本日、午後から白岩小学校の生徒さんが、2度目の訪問ということで、
笑和感に訪れてくれました。
前回、訪れた時は、初めての利用者さんとの交流ということで、
緊張されたり、何を話したらいいのかわからない生徒さんもいたというので、
前回出来なかった反省を活かして、本日の2度目の交流会へと臨まれたとのことです。
実は、今回生徒さんは、秘密兵器を持参しておりました。
それは、先生の計らいで、自分を知ってもらうための手作りの名刺を持参してくれていたのです。
その名刺には、自分の名前や出身地、好きなことなど、
自分を知ってもらうための情報も記入されていました。
今の小学校では、パソコンを学んで、こうした名刺を作ることもできるのですね。
素直に、今の時代は違うんだなと驚いたところです。
そうして、利用者さんと生徒さんによる名刺を使っての交流会が行われました。
生徒さんらは、手持ちの名刺を、より多くの方へ渡して、
たくさんの方と交流できるように頑張られていました。
利用者さんも、まさか生徒さんから名刺を頂けるなんて思ってもいなかったことなので、
顔をほころばせながら笑顔で受け取られていました。
手持ちの名刺を全部配られた子もいれば、じっくりと利用者さんとお話をされる子もいました。
皆さん、利用者さんと同じ目線で、自分の話が伝わるように工夫してお話をされていたのが印象的でした。
最後に生徒さんから、縦笛による演奏が披露されました。
利用者さんから飛び出るアンコールの声に、生徒さんから2度目の演奏が披露されました。
利用者さんからは、お返しに笑和感の歌を送っております。
すると、今度は生徒さんからアンコールの声が上がりました。
その時でした。
ある利用者さんが自ら手を挙げられました。
「自分の通った小学校は閉校になったけど、校歌を歌うことができる」
そうして、マイクをもった利用者さんは、自分の小学校の校歌を歌い上げてくれました。
生徒さんも大きな手拍子を送ってくれました。
子供たちの元気な若いパワーは、利用者さんの普段は見せない一面も引き出すことができるのだと
改めて驚かされました。
最後に、皆が知っている『もがみがわ』の歌を合唱し、今回の交流会は終わりました。
双方に、思いでとして残る良い時間だったのかと思います。
ありがとうございました。
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