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笑和感 Feed

2021年1月 9日 (土)

令和3年1月9日 雪下ろし



8日から明日あたりまで、日本海側に強烈な寒波が押し寄せており、

県内にも暴風、豪雪に関する警報が発令されました。

ここ笑和感、せせらぎ草においても、万が一のことがあるかもしれないと、

停電に備えて、ポータブル電源等や、非常時の申し送りがされたところです。

そんな不安な一夜だったのですが、この辺りは停電もなく、事なきを得たようでした。


さて、毎年雪が降ると、庭に面するウッドデッキに大量の雪がなだれ込んでいます。

今年は、それに備えて、初めて板を立ててみました。

まさに今更なのですが、こんなことをも毎年、頭から吹っ飛んでいたので、

今年の積雪に対して、効果を発揮するのかに注目です。


今日のお昼ご飯は、カレーライスです。

私も大すきなカレーなので、利用者さんが美味しそうに召し上がられているのを見ながら、

羨ましく指をくわえながら見ていました。


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これからも、更なる積雪が予想されますので、今日は自ら、

笑和感の屋根に上って雪下ろしを行いました。

1メートルはあったでしょうか。

あまりの積雪を前に、どうしたものかと途方にくれながらも、少しずつ削っていきました。

お昼過ぎから、3時辺りまで、屋根の上で過ごしました。

屋根の上で、ポケットに忍ばせていた甘酒をちびちびと頂いたところです。

雪下ろしを行ったのは、片面だけですが、自分にしてはよく頑張りました。

昨日は、家の雪下ろし、今日は笑和感の雪下ろし

私の筋力、体力ともに、この冬で、かなり増強されることでしょう。

今度は、プロテインでもおやつにしながら、雪下ろしに励みたいと思います。

その割に、体重は減らないのが納得できないところです。

まずは、事故だけには十分注意して行いたいと思います。


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2021年1月 4日 (月)

令和3年1月4日 あけました



あけまして、おめでとうございます。

笑和感は、今日が仕事始めとなります。

正月期間中は、大雪にも見舞われたおかげで、笑和感の庭には、屋根から落ちた雪が溜まっており、

窓にもかかるくらいの積雪となっていました。

午前中は、代表も施設長も参加しての雪かき作業を行っております。

おかげで、陽の光がだいぶ屋内にも入るようになりました。


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笑和感での始まりは、恒例の職員による、悪い気を食べてくれるおがぐらが

利用者さんの間を練り歩いております。

皆、頭を垂れて、獅子からかぷかぷと気を食べてもらいました。


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お昼ご飯は、正月ということで、おせち風の華やかな御膳となっております。

利用者さんも、顔をほころばせながら、料理に箸を伸ばしていました。


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2021年1月 1日 (金)

令和3年1月1日 新年開花



あけまして、おめでとうございます。

ことしもよろしくお願い致します。

コロナ禍の中、大変な毎日ですが、利用者さんに寄り添っていき、

笑和感、せせらぎ草の日常を継続していけることを願っております。


大雪の日々が続く毎日、新年早々に、除雪機の動きが悪く、

早朝出勤となりました。

タイミングと言うものは、悪い時に重なるものです。

結局は、お休みの後に調整することとなりましたが、

除雪の方は、近隣の方の御助力を得ることで、何とかなりそうです。

新年早々に、困難を前にした、新たな人と人との繋がりを得ることができました。

人は助け合って、生きていくものです。

困った時こそ、助けを求められる、それに応えられる、そうした心持が大切だなと思いました。

せせらぎ草に入所されている利用者さんも、みなさん元気です。

小さな訪問者が顔を見せると、皆顔がほころびます。

新年早々の笑顔を頂きました。

皆さん、正月定番の駅伝を眺めながら、ゆっくりと過ごされていました。


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2020年12月29日 (火)

令和2年12月29日 また来年



笑和感は、本日で仕事納めでございます。

今日は、利用者さんと一緒に、忘年会と称して楽しみました。


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職員の一芸の他に、利用者さん自らがマイクを持ち、歌の披露を行っています。

普段は、寡黙な男性の利用者さんも、この時ばかりはと、

意気込んで皆の前で、歌を初披露されました。

少し緊張されていた様子も見られましたが、皆の前に立って歌うなど、

もしかしたら、初めての経験だったかもしれません。

人生、何歳になっても、初めての経験というものは起こり得るものです。

そうしたことは、生きる糧と楽しみと笑顔へと繋がるのではないかなと思います。


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2020年は、コロナ禍、オリンピック延期、祭事やイベント等の中止、豪雨による自然災害と、

様々なことが起こり、本来あるべきだったことが行えずに、

そのほとんどが、形を失くし、または変えざるを得ませんでした。

事態は、2021年を目前とした今でさえ、収束はおろか、さらに拡大する傾向を見せています。

今が当たり前ではなく、これから起こりうることが新しい日常になることを意識し、

それに対応し当たらなければなりません。

今年の年初めには、多くの方が、安心して生活できる日常が戻ることを願うでしょう。

私も、それらを願いつつ、2021年も、また安心できる日常を目指して、

日々を送っていきたいと考えております。

皆さんも、良い年をお過ごしくださいませ。

一刻も早く、会えるべき家族が普通に、顔を合わせ笑顔でいられる日常が戻りますように。




2020年12月23日 (水)

令和2年12月23日 大雪の後に



12月に入ってからの突然の大雪には驚かされました。

笑和感の周りも、ものすごい量の雪を数日のうちに蓄えたおかげで、

ウッドデッキの見える庭の風景が、雪壁状態となっていました。

ここ数日、除雪作業のために、身体が悲鳴をあげているところです。

でも、これも冬のダイエットに繋がる運動と捉えれば、モチベーションも上がるというものです。


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さて、新型コロナウィルスの猛威は、収まるどころか、日増しに増加傾向に移行しているようです。

日々の生活の中、目に見えない脅威というのは、知らず知らずのうちに

私達の心の中にも、疲労やストレスといったかたちで溜まりつつあります。

皆さんは、身体、心ともに健康でありますか?

難しいかもしれませんが、何らかの心の拠り所や逃げ場、楽しみを持つことで、

この厳しい現状を乗り切る力となるはずです。



さて、大雪のピークは一時過ぎ、今日は雪が急速に溶けだしたように感じられました。

このところ、県内では除雪時の事故が相次いでいます。

各自や、周囲の者に呼びかけて、事故の無きようにしたいものです。

さて、本日、利用者様を自宅に送り届ける送迎の際に遭遇したことがありました。

最後の利用者様を自宅へ送り届ける際に、丁度利用者様の自宅前の歩道の雪道で、

尻餅をつかれている買い物帰りらしいご老人の姿が目に留まりました。

雪の厚い場所だったので、大きな怪我をしているような風にも見られなかったので、

私は、利用者様を自宅へ送り届けることを優先にして行動しました。

もしかしたら、ご老人は自分で立ち上がり事なきを得ているかもしれないとも思いました。

その間、3分ほどだったかと思います。

利用者様を自宅へ届けて、道路に出て、先ほどのご老人の姿を探すと、

お尻に雪を付けたままのご老人が、歩道をゆっくりと歩いている姿がありました。

もともと足が悪い方なのか、歩幅はかなり狭いように見受けられました。

車でご老人に追いついて、話しかけました。

「大丈夫ですか?自宅まで送りましょうか?」

すると、ご老人は

「大丈夫、自分で立ち上がれました。家はすぐそこだから。ありがとう。」

と言われたので、私はその場をあとにしました。


今回は、大きな怪我はなかった様子でしたが、送迎時にそうした場面に遭遇した場合、

何を優先すべきかという判断が求められます。

本来の業務を優先させるべきことが重要ではありますが、

緊急時には、その際の個人の判断にかかっています。


何かとことなかれ主義の国民性もあるので、誰かがやってくれるだろうと思うことは簡単ですが、

自分が行わざる得ない場面に遭遇した時に、落ち着いて考えられるようになればと思います。



2020年11月24日 (火)

令和2年11月24日 陽射し



世の中、コロナの陽性者が拡大しております。

GoToキャンペーンによる、秋の行楽で旅行される観光客等の移動が、

現在の状況にも影響していると言われています。

これまで、感染者が出なかったと言われていた岩手県が、

いつの間にか、山形県をも越えるほどの感染者数を出しています。

山形県は、感染者数が少ない県として頑張っておりますが、観光客の流れの影響か、

庄内地方からの感染者数が多くなっています。

これから年末にかけて、人が集まるイベントや行事が予定されています。

今年の年越しは、ずいぶんと様変わりしたものとなるのでしょうか。

皆さんも、気をつけてお過ごしください。

今日は、陽射しある一日です。

外の軒先に干していた干し柿も、いまや収穫を迎えております。

利用者さんにお手伝いしてもらい、ラップにくるんでもらっています。

近々、おやつとして振る舞われます。


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創作活動では、段ボールを利用したものに取り組んでいます。

水で濡らして、形を整えているところです。

どんな作品が出来るのか、楽しみですね。


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2020年11月19日 (木)

令和2年11月19日 お寿司



今年の積雪は昨年より多くなるようだとの見込みがされているようです。

昨年は、暖冬でしたが、初雪は、11月20日でした。つまり、明日です。

例年並みであれば、11月18日が初雪となっているようなのですが、

今日も秋晴れの中、雪の予報は近々はないようです。

今年の初雪の観測は、もう少し先になりそうですね。


さて、例年であれば、秋の企画として、外食ツアーとして回転寿司へと出かけていたのですが、

今年はコロナの影響で、外出活動を控えております。

それで、回転寿司へと行く代わりに、寿司の出前をとることとなりました。

利用者さんの目の前に、寿司桶が届けられました。

自然と笑みがこぼれてしまいますね。

やはり、お寿司は、幾つになってもごちそうなんです。


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今回は、事前に利用者さんに聞き取りを行い、ネタの好みや、食べやすさなどを考慮して、

利用者さんに合わせたネタで提供して頂けるように、お店の方と打ち合わせを行っています。

「自分らで出来ることならやらせて頂きます」

と言われた、店長の言葉が嬉しかったですね。


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色とりどりのお寿司を前にして、皆さん顔をほころばせて召し上がられていました。

少し、量が多いのかなと思いましたが、皆さんぺろりと平らげていたのは流石です。

皆でお寿司を食べるのも、特別で楽しい一時となりました。

ご馳走様でした。


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2020年10月20日 (火)

令和2年10月20日 川



先の豪雨の際に、濁流となり増水した施設前の実沢川は、

すっかりと緩やかな流れとなっています。

秋晴れの中、そんな流れの中に、小魚の姿を見つけることができました。

実に、穏やかな秋の川の表情を見せてくれています。

ですが、そんな緩やかな流れだからこそ、気になるものがあるのです。

それは、ビニールに入ったまま流れ着いたゴミが残されていたことです。

誰かが捨てたものでしょうね。

未だ、川にごみを捨てる人がいるのは、残念なことです。


今日は、意を決して、長靴を履いて、川に降り立ってみようと思いました。

降りられる場所を探し、いざ川の側まで来ました。

上流から運ばれてきた多くの石が、散乱しています。


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驚いたのは、はるか上流にあるはずの、三角ブロックが、下流に残されていたことです。

ちなみに、寒河江川の中州にも、その三角ブロックがひとつ流れ着いており、

それが、この川から流れ出たものだということがわかりました。

あの増水した時、川の流れと一緒に、すさまじい地鳴りのような音が聞こえていたのは、

こうした石やブロックが流されていく音だったのではと考えるところです。


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そんな川の様子を見ながら、いざゴミを拾おうと川の中を歩いてみたのですが、

この積雪用ブーツでは、あまりにたよりなく、川底のぬめりに足をとられてしまいそうです。

なので、早々にギブアップしてしまいました。


それでも、周辺に合った、菓子袋やビニール袋、そしてなぜか鮭の缶詰といったゴミを回収しております。

ゴミ拾いは、もっと適した装備を整えてから、挑戦してみたいと思ったところです。

リベンジ!・・・なるのでしょうか。




2020年10月14日 (水)

令和2年10月14日 コスモス



秋の花と言えば?

そう聞いて利用者さんから出た花の名前は、

菊・・・彼岸花・・・そしてコスモス。


毎年開催されていた、西川町の菊まつりは、今年はコロナの影響からか中止となってしまったようです。

そして、彼岸花と言えば、慈恩寺が見ごろを迎えており、

場所によって、終盤のところ栄えているところが見られます。

送迎の際に、慈恩寺前を通ることがあるので、利用者さんによっては、

彼岸花を見てこられる方もおります。


そして、コスモスと言えば、寒河江市のチェリーランド裏手に、広大なコスモス畑があります。

コロナ禍の影響で、これまでは外出も自粛されていましたが、

マスク着用と、人ごみを避けた適切な対応をとっていれば、

何もかも自粛というのはなく、現状の様子を見ながら、出来得ることは可能であると判断しています。


そんなわけで、今日は、希望する利用者さんと一緒に、

チェリーランド裏のコスモス畑へと、外出してきました。

最初は、寒いかもしれないと心配そうな顔をされていた利用者さんも、

到着し、広大なコスモス畑を目にすると、目をキラキラさせながら、その光景を楽しまれていました。

「来て良かったちゃ。」

と言われた利用者さんの言葉にこそ、価値があったような気がします。

現状を見極めながら、これからの活動も検討していきたいと考えています。

ちなみに、記念の写真撮影の時のみ、マスクは外させてもらっています。


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2020年10月 8日 (木)

令和2年10月8日 あけびの味



笑和感の畑は、すっかり雑草まみれとなっていますが、

それでもあけびは育つものです。

今日は、収穫されたあけびを使用して、利用者さんにも協力してもらっておやつ作りを行っています。

利用者さんを交えてのおやつ作りは久しぶりです。

コロナの騒ぎ以降、レク活動に至っても、密を防ぐ対象となり、

どのような活動が良く、どの活動を控えたらいいのかが、手探り状態でした。

もちろん、今でも、それが明確に線引きされているわけではありません。

感染状況の把握や、その時の状況により、大きく左右されます。

それでも、対策を講じた上で、行うものであれば、出来ることは多いはずです。

人の移動制限が、緩和となっている今、

施設内の制限も、それに応じて、柔軟に対応していかなければと考えています。


秋の味覚のあけびは、山形の味と言っても過言ではありません。

懐かしさとともに、自分たちで作った、ほろ苦さのあるあけびの味噌炒めは、

利用者さんにとっては、いったいどんな味がしたのでしょうか。


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2020年9月23日 (水)

令和2年9月23日 かかし



秋晴れの一日です。

何やら日本の南側で発生した台風12号は、東北を横断する予測が立てられていましたが、

どうやら東側の太平洋へと進路をずらしてくれたようです。

少し安心しましたが、天気と言うのは、突如として変わるものです。

明日、明後日は、雨が降るようですので、気温の高低差があるだけに、

皆さんも体調管理には、気をつけてください。


今日は、陽射しの入るテーブルにて、パステルアート作成を行っていました。

今日の絵は、かかしと赤とんぼのようです。

みなさん、上手に各々のかかしを描かれていました。


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今や、稲刈りも始まり、ますます秋が深まっています。

穏やかな秋晴れが続いてくれればいいのですが。


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2020年9月21日 (月)

令和2年9月21日 敬寿の日



世の中、4連休となり、本日は敬老の日の祝日となっております。

敬老の日にちなみ、笑和感では、敬寿の日ということで、

職員から、利用者さんへ笑顔をプレゼントするイベントが催されました。


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面白おかしく飾りたてた職員が司会を行う中、次々に職員の一芸を披露されていきます。

人前で行うのは、久しぶりとする職員のピアノ演奏に合わせて、皆で合唱を行いました。


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次に、職員による手品ショー。

失敗もまた一芸なりということで、笑いと驚きを合わせて、歓声が起こっていました。

次に、利用者さんと職員による、甘いデュエットカラオケが披露されます。

利用者さんのノリノリの歌声に合わせ、皆で手拍子を送っています。


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途中、利用者さんの歌と昔話の披露など、予定外の演出もあり、盛り上がりました。

利用者さんの隠れた特技に、皆びっくりしたところです。

最後に、職員のトランペット演奏とあり、職員の演奏の腕の上達を皆で感じました。

今日は、とても楽しかったと、おやつの時間に利用者さんと職員が語る場面が多く見られました。


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2020年9月16日 (水)

令和2年9月16日 川を見る



本日、菅新内閣が発足しました。

政治的にも大きな変革となるのでしょうか。

テレビから流れる中継の様子を耳にしながら、何かが変わるのだろうかと、

利用者さんのいつもと変わらない様子を見ながら思うのでした。


今日は、天気も落ち着いており、外に出ても心地よかったです。

ウッドデッキに出て、目の前を流れる実沢川を見ると、

鮎を獲る人の姿がありました。

その様子を、物珍しそうに、利用者さんらは眺めております。

川の穏やかな流れを見ていると、豪雨の危機があった川だなんて、

信じられないですね。


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2020年9月11日 (金)

令和2年9月11日 今日の空



残暑

今日も蒸し暑く、遠くの山並みの奥の方から、入道雲がにょきにょきと顔を出していました。

頭を垂れた稲穂の水田脇には、ススキが伸びていたりもしています。

虫の鳴き声も、暗くなれば耳に届きます。

天候は、不安定で、時折雷鳴とともに、雨が強い勢いで降ったりと

油断がならない空模様です。

そんな、不安定な空ですが、雲の流れは、様々な姿を見せてくれます。

そんな変わった形を描く雲は、皆さんにはどのように見えるのでしょうか。


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2020年9月 9日 (水)

令和2年9月9日 避難訓練



本日は、救急の日にちなんで、笑和感では避難訓練が行われました。

調理場から出火という想定で、デイルームにいた利用者さんは、

皆、避難場所の表玄関口へと、職員の誘導でスムーズに避難を行いました。

非常ベルがけたたましく鳴ってから、避難が完了するまでにかかった時間は、2分50秒でした。

前回よりも、素早く非難することができました。

玄関口に避難した利用者さんは、用意されていた椅子へと座ります。

それから、利用者さんを前にして、職員の消火訓練を実施しています。

火を見立てたターゲットに、水消火器を噴射します。

見事、ターゲットを倒した際には、利用者さんから拍手が起こっていました。


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久しぶりに、陽の光を浴びた、屋外での活動でしたが、

皆さんにもいくばかりか、気分転換になったらと思ったところでした。



2020年9月 8日 (火)

令和2年9月8日 笑う



先日、映画を観ました。

その中で語られていた台詞が印象に残っています。

「人は笑うと、寿命が約3分伸びる」

理屈があるわけではないものの、それを一概に否定することもしたくないわけで、

その言葉が、妙に気に入ったところです。

人は笑うことで、身体の免疫機能が高まると言う学説を聞いたことがあります。

あながち、根拠がないわけではないのです。


笑和感は、皆が笑える場としてあるのならば、

利用者さんも、より健康に、より笑顔で長寿になられていなければなりませんね。


評価が高い映画ではなかったようですが、

何か心にひっかかるものがあれば、それは見たかいがあったというもの。

皆さんも、長生きのために、意識して笑うことをお勧め致します。


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2020年9月 7日 (月)

令和2年9月7日 台風のあと



経験したことのないような被害規模をもたらす可能性のある台風10号が

昨夜にかけて九州地方を通りぬけていきました。

40万世帯以上の停電、160万人に避難指示ということを

今朝の報道で知ったことです。

同じ日本でありながら、山形県は昨日から今日にかけては、

青空広がる穏やかな気候となっています。

7月下旬に豪雨を経験し、避難経験をした身であっても、

この天候から、台風の脅威をわが身に置き換えて考えられるかというと、難しいのが本音です。

それほど、この度の台風は一極に集中したものとなっています。

どうか、人命に関わる被害のなきことをお祈りするところです。



笑和感では、利用者さんと一緒に、裏の畑から茄子を収穫してきています。

大きな茄子がごろごろと採れました。

ついでにと利用者さんが、手に取ってきたのは、植物の弦のようでした。


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折り紙細工の上に飾ると、見栄えが良いねなどと話されていました。

ちょっとしたひと手間が、その場の会話に影響を与えます。

何もしないより、何か行動に移すことの大切さを感じたところです。


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2020年9月 2日 (水)

令和2年9月2日 今日は満月らしい



残暑残る9月へと突入しました。

世間では、収まらないコロナ、安倍首相の辞意表明、新総裁は誰か?

等、慌ただしい話題が中心となっております。

皆が多くの不安を感じているのだと思います。



田んぼ脇を通ると、稲穂の頭がだいぶ黄色くなり、頭を垂れていました。

ついこの間まで、まだ緑の葉っぱだったのに、今月には稲刈りが始まります。

時間の流れは早いものです。

毎年の今頃は、秋祭りを目前にし、町は、活気に溢れていたはずなのに、

今年の町行く人通りの無さ、実に静か過ぎて、侘しさとともに寂しささえ感じてしまいます。

来年に繋げようという言葉を希望として、

今年が充電期間となるのか終わりの始まりとなってしまうのか、

正直、先が見通せなく感じているところです。



さて、今日のお月さんは、満月らしいです。

月の光を目にすると、ちょっと元気になれます。

明るく照らしてくれる光を見るのが、今日の楽しみにしたいと考えています。


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2020年8月15日 (土)

令和2年8月15日 黙祷



今日は、終戦記念日ということもあり、

昼どきに、テレビから流れる鎮魂の祈りとともに、

笑和感でも、黙祷が行われました。


利用者さんの中には、終戦時の思い出を語ることが出来る方もおります。

そうした方にとっては、あの時を振り返る機会ともなるのでしょう。

毎年訪れるこの時間は、とても厳かな時間となります。


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2020年8月11日 (火)

令和2年8月11日 スイカわり



暑くて、暑くて。

クーラーなしではやっていられない猛暑の夏の到来です。

本日、群馬県では、40.1度を記録したとのことです。

熱中症が本当に心配されます。

皆さんも水分補給等心がけて生活してください。


さて、涼を求め、笑和感でも、夏の恒例のスイカわりを行っております。

ただ、予算の関係で、叩かれるスイカは、残念なことにビニールではありますが・・・。


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利用者さんの意気込みもイマイチでしたが、

実際に始まってみると、狙い通りに叩けないもどかしさに、笑いが起こりました。

そしてお約束の、職員のヘルメット頭にヒットさせることも。

スイカは食べられませんでしたが、大いに笑いが起こったスイカわりだったようです。


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2020年8月 7日 (金)

令和2年8月7日 『初めて』



台風4号が接近し、横断する北海道に注意が喚起されています。

ここ東北にも、週末にかけて雨雲に覆われる見込みです。

災害が、拡大しないように注意が必要です。

今日は、利用者さんの誕生会が行われています。

以前は、広く商売されており様々なところへ旅行されていたという利用者さんで、

こうしたデイサービスの雰囲気に合うのだろうかと、

当初は心配していたのですが、今ではすっかり皆と会えるのが楽しいと話されております。


今日は、赤い羽織を羽織って、軽く紅をさして、皆の祝福を受けられていました。

自らも、皆を前にして、挨拶をきちんとされています。

「この歳になってから、皆様にこうしてお祝いして頂いたのは初めてです。」

とのこと。


ここに来てから仲良くなられた友人の方からも、言葉がありました。

「いつまでもお元気で、これからもずっとお友達でいてください。」

との言葉かけに、利用者さんも思わず涙をぬぐう場面が見られました。


この歳になってもからも、初めてと感じられるほど、嬉しくなる場面もあるものです。


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2020年8月 6日 (木)

令和2年8月6日 釣り吉



全国的に、夏日を越えた気温となっております。

むしむしとする屋外は、ただでさえ暑さを感じてしまいます。

そんな折、笑和感の窓から見える実沢川に釣り人の姿がありました。


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寒河江川は、現在も泥色で濁っているにもかかわらず、実沢川の川はきれいな色合いに戻っています。

こうした現象は、7年前の豪雨の時も同じでしたが、

その時見られた光景は、鮭の遡上が、この実沢川にも見られたことです。

もしかしたら、そうした光景が、また見られるかもしれません。



2020年8月 4日 (火)

令和2年8月4日 イカ



今日から本格的な夏日に日本は覆われています。

蝉が鳴き、むんむんとする熱気に、外に出ると思わず顔をしかめてしまいます。

川のせせらぎだけが、涼しさをいくらか感じられるところです。


本日、パステルアート作成に利用者さんが取り組まれていました。

今日のお題は

『イカ』

のようです。

なぜにイカなのか。

職員に聞いてみても、的を射る回答は返ってきませんでした。

暑い夏にイカを掛け合わせて連想することは、

イカそうめん、イカ焼き、ゲソ天・・・

涼やかというより、暑さを後半は連想してしまいます。

一応、イカのことを調べてみると、漁獲量は、ここ5年間で1/3まで減少しているとのこと。

今後、安定的にイカが食卓に上がれるようになればということを踏まえて、

祈りを込めての「イカ」なんでしょうか。

ま・・・いいか。


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2020年8月 3日 (月)

令和2年8月3日 川に



川に隣接している施設ということで、川の増水や氾濫に対する危機意識というのは

常に意識していかなければならないものです。

この葉山から流れてくる川は、普段と変わらない水量へと戻り、

川底の石が随分と顔を出すまでになり、豪雨前とはまた異なる姿を見せていました。


今日はそんな川に、ひょっこりと鮎を目的とした釣り人の姿がありました。

あれほどの豪雨があったばかりだというのに、

人と言うものは実にたくましいものです。

果たして、今の川で鮎は釣れたのでしょうか。




2020年8月 1日 (土)

令和2年8月1日 雲



月をまたいだ1日というものは、気持ちが改まるような気がします。

青空の向こう側に、巨大な雲がにょきにょきと膨れ上がっていました。

それらがこちらに向かって来るのか、雨の予報も流れていました。

とにかく今日は目に見えた暑さを実感した夏を迎えたのです。


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先日の豪雨の影響を残す地域の近くを車で通ったところ、

多くの子供たちが、浸水したと思われる住宅群の前に整列して、

これからボランティア活動に従事するであろうところを目にしました。

車で走れば、ものの数分で到達してしまう場所が、

まさかこれほどまでに水の被害を被っていたとは、今日まで知りませんでした。

テレビがあれば、遠くの地域の被災情報を目に出来ますが、

近しい場所に起こっていたことには、案外気付けていなかったことには、ショックを感じました。

山形県は、災害には強い。

誰しもが思っていた常識は、もしかしたら非常識だったのかもしれません。




2020年7月31日 (金)

令和2年7月31日 ポジティブな発言



豪雨の爪痕は未だ残っていますが、今日は空がからっと晴れあがりました。

青空があるだけで、気持ちが前向きになれるのでしょうか。

穏やかに流れる目の前の実沢川も、随分と川底が均されて、

ブロックにはびこっていた草や汚れも洗われたようにきれいに見えるのです。


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テレビから流れる報道は、豪雨の被害についての報道も一段落したのか、

再び猛威を振るう新型コロナウィルスについて、大きく時間をとっています。

東京都内だけでも、400人を超える感染者が出る見込みと速報が流れました。

デイの中でも、その報道にざわついたところでした。

デイに来られている利用者さんの中には、

「もう、いつ死んでも構わないんだ。」

と冗談交じりに話される利用者さんもおります。

それが、昨今の新型コロナの影響を受けてか、

「今は、とても死んでなんていられない。」

そう友人同士で話されていた会話が聞こえてきました。


葬儀の3密状態を防ぐために、簡素化されている現在の葬儀事情を察しての言葉だと思います。

自分が死んだ後のことを考えた上で、

自分のことで、周囲に気を使わせて迷惑をかけてしまうのではという心情からなのか、

自分の人生の集大成が簡素化されてしまってはたまらないという気持ちなのかは

その言葉からは読み取れませんが、

ある意味、ポジティブな発言に、不謹慎ですが実に興味深く感じてしまったところです。


そう、コロナなんかに負けてはいけないのです。

皆さんも気をつけましょう。




2020年7月29日 (水)

令和2年7月29日 一夜その後



山形県内に大きな被害をもたらした雨雲は、各地に大きな被害をもたらしながら、

陽が沈むにつれその勢いを、ようやくと弱めていきました。

せせらぎ草の利用者の皆様は、安全な青空つどいの家にて、

一晩を過ごすこととなりました。


河北町全域に避難指示が発令され、私を含め多くの方が避難を行っています。

落ち着かない夜を過ごしましたが、明け方には、だいぶ水量が引いたという情報を確認しました。

笑和感前の実沢川も、カメラを設置して、状況をスマホで確認していましたが、

水量は落ち着き、施設にも被害が及ぶことはありませんでした。


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朝食を終えた利用者さんは、荷物をまとめて笑和感へと帰ってくることができました。

馴染の席に戻ってこれた利用者さんは、ほっとした表情をされていたのが印象的でした。

そうして、本日は、いつも通りの笑和感が始まったのです。


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ただ、今回の豪雨は、近辺に大きな傷跡を残していました。

いつも、利用者さんの送迎で車を走らせていた道路が、土砂崩れにより通行止めとなっていたのです。

山際ということもあり、ハザードマップでは、危険な場所と指定されていましたが、

その変わりように言葉を失いました。


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この土砂崩れにより、電線が木と接触している箇所が見つかり、

夕方より、修繕作業の為、施設が一時停電にもなりました。

自然による猛威を改めて、思い知る機会となるとともに、

防災に対する危機管理の重要性を考えさせられる一夜となりました。

被害を被った皆様の日常が、一刻も早く戻ることを願うばかりです。


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2020年7月28日 (火)

令和2年7月28日 避難



昨夜、叩きつけるような強い雨が、長いこと屋根を打ち続けていました。

記録的な瞬間降水量を記録し、

山形県内各地で、土砂崩れや浸水被害がもたらされました。


ここ、笑和感の目の前には、先日まで鮎釣りがされていた実沢川が流れています。

この川の表情は、一夜にして一変しました。


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あらゆるものを押し流す濁流となり、ものすごい力でうねりながら下流へと流れていくのです。

大木や、中には上流にあったであろう木が根こそぎ流れていくのを目にしました。

思い出すのは、2013年の7月。

あの時も豪雨が襲い、近辺では水道水が使えなくなるといった大きな被害がでました。

あの時の増水量を、この度は明らかに超えたのです。

今回は、素早い判断と避難が求められました。

デイサービスは、降りしきる雨もあり、家族の方へ説明し了解を得たうえで、

通常より早い時間で切り上げて、自宅へとお送りしております。


また、入所施設のせせらぎ草の住居者の方は、

安全な場所に立地している同事業所の「青空つどいの家」へと避難しています。

本日は、安全な施設において一泊し、様子を窺うこととしました。

また、避難勧告地域に住んでおられた一人暮らしの利用者様には、

ご家族様の同意を得た上で、同様に青空つどいの家へと避難しております。

思いもよらぬ自然災害は、突然に訪れます。

日も暮れ、雨の勢いも少し弱くなってきました。

目前を流れる川の水位も、少しずつ下がっていっているのを確認しました。

状況は、時間と共に変化します。

状態が落ち着くのを待って、利用者さんの安全を第一に考えて行動していきたいと考えております。


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2020年7月27日 (月)

令和2年7月27日 ゆうさん



送迎で車を走らせていた際に、かかっていたラジオで、

パーソナリティーの女性が、曲紹介した時のこと。


「次の曲は、カヤマ ユウさんの曲で・・・」


として流れてきた曲が、

加山雄三さんの、『海 その愛』 でした。


「うーみよ~、オレのうーみよ~・・・」

と、心の中でリピートされる歌と、

かやまゆうさんの名前が、しばらく頭から離れなくなりました。




2020年7月24日 (金)

令和2年7月24日 スポーツの日



朝方、青空の中に流れる雲間に、虹が浮かび上がっていました。

環水平アーク・・・かな。

大気中の氷晶に太陽光が屈折して起こる現象で、天気の日に稀に出現することから、

昔から吉兆で縁起が良いとも言われています。


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さて、世間では4連休とされるものの、新型コロナが拡大傾向にあり、

旅行業界を支援しようと推奨する国のキャンペーンは、裏目に出てしまい

各地で、大きなわだかまりが噴出しているようです。


本来であれば。

本来であれば、今日が何の日だったか。

そう、東京オリンピックの開会式が行われるべき日だったのです。

そのため、わざわざ10月の体育の日を、今年ばかりは前倒しにして、

スポーツの日としてそれに備えていたのです。

悲しきかな。

きっと、今頃は、利用者の皆さんと一緒にテレビを前にして、

報道される盛り上がりに気持ちを高まらせていたはずでした。


目の前の実沢川では、鮎釣りの釣り人がいます。

子供たちが散歩をしている元気な声が聞こえてきます。

本日、初めて笑和感を訪れてくれた利用者さんがおります。

いつも通りの時間がここでは流れています。



様々な想いが交錯した祝日の名は、皮肉にもスポーツの日として今日を終えるのでした。