10月2日(金) 写真への言葉
深夜に強い雨音を聞いて目を覚ましました。
翌朝は、強い風がまだ残っており、
車が横に流されそうになるのを感じながら
運転をしてきました。
やがて雲は晴れ、日差しが出てきました。
たった一日、夜間に雨が降っただけなのに、
窓から見える川は、茶色く濁って勢いよく流れていました。
デイルームには、向日葵が花瓶にいけてありました。
夏の花が珍しいなと思いつつ、
その違和感に、今は秋だと実感することができました。
裏には、柿の実がなる木があります。
葉っぱが落ち、熟した実も落ちているようで、
柿の実取りもしなければと思っています。
笑和感では、時々利用者さんの何かに熱中されている表情や
日常の様子、または外出やイベントの際にはもちろん、
写真を撮影することが多くあります。
先日も、遠く朝日町の棚田まで、ドライブに出かけており、
普段、どこにも外出する機会がない利用者さんにとっては
とても刺激的なものだったのではと思います。
私よりずっと長生きしている利用者さんの多くが、
初めて来たと、おっしゃられていました。
その時に撮影した利用者さんの写真を印刷し、
ご家族様に届けました。
「うれしいちゃぁ~」
と、喜ぶ姿が想像できるような声を上げてくれたそうです。
普段は、あまり意思表示をしない利用者さんが、
ここに行ったことを覚えているのだと、家族の方は話されていました。
小さな写真ですが、これがご家族様にとっては、
特別なものにもなるものだと思いました。
笑和感では、まれにこのようなサプライズなお土産が、
出ることもあるのです。
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