7月29日 棒々鶏
現在、ニュースで、最も注目を集めている都道府県と言えば、山口県です。
理由のひとつは、山間の集落で起こった不可解な事件の舞台であり、
もうひとつは、現在水害で甚大な被害が起ってもいる現場でもあるからです。
山形県を襲った異常気象が、次に目を付けたのが、山口県となりました。
一日で、一か月分の降水量を記録したことで、床上浸水、土砂崩れが起っています。
こちらがやっと復旧しつつある断水が、いままさに起っているのです。
これまで、さして災害には無縁と思われていた地域に、こうした災害が起こっていることは、
何度も言っているように、異常気象ならではなのでしょうか。
水道は復旧しましたが、水源の寒河江川は、相変わらず茶色く濁った流れを見せています。
綺麗な川の姿を見るには、まだしばらく時間がかかりそうです。
今日のお昼ご飯のメインは、「 棒々鶏 」
はて、これは、いかなる料理なんだろうと、ボードに書かれたその文字に首をかしげていました。
首をかしげながら、「 ぼうぼうどりとは、いなるものぞ 」 と、職員に尋ねると、
(食べると)どこかが、ボーボーになるんだと囃し立てられるわけです。
私の首はますます真横に傾いていくわけです。
そうして、登場した「 棒々鶏 」ですが、白い鶏肉に、細切れにされたキクラゲのようなものが降りかかっており、
香ばしい匂いがする、とてもおいしそうな料理でした。
本日、私が検食係になっていたもので、ほくほくと暖かいご飯と一緒に頂きました。
とっても美味しかったと、記録には残しました。
さて、腹が満足したところで、その「ぼうぼうどり」とは、何ぞやという私に、
職員が笑いながら、諭すように、「ぼうぼうどり」ではなくて「バンバンジー」ですと教えてくれました。
どこからどのように、読んだら、「バンバンジー」などと読むことができるのか、
私は腑に落ちませんでしたが、その料理の名は聞いたことはあります。
果たして、私の中で、その名と、先ほど食べた料理が、マッチしているかどうかはとても怪しいのですが、
少しだけ、豆知識を得たような気持になりました。
ですが、再び目の前にしたら、きっと再び「 ぼうぼうどり 」と読んでしまうのでしょう。
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