10月9日 大合唱
どこかそわそわとしながら、その到着を待ちます。
今日は、陵西中学校の3年生の生徒さん達が、ボランティア活動として来所されました。
先月は、9名の生徒さんが来てくださりましたが、この度は、なんと30名という大人数です。
いったいどんな時間となるのか、わくわくしますね。
最初に施設を簡単に見学された後は、それぞれ決められた役割の活動に分かれました。
野外活動では、畑の収穫のお手伝い、落ち葉清掃、向日葵の片づけ等を、
担当する職員が一緒になって行っています。
送迎車両の水洗い清掃では、女の子も混ざって一台一台丁寧に車を洗ってくれました。
レクリエーション活動では、利用者さんの隣に座って、一緒にゲームに参加されていました。
また、レク活動のひとつとして、女の子が中心となって、お菓子作りにも参加されており、
本日は菓子職人の職員の指導の下、ゆべしを作られていました。
あっという間に、時間は過ぎていきました。
全員がデイルームに集まって、生徒さんと利用者さんが一息ついての休憩となりました。
その後に、落ち着いたところで、生徒さんから合唱のプレゼントを頂きました。
利用者さんにも馴染みのある、「最上川舟歌」から始まりました。
これまで、民謡でしか聞いたことのない歌が、大勢の生徒さんより、
アレンジされた新しい「 歌 」として披露されました。
中学生の合唱は、すごいですね。
よく耳にするCDから流れてくる歌ではなく、新しく練り上げられ作り上げられた「 歌 」でした。
利用者さんの中には、目頭を熱くされ、涙ぐまれている利用者さんもおりました。
中学生という若い年代だからこそ、皆が集まり完成できる今の時期だからこそ
人に感動を与えられるという、今のこの時を大事にして、これからの大変な時期を乗り切って欲しいものです。
かくも、この小さなデイルームにて、30名による合唱を私達に披露して頂き、
とてもありがたく思います。
これからもがんばってください。
気持ちもほっこりした一日でした。
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