胸に残ったわけです。


ネコでも、自動ドアを使えるんだということが、私の中に新しく記録されたしだいです。

スタンドを出て、にやにやしながら車を走らせて会議の場へと向かいました。


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さて、動物がてら、もうひとつネタを紹介しますと、先日の日記でも紹介したシマヘビが、

再び庭に現れました。

芝生の上で、日向ぼっこをしていました。

周囲を見渡すように、首をひょいと持ち上げていました。

こんなヘビでも、こんなコミカルな動きをするものなのだと感心したところです。

ヘビが住みつくと、お金が入るとありますが、そうなることを願って、暖かい目で眺めておりました。


シマヘビは大人しく臆病なヘビですので、利用者さんには危害は加えないものと、

私の方で、そう判断しているしだいです。


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2013年11月 4日 (月)

11月4日 優勝あけ



昨日行われた楽天の試合で、最後にエースのマーくんが決めてくれ、

東北に住む人々が待ち望んだ待望の優勝を、東北にもたらしてくれました。

私も乗っていた車を止めて、優勝を決めたライブ中継を見ていました。


今日も朝からそのニュースが、トップで報じられており、

笑和感の朝のニュースでも話題になったところでした。

東北に勇気をもたらしてくれた優勝もさることながら、私達庶民にとっては、どちらかというと

地元のデパートで行われる祝賀バーゲンセールの情報の方が、気になっていたようでした。



朝からあいにくの雨模様でしたが、午後から少しずつ雲間に青空が見えてきて

雨も止んでいました。

屋内では、今日も利用者さんとは、ちぎり絵などに参加されています。

昼食の盛り付けには、今日も利用者さんに手伝ってもらっています。


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最後に利用者さんが、自ら歌を歌ってくれました。

戦場の友を、しっかりとした歌声で、長い歌詞をそらで歌ってくれました。

その当時を表現する心に響く歌でした。



2013年11月 2日 (土)

10月2日 男に惚れた



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濃霧が立ち込めた朝方に車を走らせていたところ、白岩に入った途端に霧が晴れて

青空が広がっていました。

雲一つない青い空の下に吹く風は、少し肌寒かったところです。


すっかり冬着が定着された利用者さんは、厚めの上着を着こんで、

重そうにしながらデイルームに入ってきては、その厚手の上着を脱がれていました。


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屋内の利用者さんは、めいめいにちぎり絵をされたり、塗り絵に挑戦されて

時間を過ごされています。


利用者さんの話を聞いていると、面白いことをいろいろと話されています。

顔をみるなり、「男が男に惚れたのよ」と、

私なんかは、堅気の世界感で受け入れることが出来るセリフなのですが、

聞く人が聞く人だと、誤解されてしまいそうです。

そんなことを話してくれる利用者さんは、たいそう笑和感を気に入ってくださっており、

ちょくちょくと顔を見る度に、お褒めの言葉を頂いております。

さすがに、惚れたというのを男性の利用者さんから言われるとは

思ってもいませんでしたけどね。


これも、ありがたいことです。

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2013年11月 1日 (金)

11月1日 焼き芋



秋晴れの青空に、薄く雲が糸のように広がっていました。

風の流れは上空ではどのような複雑な流れになっているのだろうかと、

考えてしまうほどに、その空模様は様々でした。


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今日から、11月の始まりです。

寒さもいっそう厳しくなり、天気が良くても、ウッドデッキに出るには上着を羽織らないと

風邪を引いてしまいそうです。


今日は、調理師さんから焼き芋を作るという提案があり、

3時のおやつに向けて、午前中は利用者さんに芋を包む作業を手伝って頂きました。

これが、3時になる頃には、ホクホクとした焼き芋になっているはずです。

皆さんのおやつのために、お風呂上りの利用者さんも頑張って芋をくるむのを手伝っていました。

その様子を見てみると、新聞紙にくるんでから、アルミホイルで巻いていました。

落ち葉を燃やして焼くのでは、調理場で、安全に調理師さんが焼いてくれるそうです。


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そうして出来た焼き芋は、さぞ美味しかったことでしょう。

ほくほくと湯気の立つ焼き芋は、この季節には最高のおやつですね。


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