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2020年2月

2020年2月29日 (土)

令和2年2月29日 別れってやつは



この仕事を長くやっていると、唐突の別れと言うものは、

よくあるもので、あの方と最後に言葉を交わしたのは、いつの日だったろうか・・・

と、考えてしまうことがあります。


別れと言っても、その内容は人の人生ほど様々で、

中には、わかりきっている別れというのものもあります。

ご家庭の事情で、本人の同意なしで、次なる居住地が決まってしまっているときです。

ご本人様の認知能力にもよるものですが、

それを知らされていない方や、それを理解することが出来ない方もおります。


私らは、今日がその方との最後の日だとわかっていても、

そうした様々な諸事情により、本人様に、直接お別れと見送る言葉をかけられない場合もあります。

そうした際は、ただ心の中で、お元気でお過ごしくださいと、

見送ることしかできません。

さよならを言える別れもあれば、さよならを言えない別れもあるのです。

そうした際は、少し寂しさも感じてしまうところです。




2020年2月28日 (金)

令和2年2月28日 ビスケットの日



利用者さんから、良かったら使ってくださいとの申し出があり

受け取ったものは、非常食の乾パン一箱でした。

賞味期限が、あれではありましたが、保存食でもあり防災備蓄食でもあるこれらを、

活用できるというのは、とても貴重な経験です。

調理師さんと相談をして、料理やおやつに活用できないかと相談したところ、

味噌汁に入れてみたり、

3時のおやつで調理して出してみたりと、アイデア料理が振る舞われました。

利用者さんの反応はどんなものだったのか。

皆さん、残さずきれいに食べられていた結果が全てです。

今日は、ビスケットの日

乾パンだっていいじゃない。



いま、世の中を震撼させているコロナウィルス、

その猛威は、全国の小中高を休校させるまでに至りました。

かつてない厳戒態勢の中、私らも日頃より備えが必要と考えます。

必要備品しかり、食糧しかり、

いざという時は、いつ起こるかわかりません。

目の前にある危機を、どう捉えるかで、今後の展開は変わります。




2020年2月27日 (木)

令和2年2月27日 ほい兄ちゃん



送迎をしている時です。

利用者さんを後ろに乗せて運転していると、

不意に顔の横から手を指し延ばされました。

「ほい兄ちゃんも」

そうして、よくよく受け取ってみたら、パッケージ入りのクッキー

本当はこういうのもらっちゃだめなんですよ。

持ってきてもだめですけど。


でも、そのパッケージ入りのクッキーは、既に封を切られており、

親切にも食べやすいようにと、クッキーがひょっこりと顔を出している状態で渡してくれました。

これは、頂かざるを得ない。


ぼりぼりと、硬めなイチゴソフトなクッキーでした。

ばあちゃん、歯が丈夫なんだなぁ。



2020年2月11日 (火)

令和2年2月10日(月) 消防避難訓練



立春が過ぎたなかですが、ここ最近で降った雪で、辺りは白く染まっています。

夕方に吹雪いた影響からか、田んぼ道で、路肩に落ちている車を2台見かけました。

まっすぐな道で、どのような経緯があって落ちてしまったのか、気になるところです。


さて、本日の笑和感では、避難消防訓練が行われています。

出火から、消火、通報、利用者さんの避難誘導とした一連の行動を行います。

マンネリ化してしまわないようにと考えつつ行っていますが、

何度とやっているうちで、ベルが鳴ったら逃げましょうという行動が、

情報の流れと関係なく起こっていたりと、見直すべき反省点も見られました。


Hinan

訓練とは、もしもの時が起こった際に、混乱する意識の中でも、

これまでの経験から最も適した行動を思い出し、行えるようにするものです。

そうしたことを考えながら、今後も職員と情報共有を行いながら、取り組んでいきたいと思います。


Syouka



2020年2月 5日 (水)

令和2年2月6日(水) 骨にも肉にも



暖冬と言われたこの冬、今朝は、まっとうな冬らしく、

もさもさとした雪が振り、足元へと堆積していました。

ですが、この雪も、このまま推移するわけでもなく、勢いは来週までのようです。

寒河江市で開催された雪フェスティバルは、足元が悪くない中での開催だったものの、

雪像や雪のモニュメントだけが、雪を象徴する唯一のもので、

雪の無い雪まつりとしては、とても珍しい光景が広がっていました。

こうした光景が、今後も続くのかどうかは、非常に興味深いところです。


さて、笑和感周りも、降り積もった雪により、周囲が白く染められていました。

立春を迎えたばかりですが、冬の到来を迎えたような気持ちです。


さて、そんな中ですが、本日ホットなニュースが舞い込んできました。

それは、笑和感を利用してくださっている利用者さんが経験された話を元に、

職員と一緒にまとめて、投稿した投書が、本日の山形新聞に掲載されていたのでした。


笑和感を、慰問活動で、訪れてくれた小学生と中学生との交流で感じられた思いを、

文章に起こしたもので、利用者さんの気持ちが、良く表現されていました。

この機会ですので、多くの方に読んで頂ければと思い、

掲載させて頂きました。


R225



<<令和2年2月6日 山形新聞 山新サロン掲載>>


そんな、投書が本日掲載されたことを当の本人にも知らせるべく、

本日、自宅を訪れて、小林さんへ拡大コピーした記事を、お渡ししてきました。


投書が掲載されたことを知り、小林さんは顔をくしゃくしゃにされていました。

「自分のような、骨にも肉にもならないような者のために・・・ありがとな。」

何かその言葉に染み入るものを感じました。

骨にも肉にもならない者などおりません。

骨となり肉となって、言葉と思いは、小さくとも広く、広がりました。

雪の降る今日は寒くとも、あったかい気持ちになったところです。