1月21日 100歳の目線
テレビのニュースでは、アルジェリアで起った武装テロによる報道が続いています。
巻き込まれた日本人の安否については、厳しい見方がされていますが、
情報が錯綜しており、何が本当なのか現在も混乱が続いています。
そんな緊迫したニュースの中に、目に留まった訃報がありました。
100歳を超えてなお、詩人として自分の想いを詩にしたためた柴田トヨさんが、亡くなられました。
知っておられる方も多いかと思いますが、詩集を何冊か出版されています。
先に出版された 「 くじけないで 」 は、私達介護に携わる人間にも、
大きく気づかされる重要なメッセージを見ることができます。
高齢者だからというだけで、ある種のレッテルを貼られてしまうのに対し、
それに返す思いを詩に込めて伝えようとしています。
そこには、現実の中に確かにある偏見や見過ごされがちなかすかな想いが、隠れています。
100歳を超えて、その目に映る世界は、どのようなものなのか。
読むことで、様々なことに気づかされます。
温かい詩ですので、皆さんも是非読んでみてはいかがでしょうか。
ちなみに、うちのじいちゃんも100歳です。
口は達者ですが、詩を書くことはできません。
目も見えなくなり、身体も思うように動かなくなったと言います。
それでも、1人の人間として地に足をつけている以上、皆と変わらない中で生きていたいという意欲を
見て取ることができます。
100歳にしてなお、何かを生み出せるパワーはすごいです。
私にとって存命する偉大な100歳は、うちのじいちゃんと、生涯現役医師の日野原重明さんだけとなりました。
柴田トヨさんのご冥福をお祈り申し上げます。
昨日、今日と雪は降らず、快晴となりました。
今日は、屋根に厚く積もった雪を取り払って頂きました。
私のへっぴり腰の雪かきとは比べるまでもなく、早い時間で、どんどん雪を片づけていきました。
笑和感も、肩の荷が下りたのか、ずいぶんと楽になったようです。
月曜日の始まりは、洗濯していた枕カバーを、利用者さんに協力してもらって、
取り付けてもらっています。
お昼寝も、気持ちよく出来そうです。
今日のお菓子は、手作りのかりんとう饅頭を作っていました。
利用者さんから、饅頭を丸めてもらい、それをカラッと揚げています。
調理室の外まで、香ばしい匂いが立ち込めておりました。
出来上がった饅頭を、お茶と一緒におやつの時間に食べております。
今日も好評の手作りお菓子でした。
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