令和1年6月22日(土) さくらんぼ問題
送迎の車の中から見えるさくらんぼ畑を目にした利用者さんの会話です。
「今年はあんまりさくらんぼもらわんねけなぁ。」
「んだがぁ。雨降らねけから割れねけんだべな。」
「だから、あまり食べでないんだ。」
「んだなが、おれんどごはさくらんぼの木あるのに人さ貸したから、
自分のなのに食べらんないなだ。」
「んだのが。それは残念だ。(さくらんぼの木の世話)やる人いねなが?」
「嫁の旦那は百姓じゃないがらわがらねなだ。もうやる人いねは。」
「小さい頃からやってないどムリだな。」
という割と深刻な問題事を話されておりました。
今のさくらんぼ農家における後継者問題は、深刻なもので、
今の利用者さんの世代の下の者が育っていなければ、
畑の木を伐採して農業から手を引かれたり、他者に譲ったりするところが増えているようです。
私の親戚もさくらんぼ農家をしていますが、今のところ息子が跡を継ぐような様子が
見られないので、もしかすると・・・もしかしてしまうのかもしれません。
今までは、ありあまるさくらんぼを頂いていたのですが、
買わないと食べられない日がきてしまうのかもしれませんね。
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