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2012年11月

2012年11月30日 (金)

11月30日 うぐいす餅



朝は寒く、霜が田んぼに降りて、薄い白が広がる景色になっていました。

水たまりも、氷を張っており、踏みしめる大地も冬色へと変わっていました。




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今日の午後のお菓子作りのお題が、「うぐいす餅」でした。

みなさん、一度は食べたことはあるでしょう。

よく小さい頃に、親戚のおばちゃんがお土産に持ってくる和菓子の中に

必ず入っていたのを、よく一番に手を伸ばして食べていました。

最中とか餡子を固めたようなお茶が必須の和菓子の中で、

唯一手を伸ばすことが出来たのが、どら焼きと、このうぐいす餅でした。

アンをつつんだ餅の中に、和の味わいのある優しい薄緑色のきな粉がまぶされています。

その厳かな色合いから、うぐいすの名を冠したのかと思っていましたが、

その名には由来があるそうです。

職員さんが、調べてくれていました。


要約すると・・・

ずっと昔に、今の奈良県にあったという郡山城の城主であった、豊臣秀吉の弟が

兄の秀吉を、自分のお城でお茶会をするからと招待したのだそうです。

その際に、もてなしのお菓子を用意しようと頼んだのが、

お城近くに店を構えていた菊屋治兵衛さんだそうです。

そうして、餅を作って献上したのだそうです。

その餅を食べた秀吉は偉い気に入ったとのことで、

「決めたぞ!この餅をうぐいす餅と命名する!これからそう呼ぶのじゃ」

と、その場で決めてしまったのだそうです。

それから時代を経て、この菊屋というお店は、今も当時の場所にあるそうです。

今では、もち粉から餅を作って、うぐいす粉をまぶすのが一般的なのですが、

菊屋さんでは、餅米から餅をついて、普通の色のきな粉をまぶしているのだそうです。



まさに、秀吉の独断というわけですね。

天下統一した人は、お菓子の名前にも影響を与える偉人だったわけです。



利用者さんも、参加してくれたお菓子作りは、

餅に餡をつめる作業から、きな粉をまぶしてもらう作業に参加して頂き、

お菓子を作ってもらいました。

今日も多くの利用者さんにより、美味しいお菓子が出来て、

お茶をすすりながら、この豊臣秀吉が名付けたという 「うぐいす餅」 を、堪能しました。




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2012年11月29日 (木)

11月29日 らしさ



笑和感をどんな場所にしたいのか、

私が当初、思い描いていたふうには、まだ近づけていません。


みんなが笑って過ごしたこの場所から、どんな顔をして皆は家路についているのでしょうか。

利用者さんも、通う人、訪れる人、そして職員も

みんな人さまざまな顔と思いをもっています。


一日の始まりの挨拶を笑顔で交わし、終わりは手を振りながら車は動き出していきます。

もっと、自由に自分のやりたいことをしながら、友人と談笑したりお茶を飲んだりして過ごしていきたい。

私は、笑和感の名にこめた笑和感らしさを、まだ出せないままです。

以前に見学させてもらった施設は、

本当に自由でした。

そこにいてもいいという自由です。

いる場所を誰かに定められない自由です。

その空間は、とても自分には魅力的な世界に見えました。

きっと今でも、そのようになりたいと、諦められない心があるのだと思います。

その思いを汲んで笑和感だけの、らしさを出していきたいのです。


まもなく開設してから一年を迎えます。

私がやりたいことはまだ何一つやれていません。

今年はこの反省をもとに、残り一か月を過ごしていきます。



来年には、また違った笑和感を、お見せできるようになればと考えています。







2012年11月28日 (水)

11月28日 クリスマスに向けて



朝起きたら、屋根に白い雪がさらっと積もっておりました。

冬の朝を実感しております。




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今日は、私は朝からサービス担当者会議のために、外出しております。

利用者様のお宅に訪問し、お茶を頂いたり、自家製おみ漬けを頂いてきました。

もちろん、お仕事もきちんとしております。

外の寒さは相変わらずですが、今日は晴れ間が広がり、穏やかな空模様でした。

畑の中で、野菜をかじる猫を見つけたり、日光浴をしている猫を見ていたり、

道路を横切っていく猫を見たり・・・、今日はやけに猫を見つけてしまいます。




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屋内での利用者さんは、クリスマスシーズンにむけてのリース作りを行っています。

新聞紙を丸めたり、リボンを切ったり、それぞれの進捗に合わせています。





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2012年11月27日 (火)

11月27日 吹雪到来



今日は、天気予報の通りに、雪がハラハラと降り始め、

しだいに勢いを増し吹雪へと変わり、周囲の地を白く染めていきました。

景色が白く塗り変わるのは、あっという間です。


吹きすさぶ風は、肌に冷たく、まだ冬の準備に追われている庭に横倒しになっている鉢植えを

急ぎ移動させました。

冬への備えは、施設において初めて臨むこととなります。

あの時、冬の真っ只中にスタートした笑和感では、準備もなにもありませんでしたからね。




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うって変わって暖かい屋内では、創作活動やお菓子作りを行っています。

今日は、ドーナツ作りをしています。

生地を型でくりぬいて、からっと揚げた後に、クリームを軽く塗っています。

ボリューム満点で、とってもおいしそうです。





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2012年11月26日 (月)

11月26日 リース



今日から、新しい創作活動として、クリスマスに向けて、

リース作りを行っております。

お店で売られてるのもおしゃれでいいですが、手作りだと愛着もわくと思います。

素材は、なるだけ身近なものを使っています。

芯となるものは、新聞紙です。

そこに和紙をまきつけていきます。

職員が試行錯誤で考えたリースなのですが、

熱心に行っている利用者さんは、あっという間にどんどん進んでいきます。

クリスマスに向けての作品なのですが、なんかだいぶ早くに終わってしまいそうな勢いです。

普段モノづくりをしない利用者の方も、見た目の綺麗さに興味を持たれたようです。



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明日から、天気予報に雪のマークがついていました。

車のタイヤ交換はお済でしょうか。

私は、急いで今からやらなくてはなりません。

どうか、今年の雪はお手柔らかにと願う、今日この頃です。




2012年11月25日 (日)

11月25日 舞踊ショー開演



世間では、3連休最終日などと言われておりますが、

終わってみれば、アッという間に過ぎた動きづくめの3日間でした。

勤労感謝の日も利用者さんから労いの言葉を頂き、土曜日はショーの準備とリハで立ちまわり、

そして、本日、遂に、股旅舞踊ショーを迎えました。


朝方は、小雨が降っておりましたが、熱心なファンの方は、

朝早くから列を作られていました。

リハをぎりぎりまで行い、そこから、メイクに取り掛かります。

そして、さらに短い時間で、着替えを行います。

会場は、村山市民会館、約900人が入ることのできる大きなステージです。

前年度のショーが、私にとって、初の大舞台でした。

今年は、2回目となるチャリティーイベントショーとなります。




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午前11時開演時には、ホールはほぼ満席でした。

私の舞台登場回数は、今回は6回です。

そのうちの2回は、一人踊りで登場しております。

股旅では、「月太郎笠」、マドロスで、「波止場シャンソン」

を披露しました。

舞台の上からお客さんの顔を、よく見ることができます。

前列に座っている女性のグループの方は、目を向けたりすると、

「こっち見た見た」

なんて、ざわついて話している様子も見れて、少し気恥ずかしい気もしましたが、

おかげで、落ちついて自分のペースで踊りを踊ることができました。

掛け声も頂き、舞台の下手側、上手側、中央と、それぞれのお客さんの顔に視線を

向ける余裕を今回は、自分の舞台で行うことができました。

何度も人前で踊ることにより、いくらかの自信を持つことが出来たのと、

踊りを楽しむことが出来るようになったからだと思います。

拍手や声援を頂くと、とても嬉しいものです。




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最後に、玄関口で、お見送りを行うのですが、見てくれたお客さんから、

「上手くなったね」、「いきいきしてた」、「よかったよ」

などと、声をかけて頂き、握手を交わしました。

男女問わず、手を差し出して頂き、そのたくさんの手をとりました。

見てくれた第三者からの言葉が、今日の自分の成果を一番よく表現してくれます。

今回は、同世代の友達も見にきてくれていたようです。

終わった時に、メールが入っていて、それを読んだ時もまた嬉しかったです。


今日は、本当に長い一日でしたが、充実した一日でもありました。

明日からまた仕事ですが、少しだけ自分に自信を持って、

何事にも取り組んでいければと、考えております。





2012年11月23日 (金)

11月23日 きょうは

今日は、こんな日でした。





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2012年11月22日 (木)

11月22日 霜降りた



朝の車を運転していると、田んぼには薄く白い霜が張っていました。

確実に冬が始まっているのだと実感します。

遠くの月山は、早くに白い雪を頭にかぶり、夏の半ばごろまで、その雪を湛えています。

雪のない月山を見る機会の方が、ある意味少ないような気がしますね。


今日も朝の寒い中、送迎に出かけています。

その中で、玄関の扉を開けると、目の前にちょこんと座って出迎えてくれた猫さんがいました。

ぽっちゃりとまん丸い姿が、玄関先で、私が来るのを知っていたかのように鎮座しておりました。


癖で、猫が外に飛び出ていかないように、すぐに扉を閉めて様子をうかがいましたが、

外に逃げ出す様子もなく、興味深そうにこちらの様子を眺めておりました。

頭をこすこすと撫でてやりました。

クロちゃんと呼ばれている猫さんですが、これからの送迎の楽しみの一つになりそうです。




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本日の笑和感での、屋内作業は、ペーパーアート、塗り絵、裁縫などが行われていました。

昨日作っていた、漬物に、再び野菜を投入もしておりました。

慣れた手さばきで、野菜を切る姿は、家事を任されていたお母さんの姿を思い起こさせます。

きっと、美味しいお漬物になるでしょうね。




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2012年11月21日 (水)

11月21日 初雪の予感



朝方、車から見た山の頭は、真っ白にそまっていました。

その山が、思ったよりも近くの山だっただけに、雪をかぶったところとそうでないところの差が

とても不思議な光景として目に映りました。



送迎で向かった先の利用者さんが、「 とうとう降ったな 」

と、話されたので、山の風景でも見たのかなと思ったのですが、

早朝に、この辺りにも雪が降ったのだそうです。

窓のサンのところに少しだけ積もっていたとのことです。

見ていない私にとっては、ちょっと実感のない初雪報告となりました。




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今日の午後からは、お菓子作りと漬物作りなどを行っています。

今日のテーマとなるお菓子は、生どら焼きです。

ホットプレートで、生地からふわふわ感を出すようにと、

紙を敷いた上に、形を整えています。

生地が焼きあがれば、間には美味しいクリームを挟んで出来上がりです。


それと同時に行われたのが、セイサイ漬けの漬物作りです。

大きなプラ樽に、利用者さんから切ってもらったセイサイやら大根やらを入れていきます。

あとは、保管しておいて美味しくできたら、みなさんで頂きましょう。




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2012年11月20日 (火)

11月20日 陽射し



先週末のお話ですが、映画を何本か見てきました。

そのうちの1本が、私ら介護職を一つのテーマとしてあげている作品でした。

スマップの草薙剛さん主演の 「任侠ヘルパー」 が、それです。

ドラマでやっていたものの映画化なのですが、残念ながらドラマの方はみていません。


名前の通り、任侠と言えば、「弱きを助け強くをくじく任侠者」

元極道者が、素性を隠して、ヘルパーとして老人介護に直面していくという作品らしいです。

どんな作品だろうと、興味本位で見てきたのですが、まぁ、娯楽映画ですので、

現実離れの設定は置いておいて、私は楽しく拝見させてもらいました。

まぁ、介護3割、極道7割みたいな、極道の任侠映画でした。

この映画の根底に、自己破産、生活保護支給、人権のなんたるか、最低限の人としての生活

などが絡み合って、介護業界にヤクザ者が目をつけ参入しているみたいなことになっていました。

実際に、介護業界の人間が、見ると、いやいや、それはやりすぎ。

施設が認可されたものなのか、介護給付が受けられているのか、などと、

設定の隅をつつきたくなるようなものですが、そこはまぁ娯楽映画ですので・・・。

映画で描かれている、介護施設の職員というのが、これがまた意地悪な方で、

そこばかりが強調されて、施設職員への偏見が強まらないのかなと心配したところです。

とりあえず、何かを得たということはないのですが、娯楽映画としては面白かったとは思います。

アクションありですので、たまに、すかっとするような爽快な気分になるかもしれませんね。



さて、今日は、朝から雨に見舞われつつ、大きな虹がかかっているのを見ました。

運転中に対抗してきた車が路面の水を弾くそれに、虹が出来ていたのには、驚きました。

雨と虹、そして晴れ間が広がっていました。

今週末には、雪が平地にも降るんじゃないかという予報を耳にします。

施設内の飾り付けも、秋から冬へと変わり始めています。

このまま、気づけば、クリスマス、そしてお正月と、あっという間に過ぎていくのでしょうね。




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2012年11月19日 (月)

11月19日 芋きんつば




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明るい陽射しが射しこんだ午前中でした。

太陽が照っているだけで、気温は寒くても暖かさを感じます。

少しだけ庭を散策してみると、草場の中で動かない大きなカマキリを見つけたり、

石の上で動かないトカゲとも遭遇しました。

冬はもう、すぐそこまで来ています。

冬の準備はお済ですか?




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今日のお菓子作りは、芋きんつばでした。

だいたいの形は、職員側で作っていたので、

仕上げに、ホットプレートで、薄皮を焼いてもらいました。

ちょっとしただけでも、お菓子の雰囲気もぐっと変わりますね。

見た目もどっしりで、ヘルシーなので、利用者さんも満足でした。




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2012年11月17日 (土)

11月17日 あんどーなつ



午前中の創作では、ペーパーアートに取り組んでおります。

2013年は、巳年です。

ヘビの絵の準備ができました。

絵に合わせた色とりどりの紙を利用者さんが貼り付け始めました。

前作より、大きさが少し大きくなったので、完成が、とても楽しみです。




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今日のお菓子は、アンドーナツです。

いつものたくさんのあんこをパン生地に練りこんで、

かりっと焼き上げています。

利用者さんも満足の一品です。




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2012年11月16日 (金)

11月16日 まつぼっくり



さて、そろそろ雪も降っていないのですが、クリスマスの創作物も

考えなくてはならないと、職員と話をしています。

創作品で必要となる素材のひとつに、松ぼっくりがあります。

敷地にある松の木には、使えそうな大きさのものは見つかりませんでした。

他に探すとなると、寒河江だと長岡山などが、考えられます。

試しにと、お昼休みに、長岡山までひとっ走り行ってみました。

松の木はいたる所にあるのですが、肝心の松ぼっくりが、小さくて想定していた大きさのものを

見つけることができませんでした。

時期が早いのか、なりが悪いのか、はてさてどこで仕入れるか、探してこないといけませんね。




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今日は、創作品作成に取り組んでおります。

下の右の写真は、昔の新聞も、どこからか掘り出したのか、みんなに見せているところです。

そのとき、なにがあったのか?

自分の生まれた日の新聞記事なんてものを、以前見たことがありますが、

たいしたことは何もなかったんですけどね。

昔を思いかえし、その当時自分は何をしていたかなんて、回想することもたまに良く、

ふと熱心に読んでしまうこともあります。




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2012年11月15日 (木)

11月15日 舞踊ショー



最初に、私ごとですが、宣伝させて頂きます。

11月25日(日)、丁度10日後なのですが、舞踊のチャリティーショーが開催されるのですが、

そこに私も参加し、出演致します。

笑和感でも、何度かイベントの際に、舞踊ショーを開催しておりますので、

知っておられる方もいると思います。

800人以上の方を収容できるホールでのイベントです。

私の一人踊りもありますので、興味がある方は、是非ご覧になってください。

ちなみに、入場券については、私までご連絡頂ければ即対応致します。

恥ずかしい踊りをしないように、練習もしっかりしないとですね。




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今日の笑和感では、みなさんで共同の創作活動に取り掛かっています。

来年の干支である蛇の、ペーパーアートです。

絵の原案も、だいぶ形になってきたようですので、下準備から、

本作業にいよいよ取り掛かれますね。




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2012年11月14日 (水)

11月14日 来年に向けて



曇り空で、雨が降る一日でした。

それでも、一瞬だけ晴れ間が見えたりと、秋の空の表情はころころと変わります。

今が、秋なのか冬なのかは、遠くの山を見れば白い頂に冬を感じ、

近くの山を見れば、赤や黄色の鮮やかさに秋を感じられます。




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車屋さんから、今年の初雪は、11月15日前後に来るようだと、

以前に話を聞いたのですが、今日の車から流れるラジオでは、

積雪するかも?などという雪をほのめかすような予報が報じられていました。

明日あたり、もしかしたら雪が降る地域もあるのかもしれません。



今日の施設では、来年の干支にちなんだ、ペーパーアートの作成に取り掛かっています。

とりあえず下準備は、たくさんの色ごとの紙玉を作ることです。

みんなで、協力して、毎日少しずつ作っているところです。




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2012年11月13日 (火)

11月13日 柿を干しました



昨日作っておいた干し柿が、まだカーゴに残っていたので、

さっそく、外に干してくることにしました。

ここでひとつ問題が見つかりました。

柿が、新聞紙の上に置かれていたので、新聞紙が表面についていました。

それを利用者さんから、取ってもらってから軒下につるしてきました。

既に、早く吊るしているものは、だいぶ色が濃くなってきました。

まだ、食べるには、もう少し待った方がいいようです。




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本日も和菓子作りを行っています。

今日のお題は、大福です。

利用者さんも参加して、やわらかふんわりの生地に、餡子をつめていきます。

見た目以上に、この生地が本当にふんわりなんです。

美味しい大福に利用者さんも満足な一日でした。




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2012年11月12日 (月)

11月12日 干し柿作り収め



今日は、肌寒い曇り空の一日でした。

先週、中学生が来てくれて、柿の実をすべて取ってもらったのですが、

未だにたくさんの柿がカーゴに入ったままでした。

これはいかんと、今日は利用者さんと職員総出で、干し柿作りに取り掛かりました。


利用者さんは、手が器用なので、するすると丁寧に柿の皮を剥いていきます。

剥かれた柿は、吊るし紐に結わえられていき整然と卓上に並んでいました。

一日がかりの大作業になるのかと思いきや、午前中の内にパパッと終わってしまいました。

皆でやると作業が早い!

あとは、干し柿が完成するのを待つのみですね。


これまで焼酎漬けされた柿は、今も3時のおやつや昼食のおかずに利用されたりしながら、

利用者さんに振る舞われています。

それでも、食べきれないほどあるので、青空つどいの家に、少し持っていって頂きました。


車でよく柿の実が放置されている柿の木をよく見かけるのですが、とてももったいない気がしますね。




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それと、冬を目前に控え、家から持ってきたという花の株分け作業を命じられました。

現場監督の、厳しい指導の下、シャベルやらクワを持って、土に穴を掘りました。

まとまっている株を分けるのだと言われ、取り掛かるも、私の頼りなさに業を煮やしたのか、

自らクワを振り上げる現場監督、100歳とは思えぬ見事なクワの振りおろしでした。

分けられた株を、とりあえず穴におさめて、土をかけ、水を大量にかけました。

厳しい目つきの現場監督は、その様子に満足したようでした。

来年のこの場所には、きっと綺麗な紫の花が咲くのでしょうね。

その時を楽しみにしております。



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2012年11月10日 (土)

11月10日 どらやき



今日の朝に見た天気予報では、山形県内に大雨警報やら注意報が点灯しておりましたが、

日中には、陽がさして暖かさも感じられました。

庭を少し歩いてみると、壁の淵にカマキリが掴まっていたり、

日向ぼっこをしているトカゲや、ヘビまでもが芝の上を横切っていくのを見ました。

つかの間の陽射しに、生き物もほっとするんでしょうね。



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本日で、外食ツアーも最終日です。

今日もおなか一杯お寿司を堪能されていた様子です。

美味しいものを食べられた時の笑顔は、最高ですね。




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午後からは、お菓子の生どら焼き作りをされています。

ふんわり生地の中には、餡とクリームがブレンドされた特製餡子が入っています。

私も、今はそのおこぼれにあずかりながら、書いているわけですが、

お店で売っているもののような、味わいで、とってもおいしかったです。




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それと、本日から明日にかけて、白岩の文化祭が行われています。

笑和感からも、見に行きたい利用者さんと職員が、出かけてご覧になっております。

たくさんの素晴らしい展示品が飾られておりました。

今年は、何をやっても初めてづくしですので、来年は、もっといろんなことをやってみたいと、

考えるいいきっかけとなりました。




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2012年11月 9日 (金)

11月9日 外食ツアー5



本日も空は雲が覆っており、時折雨が降る一日でした。

遠くの山を挟んだ先に虹がかかっていました。

丁度、ラジオで二重虹の話をしていました。

どこかで、虹が同時に二つ見えていたんでしょうね。

日本の虹は、基本的に7色あるらしいのですが、国や地域によって、色数が異なるという話をしていました。

色が2色しかない国もあるんだそうです。

目をこらしながら、虹の色を確認してみました。




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今日も、カーゴの中に積まれている柿を使っての、干し柿作りが行われています。

柿を剥くのは、男女問わず皆さん得意ですね。

上手にあっという間に柿が剥きあがっていきました。




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さて、本日も外食ツアーへと出かけています。

途中に立ち寄った公園の紅葉もとても綺麗でした。

今が一番綺麗なのかもしれません。

得した気分ですね。




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ここのところ毎日通っていますので、店員さんも気を効かせてくれて、

席の準備をしてくださっておりました。

体調が優れず、長く入院生活だったり、足が不自由で外出できなかった利用者さんにとって、

今日は、本当に楽しいお昼ご飯の時間だったと思います。

カウンターに座られた利用者さんも、次から次へと手を伸ばしていました。

目を見張るすごい食欲でした。

外で食べるご飯はやっぱりうまい!

みなさん、大満足で施設に帰られました。




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さて、今日はほかにもこんなことがありました。

青空の代表の計らいで、敷地に桜の木を植えることになり、本日、実沢川の見える位置に植えられました。

来年の春に、利用者さんを楽しませてくれるでしょう。


そして、地元の醍醐・白岩地区の文化祭が、10日から11日まで、西部地区公民館にて行われます。

そこに、笑和感も初参加ということで、これまで作成してきた様々な創作品を展示することとなりました。

陶芸作品や、壁掛け、ティッシュボックス、パズルなど、思い出深い品ばかりです。

是非、お近くの方は、ご覧になって頂ければと思います。

職員の方と、仕事終わりにぱぱっと、展示してきました。

地域の多くの方に、見て頂ければと思います。




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2012年11月 8日 (木)

11月8日 外食ツアー4



本日は、朝から雨降りです。

雷も轟いており、ニュースの注意速報では、竜巻注意報などと出ておりました。

さて、午前中は、昨日中学生達の協力で、取って頂いた柿の実を、

干し柿用に紐につけて頂きました。


さて、今日も雨の日ですが、外食ツアーの回転寿司に出かけています。

雨が降っているので、寒さ対策も万全にしないといけませんね。

やっぱり、みんな寿司が大好きなので、今日の利用者さんも、

たくさん食べられたようです。

なかなか外食する機会が減ってしまった利用者さんには、この機会はとても有意義ですよね。




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そして、本日は、誕生会も行われています。

とっても、いい笑顔でした。




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2012年11月 7日 (水)

11月7日 中学生がやってきた



今日の予定は、盛りだくさんです。

午後から、中学生の生徒さん達がボランティアとして来てくれます。

それを迎えるために、利用者さんで、歓迎の看板文字の作成も急ピッチで行っています。

そして外食ツアーは、3日目となり、本日も利用者さんは、寿司屋さんへとお出かけしております。

車に乗り込んで、職員に見送られながら、車は出発していきました。

途中、秋の紅葉を見ながら、寿司屋へと到着し、楽しい食事を楽しまれていました。



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さて、午後から陵西中学校の生徒さん達が、ボランティア活動の一環として、笑和感に来てくれました。

生徒さん達は、なんと20人も来てくれました。

中学校側でも、今回初の高齢者施設訪問ということを聞いていましたので、

私達も、もちろん初めてでしたので、事前に先生とお話をして、いろいろと考えていた訳です。


ボランティア活動というと、一般的には、清掃活動や歌の披露などですが、

出来るだけ、家庭的雰囲気を楽しみながら体験して帰って頂きたいということで、

様々な遊びを取り入れた活動を考えていました。

もちろん、遊びだけではなく、若い力に手伝って頂きたいことを考えてお願いしております。


まずは、裏にある柿取りと干し柿作りです。

利用者さんも入って、生徒さん達と一緒に、柿の実を取ってもらい、

それを屋内で、皮を剥いて干し柿作りを行って頂きました。

柿取りは、男子の仕事、繊細な皮むきと干し柿作りは、女子に分かれて行ってもらいました。

あれほど、柿の実が残っていた木も、全てきれいに無くなってしまいましたよ。




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さて、一方では、和菓子作りが行われています。

笑和感でも人気の活動です。

今日のお題は、「 おはぎ 」 です。


生徒さんにも手伝ってもらい、利用者さんと一緒に作って頂きました。

今日は、生徒さんもいるので、たくさんの数を用意しないといけませんね。




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たくさんの生徒さんが来られたので、他にも様々なことを行って頂きました。

利用者さんと一緒にゲームをして、楽しんだり、利用者さんの間に入って運動を一緒に行ってみたり、

力が有り余っている男子生徒の諸君には、送迎車の清掃をしてもらったり、

芝生をカットしてもらったりもして頂きました。




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時間もあっという間に3時になりましたので、みんなでデイルームに集まって、おやつの時間となりました。

手作りのおはぎとお茶を頂き、しばしの歓談の時間となりました。

ふっくらとした出来立ての手作り和菓子も、悪くないんじゃないでしょうか。

そして、生徒さんから、利用者さんに、歌の贈り物がありました。

合唱による 「 ふるさと 」 を歌って頂きました。

とても、きれいな歌声で、利用者さんも、目頭を熱くして見入られていた方もおりました。

最後に、挨拶を交わし、利用者さん達と握手をしてお別れとなりました。





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あっという間の交流時間でした。

なかなかない機会ですが、このような共有できる時間は、お互いにすごく価値ある時間だと思います。

人生を歩み始める方達と、人生を生きてきた方達

一時でも、一緒にいて何かをなし得るという経験は、価値ある経験です。

今日の1時間と少しの時間でしたが、今後の活動のプラスまたは、始まりになればと思います。

ありがとうございました。




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2012年11月 6日 (火)

11月6日 外食ツアー2



本日は、雨の一日となりました。

寒さは日を追うごとに増すばかりです。

各家の軒下には、干し柿が吊るされているのを見かけます。

なかには、すでに完成して、食べられたなんて話も耳にしました。

笑和感では、ようやく紐を結びおえたところです。




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丁度、明日ですが、中学生のボランティアの方が来所されるということなので、

歓迎の看板作りなどを、室内で利用者さんが、行っています。

綺麗に色を分けて染めて頂きました。




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そして、本日も雨が降り止まない時なのですが、外食ツアーということで、

本日対象の利用者さんが回転寿司へと行ってきました。

利用者さんも、外食は久しぶりとのことで、自分で食べたいものを選んで、

お腹いっぱい楽しまれたようです。

何を食べてきたのかと、聞いてみると、やっぱり一番人気は、マグロです。

そして、何気に人気が多かったのが、数の子なんです。

めったに食べられないからだそうです。




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2012年11月 5日 (月)

11月5日 外食ツアー




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今日は、見事な秋晴れ

紅葉を見るには、最高の日だったのではないでしょうか。



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今日は、笑和感では、初となる外食ツアーが行われました。

場所は、安い!、旨い!の、かっぱ寿司です。

車に乗り込んで、笑和感を出発します。

その途中で、紅葉を見に、山の中にある公園に立ち寄りました。

木々は、赤や黄色に色づき、はらはらと地に舞いながら落ちていました。

見上げる先も、足元や遠くの湖面も、秋の色取りに、すっかり染まっていました。

「 いい紅葉だっけ! 」

後で、お寿司を食べながら利用者さんが、教えてくれました。


お寿司やさんでは、テーブル席とカウンター席にて、別れて職員が付きながら、

各々の好きなものを選んで食べられていました。

あれ食べたい、これ食べたいと、利用者さんのリクエストに対応する職員も大忙しです。

操作パネルをぴぴっと押したり、流れてくる寿司を、じっと見つめたりと、

職員の方が、お寿司を提供する職人さんみたいですね。

カウンターに座られた利用者さんは、自ら皿を取ってみたりと雰囲気を楽しまれていたようでした。




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2012年11月 3日 (土)

11月3日 大納言鹿の子とは



朝の出勤時に、虹を見かけたので、パチリ!

虹に向かって前に進んでいくのは、少し運が良いような気がします。




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さて、今日は雨模様の一日と天気予報で流れていたそうですが、

窓の外からは陽射しが射しこみ、青空が気持ちよく広がっていました。


今日は、文化の日ということで、各地で文化祭がとり行われているところが多いようです。

青空つどいの家では、本日地区の公民館に、出展のため、利用者さんと一緒に

飾り付けに向かわれたそうです。

利用者さんでも、ご自身で文化の日にちなんで、書道でしたためた書を持参してくださったり

折り紙を持ってきてくださった方もおり、本日は利用者さんに折り紙教室をされていました。

高難度の鶴に、みんなで挑戦しておりました。




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午後からは、和菓子教室が行われており、多くの利用者さんが参加されています。

本日のお題は、


大納言鹿の子


初めて聞きました。

なんでしょう、この古来ゆかしい奥ゆかしい御名前は・・・

どんなお菓子なのかと、形を見れば、なんとなく納得されるかもしれません。


餡と小豆と白玉で、上品な甘さを感じる、手のひらにちょこんとのるサイズのボール状のお菓子です。

出来た姿をみると、和菓子屋さんで、見たことがあったり、御茶うけで食べられたことが

あるかもしれません。

この形、最初に鹿の子と聞いてしまったからなのかもしれませんが、

よく奈良の鹿公園なんかで、よく道端で目にするようなものと関連があるのでしょうか。

いや、きっと私の思い違いなんでしょうね。

でも、私にはどうしてもそれが・・・




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2012年11月 2日 (金)

11月2日 寒すぎます



本格的に冬の到来を感じます。

車道には、昨日からの強風で落ち葉が地を滑るように路上を舞っています。

大粒の雨とともに、時折雷も遠く聞こえます。

寒さに身震いしながら、今日も一日が始まりました。


施設内でも寒さ対策に床暖を使用しております。

寒さが顕著になると、ドアを開ける度に、冷たい風が勢いよく吹き込んできます。

外から来る方は暖かく、中にいる方は寒さを感じ・・・

細かいところにも気を付けていかなければいけませんね。



秋の創作活動に、本日も取り掛かっています。

壁掛け作りに取り掛かっていた利用者さんも、次々と完成されているようです。

新聞紙のお地蔵さんの頭も、だいぶ大きくなってきました。

胴体も、少しずつ形を合わせているところなので、今年中に完成できるでしょうか。

たくさんの利用者さんの手によって作られるお地蔵さんなので、さぞいい笑顔の顔になるでしょうね。



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2012年11月 1日 (木)

11月1日 秋の味覚



玄関から空を見上げると、雲が覆うぱっとしない天気です。

11月になりました。

いつ雪が降ってもおかしくない空を見上げて、そんなものかと思ったところです。


車で施設に向かう途中に、地肌がむき出しの山肌にだけ、

日の光が当り明るく照らしだしていました。




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施設に着いて、送迎に出かけ戻ってくる頃には、雲も散り、

明るい陽射しが施設内に射しこんでいました。



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窓から見える川は、底が見えるくらいの浅い川です。

いつかこの川を鮭が上っていかないものかと、少しの期待をしているところです。

川端には、コスモスや黄色い花が咲いており、秋の終盤の色彩を残していました。

昨日ウッドデッキに網を張っていた蜘蛛の姿はなく、話に聞いた通り、

蜘蛛の巣もなくなっていました。




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今日のおやつは、先週みんなで焼酎漬けをした柿です。

利用者さんに協力してもらって、柿の皮をむいてみんなで食べております。

裏の畑に実った柿ですので、本当に自家製ですね。

まぁ、何の手入れもしていないのに、豊作になってくれるので、重宝します。

食べるとこんなに甘くておいしいのに、車で走ると、やたらそのまま放置されている柿の木を見かけます。

取ってもすぐ食べられるわけではないので、そのあたりがなかなか収穫されないわけなんでしょうか。




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それから、今日から新しく始まったことがあるのです。

それは、このブログ 「 今日も笑顔で笑和感 」 の新聞が発行されることになりました。

青空つどいの家では、定番の青空通信という、A4版の月1で発行される新聞です。

それが、今日の利用者様から、各個人にお渡しされています。

是非、ご家族様にも、施設内での様子をご覧になって頂ければなと思います。

作成者は、もちろん私です。

このブログで紹介された写真などを取り入れたり、またこの新聞だけの写真も掲載されています。

この新聞は、基本的に利用者様と身内、関係者の方向けに発行していますので、

この場では、お見せすることはできないのです。

是非、施設に遊びに来て下さった時に、見て頂ければと思います。

それでは、今後ともよろしくお願い致します。