9月5日(月) ドレス
日中は青空が広がり、薄い雲が空に流されていましたが、
遠くの空には、厚く固まった夏の雲が形作られていました。
秋の空と夏の空が交差しているのが今の時期なのでしょうか。
田んぼの稲穂は頭が重くなってきたのか、頭を垂れてきているのが目立ち始め
今月中にも収穫時を迎えそうです。
朝の送迎の際に、一匹のイナゴが玄関口に飛んできていました。
朝の利用者さんを前にしての挨拶では、昔は考えもしなかったこと、
まさにイナゴを食べるには、捕まえるのではなく、
お金を出して買う時代が来るとは思わなかったと、お話をしました。
イナゴが食べられなくなると、イナゴの希少価値が上がるのであれば、
イナゴを飼育するための水田なんてのもあるのではないかと、思ったこの頃です。
今日は、利用者さんの誕生会が行われました。
女性の利用者さんが、誕生日を迎えるにあたり、ドレスを着るのが笑和感流となっており、
はじめは嫌がっていた利用者さんらも、実際に来てみるとまんざらでもなく、
今日の利用者さんも、消極的でしたが、途中から鏡を持ってきて!
と、職員にお願いしておりました。
気持ちもぱりっとなり、皆さんを前にすると表情も明るくなられていたようでした。
そんな利用者さんのために、調理師さんが用意してくれた今日の昼食は、
利用者さんの大好きな、おにぎりと紅鮭、豚汁定食でした。
また、本日、お邪魔したある利用者さんなのですが、
私はまだ着たことがないけど、あのドレスを早く着てみたいから、
誕生日が楽しみだとお話されていました。
その為には、身体も丈夫で頑張らくっちゃと、意気込まれていました。
私や、その席に同席していた誰もが、早くそのドレス姿を見て、
お祝いしてあげたいと思われていました。
一着のドレスでも、女性にとっては、いつまでも特別なものなのでしょう。
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