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2018年4月 6日 (金)

4月6日(木) 昔のお話を



今日は朝から小雨が降る肌寒い一日でした。

また雪が降るかもしれないという予報もあるので、

車のタイヤ交換もまだ様子見をしているところです。

桜の話題の中で、実際に雪が降っている地域もあるので、

日本も狭いようで広いですね。


利用者さんと一緒に送迎をしている最中、不意に利用者さんが、

昔の思い出を語られました。

この時期になると思い出すのが、戦争時の思い出だとのことです。

戦争への出立準備をしていた青年時代の話で、

その当時の青年たちのあこがれと言ったら、戦艦大和でした。

それに乗船することを、誰もが夢見ていたそうなのです。

ですが、当時の利用者さんの上官が、

「大和へ乗るということは、片道切符にも等しいものだ」

と言われ、利用者さんは大和乗船のメンバーから外されたのだそうです。

当時の利用者さんは、乗れなかったことを悔しくてしょうがなかったそうです。

しかし、7月7日に大和は沈没し、3000人程の乗船員の内、

生き残ったのは、200人程度だったとのことです。(利用者さん談)


自分が、今こうして生きていられるのは、

あの時の上官の配慮があったからこそだと話されていました。

こうした話も、今は誰も聴いてくれなくなったんだと話され、

聴いてくれてありがとうと、話されました。


そんな貴重な話は、是非多くの人に聞いてほしい話だと思いました。

戦争の悲惨さと、利用者さんの運命を分けた貴重な話を聞くことができて良かったです。




2018年4月 5日 (木)

4月5日(木) 居場所



青空の下、送迎で車を走らせている時に、利用者さんが月山が見えると話をされていました。

ふと見ると、青空をバックに白く染まった山が見えるものの、

山の頂上付近を囲むように、ワタアメのような雲がまとわりついていました。

山の山頂周辺だけに雲が出来ているのも珍しいなと思ったところです。

綺麗な映える景色を眺めると、気持ちの良い朝をスタートできそうな気がします。


世の中、自立支援という国が掲げた方針に沿って

介護の業界は、動いています。

なかでも、動作や活動を主とした能力の向上の結果が重視されてきています。

そういった波が一気に、押し寄せてきたようで、

それにのれないサービス事業者や、それらを望まない利用者さまは、

どうなってしまうのかなと、不安を感じるところもあります。

中でも、それらが顕著に表れるデイサービスは、自らの方向性を求めようと必死です。

特色を売りに出そうとしています。


笑和感では、機能訓練を更に特化した『出来ないことを出来るようにする』という方針ではなく、

今ある機能を、可能な限り維持していくというところが今出来るラインだと考えています。


その代り、穏やかに温かみのある環境を提供し、交流・集いという中で、

意欲、やりがいを引出し、

皆と共有できる時間を一緒に過ごしていける居場所というところを目指していければと考えています。


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2018年4月 4日 (水)

4月4日(水) 授業



昨日からうってかわって、本日は雨模様となり、肌寒い一日となりました。

河北町では、昨日まで、ひな祭りが行われ、露店が出て子供らや観光の方で賑わっていました。

それでも一頃よりは、だいぶお店の数も少なくなったのかなというのが印象的でした。

子供の数も減っているというので、それに比例して訪れる総量も減っているのだと思いますが、

私らが子供の頃と比べれば、あの賑わいの時代を知っているからこそ、

そう感じてしまうのかもしれません。


さて、本日の午後から、外部より新しいレクのやり方の紹介ということで、

担当の方が来所され、実際に利用者さんと職員を交えての活動が行われました。

昔を懐かしむように、まるで授業の始まりのようになるチャイムの音が響き、

利用者さんの前には、まるで小学校の授業で使うようなプリント用紙が渡されました。

これをもとに、利用者さんも考えたり、思い出したりしながら、

担当の方の話を聞きながら、用紙に記入していきました。

普段は見られない、利用者さんの真剣な表情も見ることができました。

耳を澄ませ先生の話を聞き逃すまいとする方、頑張って文字を書かれている方、

何をしたらいいのかわからない方、それぞれに利用者さんの反応が見られました。


今後、こうした手法もあるものだとしながら、何が利用者さんの一助になるのかを考えて、

今回のレク活動を参考にして、進めていければと考えております。

子供の頃は、あまり好きではなかった授業も、歳を重ねて思い返せば、

楽しく毎日を過ごせた時期だったなと思います。



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2018年4月 2日 (月)

4月2日(月) 雛見学



本日から、新年度が始まります。

気持ちも新しく切り替えて、前向きに歩きだせるような気がします。


晴天が続く小春日和の中、本日の昼食は、三色丼としじみの味噌汁でした。

春らしい華やかな色合いで、食欲も増すというものです。

今日は私が検食でしたので、美味しく頂かさせて頂きました。

ご馳走様です。


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午後から、お雛様が展示されている部屋へと利用者さんを誘導し、

一時、お雛様を楽しんでおります。

華やかな人形飾りに、見つめる利用者さんの目もとも優しくなっております。

穏やかな日に、賑やかに過ごすことができるのは、

気持ちも良くてよいですね。


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2018年3月31日 (土)

3月31日(土) 蕗の薹



晴天の下、敷地の川沿いの土手に行ってみると、

足元にたくさんの筑紫が顔を出していました。

私にとっては、筑紫の発見が、なにより春を確定させる風物詩となっています。


そして、同じく春を告げるものと言えば、蕗の薹です。

これらも、施設周りにたくさんと顔を出しています。

さっそくと、利用者さん達と一緒に出掛けて、春の味覚でもある蕗の薹を収穫してきました。

思いの外、たくさん収穫できたようで、これらは来週に、

調理師さんにお願いして、美味しくおやつで頂くことになりました。


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今日は、気持ちのよい日向ぼっこ日和です。

多くの利用者さんが、外に出て、陽の光を浴びて過ごしておられました。


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2018年3月30日 (金)

3月30日(金) イベントのご案内



三月ももうすぐ終わりますが、桜の時期を迎える4月に、

笑和感では、毎年恒例のイベント行事を行います。

日時は、4月7日(土)の午後2時から3時20分となります。

当日は、笑和感の敷地内の建物に、お雛様を展示しております。

利用者様から頂いたものも含め、多くの人形を一堂に楽しむことができます。

そして、笑和感のデイルームでは、ひな行列とする

職員と利用者がお雛様に扮して、行列を行う催しが開催されます。

また、職員による踊り等も計画されています。

おやつの振る舞いもありますので、

お時間のある方、是非遊びに来て頂ければと思います。


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2018年3月29日 (木)

3月29日(木) 花粉症とは



雪が溶け、土けた地面が顔をだし、陽の光を浴びた植物たちが、

活性化してくると、穏やかな天気の中でも、穏やかでない人々も出てきます。

それが花粉症を発症した方々です。


利用者さんに、花粉症のことを聞いてみましたが、

皆さんマスクをつけられているのに、ぱっとした反応が返ってきませんでした。

山間の杉林の中に住まわれている利用者さんも、それほど自覚なく過ごされているようです。

もしかしたら、花粉症というのは、現代病なのでしょうか。

とりわけ、工業化が進んだ現在では、花粉の他にPM2.5というものが、

大気中に紛れ飛んでおり、それが花粉と結合することで、より問題化しているようです。

特に、お隣の大国から飛んでくるのが、黄砂やPM2.5なので、

いくら私達が自衛しようとしても、限界があるようです。


そして、私も花粉症とは無縁な人間でしたが、今年の春は、

何故か目元がムズムズするのです。

頭も心なしか重いような気もします。

これは、いわゆる、花粉症の症状でしょうか。

人には、それぞれ個別の大きさの器があり、それは花粉を受け止めるものだとしましょう。

そこに年々、花粉が溜まっていき、やがてその限界量を超えて溢れでてしまった時が、

花粉症発症なのだそうです。

発症には個人差があるとのことですが、

私にも、もしかしたらついにその限界量に達してしまったのかもしれません。

器の中をリセットできるような、新しい医療の力を期待しているところです。

皆さんは、まだ大丈夫でしょうか。



2018年3月28日 (水)

3月28日(水) お雛様と日向ぼっこ



晴天の中、道路を横切るネコの足取りも軽く、

車の中のヒーターの温度設定も、暖房から冷房へと切り替えています。

まだ冷房をかけるまでもないので、窓を開けて風をいれました。


さて、笑和感では、隣の棟にお雛様を展示しています。

毎年行われており、利用者様から頂いたものを含め、

複数の雛段を一緒に飾らせてもらっています。

それぞれに個性の違う表情のお雛様があり、利用者さまも見比べながら、

雛の季節を感じられていました。


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また、庭のウッドデッキに出て、皆さんで太陽の光を浴びられています。

目の前の実沢川の水量も、雪解け水を含んでいるからか、

だいぶ勢いよく流れていました。

川の流れる音を聞きながら、日光浴をしながら過ごすというのは、

贅沢なひと時なのかもしれませんね。


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2018年3月26日 (月)

3月26日(月) ひばり姉妹歌謡ショー



晴天の中、午前中はウッドデッキで鉢植えが行われるほど暖かくなっていました。

日向ぼっこができるほど、外の気温も寒さを感じることもなく、過ごしやすくなっています。


今日の午後からは、笑和感では初となる笑和感による歌謡ショーが行われました。

職員扮する『ひばり姉妹』が登場し、アカペラによる歌唱が始まりました。

利用者さんも、手拍子を合わせます。


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そして、無事に歌い終わった頃に、おひねりが投げられたり、花が届けられていました。

のりのりの職員もさながら、利用者さんも特別出演を行い、

壇上で職員との掛け合いが行われ、会場は大いに盛り上がりました。


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私も、演目の一つで踊りを披露しています。

最後は、みんなで身体を動かす、元気体操を行って締めとなりました。

皆が参加できるイベント歌謡ショーは楽しかったですね。


元気体操



2018年3月24日 (土)

3月24日(土) 陽気の下で



陽のあたる場所の雪は勢いよく消えており、日陰にはまだ少しだけ雪が残っていました。

山間の道では、雪の下から緑の笹の葉が顔を出していました。

お風呂上がりの男性の利用者さんは、車椅子に乗りながら、

雪解け水が勢いよく流れている川の様子を眺められていました。


笑和感では、午前中は、お風呂と運動の時間となっており、

合間でおかずの盛り付けのお手伝いを利用者さんにお願いしております。

エプロン姿も板についてきているものです。


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さて、午後からは、陶芸教室となっており、利用者さんも職員に習って、

粘土で形を整えられていました。

完成では、どのような形となるのでしょうか。


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