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2019年5月 2日 (木)

令和1年5月2日(木) 紙コップ



「マイクでしゃべられるとよく聞こえないんだよ。」

と、耳の遠い利用者さんがおっしゃられます。

かと言って、マイクを使わずにしゃべっても聞こえてはいないようなので、

耳元で大きな声でお話をしないと、通じないようです。


補聴器を家族の方にお願いしてみては?

と、職員に問われましたが、現状、補聴器でなんとかなるという風には考えられません。

また、調べ物をしたという職員が言うには、聞こえづらくなってから使用するものと、

聞こえなくなってから使用するのとでは、全然違うというとのこと。

つまり、補聴器というのは、周囲の様々な音を拾ってしまうため、

そういった雑音ある状況に徐々に慣れていかないと、使用を継続していくことは困難とのことだそうです。


よって、その利用者さんに、どのように言葉を伝えるかを考えたところ、

最も威力を発揮したのが、紙コップでした。

そう紙コップをメガホンのように口に当てて声を出すのです。

空気の振動を増幅するとともに、高い音域を高齢の方でも聞き取りやすい音域に変えてくれるようです。

とりあえず、付け焼刃的な小道具ですが、効果はありましたので、

使い方を工夫して、利用者さんとのコミュニケーションを取れればなと思ったところです。


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2019年5月 1日 (水)

令和1年5月1日(水) 令和元年



令和元年、誠におめでとうございます。

と、何やら新年を迎えたような高揚感を感じたものです。

ただ一つ違うのは、寒くないのと、本日が出勤日だったことです。


さっそくと、利用者さんへの挨拶で、令和を迎えた喜びと、

皆で共有できたことを話題にして、お話したところです。

テレビでは、厳かな式典の様子が流れ、その様子を利用者さんも、じっと見つめていました。

果たして、令和の時代は、私達の生活にどのような変化をもたらすのでしょうか。

良き平和な時間が続いてくれることを願うばかりです。



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2019年4月30日 (火)

2019年4月30日(火) 去るものは追えず



朝から雨が降るこの日が、平成最後の一日となります。

笑和感は、通常営業です。

朝の日めくりカレンダーの本日の格言が、

「去る者は追わず」

何やら、平成の終わりにこの言葉かと、考えさせられる一文です。


笑和感では、いつも通りに、お風呂に入り、運動を行い、

皆でおしゃべりをし、一緒にご飯を食べて、一緒にお昼寝をし、

一緒にお菓子作りをして、歌を歌う。

そして、いつも通りに、代表者の音頭で、乾杯の挨拶を行うのです。

何気ない毎日の繰り返しですが、これが続いていくことが、

大事なのです。

時代が、令和に変わろうと、こうした光景は、変わらずここに在り続けたいものです。


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平成最後の日に、お世話になられている方の突然の訃報を聞きました。

昨日、お電話でお話をしたはずではないですか。

明日を待たずに、平成とともに、去られるお方を、今は思い返すばかり。

去る者は追えず

わたしらに出来ることは、前を見て進めということなのです。

雨続くこの平成の最後の一日を、思い返す日があるならば、

雨の情景とともに、どこか寂しさとともに、思い返すことになるのかもしれません。




2019年4月29日 (月)

2019年4月29日(月) 山とヘビの思い出



ゴールデンウィークの真っただ中ですが、笑和感は通常営業で頑張っております。

本日は、青空が広がり、遠くの山をも明るく見渡すことができました。

私は、利用者さんを乗せて、笑和感へ向かう田んぼの一本道を走っていると、

利用者さんが、遠くの山を眺めながら話されました。


「こんな気持ちの良い日は、おにぎり持って、山の上でくだいな。

おかずあていらねがら、漬物だげ少しあればなぁ。」


ずっと前に、友人から声をかけられて、山へ遊びに誘われたことを思い出され、話してくれました。

当時は、車など自由に使える時代ではなかったので、自転車で向かわれたとのこと。

そして、誘われたのに、手持ちぶたさも悪いだろうからと、

ご自身で料理したニシンの煮つけを持参したのだそうです。

そして、それを見せた時に、友人から、こう言われたのでした。


「あんたぁ、ヘビが好きなのかい?ニシンはヘビの好物だから寄ってくるんだよ。」

それを聞いた利用者さんは、びっくりしたのだそうです。

ヘビがニシンを好きだなんて話は、私も初めてですが、

いったいどんな謂れから、そんなことが伝わったのでしょう。

そんな、おかしな思い出話を、利用者さんが笑いながら、お話をしてくれました。



車から見えるさくらんぼの白い花と、モモの華やかな色合いが、

とても映えていた一日でした。




2019年4月27日 (土)

2019年4月27日(土) フットケア



今日は月に一度のフットケアの先生が来所される日です。

本日、ご利用の利用者さんは、ラッキーでした。

お風呂に入られた利用者さんより、先生の施術を受けられています。

皆さん、とても気持ちよさそうに目をつむられて、先生に身を任せているようでした。

中には、大きな口を開けて、高いびきをされる方もおりました。

健康は、足の裏からと言われるように、利用者さんもまた元気になられたことでしょう。


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2019年4月26日 (金)

2019年4月26日(金) けしからん



白岩地区にある種蒔桜は、夜間ライトアップされているのですが、

今年、そのライトアップで使用される発電機が、何者かに盗まれてしまったのだそうです。

実にけしからんことです。

せっかくの夜桜に水を差された感じです。


昨日から続く雨模様の天候で、この辺りの桜も多くが散り、地面を桜色で覆っています。

手のひらで掴めるほどにたまった花びらや、葉桜の様子を見ると、

寂しくもありますが、一方の水田の光景は、

既にうなわれており、いつでも水が張れる状態となっていました。

時期が移れば、新しいことが始まっていくのが、世の流れです。

平成最後の桜も、とてもきれいでした。

来年もまた、素敵な光景を見せてくれるでしょう。



2019年4月25日 (木)

2019年4月25日(木) おはなみ



今日は、曇り空、時折雨も降る天候でしたが、

それほど寒くはありません。

お花見も終盤です。

今日も、午後から、利用者さんを連れて、西川町の月山酒蔵さんへ出かけてきました。

風に煽られ、桜の花びらが舞います。

そんな散り際もまた桜は美しいものです。

目で見て、風を肌で感じ、桜の魅力は大したものです。

車を運転していると、周囲に溢れる桜色の木々の多さに驚かされます。

この短い期間が終わってしまうのも寂しいですが、儚いものほど美しさを感じられるのです。


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2019年4月24日 (水)

2019年4月24日(水) 西川町今見頃



本日は、曇りの一日で、夕方から雨が降るとの予報が出ていました。

涼しい一日だったので、雨が降る前にと、

まだ桜の花見に出かけられていない利用者さんを中心に、

午後から桜の花見ドライブへと出かけています。


寒河江市の桜も、一部葉桜が目立つようになってきていましたので、

今日は西川町にある月山酒蔵さんの桜を見せて頂きました。

見事な桜に、利用者さんも思わず笑顔になっていました。

車の中から見る桜よりも、車を降りて、下から桜を眺めることこそに、

今年も花見が出来たという実感にもつながるものです。


良い桜だったと、笑顔で話されていた利用者さんが印象的でした。


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2019年4月23日 (火)

2019年4月23日(火) 種蒔桜



本日は、晴天に恵まれた穏やかな一日となりました。

寒河江市内は、桜が一番の見頃となっており、車で市内を回ると、

多くの花の房を枝一杯にまとい、青空に向け、精一杯伸ばしているかのようです。


午後から、利用者さんらは、2チームに分かれて桜のお花見へと出かけています。

桜の名所と言うと、様々あるのですが、ここ白岩地区にも、有名な桜があります。

『種蒔桜』という大きな桜の木です。

笑和感からも見ることができるのですが、この晴天の気持ちの良い日和の時は、

皆で散歩がてら、出かけてみたくなりました。


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車椅子に乗った利用者さんを、職員が押しながら歩道を歩いて向かいます。

歩いていかれる方は、手を繋ぎ、足元を注意しながら向かいました。

今年、新しく市の土地となった場所があります。

今年は、ここに車をとめて、桜を真下から眺めることも出来るようになったのです。

皆で、その種蒔桜の丁度、下まで行くことができ、見上げる桜をバックに、

皆で記念に写真を撮ることができました。

穏やかな中で、皆で歩き、桜を眺め、太陽の光を浴びることができ、

とても充実した時間となりました。

桜は、皆で見ると、一層きれいで特別な感情をもって楽しむことができるのです。


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2019年4月20日 (土)

2019年4月20日(土) 桜散策



一日を通して、晴天となりました。

空に白線を引きながら飛んでいく飛行機を、桜の枝の合間に見ることができました。

笑和感内にあるしだれ桜は、なかなか利用者さんの目に留まらない場所に植えられているので、

本日は側に行って見てみたのです。

一年、一年と重ねることで、枝振りも増え、徐々に大きく、そして花も多く芽吹くようになりました。

今度は、利用者さんを誘って、こちらの桜にも来てみましょうか。


本日の午後から、桜散策として、職員と利用者さんが、施設を外出し、

歩いて施設の桜や、近隣の川端にある桜を見に出かけています。

皆で、散策しながら歩くのも気持ちのよいものだったようです。


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