私は、昨日にかけてプライベートで、都内のほうに出かけてきました。
そこで、私は3つの「本物の姿」を直に目にすることができました。
1つは、初めて、お笑いの生ライブを見てきたのですが、
テレビでよく見る人気の芸人さん達が、いともあっさりと目の前に登場して、
それぞれの芸を披露する。
お客さんも、笑ったり拍手したりで楽しまれていました。
テレビで見るよりも、ネタが受けなかったり、顔が真っ赤になっていたりで、
案外、本物でも人間臭い印象を受けたところです。
2つは、歌手の歌を聴くためにコンサートに行ってきました。
これが、私の一番の目的だったのですが、抜群の歌唱力をもつ本物の歌声を堪能してきました。
ちなみに、ダンスやパフォーマンスが主体でない、己の歌を聴かせるというクラシカルなコンサートです。
日本の中で歌がうまい人は誰かと私が問われた場合、この方を推薦するでしょう。
3つは、有名な劇団の公演を見てきました。
自分の意志で、劇団公演を見ようと思ったのは、初めてでした。
学生の頃に、授業の一環として半ば強制的に見せられた演劇公演では、
男子学生の大半は居眠りしていたという学生時代からは考えられないことです。
日本を代表する大きな劇団で、そのスケールの大きさは、本物でした。
ここまで、本気で追及してやれるものなのかと、驚かされました。
こうした機会を得ることができて、充実した時間を持つことができました。
それと同時に、プロとして仕事に挑むという心構えと姿勢に圧倒され、
果たして自分は、どこまでその気持ちで張り合えることができるのだろうかと思いました。
自分のプロとしての仕事を、改めて見直す機会でもありました。
さて、本日は成人の日ということで、各地で成人式が行われています。
利用者さんに、成人式を経験したことがあるかと聞くと、99歳の利用者さんが
手を挙げられており、びっくりしたところです。
利用者さんによっては、そんな式があったことも知らなかったと話される方もおりました。
今は、成人の日というと、テレビのニュースを盛り上げる話題は、
派手に着飾って騒ぎ立てる新成人の姿です。
晴れの一日を、晴天の青空のような気持ちで迎えて欲しいと思う世間の思いは、
本人知らずなのでしょうかね。
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