2月3日(火) 節分の鬼
今日は、節分です。
節分とは何かという問いに、利用者さんは豆をまく日だ、とおっしゃいました。
まくと言っても、畑に豆をまくわけでなく、鬼にぶつけてやる日です。
利用者さんに、家でも豆まきを行っていますか、と聞いてみると、
7割の利用者さんが、手を挙げられていました。
今も続いている日本の文化である豆まきですが、私はと言えば、参加には億劫で、
さっさと終わらせてしまいたいというやりたくない派に属しておりました。
幼いころは、戸の窓口には、いわしの頭をさした串を置いて、鬼の侵入をはばんだり
大豆を炒ったものを、木の升に入れて、窓という窓に投げていました。
今は、投げた後の豆の始末が大変という理由で、投げる豆もずいぶんと節約しています。
ある利用者さんは、炒った豆の代わりに、ラッカセイを投げると話されていました。
これなら、拾ってすぐに食べられるからとのこと。
なるほどと思ったわけです。
さすがに、施設の行事のように、甘納豆の入った袋を家で撒くのは、どうかと思いますけどね。
さて、こんなところで、本日は、節分の豆まき行事が盛りだくさんでした。
昼食は、豆尽くしの特性節分行事食でした。
打ち豆ご飯、鶏肉と大豆の煮もの、いわしのつみれ汁と、
今日にちなんだメニューでした。
かねてから作成した、鬼の面の陶芸作品も完成し、皆さんに披露されていました。
様々な表情の鬼がいて、面白かったです。
そして豆まきでは、利用者さんが作ってくれたお面をかぶって、
お互いに豆まきを行ったり、職員が鬼になって、新聞紙を丸めた代用豆で、
節分の行事を楽しまれていました。
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