8月10日 こころ
同じ景色なのに、人によっては、その時の気分によって見え方が違います。
気持ちのいい景色にも見えるし、醜悪なものにも見えるかもしれません。
自分を取りまく景色が全く異なってしまった。
周りは何も変わっていないのに。
そんな時が、ある日突然、自分の身に起こるかもしれません。
そんな時、心のバランスが崩れてしまい、自分が自分でなくなっていくような
思うことと異なることを周囲に発してしまうような。
そんな時、一番辛いのは本人なのでしょうね。
何か寄り添うことで、出来ることはないのかと、考えています。
私たち職員が、利用者の方と接する上で、会話支援という
利用者同士の間に入って、会話の橋渡しを行い、話をするきっかけにつなげていく支援があります。
誰かと話をすることは楽しいです。
それは、何歳になっても変わらないはずです。
今まで家で一人で過ごされてきた方が、この場にくることで、
話す機会を得て、少しでも楽しみをもって訪れる場となることを望みます。
楽しみをまだはっきりと見いだせず、ここに来られているような方もおります。
そうした方に、いつか最高の巡りあわせがあることを信じております。
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