フォトアルバム

ウェブページ

最近のトラックバック

Powered by Six Apart

« 2020年6月 | メイン | 2020年8月 »

2020年7月

2020年7月31日 (金)

令和2年7月31日 ポジティブな発言



豪雨の爪痕は未だ残っていますが、今日は空がからっと晴れあがりました。

青空があるだけで、気持ちが前向きになれるのでしょうか。

穏やかに流れる目の前の実沢川も、随分と川底が均されて、

ブロックにはびこっていた草や汚れも洗われたようにきれいに見えるのです。


S__25141250_2


テレビから流れる報道は、豪雨の被害についての報道も一段落したのか、

再び猛威を振るう新型コロナウィルスについて、大きく時間をとっています。

東京都内だけでも、400人を超える感染者が出る見込みと速報が流れました。

デイの中でも、その報道にざわついたところでした。

デイに来られている利用者さんの中には、

「もう、いつ死んでも構わないんだ。」

と冗談交じりに話される利用者さんもおります。

それが、昨今の新型コロナの影響を受けてか、

「今は、とても死んでなんていられない。」

そう友人同士で話されていた会話が聞こえてきました。


葬儀の3密状態を防ぐために、簡素化されている現在の葬儀事情を察しての言葉だと思います。

自分が死んだ後のことを考えた上で、

自分のことで、周囲に気を使わせて迷惑をかけてしまうのではという心情からなのか、

自分の人生の集大成が簡素化されてしまってはたまらないという気持ちなのかは

その言葉からは読み取れませんが、

ある意味、ポジティブな発言に、不謹慎ですが実に興味深く感じてしまったところです。


そう、コロナなんかに負けてはいけないのです。

皆さんも気をつけましょう。




2020年7月29日 (水)

令和2年7月29日 一夜その後



山形県内に大きな被害をもたらした雨雲は、各地に大きな被害をもたらしながら、

陽が沈むにつれその勢いを、ようやくと弱めていきました。

せせらぎ草の利用者の皆様は、安全な青空つどいの家にて、

一晩を過ごすこととなりました。


河北町全域に避難指示が発令され、私を含め多くの方が避難を行っています。

落ち着かない夜を過ごしましたが、明け方には、だいぶ水量が引いたという情報を確認しました。

笑和感前の実沢川も、カメラを設置して、状況をスマホで確認していましたが、

水量は落ち着き、施設にも被害が及ぶことはありませんでした。


S__25116691

朝食を終えた利用者さんは、荷物をまとめて笑和感へと帰ってくることができました。

馴染の席に戻ってこれた利用者さんは、ほっとした表情をされていたのが印象的でした。

そうして、本日は、いつも通りの笑和感が始まったのです。


S__25116693

ただ、今回の豪雨は、近辺に大きな傷跡を残していました。

いつも、利用者さんの送迎で車を走らせていた道路が、土砂崩れにより通行止めとなっていたのです。

山際ということもあり、ハザードマップでは、危険な場所と指定されていましたが、

その変わりように言葉を失いました。


S__25116688

この土砂崩れにより、電線が木と接触している箇所が見つかり、

夕方より、修繕作業の為、施設が一時停電にもなりました。

自然による猛威を改めて、思い知る機会となるとともに、

防災に対する危機管理の重要性を考えさせられる一夜となりました。

被害を被った皆様の日常が、一刻も早く戻ることを願うばかりです。


S__25116690





2020年7月28日 (火)

令和2年7月28日 避難



昨夜、叩きつけるような強い雨が、長いこと屋根を打ち続けていました。

記録的な瞬間降水量を記録し、

山形県内各地で、土砂崩れや浸水被害がもたらされました。


ここ、笑和感の目の前には、先日まで鮎釣りがされていた実沢川が流れています。

この川の表情は、一夜にして一変しました。


S__25108499

あらゆるものを押し流す濁流となり、ものすごい力でうねりながら下流へと流れていくのです。

大木や、中には上流にあったであろう木が根こそぎ流れていくのを目にしました。

思い出すのは、2013年の7月。

あの時も豪雨が襲い、近辺では水道水が使えなくなるといった大きな被害がでました。

あの時の増水量を、この度は明らかに超えたのです。

今回は、素早い判断と避難が求められました。

デイサービスは、降りしきる雨もあり、家族の方へ説明し了解を得たうえで、

通常より早い時間で切り上げて、自宅へとお送りしております。


また、入所施設のせせらぎ草の住居者の方は、

安全な場所に立地している同事業所の「青空つどいの家」へと避難しています。

本日は、安全な施設において一泊し、様子を窺うこととしました。

また、避難勧告地域に住んでおられた一人暮らしの利用者様には、

ご家族様の同意を得た上で、同様に青空つどいの家へと避難しております。

思いもよらぬ自然災害は、突然に訪れます。

日も暮れ、雨の勢いも少し弱くなってきました。

目前を流れる川の水位も、少しずつ下がっていっているのを確認しました。

状況は、時間と共に変化します。

状態が落ち着くのを待って、利用者さんの安全を第一に考えて行動していきたいと考えております。


S__25108501


2020年7月27日 (月)

令和2年7月27日 ゆうさん



送迎で車を走らせていた際に、かかっていたラジオで、

パーソナリティーの女性が、曲紹介した時のこと。


「次の曲は、カヤマ ユウさんの曲で・・・」


として流れてきた曲が、

加山雄三さんの、『海 その愛』 でした。


「うーみよ~、オレのうーみよ~・・・」

と、心の中でリピートされる歌と、

かやまゆうさんの名前が、しばらく頭から離れなくなりました。




2020年7月24日 (金)

令和2年7月24日 スポーツの日



朝方、青空の中に流れる雲間に、虹が浮かび上がっていました。

環水平アーク・・・かな。

大気中の氷晶に太陽光が屈折して起こる現象で、天気の日に稀に出現することから、

昔から吉兆で縁起が良いとも言われています。


S__25051152

さて、世間では4連休とされるものの、新型コロナが拡大傾向にあり、

旅行業界を支援しようと推奨する国のキャンペーンは、裏目に出てしまい

各地で、大きなわだかまりが噴出しているようです。


本来であれば。

本来であれば、今日が何の日だったか。

そう、東京オリンピックの開会式が行われるべき日だったのです。

そのため、わざわざ10月の体育の日を、今年ばかりは前倒しにして、

スポーツの日としてそれに備えていたのです。

悲しきかな。

きっと、今頃は、利用者の皆さんと一緒にテレビを前にして、

報道される盛り上がりに気持ちを高まらせていたはずでした。


目の前の実沢川では、鮎釣りの釣り人がいます。

子供たちが散歩をしている元気な声が聞こえてきます。

本日、初めて笑和感を訪れてくれた利用者さんがおります。

いつも通りの時間がここでは流れています。



様々な想いが交錯した祝日の名は、皮肉にもスポーツの日として今日を終えるのでした。




2020年7月21日 (火)

令和2年7月21日 うなぎ



本日は、土用の丑の日にちなんで、昼食はうなぎが振る舞われました。

利用者さんも、この日だけの特別な味覚を堪能され、

食事の際には、お話をされながら談笑する様子が見られました。

日本では、こうした季節柄にちなんだご馳走があり、四季を食に感じられるのは、

とても得したような気持ちにもなりますね。

うなぎが苦手という方もおりますが、

一年に一度の味覚を美味しいと感じられる機会を一つ失っているのですから、

もったいない気がします。

飽食と言われる今日、世の流れに流されるかたちで、

普段食べないものをも口にしてみるのも、一日ぐらいは良いのではないでしょうか。


S__25001987



2020年7月15日 (水)

令和2年7月15日 紫蘇葉



笑和感で収穫したり、頂いた梅を梅干しにすべく

利用者さんにも協力して頂いて、

今日は紫蘇葉を摘んでもらいました。

摘んだ葉を利用して、美味しく梅干しを漬けてみます。

今年は良い梅干しが出来るでしょうか。


S__24936452



2020年7月14日 (火)

令和2年7月14日 突然に



利用者さんのお宅から、様々な珍しい茄子を頂きました。

ずんぐりむっくりな大きなやつから、なんと色が白い茄子まで。

初めて見る茄子に、利用者さんも興味津々で、食べる前に目で見て、皆で楽しんだところです。

いったいどんな味がするのでしょうね。


S__24928271

さて、突然の急報に驚いたところです。

寒河江市の飲食店に務めている従業員から新型コロナ陽性者が出たとのことです。

情報によれば、関東圏在住で、天童市の実家に帰省しており、

何故か寒河江市で夜の接客業に、そのまま当たられたとか。

同日に発表されたもう1名の陽性者の方も、県外から来県された方でした。

ついに来たかと思うよりも、出てくるのは疑問ばかり。


これには、寒河江市も大慌てですが、それにとどまらずに

実家のある天童市を含め、隣接している市町村にも、すぐに通達がなされたそうです。

当人が接客していたのは、6日から11日まで(当初は6日から9日までと発表、後修正)、

この間に接触した人数を考えれば・・・

これは後に波紋が広がりそうです。


こちら、笑和感、せせらぎ草においても、

家族等の面会を緩和する動きを考えていたのですが、

この状況では、再び制限を強化せざるをえなくなりました。

皆さんも、十分にお気をつけてください。

様々な情報が錯綜することとなり、我ら福祉施設においても、

今後、より気を引き締めなければなりません。

皆さまのご協力の程、よろしくお願い致します。



2020年7月13日 (月)

令和2年7月13日 チェリー



じめじめっとする季節、外に出るのが躊躇われているうちに、

笑和感の庭は再び雑草の勢力が増し、

人が足を踏み入れるのも躊躇してしまうほどになっていました。


世は、コロナだ、豪雨だ、と報道番組は、

世の悲惨さを訴え続け、我らも夜が明ける見通しさえもつかないままに、

どこかぼんやりと毎日を過ごしてしまっている気がします。

いずれも、対岸の火事ではなく、すぐそこにある危機であることを

一人一人が考えていかなければなりません。


オリンピックは延期となり、各地の夏と秋の賑わいを象徴するお祭りは、

のきなみ中止の決定を打ち出しました。

来年は、きっと変わっているはずという淡い期待を持ちながら、

日々、良くなるほうへ進んでいけるようにと考えをめぐらしているのです。


S__24928258


S__24928260




2020年7月10日 (金)

令和2年7月10日 巣立ち



昨日、私はお休みだったのですが、本日、笑和感のツバメの巣を見上げたところ

ひっそりとしていました。

どうやら、昨日のうちには完全に巣だっていったようです。

幼顔のツバメの子供が、4、5羽、巣から顔をのぞかせていましたが、

いきなりいなくなってしまうのも寂しいものです。

でも、無事に巣だっていったのであれば、きっと来年

また来てくれるのでしょう。

その時が楽しみです。


S__24903682



2020年7月 2日 (木)

令和2年7月2日 夏の虫



笑和感の玄関口にひっついていたのは、

コクワガタのメスでした。

さすが山が近い笑和感


S__24838160

せっかくなので、子供がいる職員に持っていってもらおうかしら。