「あそこばあいずしてけろ!」
部屋の中が暑くなったので、空調を調整してほしい
という意図で、職員が発した言葉を、事務所で聞いていました。
方言訛りの汎用性は大したものだと思ったわけです。
さて、今日も午後からは、春のお念仏行事を行っております。
お地蔵さんを前に、皆でお経を唱えております。
鐘の鳴る静寂な空間は、またいつもとは違った穏やかな雰囲気でした。

さて、せっかく雪が融けてきたところで、再びと雪が舞い散る一日となりました。
外の風景は、横に流れる吹雪で、白く染められていました。
積もりそうです。・・・と、ニュースキャスターが話していましたが、
早く穏やかな春が来ることを望みます。
今日の午後から、二回目のお念仏が行われました。
「わたしでつとまるかなぁ」
と、日頃おとなしい利用者さんが、請け負った役目は、皆を先導して、
お地蔵さんの前で、般若心境を読み上げることでした。
私は、後ろから眺めていたのですが、自信無げに語られた後姿からは思いもよらぬほど、
通る声で、経が読まれ始めたのです。
そのかたわらでは、鐘を鳴らしてくれた利用者さんも、また絶妙なタイミングで、
チーン、チーン、と鐘を鳴らしてくれます。
落ち着いた声で、静かに読み上げる利用者さんは、普段の姿よりも、
いきいきとされていました。

無事に、お念仏が終わって、「良かったね」、と後ろから肩を叩いて声をかけたら、
「んなごどないちゃぁ」
と、いつも通り、顔をくしゃっとされて笑われていました。
その利用者さんが、初めて笑和感で輝いていた姿を見た気がしました。
今日も、穏やかな一日を迎えております。
陽の光が、雪をどんどんと融かしています。
お客さんや利用者さんと外で出会っても、雪解けの明るい話になります。
このまま、良い天気が続くといいですね。
さて、テレビのワイドショーをにぎわしている凄惨な事件があります。
中学生の少年が、遊び仲間の少年達に殺害された見込みとの事件です。
最近、こうした事件や報道が多く、実に悲しくもあります。
利用者さんが、「このあたりには縁がない事件だねぇ」
と、話されていましたが、今やこうした事件は、どこで起こってもおかしくない事件なんです。
おれおれ詐欺しかり、いまや地方が、逆に狙われたりするなど、
人がたくさん集まるところだから危険に巻き込まれやすいというのは、
過去の話になってしまっているような気がします。
一刻も早い事件の解決を願います。
利用者さん宅を訪れると、真っ黒い黒猫さんが、どしっとこたつに座っておりました。
なかなかに動かなかったので、お父さんから強制的に連行されていきました。
猫にはまだまだこたつは必要そうですね。
日曜をはさんで気温が上がっていたからなのか、施設周りの雪もだいぶ融けていました。
外で顔を合わせる方とも、雪解けの話題になることがあり、
もう降らないでほしいと、お互いにうなづいておりました。
今日の午後から、利用者さんと一緒にお念仏の行事をすることとなり、
笑和感のお地蔵様を、皆の前にご招待しました。
この地域によくある風習の一つとして、行われているのですが、
皆で「南無阿弥陀仏」と、般若心境を唱和するのです。
女性の利用者さんの多くは、各地区ごとに体験されてきた方が多いので、
木魚を叩いたり、鐘を鳴らしたりと、一連の流れに沿って行われました。
準備して手渡していた、お経の文句が、漢字ばかりで難しかったからなのか、
読み仮名が小さかったからなのか、今日の唱和の元気は今一つでしたが、
昔を懐かしんで、口づさまれる利用者さんの姿も多く見られました。
唱和が終わった後は、御相伴にあずかり、赤飯が、利用者さんに振る舞われました。

山形県内で、最近還付金詐欺が横行しているようで、
70歳台の女性が、スーパーのATMで振り込みをしようとしていたところを、
すんでのところで、周囲の方から声をかけられて被害を免れたというケースがあったそうです。
すでに何度も警告がされているはずなのですが、ひとは何度も甘い話には騙されるものです。
当事者というものは、いざその時になると、詐欺のことなど頭からすっぽり抜けてしまうのです。
第三者から声をかけられない限りは、事後になって冷静な気持ちに戻ってから、
初めて自分の行動に対して疑念をもつものです。
どうか、騙されて悲しむ高齢者の方達が、いなくなることを節に望みます。
今日の午後からは、説明会が行われ、私も出席してきました。
4月から変わる法改正に基づくもので、新しく変わること、検討事案の内容など、
たくさんの資料を前に、各施設の担当の方が一堂に介して、説明に耳を傾けていました。
これから、そういった内容が煮詰まってくれば、方向性や詳細な説明がなされると思います。
今回の改正では、デイサービス事業にとっては、厳しい内容にあることは間違いなく、
私たちも、今後の展開を考えていかなければなりません。
国は、介護保険を切り詰めていく方針が強いように感じられますが、
今回の改正において、事業規模、地域性(都心と地方)、各施設の特性を、まったく無視した
全一律の報酬改定には、納得いかないところがあります。
他の職種と比較し利益率が高いという理由によるものからですが、職員の給与が現状、
とても儲けのある職種として一律に認識されているものではありません。
職員の給与に配分される加算は増額されますので、職員給与に関しては、
法改正後の一時は、上がったという実感は出てくるかもしれません。
ですが、事業所側では、運営費等会社を維持していく分が減額するために、
人員補強にブレーキがかかったり、職員の賞与アップの停滞やボーナス減額等
の可能性が考えられ、その負担が結局職員に回ってくるのではと懸念します。
利益が高い事業所もあるかもしれませんが、それはある部分的なところではないかと考えています。
私達も、その対策に向けて考えていかなければなりませんが、
おそらく何らかの弊害が、法の施行後の1年後かに課題が浮き彫りになるのではと思います。
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