今年の冬は、エルニーニョ現象の影響で暖冬となる見込みとの報道がされていました。
雪の少ない冬だと良いなと、利用者さんともお話をしていたところです。
雪が多いかどうかを判断する目安として、昔から言われているのが、
秋に出現するカメムシ(ヘクサムシ)の数によるというものがあります。
たくさんのカメムシが現れると、雪が多い年だと、言われているのです。
笑和感も、山が近いので、施設周りでカメムシを見かけることがあります。
それほど多くはないかなという印象ですが、
先日、山中の温泉を訪れた際に、ものすごい数のカメムシを目のあたりにしたので、
多いのか少ないのかは非常に判断に迷うところです。
皆さんの周りでは、カメムシは多いでしょうか?
本日、笑和感に紙芝居による慰問の方がお越しになられました。
昔ながらの紙芝居台を使用し、行われた手慣れた語り口には、
利用者さんも、昔を懐かしみ、興味深そうに見入っておられました。
紙芝居と言えば、幼稚園や小学校で見たことがあるほど、印象としては
幼少を対象とした読み聞かせというイメージがあります。
ボランティアや慰問といった形で披露されていることが多い紙芝居ですが、
中には、職業として活動されている方もいると、テレビで見たことがあります。
それでも、大人になってから目にする機会が限られているのが実情です。
そうした中で、高齢の利用者さんにとっては、記憶の底にある思い出を手繰り寄せる手法としては
とても刺激的なものであると思います。
笑和感に来た頃は、自宅に閉じこもりがちで、体調も悪く、
食事も細いことから、体重が増えないと気落ちされていた利用者さんでしたが、
ここ最近は、髪も美容院へ行かれたのか、ぱりっとされて、
眼鏡もきらりと光る明るいフレームのをつけていらっしゃっております。
何より、肌艶も良いので、表情がとても明るいのが印象的です。
「私、体重が増えたのよ。」
と、喜んで報告してくれた利用者さんは、
今の私と真逆の喜びを享受されているようです。
本日は、朝から周囲を霧が覆っている肌寒い一日となりました。
前方の山々も霧で覆われているため、紅葉どころか積雪の様子も見ることができませんでした。
しだいに霜が降りる朝を迎えることとなるのでしょうか。
本日は、月に一度のフットケアの伊藤先生がいらしゃってくれています。
先日、アメリカに行ってこられたという先生は、帰国後に天童のマラソンにも参加したりと、
素晴らしいスタミナを誇っております。
実に生き生きと毎日を過ごされており、見習いたいと感心するばかりです。
そんなフットケアを受けられた利用者さんの中に、今回初めて施術を体験される方がおりました。
初めは緊張されていた様子でしたが、しばらく後に様子を見にいったら、
気持ちよさそうにお休みになられていました。
そんな他人に身体を委ねられる時間を至福のひと時と言えるのでしょうか。
羨ましい限りです。
是非、これをきっかけに健康に歩かれるようになればと思います。
紅葉が盛りで、天気が続いているとのことで、
本日も西川町へ菊祭りへ出かけてきました。
遠くから来られている利用者さんの中には、
数年ぶりに見に行くことができたと話されている方もおり、
様々な菊を目にすることが出来、楽しまれてきたようでした。
秋の味覚の柿ですが、県内でも柿の実を脚立に乗って採られていた高齢の方が
バランスを崩し、落ちて亡くなられたという話を、利用者さんがされておりました。
柿の木の枝は、裂け易いんだということです。
そして、収穫した柿を腰の駕籠に入れるので、重くなるまで採り過ぎてしまったのではと
お話をされていました。
「柿を取るのに命を落としてしまうとは・・・それも寿命だったのかもしれない」
そんなことを利用者さんが話されていました。
「死んだ人は何もないけど、残された周りの人が悲しむだけだ。」
そう話す利用者さんの会話を耳にして、
人の命の重さとともに、儚さもまた感じてしまったところです。
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