笑和感のウッドデッキが、この度綺麗に塗装塗り完了致しました。
長年、風雨にさらされ、ずいぶんと色褪せてしまったところもあり、
こちらのメンテナンスが後手に回ってしまったところは反省すべきところです。
きれいに生まれ変わったウッドデッキは、とても誇らしげに日の光を照り返していました。
笑和感では、うどん作りを行っています。
今日も、利用者さんから、生地をこねるところから、お手伝いをしてもらっています。
生地はなかなかに力を入れないといけないようなので、苦労していたようでした。
出来上がったうどんは、形は不格好でも、手作りという優しさがこめられていたので、
とても美味しく皆さんは召し上がられていました。
暑さが続く毎日です。
利用者さんからも、雨が降らないねと、お出かけするのには丁度良いという意見と、
異常気象に対しての心配する意見が出ていました。
昔は今ほどでの高温ではなかったという話はよく耳にするものの、
当時がどれほどだったかというと記憶は曖昧になっています。
夏の夜の思い出と言えば、田んぼにでかけ蛍を採ったり、窓を開けて風を入れ、
蛙の鳴き声を聞きながら眠りについたというのが、忘れえない幼少の頃の夏の記憶です。
ただ、今となっては蛍一匹見ることもなくなってしまった整然とした田んぼと、
窓を閉めて冷房で部屋を冷やさないと過ごせない夜となってしまいました。
昔ほど、蛙の鳴き声をうるさいと感じなくなってしまったのは、
環境の変化にもよるところが、とても大きいのだと思いました。
毎日、新聞の話題は熱中症で搬送された人数と最高気温の更新の情報です。
朝の挨拶の話題も、もっぱら熱中症に気を付けてくださいと繰り返すばかりです。
これでも、まだ寒いのだと、靴下を何重にも重ねて履いてくる利用者さんもいれば、
寒いからひざ掛けが欲しいと申し出る方もおります。
高齢者の方が熱中症となる原因として、水を取らないということとともに、
体温管理能力の低下、もしくは欠損によるものが大きいのだと感じました。
寒いと訴えるかたに、ひざ掛けを渡す行為が、相手の意思を否定してしまうのかどうか、
どのような対応が最善なのか、よく考えて対応にあたらないといけないなと思ったところです。
本日、利用者さんに協力して頂いて、うどんを手作りしています。
生地からこねて作っており、うどんの細断まで行っています。
形は不格好でも、味は最高でしょう。
手作りに勝る調味料はなし。
今回の極太うどんは、うどんひとつひとつが、とてももちもちした食感をしており、
一口ごとにしっかりとした噛み応えを堪能することができます。
これも食べる側に、食の楽しさを堪能して頂くとともに、お腹一杯食べた気持ちになれるという
心遣いが隠されているのかもしれません。
夏の汗で失った塩分を補うための、しょっぱい麺つゆがまたさっぱりとした後味となり、
うどんによく絡んで、更なる食欲を掻き立てておりました。
大変、美味しゅうございました。
ご馳走様でした。
今日は土用の丑の日ということで、世の中うなぎが盛況のようですが、
うなぎの不作ということで、今年も高価な食材となっているようです。
笑和感では、さすがにうなぎは出ませんでしたが、
いつも栄養豊富な美味しい食事が提供されています。
午後の活動では、夏の絵手紙作成ということで、
金魚の絵柄を施した絵を描いて頂いております。
普通に描いては、上手く描けないと言う方もいるので、
誰でも金魚の形を描くことができるようになるというツールを、
職員が考えてくれました。
穴のあいた紙の淵にそって行うと、立派な金魚の絵柄が浮かびあがってきました。
皆さん、上手に描けるか不安がっていましたが、
白紙に泳ぐ金魚は、実に涼しげで優雅に漂っているようでした。
本日の昼食は、利用者さんにとって、懐かしいメニューが振る舞われています。
『いるか汁』と『とうもろこしご飯』です。
最近はめっきり食べる機会が減ってしまったものですが、
私が子供の頃には、よく食卓に、くじら汁が出ていました。
幼い私には、それが独特の匂いと食感をもつ驚異の食事として、
強烈に覚えています。
それらを美味しいと言って食べるじいちゃんらが信じられませんでした。
大人になって、成長した味覚と食の経験を積んだことにより、食べられるようにはなったのですが、
どこか昔の苦手意識とともに、家族との食卓の光景が、思い出として呼び起こされます。
思い出の味は、良くも悪くも、当時の光景を包んでくれています。
利用者さんでも、そうした懐かしい記憶が呼び起こされる食事があるのでしょうか。
本日は海の日の祝日ということですが、笑和感は通常営業です。
ちなみに、私は昨日の日曜日を利用して海を見に行ってきました。
海水浴を楽しむ家族がいる中で、波打ち際でパチャパチャしてきたり、
磯でカニを見つけたりしながら、今年の海でのひと時を家族で過ごしてきました。
利用者さんとお話をしていた中で、唐突と語られたお話が興味深かったです。
自宅の部屋の窓から見えるところに、毎年巣をつくりに来るスズメが、
今年は来なくてさびしいと話をされていました。
あまり出歩かなくなったことで、その窓から見える鳥の巣作りの様子が、
ご自身の密かな楽しみになっていたとのことです。
家族と外に出歩かなくなって久しいと寂しそうな口調で語られていた利用者さんでしたが、
丁度、自宅に送り届けた際に、地区の行事へ一緒に行かないかと、
お孫さんに誘われた利用者さんは、
とても嬉しそうな表情で、
「行く!行く!」
と、元気に応えられていたのは微笑ましかったです。
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