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2012年10月 5日 (金)

10月5日 カラス



笑和感は、山が近いこともあり、鳥のねぐらになりやすいのか、

カラスがよく、道端で柄の悪い高校生のように、タムロしている姿を見かけます。

せっかくなので、カラスのお話をしようかと思います。

カラスは、人間が思っているよりずっと頭がいい鳥です。

言葉を話す九官鳥やインコとは、また違った頭の良さをもっています。

生きるための知恵

悪く言えば、ずる賢いのです。


人間は、日々技術を研究し、進歩していきます。

鳥をはじめ動物は、生まれてから次の子孫を残す、

そのサイクルが延々と繰り返されていくばかりで、その中に人間ほど目に見えた進歩は窺えません。

ですが、カラスだけは、子供の頃にいたカラスと今のカラスは、どこか違うような気がします。

これは皆さんもうすうすと、感ずいている人もいるかもしれませんが、

車をあまり怖がらなくなっています。

車が近づくまで、車道に我が物顔で居座り、近づくとチョッチョッチョと、歩道に避けていきます。

中には、縁石に乗ったまま、逃げもせずに通り過ぎる車を見送る強者もいます。

そして、カラスは、恐怖の対象であった車でさえ今では利用しているのです。


こんな風景を見たことがある人がいると思います。

車道の真ん中に出たカラスが何かを置いて、側の路肩で、車が通り過ぎる様子を見ているのを・・・。

道路に置かれたあるものとは、なにか?


正解は、胡桃です。

胡桃を道路に置いて、車がそれを轢くことで中身を食べようとしているのです。

その胡桃の上手な食べ方、車を利用するやり方を、カラスは知っているのです。

少なくとも、私が子供だった時代には、そのような話を聞いたこともなかったと思います。

カラスの世界の中では、その情報を仲間内に継承、伝えるという知識があるのでしょうか。


送迎中に、よく道路に胡桃を置くカラスを目にします。

時に意地悪して、わざと胡桃を避けていくと、恨めしそうにこちらを見ています。

時に強者のカラスは、走行中の車の前に飛びながら、胡桃を落としていったこともあります。

そんな話を送迎中に、利用者さんと話をしながら、年々増えていくカラスが、

これ以上変なことを思いつかないようにと願うばかりです。





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