10月6日 彼岸花
送迎途中に、道路脇の斜面に鮮やかな赤い花が咲いているのを見つけました。
意図して植えられたわけでもなく、そこに自生していた花は彼岸花でした。
赤い花がたくさん申し合わせたように、咲き乱れているのは、
秋になり風景の色が土気色した中で、とても目を惹きました。
写真を撮りたかったのですが、送迎の途中では止まれないので、
機会があれば、ここでも紹介してみたいと考えています。
職員の目線と利用者さんの目線について、ミーティングの最後に少し話をしました。
進行の職員が話す定例の挨拶からニュースの話題
いったい誰に対して、そんな早口で話しかけているのでしょうかと・・・。
経験の浅い職員は自分の役割を果たそうとする事だけに必死で、
周囲の利用者さんの様子にまで気がまわっていません。
利用者さんは、職員の話す言葉についていけずに、ただ困ったような顔を向けています。
中には、話を聴くのを諦めてしまった方もおり、傍らの人とひそひそ話を始める方もおります。
結局、職員が伝えようとしたことが相手に伝えきれず、必死なだけの職員は空回りをしているのです。
これは、自分も同じ空回りをした経験があるので、職員の気持ちもわかります。
少し離れた位置から見ていると、距離と温度差がはっきり見えてきます。
歩けば、数歩の距離でも、職員と利用者さんの間には、近い人から遠い人
声が届く人と届きにくい人、届かない人がいます。
近くの人だけを相手にするのではなく、職員を見ているみんなを相手にしなくてはなりません。
それを自覚してこそ、今まで見えなかった部分が見えてくるのだと思います。
焦らず、もっと落ち着いてゆっくりと話しましょう。
深呼吸をするのは、利用者さんだけではなく職員も一緒に行うものです。
焦っている時こそ、意識してゆっくりと周囲を見渡し、大きな声で話をしましょう。
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