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2019年3月28日 (木)

2019年3月28日(木) 埃を払って



今まで、あるところに保管されていたものを引っ張り出して、

利用者さんにお披露目をしました。

それは、この笑和感が建てられる際に、作られたミニチュア模型なのです。

ほとんどの方が、初めて目にするものだと思うのですが、

これがなかなかに良く出来ているのです。

プラケースに入れられており、外観は埃をかぶっていたので、

まずは、利用者さんに協力して頂いて、埃を払って頂きました。


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この模型、なんと屋根を外せば、内観もテーブルまで精巧に作られているのです。

当時は、この模型を見ながら、様々な構想を考えていたものです。

以後、この模型は、笑和感に展示して、皆に見てもらおうかと思っております。

みなさんも、どうぞご覧くださいませ。



2019年3月27日 (水)

2019年3月27日(水) 御卒業



本日で、看護師さんが一人、笑和感を卒業していきます。

これからは、自分のやってみたかった事に挑戦してみたいのだそうです。

夢と希望をもち、また新たなライフワークを営まれるという看護師さんのためにと、

昼食の休憩時に、それぞれお寿司や手作りの惣菜を持ち寄って

簡単ながら、最後のお食事送別会となりました。


明るい気持ちでの卒業ということで、最後には看護師から、

利用者さんへの挨拶もして頂きました。

利用者さんからは、寂しいちゃと、涙ぐむ利用者さんもおり、

看護師に、皆声をかけて、帰りの車へと乗りこまれました。

看護師さんは、最後の利用者さんの車が出ていかれるまで、見送っておられました。

看護師さんのこれからの素敵なライフワークに、幸あることをお祈りしながら、

皆で、「かんぱ~い」


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2019年3月26日 (火)

2019年3月26日(火) ゲーム



床の上に置いた白い紙の上に、椅子に座ったままで、紅白の玉を投げ、

紙の上に乗せることが出来るかを競うゲームを行ったようです。

頭の良い利用者さんらは、職員の意図を通り越して、

腰と腕を伸ばして、よっこらっしょっと紙の上に玉を置いたのだそうです。


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利用者さんの勝ちでした。



2019年3月25日 (月)

2019年3月25日(月) 蕗の薹



本日のお昼ご飯に、利用者さんのお茶碗にのっていたのは、ふきのとう味噌でした。

春の味を、利用者さんは笑顔で召し上がられていました。


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そこで思い出したのは、笑和感の敷地内にも蕗の薹は、けっこう出ているのです。

午後から、利用者さんにも声をかけて、職員と一緒に蕗の薹散策へと出かけてみました。

今回向かったのは、日陰となっている車庫の裏手です。

これまで、雪が高く積もっていた場所でしたが、今はそこに雪の姿はなく、

土けた中のところどころに、緑の芽が顔を出していました。

それが、蕗の薹です。

利用者さんは、やはり手慣れたものです。

さっそくと、腰をかがめて、蕗の薹をぱぱっと取られていました。


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目前に顔を出してあった蕗の薹の頭を上手に取られていました。

あっという間に、ビニール袋は一杯になり、大豊作でしたね。

ふきのとう味噌になるのか、天ぷらになるのか、楽しみです。


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2019年3月23日 (土)

2019年3月23日(土) なぐりゆき



はらはらと舞い落ちる雪、

春を目前にした、なごりゆきでしょうか。

こんなにも優しく降る雪により、冬は締めくくられるのでしょう。


と、思っていましたが、昼あたりから天候は大きく変わり、

激しく横に振りつけるなごり雪ならぬなぐり雪が、外の景色を一変させていました。

朝から寒い寒いとは思ってはいましたが、まさかこんな吹雪に見舞われるとは思っていませんでした。

春に向けた野外のイベントも今日から明日にかけ行われるところもあると聞いていましたが、

大丈夫か心配です。

最後の最後まで、体調に気をつけたいものです。



さて、話は変わりますが、こんなお話がありました。

利用者さんがデイの利用中に、突然と意識を失くされて、

すぐさま看護師の指示により、救急車を手配することとなりました。

救急車が到着する前に、利用者さんは意識を取り戻されましたが、

念のためにと、病院で検査をするために、救急車にて搬送されることとなりました。

そこで、看護師が添乗し、一緒に病院に向かうこととなったのです。


後に、その添乗した看護師から聞いた話なのですが、

その看護師は、途中で、つい笑みがこぼれてしまったのだそうです。

それは、目の前で、「大ごとになって申し訳ない」と、

何度も繰り返される利用者さんの、あることに関係していました。


それは、匂いです。

その利用者さんは、これまで排尿コントロールがうまく出来ておらず、

絶えず尿臭が強く、周囲にも少なからず影響してしまうことがありました。

それを改善するべく、社内でも検討会を開いて、排尿コントロールが出来るようにと、

職員が率先して声掛けを行ったり、ご家族様にも協力を頂いていました。


その結果、救急車という密閉された空間の中で、

その利用者さんからは、全くの尿臭がしなかったのです。

目の前で、迷惑をかけてと申し訳なさそうな顔をされている利用者さんが、

意識を取り戻されたという安堵感とともに、ふとそうしたことを思い出しての笑みだったのです。


その後、検査を受けた利用者さんは、問題なく帰宅されたとのことでした。




2019年3月22日 (金)

2019年3月22日(金) 平成の終わりに



最近、夜は早くにテレビを消して寝てしまうことが多いので、

ニュースの多くは、翌朝のワイドショーで知ることがほとんどです。

ご存知の通り、平成の日本を代表する大スターとなったイチロー選手が、

自らの野球人生にピリオドとする引退を発表されました。


激動の平成は、間もなく終わります。

その終わりとともに、自らも幕をひかれた。

なんというカッコいい幕引きなのでしょう。


彼の決断を、皆が称えました。

涙なく、笑顔で締めくくられた姿は、やはり偉大であり、大したものだなと感嘆します。

これから、どのような活躍をされるのかは知り得ませんが、

皆が笑顔で見送れるという、後姿は、とても素晴らしいものだと思いました。


2019年3月21日 (木)

2019年3月21日(木) ぼたもち



今日は、春分の日の祝日です。

笑和感は、通常営業です。

昨日は、春らしい晴天の日でしたが、今日は朝から肌寒い一日となっています。


今日のお昼ご飯は、春分の日にかけて、ぼたもちが振る舞われています。

笑和感では、ぬた、あんこ、納豆の三色餅が提供されています。

さらに、お汁は、雑煮ということで、更にお得ですね。


こうした料理によって、その季節感を感じることが出来るというのは、日本らしいのかなと思います。

ぼたもちを頂きながら、利用者さんに味を聞いてみると、

小唄にして返してくれました。

『ぼたもち美味しくて、べろまげだ。ハラノマチさ、おいかげでぐ。』

高齢の利用者さんが、良く言われる言い回しですが、

ぼた餅があまりに美味しかったので、自分の舌が腹に落ちたのを追いかけていくようだ。

というような美味しさを表現したものです。

今日は、いつもより利用者さんが、食べ終えるのが早かったようです。


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2019年3月20日 (水)

2019年3月20日(水) 梅開く



笑和感の庭のそがき外しを行い、庭も少しすっきりしたところです。

足元には、蕗の薹が顔を出しており、春の到来を感じさせられます。

先日、堤防を歩いた際に、つくしが顔をのぞかせているのを見ました。

こちらも、もう少ししたら、ざくざくと出てくるのでしょう。

利用者さんに、つくしを食べたことがあるかと聞いてみたことがありますが、

何人かはあると答えられています。

調理師さんにお願いすれば、美味しく調理してくれるでしょうか。

私も、く食べてみたいと思ったところです。


今日は、午後から紙芝居の慰問があり、利用者さんも面白い話に興味深く聞き耳を立てられていました。

窓を開けても大丈夫なほど、気温があがり、今日は20度を超えるとのことです。

窓を開ければ、川のせせらぎが聞こえてきます。

その音につられて、外に出てみると、梅の花が咲いていると声があがりました。

私も見てみると、梅の花が3つ、4つ開いているのを見つけました。

まだ、目前の日陰には、雪が残っていますが、

春の到来に、心なしか気持ちも軽くなるようです。


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2019年3月18日 (月)

2019年3月18日(月) 卒業式



朝の送迎時のことでした。

ある自宅の玄関前に真新しい制服を身に着けた男の子と、傍らに立つお母さんの姿がありました。

さて珍しいなと思いつつ、その生徒さんの前を車で通り過ぎようとした際に、

こちらに気づいた生徒さんが、手を振ってくれたのです。

ハッと、その生徒さんは、笑和感に慰問で来てくれた6年生の生徒さんだと気付いたのです。


そうでしたか。

今日が、その子らの卒業式だったのです。

急いで、手を振り返しました。

年賀状を施設に頂き、今年も笑和感に来所したいと話されていましたが、

丁度、インフルエンザの時期と重なってしまい、それは実現はされませんでした。


ですが、本日、新しい制服に身を包み、卒業式へと元気に臨まれたのです。

18名の生徒さんの、新しい旅立ちを、陰ながら祝福し、応援したいと思います。


晴れやかな青空の下、本日、気持ちよく巣立っていかれたのでしょう。


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2019年3月16日 (土)

2019年3月16日(土) こういう世の中



最近、高齢者の世帯を狙って、アポ電と呼ばれる身元不明の者から

電話がかかってきて、その後トラブルに巻き込まれるという事案が多発しております。

山形市の世帯にも、最近テレビ局を名乗る者から電話がかかってきたとのことで、

ラジオでも、怪しい電話への対応を啓発されていました。


公共放送が流すその対応作として、

「是非!やってください」と、推奨されていたのが、

『電話の設定を留守電設定にして、電話に直接出ないでください。』

たとえ知人でも、後で誤れば済むことですので、とのことです。


もはや、日常生活における電話というモノ自体の、使用形態をも変えてしまうほど、

私達の生活にも影響が及んでいるのです。


確かに、日中に自宅にかかってくる電話といえば、

セールスしかり、何かしら面倒なものがほとんどです。

インターネット回線や電話回線を安くしますと言った話が多いのが、

先のアポ電と絡んで、更に、電話を取るという行為から身を引いてしまう原因にもなっており、

確かに、我が家庭でも、業者らしい電話番号からの着信は、取らないようにしています。

このままでは、家庭から固定電話がいらなくなるという世帯が増えていくのではと思います。

『かかってきた電話はとるな!』

という啓発が、この世知辛い世の中になってしまったのかということを

改めて思い起こさせてしまうところです。

とりあえず皆様も、電話を取る前には、一度心の整理をしてから

臨むことを、心がけましょう。



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