7月19日 断水の知らせ
豪雨により、最上川も堤防まで水が押し寄せていました。
昨晩、帰り道に堤防の上を通ってみたところ、暗闇の中、消防団の方が、
堤防まで押し迫っていた黒く濁った水面にライトを当てて、水位の推移を窺っていたようでした。
川から堤防までの間には、畑が広がっており、また新しく公園が整備されたばかりでした。
それが、一晩で、泥水に浸かり、今朝水が引いた後の景色は、茶色の泥で覆われた無残な姿でした。
おそらくは、収穫前の畑の作物も、かなりの被害を受けたでしょう。
一方向になぎ倒された草むらの広さを見て、改めて今回の豪雨がすごかったものだと感じたところです。
窓から見える実沢川も、まだいつものような穏やかさを取り戻すのには、いくらかの時間がかかるようです。
青空が見えたおかげで、今回の豪雨による影響も一段落かと思いきや、意外なかたちで表れました。
それは、県内の一部地域、その中で、青空つどいの家がある河北町は、本日断水となり、
一番忙しい日中の時間帯に、水を使うことができませんでした。
給水車も出動していたそうでしたが、とても間に合わず、お風呂も行うことが出来なかったようです。
そこで、笑和感にお話があり、青空の利用者さんに、こちらのお風呂に入りに来て頂く事になりました。
突然のお客さんに、笑和感もいつも以上に大賑わいとなりました。
青空の利用者さんも、普段と違ったお風呂に入って、とても新鮮だったんじゃないでしょうか。
その後に行われた、笑和感の利用者さんの誕生会では、たくさんの方から、お祝いをされ、
主役の利用者さんもなんだか照れていた様子でした。
さらに、こんなに大勢の利用者さんが集まって頂いたので、職員の一人が、日頃培ってきた
趣味のギター弾き語り、ならびにハーモニカの演奏を舞台で披露してくれました。
利用者さんも、静かにその音色と歌に聴き入っておられました。
豪雨のあと、いろいろ大変でしたが、青空ではその困難も楽しみに変えることができます。
今日は大変慌ただしい一日でしたが、利用者さんは、笑顔で帰宅されました。
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