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2013年3月20日 (水)

3月20日 夢にぼたもち



天気は、ぱっとしない曇り空です。

春分の日である今日は、太陽が春分点に達して、昼夜が等しくなる日とのことだそうです。


今日のお昼ご飯は、ぼた餅が、振る舞われました。

納豆、あんこ、ずんだ、の3種が用意されています。

利用者さんも、皿の上にのっている3種の色とりどりのぼた餅に、

思わず顔をほころばせておりました。



Img_3325


3つの中で、どれが一番好きなのかと、聞いてみると、だんぜん、ずんだが一番人気でした。

さて、なんで、ずんだ という名前なんだろうと、利用者さんに質問されました。

頭をぎゅっとひねってみて、答えました。

「 昔、神様に御供え物とともに、ささげる舞というものがあって、その時の舞のリズムが

ズンダカ、ズンダカ・・・と聞こえたことにより、その時に皆に振る舞われた豆をつぶして作った餅が、

ずんだ餅と言われるようになったんです 」

と、適当なことを言ってすいませんでした。



それで、調べてみたところ、ずんだというのは、枝豆や空豆をつぶしてペースト状にしたものの総称であり、

地方によって、その呼び名が異なっているとのことです。

「ずんだ」 と呼ばれているのは、岩手や宮城を中心としたところで、

「じんだ」 と呼ばれているのが、会津をのぞく福島県や、山形県の庄内地方だそうです。

「じんだん」 と呼ぶのが、山形県の置賜地方なんだそうです。

そして、福島県の会津や、今私達がいる山形県の村山地方では、「ヌタ」と呼ばれています。

ですので、この辺りに住んでいる人にとっては、「ヌタ」、「ヌタ餅」というのが、一般的なんですね。



Img_3327



そうして、豆知識を披露して、利用者さんは、たいそう、そのヌタ餅にご満悦で、

追加でおかわりを、ぺろっと平らげる利用者さんも、たくさんおられました。


普段、食欲がほとんどわかない利用者さんも、この時ばかりは、満面の笑みで、ヌタ餅を頬張っておられました。

夢にぼた餅とは、よく言ったもので、昔から愛された食べ物なんですね。





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