9月30日 歳々年々
本日が、平成26年度9月の最終日となりました。
そんな仰々しい朝のご挨拶を致しまして、今日が始まりました。
本日のことわざは、このようなものでした。
「歳々年々人同じからず」
この言葉の意味を知って、私はとても感慨深い気持ちになりました。
花や自然は毎年変わることなくその姿のままであるけれども、
人の顔ぶれは毎年毎年変わりゆくものである。
という、人の世のはかなさを例えたものです。
笑和感のような通所のデイサービスに来られる利用者さんは、
元気に笑われていた日々が記憶に残っていたように、過ごす時が長くなるにつれ、
体調が少しずつ変化していきます。
そして必ず避けられない別れがあり、それと同時に新しい出会いも生まれます。
毎年、毎年の今を確認すると、そこにいた人、いまいる人、
同じ場所なのに、それだけでも、違う場所のように感じることがあります。
今、この時が、皆さんにとっての時間です。
ですので、今日の9月の最終日を迎えるに至り、ここに顔を合わせた皆さんは、
この平成26年度9月30日を締めくくるに至った方達なのです。
午後から、利用者さんの誕生会が行われました。
花束とお祝いの色紙をとても嬉しそうに受け取られて、皆さんで歌を歌って拍手をしました。
御祝いの席となった本日は、笑顔で締めくくられたと思います。
コメント