2月12日 歌を歌う
朝の通勤時に、すごい渋滞が発生していました。
先の方で事故があったんでしょうか。
朝は道路も凍結しているところがあるので、油断なく注意しながら運転したいですね。
今日は創作活動のラストスパートで、利用者さんも熱心に取り組まれています。
お互いに相談しながら、モノづくりに取り組まれていました。
ある利用者さんは、大きな本を手に取り、虫眼鏡を使って、見られていました。
その本は、この地方の昔の写真を収めた写真集です。
近い地域に住まわれている、女性の利用者さんも参加して、昔の様子の話などをしておりました。
私が机で、作業をしている時に、マイクを通した大きな声の歌声が響いてきました。
その声は、音程こそ独創的ですが、とても気持ちよく歌われていたのが印象的でした。
普段はおとなしい利用者さんも、自らマイクを持って、歌われていました。
ほとんど歌ったことがないような利用者さんも、小さな声で、北国の春を口ずさんでおり、
心に残っている歌は、自然と口から出るものだと思いました。
何かの本で、認知症の方は、新しい記憶から忘れていき、新たに覚えることができないと読んだことがあります。
頭で覚えることと、習慣化することは、認知症の方にとってどんな違いがあるのかは、私も勉強不足で、
よく理解していないところでは、ありますが、帰りの時間に皆で歌っている、「笑和感のうた」は、
皆が歌詞を口ずさんで歌ってくれています。
歌には、やはり力があるんだと思います。
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