12月23日 まちなみ
昨日から急速に降り続いた雪は、一夜にして周囲の風景の白の量を増しました。
やわらかい雪は、長靴の裾付近まで埋まるほどに積もりました。
やむことがないように思えた雪も、今日の朝の空の間に、うっすらと青が見えて
ほんの少しだけ安心したところです。
朝の道路は、いつもより気合が入った職人のおかげで、きれいに除雪がされていました。
朝の送迎で、車の窓から外を眺められている利用者さんが言いました。
私の脚がよかったら、この寒河江の街の中を自転車で走り回ってみたいちゃ。
という珍しく、前向きな自分の思いを話されました。
雪積もる景色に似つかわしくない願望ですが、街並みを見ながらそう話された利用者さんは、
その思いが叶わぬことを知っているからなのか、その口調は穏やかでした。
街中を自転車で、走り回ることはできないけれど、何らかの方法を使えば、
今の街中を見ることができる方法もあるものだと、考えていました。
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