令和2年7月24日 スポーツの日
朝方、青空の中に流れる雲間に、虹が浮かび上がっていました。
環水平アーク・・・かな。
大気中の氷晶に太陽光が屈折して起こる現象で、天気の日に稀に出現することから、
昔から吉兆で縁起が良いとも言われています。
さて、世間では4連休とされるものの、新型コロナが拡大傾向にあり、
旅行業界を支援しようと推奨する国のキャンペーンは、裏目に出てしまい
各地で、大きなわだかまりが噴出しているようです。
本来であれば。
本来であれば、今日が何の日だったか。
そう、東京オリンピックの開会式が行われるべき日だったのです。
そのため、わざわざ10月の体育の日を、今年ばかりは前倒しにして、
スポーツの日としてそれに備えていたのです。
悲しきかな。
きっと、今頃は、利用者の皆さんと一緒にテレビを前にして、
報道される盛り上がりに気持ちを高まらせていたはずでした。
目の前の実沢川では、鮎釣りの釣り人がいます。
子供たちが散歩をしている元気な声が聞こえてきます。
本日、初めて笑和感を訪れてくれた利用者さんがおります。
いつも通りの時間がここでは流れています。
様々な想いが交錯した祝日の名は、皮肉にもスポーツの日として今日を終えるのでした。
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