4月17日(金) てんぷら
送迎や打ち合わせの出席で寒河江市内を車で通ったのですが、
寒河江の中ほどでは、すっかりと桜が見ごろを迎えていました。
特に寒河江高等学校や綾南中学校、寒河江市立病院に植えられていた桜は、
とてもきれいで、その様子をカメラにおさめている方もおられました。
それでも、まだ日中は外に出るには、雨や風があり、
皆いっせいでの花見は、少し難しかったようです。
机で作業をしていたところ、利用者さんと職員の話し声が聞こえてきました。
お題は、「皆さん、何の天ぷらが好きですか?」
と、いうことらしく職員が利用者さん達の前に立って訪ねているところでした。
最初の利用者さんが、「 かぼちゃ 」、と答えると、
次に続く利用者さんも、「 私もかぼちゃ 」
そのお隣さんも、「 ・・・かぼちゃ 」
そのまたお隣さんも、 「・・・かぼちゃ・・・かな 」 ・・・・
と、皆さん、「 かぼちゃ 」が大好きな人達ばかりが集まってしまったようです。
そのかぼちゃ連鎖を止めてくださったのが、一人の利用者さんで、
これまでの流れを耳が遠くて聞こえていなかったのが幸いだったようで、
自信満々に答えられていました。
「 イカの足! 」
聞いていて、思わずがくっとなりましたが、しばらくそれが、
げそ天のイメージに繋がるまで、私には少しの時間が必要でした。
まさに、新しい角度からの答えでした。
ほかにも、ちらりほらりと、ネタが上がってきましたが、
一番高価であろう「 海老 」というネタを恥ずかしげもなく大きな声で披露した唯一の者は、
話をふった若い職員だけでした。
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