朝の自宅の温度計は、0度を示していました。
今日も冷え込んでおります。
それでも、雪が降っていないことで、日中には陽も射し、
周辺の雪も徐々にその割合を減らしているようです。
今日から3月です。
月の初めで、日々が流れていく早さを思うととともに、
溜まり溜まった仕事の量に、干渉に浸る間もなく、パソコンに向かっているこの頃です。
朝の送迎で、利用者さんから子供の事について問われ、生まれたことを告げると
大変喜んでくれました。
その方は、たくさんの孫やひ子の面倒を見てこられた経験がある方で、
ご自身の子育ての苦労話や、沐浴のやり方などを聞かせてくれました。
昔は、全て布のおしめだったので、寒い冬でも、家の前を流れている川の水で洗濯していたこと。
それを干していると、冷え込みでカチコチに固まってしまっていたということ。
お湯を沸かして、お風呂にいれたことや、そのやり方まで教えてくれました。
やはり、経験された方の話は重く、参考になることが多いです。
さて、今日は、3月になりお雛様の月ということで、
お雛様の塗り絵に、利用者さんはチャレンジされていました。
丁寧に、各自、思い思いの色合いで、染められていました。
それらは、名前を書いているので、自宅へ持ち帰られております。
今月は、笑和感でも、お雛様飾りを実際に行い、展示しますので、
その時もまた楽しみですね。
放射冷却現象ということで、今朝未明は各地でマイナス10度台の気温が観測されたりと、
非常に寒い朝を迎えました。
路面が凍結している可能性があるとのことで、
雪はなくともスリップに気を付けなければなりません。
朝方、山肌には、幾重にも氷柱が垂れ下がる幻想的な光景を
横目で見ながら通勤してきました。
寒くとも、空は雲一つない青空でした。
日中には、平年並みの暖かさに戻りましたが、
今日が、2月最後の日であると自覚したのは、もっと後のことでした。
今日は、利用者さんの誕生会が行われ、
その誕生会を彩る誕生日ケーキ作りを利用者さんと一緒に行っています。
今回は、スポンジケーキ2段重ねで、フルーツのトッピングも付いた
豪華仕立てです。
誕生会では、利用者さんにロウソクの火を消して頂いてから、
おやつの準備ができるまで、皆よりお祝いの歌のプレゼントがありました。
また、今回は特別に、先日に続いて私のお祝いとして、
梅ジュースによる乾杯をして頂きました。
お祝いというのは、皆が笑顔になれる良い行事ですよね。
今日は、青空にも恵まれ、暖かい気温となり、春を予感させるような一日となりました。
さて、今日の朝一番の挨拶は、どこか落ち着かない雰囲気で始まりましたが、
私から、皆さんにご報告を致しました。
昨日の日曜日、2月26日に、無事に元気な男の子を授かることが出来ました。
先週末から病院にお世話になっていたのですが、ほっとしたところです。
まだ、父親としての実感はわからないところがありますが、
徐々に一人前になっていければと考えております。
そして、職員が用意してくれた乾杯のリンゴジュースで、
利用者さんら皆さんと一緒に、祝杯をあげました。
皆さん、ありがとうございます。
朝日の合間に、ゆるやかに降る雪は、優しさを感じられます。
あてどなく、風に流されながら、向きを様々に変える雪は激しさを感じます。
寒さは相変わらずですが、笑和感の屋根に積もった雪も、少しずつ下に落ちながら
水滴となって流れ落ちていっているようです。
2月も気づけば、終盤に差し掛かっています。
春を待ちわびながら、窓から見える雪の流れを眺めています。
朝から雨降る一日でしたが、山際にはまだ雪が多く残っていました。
ある利用者さんの自宅前は、坂になっており、
車が上っていくには、雪がまだ多く残っていたので、歩いて自宅へ向かいました。
利用者さんは、黒い長靴で登場されましたが、
その長靴には、普段目にしないある工夫が施されていました。
それは、長靴に藁の紐が一本ずつ、巻きつけられていました。
坂道で雪に滑って足をとられないようにと、利用者さんがとりいれた先人の知恵でした。
思わず、感心したところです。
その利用者さんが、急に正面にかっと向き直って、
「あの松は、私が15歳の時に、月山に登った際に見つけたもので・・・」
と、誇らしげに語りだされました。
私は、目の前の立派な松のことを話題にしたのですが、
利用者さんが指しているのは、脇にあった、ちょっと細い形の変わった松でした。
利用者さんの年齢から考えると、その月山から持ち帰られたという小さな松が、
この大きさまで育ったというのであれば、80年近くかけて成長したことになります。
利用者さんが、自慢されていたのは、その松が普段目にしてきた松の種ではなかったからです。
枝の形が、上に反り返るような変わった形の松でした。
この松は、家にしかない松だと自慢されていた利用者さんは、
この地が大好きだと話されていた理由の一つに、
この自慢の松も含まれているのだろうと思いました。
これからも、この松を見ながら利用者さんは、日々を過ごされていくのでしょう。
今日は、2月22日で、夫婦の日なんて言われていますが、
最近の朝のワイドショーなどでは、夫婦よりもむしろ、
「にゃんにゃん」ということで、
ネコの日の方の話題となり賑わっているようです。
朝から、ネコにめろめろになる外国人の様子をテレビで紹介していました。
日本のネコは、外国人にとってはとても人懐っこくてカワイイという対象になっているのだそうです。
外国のネコはとても警戒心が強く、攻撃的なのだそうです。
お国が違えば、ネコ様の人柄、ないしネコ柄も違うようですね。
さて、本日は、職員の提案で、急遽美唇コンテストを行っています。
唇コンテストと言えば、天童市にある温泉旅館で、毎年開催されているコンテストです。
それを真似て、施設の利用者さんで行ってみようというのです。
もしかしたら、誰か嫌がる利用者さんがいるのかもしれないと思いましたが、
男性の利用者さんも含めて、皆さんのりのりで口紅をつけて、紙に押し当てて型をとっていました。
そして、集まった中から、皆さんからの投票で、順位がつけられ、
発表が行われています。
入賞された方には、施設長特製のブロマイド入りポケットティッシュが配られています。
そして、一番大きな口の型をとられた利用者さんには、特別賞が贈られました。
その方は、なんと男性の方でした。
賞をとれて嬉しい!
と、喜びの声も頂き、大いに賑わいを見せていました。
昨日と打って変わっての寒さから始まった一日でした。
笑和感では、朝の挨拶から、「寒い寒い」と、訴えられる利用者さんの声があいつぎ、
ひざ掛けを求める利用者さんが多くおりました。
県内では、昨日との気温差は、20度もあったようです。
気温の変調は体調不良を招きますので、気を付けなければなりません。
朝の送迎の際に、利用者さんを車に乗せて運転していると、
昔は、雪深い大井沢地区に住んでいたと話されました。
今は、町中に居を構えられ、家族で山を下りる選択をしたのは、
今となっては良かったと当時を振り返られておりました。
運転中に、ふと町中のある商店を目にした利用者さんは語られました。
子供だった頃に、友達と一緒にこの店を訪れたことがあると言うのです。
当時は、歩いて行ける唯一のお店がこの商店だけだったそうです。
そこで、友達の子が、持っていたのが一銭でした。
その一銭で、二人は飴を買ったそうです。
一銭で買えた飴は7個でした。
2人で分けると、足が出てしまいます。
そうすると、商店のお母ちゃんが、2人で等しく分けあえるようにと一つサービスしてくれました。
それで、一人4個ずつ平等に分け合えることが出来たのだそうです。
それが、その利用者さんにとって、初めてお金で買い物をした経験となりました。
その高齢の耳が遠い利用者さんは、私の顔も覚えてくれているのかどうかも怪しいのですが、
昔の記憶を鮮明に覚えておられ、それを語ってくださることは、
今に生きる私らにとっては、その利用者さんを知る貴重なお話の一つとなりました。
今日は、雨が一日を通して降る一日でした。
周辺の雪も、また溶けていくのでしょう。
今日は、午後から避難訓練を実施しています。
笑和感とせせらぎ草の合同訓練ですが、消防の担当者より、
夜間の入所施設を想定しての訓練も行ってくださいとの申し出があり、
今回は、入所者の方の避難訓練を主とした避難訓練を行っています。
限られた人員しかいない、入所スペースの個室から出火したとの想定で、
非常ベルがけたたましくなりだし、火事場を確認した職員が、
走って周囲に火事ブレを行います。
それから、消火、通報と役割通りに行動し、最終的には入所スペースの利用者さんを
無事に避難誘導することができました。
また、その後に行われた水消火器を使用した消火訓練では、
利用者さんも参加して、職員と一緒に消火訓練を体験しています。
初めてやったと、利用者さんは興奮して行った感想を発表してくれました。
何かが起こった時に、速やかに行動できるように、今後も気を引き締めていきたいと思います。
陽が射して一日を通して暖かい一日となりました。
敷地周りの雪も、日陰部をのぞいて、徐々に少なくなってきています。
このまま春がきてほしいなと思うところです。
朝から、利用者さんは大きな声を出して、運動に精を出されております。
奥のスペースで、自主的に運動器具の吊り紐を両手で持ちながら、
笑顔で腕をぶんぶんと回している利用者さんと目が合いました。
私も、隣に座ってぶんぶんと吊り紐を両手に持ち動かしました。
一緒に掛け声をあげて数を数えると20ばかり数えたところで、疲れてしまいました。
それでも、利用者さんは楽しそうに、腕を振り続けていました。
後々、痛くなったと弱音を吐かなければいいなと思ったところです。
ある利用者さんは、昔、畑に出かける時は、木製のリンゴ箱に
赤ん坊を入れ、動かないように紐で固定して、
リヤカーに乗せて出かけて行ったのだと話してくれました。
畑には、日除け出来る小さな小屋があり、そこで休憩やお昼ご飯を食べたそうです。
近くの川から水を汲んで、沸かしてお茶をしたのだとも語られていました。
今は、子供を育てる環境は恵まれているかもしれませんが、
当時は皆苦労していたのだと、笑って話されていました。
新しく購入したオーブントースターを使って、お菓子作りをしてみようということで、
利用者さんから有志を募って、ケーキ作りを行っています。
生地からつくるのに、粉の掻き混ぜから、型への流し込みなど、
一つ一つ利用者さんから、手を貸して頂いて行っています。
そうして、オーブントースターで焼きあがったケーキは、
とてもふっくらしていて香ばしく、皆さんにすごく好評なおやつとなりました。
本日、バレンタインということもあり、定番のごとくチョコ菓子作りを精力的に行っております。
全国的にも、想いを寄せている方、日頃お世話になっている方や、友人の方に渡すなど、
盛り上がっているのではないでしょうか。
笑和感で作ったマシュマロとチョコを組み合わせたオリジナルのチョコ菓子は、
利用者さんにも好評で、美味しいと好評でした。
西日本を雪雲が覆ってから、大きな混乱が見られましたが、
徐々に交通網の渋滞は解消されているということでした。
昨年の10倍の積雪というテレビの表現は、とりあえず凄いという印象を私達に与えます。
昨年の積雪が1cmであれば、10cmの積雪なのですが、
それだと雪国で過ごす我らにとっては、それほどのインパクトはありません。
報道の表現一つなのですが、よく都内で積雪数センチで、大混乱という報道がされる度に
雪国在住の私らにはあまり響かないのも、また事実です。
さて、明日が世に言われるバレンタインデーなのですが、
本日は前倒しして、利用者さんと一緒にチョコ菓子作りを行っています。
マシュマロにチョコクリームをかけて、トッピングをする可愛いものですが、
なかなかにチョコ菓子を作る機会がないだろう利用者さん達ですが、
手際よく協力して行っていました。
そうして出来上がったチョコ菓子ですが、私も少し分けて頂いたのですが、
このマシュマロ、見た目以上に弾力がある外国仕様のものらしく、
見た目も素敵なのですが、それ以上に美味しくて皆さんビックリされていました。
御馳走さまでした。
今日から明日にかけて、雪は再び吹雪くようで、雪の予報は80%でした。
今朝、外を見た時には、青空が広がっていたのですが、
数分後に外に出ると、勢いよく吹雪いていました。
今日の送迎の際にも、利用者さんと正面の空の雲の流れを見ていると、
雲の流れが早く、「まるで車が走っているようだ」と、話をしていました。
今日の午後のレクでは、職員が読み上げる手作りの山形弁かるたを使ったゲームが行われていました。
職員の読み上げる山形弁の訛りもなかなかで、利用者さんも目を光らせて
かるた取りに集中されていました。
とても盛り上がっていたようで、事務所にいても歓声が聞こえてきました。
そういえば、先日放送されていた番組の中で、山形弁の訛りが話題となっていました。
【 ちょっと、あそこのかどばむずって、あがすけなやろこば しぇめでけろ 】
まぁ、こう言った言葉が紹介されていました。
私なんかは、何を言わんとしているのかはすぐにわかりましたが、
嫁さんは、「 あがすけ 」という言葉は知らなかったとのことでした。
本日の話題でも、この話を職員が紹介していましたが、
ほとんどの利用者さんもわかっていたようでした。
一応、上の文章の標準誤訳もつけておきます。
【 ちょっと、あそこの角を曲がって、生意気な子供を捕まえてください。 】
こんな意味です。
突然と吹雪が窓の外を白く覆い、再び白く世界は染まりました。
消えては降りを繰り返し、今年の冬を推し量るのは困難なものです。
今日は、午後より利用者さんの誕生会が行われました。
女性の利用者さんには、希望があればドレスを着用しての登場となります。
本日も、利用者さんの希望により、ドレスを着用して、皆にお披露目をしております。
私は、エスコート役となり、蝶ネクタイをつけ、何故かちょんまげのかつらをかぶっての登場で、
ドレスを身に着けた利用者さんの手を持ち、皆の待つ場へと進んでいきます。
白いドレスを着用された利用者さんは、何かずっと年齢よりも若く見えました。
心境の変化が表情にも表れるのか、多少のメイクも入ってはいましたが、
皆、その見栄えの良さに手を叩いて祝福されていました。
お誕生日おめでとうございます。
昨日までの3日間、寒河江では冬の祭りが開催され、多くの来場者があったようです。
町中を、よく通っている赤い路線バスが、この時ばかりは送迎シャトルバスとして
活躍している珍しい光景を見ました。
私も、3日目に訪れてみたのですが、寒河江市でこれほど人が集まることなんてないくらいに、
多くの方が訪れ、子供は雪遊び、大人は露店の食に舌鼓、若者はアーティストのライブと、
それぞれに楽しむ要素が盛り込まれていました。
私も、たくさん食べて、音楽を聴いて、冬のひと時を楽しみました。
さて、今日は時折雨が強く降るなどしましたが、雪もだいぶ消えているようでした。
今日は、フットケアでお世話になっている伊藤先生が来所され、
利用者さんにマッサージを施して頂きました。
利用者さんも、先生のマッサージを楽しみにされており、順番待ちが続いていました。
元気の源は、足裏からと言う通りに、施術を受けられた利用者さんは、
脚が軽くなったようだと、笑顔で応えられていました。
昨日夜から山形県内は、猛吹雪に見舞われ、
一晩で周囲の景色を大きく変えてしまいました。
早朝から除雪機がひっきりなしに雪をかたしていますが、
道幅は車一台分が通れる分しか確保されていない道路もありました。
各地でのろのろ運転や、雪かきに追われる一日だったようです。
今日は節分ということで、テレビでは既に定着しつつある恵方巻きが、
いろいろな番組で特集されていました。
笑和感でも、今日の昼食は恵方巻きといきたいところですが、利用者さんに合わせて、
特別長い油揚げを使用した特製の節分いなり寿司を、利用者さんと一緒に作っています。
稲荷の酢飯詰めも、利用者さんにとっては慣れたもので、
あっという間にたくさんの稲荷寿司ができあがりました。
今日の昼食時には、縁起の良い方角を向いて、いなり寿司にかぶりついたのでしょう。
午後からは、鬼と奇妙な仲間たちに扮した職員が、利用者さんの前に登場し、
鬼払いの節分イベントが行われました。
利用者さんに午前中の内に作ってもらったビニールの腰みのを身に着けて登場した鬼は、
利用者さんが投げるボールに、てんてこまいの様子でした。
でも、明らかに鬼じゃないものも混ざっているようでしたが・・・
それは、御愛嬌ということで、まるでお祭り騒ぎのように、
楽しい節分イベントとなったようです。
猛吹雪到来
ということで、窓の外の景色は真っ白に染まり、
再び真冬日到来となりました。
山際の利用者さんの玄関口までたどり着くのに、
深い足跡を残しながら進んでいかなければなりません。
まったく、今年の空はずいぶんと気まぐれな模様です。
2月と言えば、節分行事が行われるのですが、
本日の昼食は、節分行事食ということで、調理師さんが腕によりをかけて作ってくれた
鬼っこカレーが、利用者さんに振る舞われています。
赤鬼らしく顔は、人参で色出しした御飯で顔が形作られ、
紙はカレー、角は玉子焼きに、黒い眼は黒豆、鼻は枝豆、口は人参と、
見ているだけで楽しくなる鬼っこカレーです。
利用者さんも、笑いながら美味しそうに召し上がられていました。
利用者さんから生地を焼き上げてもらった後、
利用者さん一人一人から、自分のロールに餡を入れて巻いて頂きました。
恵方巻きに習って、今年の方角を向いて、ぱくっと美味しそうにかぶりついていました。
三時のおやつで具材なしのホットケーキミックスをホットプレートで焼いたものが作られていました。
それは、我が代表が子供の頃に、今のようにお菓子がない時代に、
自分で作って、妹たちに分け与えていたものだと話していました。
昔は、何もなかったから自分らで創意工夫して過ごしていたのだそうです。
そうした昔の思い出話から、利用者さんも当時の時代背景や、
子供の頃の思い出話を語りだされていました。
そうした話を聞くと、聴いていた利用者さんも、
思い出すことがあったらしく、自分もそうだったとか
更にまた話が広がっていきました。
こうして、話が広がっていく様子は、湖面に落ちた水滴のように、
波紋が次々と広がっていくようでした。
皆それぞれに過ごしてきた時代があるものです。
昨日の夜から再び雪が舞い、今日の朝方には再び周囲を白く染め上げていました。
それでも、日中の間は陽光に恵まれ、地表のアスファルトを覆っていた雪は
消えてしまったようでした。
青空が見えるうちに帰れた利用者さんは、
「今日は良い天気で良かった。」
と、ほっとされた様子でした。
今日の昼食は、山形名物の鳥中華が振る舞われています。
ここ村山を中心にして広がりを見せている鳥中華は、
山形県のB級グルメの冷たい肉そばの甘じょっぱい汁に、
スライスされた鶏肉と、蕎麦の代わりに中華麺を使用しています。
皆さん、美味しそうに麺をすすられていました。
午後からは、お菓子作りを行っており、今日のお題は「いちご大福」です。
餡の中にイチゴを入れて生地で包みこみます。
利用者さんも、職員の指導の下で、形を作っていますが、
いろいろな形ができて、作るのも見るのも食べるのも楽しめた一品でした。
お茶と一緒に、皆さんぺろりと平らげておりました。
朝から降り続く雨は、周囲の雪をやわらかくしています。
四駆でない車は、やわらかくなった雪の轍にタイヤをとられて
空回りすることもあり、まだ油断できないところがあります。
敷地周りの雪もだいぶ落ち着いてきた感じがしています。
このまま、冬が終わってしまえばいいのに・・・と、思うこのごろです。
ニュースで、昨日行われた国家資格の介護福祉士の試験者数が
減少しているとの記事を読みました。
原因はいろいろ考えられますが、処遇面での介護職の魅力が低いということや
試験へ望むハードルが大幅に上がってしまったことなどが大きいと思われます。
中でも、試験を受けるためには、これまでは介護職の経験年数が主だったのですが、
外部で高額な費用を支払って必要な単位の講義を
受けなければならないという条件が加わってしまいました。
これは、一定期間職員を研修へ出さなければならないという施設側の負担も発生します。
まさにこれから介護福祉士を目指す方にとっては、専門の学校に通学している学生をのぞいては、
一般の方が上を目指していくためには、本当に大変になっていると思います。
笑和感では、有資格者への成長もそうですが、
職員の、もって生まれた人柄も大切にしていきたいと考えております。
利用者さんの目線で、同じ楽しみを共有できる時間を過ごしていければと考えています。
今日は利用者さんの誕生会が行われます。
テレビの中継でも庄内の方では、寒鱈汁祭りが行われているようでした。
それに合わせてか、笑和感でも本日は寒鱈汁がメニューに並んでいました。
そこに添えられるおにぎりですが、今回は笑和感の婦人部隊の皆様に
協力を仰ぎ、味噌おにぎり作りを手伝って頂きました。
さすが、婦人部の皆さんは、とても手際が良く仕事が早いものです。
あっという間に、人数分の味噌おにぎりが完成しました。
昼食時にはおにぎりと一緒に、寒鱈汁の香りが漂い、利用者さんも食欲がそそられているようです。
ぷりぷりの白子がたくさん入っていた寒鱈汁は、とても身体が温まったことでしょう。
庄内のイベントで振る舞われたお椀よりも、大きな白子を利用者さんは食べられていると思います。
午後から行われた利用者さんの誕生会では、
利用者さんから一言とマイクを渡すと、
自分の経験したことと題して語りだされました。
自分が正月くらいは、家でゆっくり過ごしたいと施設の方にお願いしたのだそうです。
ですが、返ってきた答えは、
皆が同じように施設で過ごされているのだから、自分だけ外れるのはだめなのだと、
諭されてしまったとのことです。
これが自分の天命なのかと、利用者さんはがっかりしながらも悟ったのだそうです。
そんなこともあるのかと聞いていたのですが、その次に出た利用者さんの言葉は、
「・・・という夢を見たんだ。アハハハ。」
と、笑って語ってくださいました。
まだまだ頭も働く達者な人だなと私も称えたところです。
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