9月22日(火) 作文を聴いて
20日、21日と私は、谷地どんが祭りに携わっていたので、
仕事とブログは、お休みしていました。
今年は、シルバーウィークと重なったことで、
休みと天気に恵まれた祭り日和でした。
朝早くから、深夜まで祭りの宴に参加しまして、
一時の盛り上がりの後の寂しさと、疲れを感じたところです。
さて、今日から心機一転で、
再び仕事や新しい気持ちを胸に取り組むこととなりました。
季節とともに私達も変わらなければなりませんね。
送迎で道路を走る途中に、道沿いの田んぼに、
稲が稲杭にかけられた状態で並んでいました。
祭りの終わりとともに、稲刈りがスタートしたのです。
今日、朝の挨拶時に、代表が一つの文章を紹介しました。
施設にも届けられる町の町報で、近くの中学校の御便りが入っているのです。
そこで、表彰された優秀な作文が、掲載されていました。
友達と普通に遊んだり、何気ない日常を過ごしていた生徒さんが、
突然、父親を失うという辛い経験の中で、
日常生活が一変してしまったという体験と、
これからの家族を支えていく立場となったことへの決意を込めた考えが綴られていました。
その作文を職員が読み上げるのを、利用者さんは静かに聴いておられました。
拍手も起こり、利用者さんの中には、目を潤ませている方もおりました。
ちなみに、私も事務所で仕事をしながら、その話を耳にして、
目頭が熱くなったのを感じました。
そして聴き終わった後に、利用者さんから自然と自分の辛かった昔の体験談が
語られはじめたのです。
普段、なかなかやったことがなかった、こうした生徒さん達の文章の朗読も
利用者さんにとっては、すごく受け入れられるものなんだと
改めて感じたところでした。
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