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2020年3月 3日 (火)

令和2年3月3日 いつも通り



職員の息子さんが、卒業式に臨まれるという話を聞いていましたが、

親の参加は認められないかもしれないということでした。

それが今回、親の参加が認められたという決定が成されたとのことです。

良かったですね。




朝の挨拶は、利用者さんを目の前にして、毎日私が行っているのですが、

ここ最近は、毎日同じ話題の繰り替えしのようになっています。

ウィルスに対する予防や、いつも通りに出来ることを行い、

元気に笑って過ごすことこそ、自らの免疫力を高めることとなり、

それが、一番の予防に繋がるのだと呼びかけております。


連日のニュースで、無用な外出は控えてくださいと呼びかけられていることから、

デイに出かけるのまで控えようかしらと思ってしまう利用者さんが出てくるかもしれません。

現に、高齢者福祉施設において、職員と利用者の感染が確認されたケースが報道されていました。

これは、対岸の火事ではなく、これから我々の身の回りでも起こり得ることです。

何が規制されて、要請されることになるのか。

これは、全くわかりません。

感染した後、重篤する危険性があるのが、高齢者の割合が高いという結論が高まれば、

国がこうした要請を業界に投げかければ、この業界全体に激震が走ります。

根拠のない情報に振り回されることは危険なことですが、

私達が出来ることは、今はいつも通りに振る舞うこと、

そして、気持ちに備えをもつことかと思います。



2020年3月 2日 (月)

令和2年3月2日 別れってやつは



コロナウィルスの影響で、小・中・高の学校が休校要請を受けたことにより、

連日、ワイドショーを中心に、その国の決定について、大きな議論が巻き起こっております。

コロナウィルスの猛威は、ニュースで報道されていますが、

そうした影響が、まさか自らにも降りかかることになるとは、

学校関係者、生徒さんや親御さんらは、まさに夢にも思っていなかったことでしょう。


特に、卒業式を目前に控えられていた生徒さんと、そのご家族の方の、

動揺とショックは計り知れないものがあります。

これは、ウィルス感染とは、また異なるベクトル、

人生の岐路に影響した事象でもあるので、内容は理解は出来ても、

心の整理は追いついていないことでしょう。


卒業式さえ、満足に行える環境でない中で、

唐突に学校生活、恩師、仲間らとの別れを突き付けられた生徒さんの心情を思うと、

とても切なくなってしまいます。


3月の別れが、これほど切なく割り切れない思いとならないために、

国として、自治体として、柔軟な対応を実行できるリーダーの存在と、

その決断が求められていると思います。

事態はマニュアルに囚われたものが全てではないと思います。



2020年2月29日 (土)

令和2年2月29日 別れってやつは



この仕事を長くやっていると、唐突の別れと言うものは、

よくあるもので、あの方と最後に言葉を交わしたのは、いつの日だったろうか・・・

と、考えてしまうことがあります。


別れと言っても、その内容は人の人生ほど様々で、

中には、わかりきっている別れというのものもあります。

ご家庭の事情で、本人の同意なしで、次なる居住地が決まってしまっているときです。

ご本人様の認知能力にもよるものですが、

それを知らされていない方や、それを理解することが出来ない方もおります。


私らは、今日がその方との最後の日だとわかっていても、

そうした様々な諸事情により、本人様に、直接お別れと見送る言葉をかけられない場合もあります。

そうした際は、ただ心の中で、お元気でお過ごしくださいと、

見送ることしかできません。

さよならを言える別れもあれば、さよならを言えない別れもあるのです。

そうした際は、少し寂しさも感じてしまうところです。




2020年2月28日 (金)

令和2年2月28日 ビスケットの日



利用者さんから、良かったら使ってくださいとの申し出があり

受け取ったものは、非常食の乾パン一箱でした。

賞味期限が、あれではありましたが、保存食でもあり防災備蓄食でもあるこれらを、

活用できるというのは、とても貴重な経験です。

調理師さんと相談をして、料理やおやつに活用できないかと相談したところ、

味噌汁に入れてみたり、

3時のおやつで調理して出してみたりと、アイデア料理が振る舞われました。

利用者さんの反応はどんなものだったのか。

皆さん、残さずきれいに食べられていた結果が全てです。

今日は、ビスケットの日

乾パンだっていいじゃない。



いま、世の中を震撼させているコロナウィルス、

その猛威は、全国の小中高を休校させるまでに至りました。

かつてない厳戒態勢の中、私らも日頃より備えが必要と考えます。

必要備品しかり、食糧しかり、

いざという時は、いつ起こるかわかりません。

目の前にある危機を、どう捉えるかで、今後の展開は変わります。




2020年2月27日 (木)

令和2年2月27日 ほい兄ちゃん



送迎をしている時です。

利用者さんを後ろに乗せて運転していると、

不意に顔の横から手を指し延ばされました。

「ほい兄ちゃんも」

そうして、よくよく受け取ってみたら、パッケージ入りのクッキー

本当はこういうのもらっちゃだめなんですよ。

持ってきてもだめですけど。


でも、そのパッケージ入りのクッキーは、既に封を切られており、

親切にも食べやすいようにと、クッキーがひょっこりと顔を出している状態で渡してくれました。

これは、頂かざるを得ない。


ぼりぼりと、硬めなイチゴソフトなクッキーでした。

ばあちゃん、歯が丈夫なんだなぁ。



2020年2月11日 (火)

令和2年2月10日(月) 消防避難訓練



立春が過ぎたなかですが、ここ最近で降った雪で、辺りは白く染まっています。

夕方に吹雪いた影響からか、田んぼ道で、路肩に落ちている車を2台見かけました。

まっすぐな道で、どのような経緯があって落ちてしまったのか、気になるところです。


さて、本日の笑和感では、避難消防訓練が行われています。

出火から、消火、通報、利用者さんの避難誘導とした一連の行動を行います。

マンネリ化してしまわないようにと考えつつ行っていますが、

何度とやっているうちで、ベルが鳴ったら逃げましょうという行動が、

情報の流れと関係なく起こっていたりと、見直すべき反省点も見られました。


Hinan

訓練とは、もしもの時が起こった際に、混乱する意識の中でも、

これまでの経験から最も適した行動を思い出し、行えるようにするものです。

そうしたことを考えながら、今後も職員と情報共有を行いながら、取り組んでいきたいと思います。


Syouka



2020年2月 5日 (水)

令和2年2月6日(水) 骨にも肉にも



暖冬と言われたこの冬、今朝は、まっとうな冬らしく、

もさもさとした雪が振り、足元へと堆積していました。

ですが、この雪も、このまま推移するわけでもなく、勢いは来週までのようです。

寒河江市で開催された雪フェスティバルは、足元が悪くない中での開催だったものの、

雪像や雪のモニュメントだけが、雪を象徴する唯一のもので、

雪の無い雪まつりとしては、とても珍しい光景が広がっていました。

こうした光景が、今後も続くのかどうかは、非常に興味深いところです。


さて、笑和感周りも、降り積もった雪により、周囲が白く染められていました。

立春を迎えたばかりですが、冬の到来を迎えたような気持ちです。


さて、そんな中ですが、本日ホットなニュースが舞い込んできました。

それは、笑和感を利用してくださっている利用者さんが経験された話を元に、

職員と一緒にまとめて、投稿した投書が、本日の山形新聞に掲載されていたのでした。


笑和感を、慰問活動で、訪れてくれた小学生と中学生との交流で感じられた思いを、

文章に起こしたもので、利用者さんの気持ちが、良く表現されていました。

この機会ですので、多くの方に読んで頂ければと思い、

掲載させて頂きました。


R225



<<令和2年2月6日 山形新聞 山新サロン掲載>>


そんな、投書が本日掲載されたことを当の本人にも知らせるべく、

本日、自宅を訪れて、小林さんへ拡大コピーした記事を、お渡ししてきました。


投書が掲載されたことを知り、小林さんは顔をくしゃくしゃにされていました。

「自分のような、骨にも肉にもならないような者のために・・・ありがとな。」

何かその言葉に染み入るものを感じました。

骨にも肉にもならない者などおりません。

骨となり肉となって、言葉と思いは、小さくとも広く、広がりました。

雪の降る今日は寒くとも、あったかい気持ちになったところです。



2020年1月18日 (土)

令和2年1月18日(土) 暖冬と初釜



暖冬です。

この世の中、いったいどうしてしまったのでしょうか。

雪は降っても、すぐに消えてしまい、本格的な冬の見通しは見えません。

これから一週間の予報も、本格的な雪の到来を予測するものではありませんでした。

私らは、これはこれで大いに助かっているのですが、世界的に見るとそんな悠長なことを

言っていてはいけないのかもしれません。

中でも、雪を生業やイベント事業とする関係者の方には死活問題でもあります。

あまりに雪が降らないことから、雨乞いならぬ雪乞いまで行われたそうです。

こちらが、現在の笑和感の様子です。


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そして、これがかつての今頃の風景です。


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これでは、今年の雪まつりの開催が危ぶまれますね。

町の税金が、除雪ではなく、雪の搬入に使われているというのは、何とも皮肉なものです。



さて、本日の笑和感では、初釜を行っております。

着物の出で立ちで現れた利用者さんらが、皆さんと同じ目線で、

お茶を立てられ、皆さんに振る舞われました。

利用者さんも、実に興味深げにその様子をご覧になられていました。


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中には、よくわからない出で立ちの方も混じっておりますが、

それはご愛嬌ということで。

おやつには、手作りの羊羹も振る舞われ、賑やかに笑いが起こる初釜となりました。


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2020年1月 4日 (土)

令和2年1月4日(土) あけました



新年、あけましておめでとうございます。

今年も、青空介護サービス、笑和感、せせらぎ草ともどもに、よろしくお願い致します。


雪のほとんどないお正月となった令和2年の幕開けでしたが、

皆さん、それぞれに穏やかな年越しを過ごすことができたのではないでしょうか。

笑和感も、いつもよりちょっと長いお休み期間を頂き、職員も充電出来たと思います。


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そんな笑和感の幕開けは、恒例の獅子舞から始まり、甘酒での乾杯が行われました。

久しぶりに顔を合わせ、笑顔を見せる利用者さんもおれば、

久しぶりにお風呂に入ることが出来るとほっとされている利用者さんもおり、

それぞれに、笑和感の始まりを喜ばれているようでした。


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さて、午後からは、正月恒例のレク活動があり、

二人羽織によるうどん食べ競争や、爆笑福笑いが催されました。

今年の初笑いとなったことでしょう。

とても賑やかな幕開けとなりました。

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今年も健康に気をつけ、笑って過ごせる一年となれるよう、

笑和感一同、頑張って参りたいと思います。



2019年12月16日 (月)

令和1年12月16日(月) 西村バンド来訪



本日、笑和感は、ライブ会場のような賑やかで華やかな場となりました。

それは、ご夫婦で演奏活動をされているお二方が、利用者さんをを前にして演奏を披露してくれたのでした。

ご夫婦バンド、人呼んで「西村バンド」の御両名となります。



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ご主人は、アルトサックス、ご婦人はエレクトーンを、担当されています。

普段、目にする機会のない楽器や機材をはじめ、

演奏が始まった時のクリアすぎる大迫力の音質には、職員を含めた皆が、驚かされました。


演奏曲は、アメイジンググレイスなど、どこかで耳にしたことのある優しい旋律の音楽や、

昭和時代の歌謡曲など、幅広い演奏が披露されました。

普段、音楽に耳を傾ける機会が少ない方であっても、

つい聴き入ってしまうだろうと思われる素敵な音楽の時間でした。

一曲、一曲演奏を終える度に、多くの拍手が上がりました。


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演奏する側も、そうした反応を目の前で感じられたのでしょうか、

思わず笑みがこぼれていたようでした。

また、利用者さんの中でも、目頭を指で拭われている方もおられました。

そうした、素敵な演奏の時間となりました。

是非、また素敵な音楽のプレゼントの機会を、心待ちにするところです。


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さて、そんな素敵な音楽の時間の後には、これからのクリスマスシーズンに向けて、

笑和感でも、毎年恒例のサンタクロースが、トナカイと共に訪れています。

今年も寒い冬を乗り切れるような、温かいプレゼントが、利用者さんに配られました。

今日の日は、利用者さんにとって、素敵な一日となったに違いありません。


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