令和2年4月21日 自粛とは
雨模様の天気が続き、せっかくの桜の見頃も、
このまま過ぎようとしています。
お花見も自粛ということで、一部の大きな公園は、
人が中に入ることが出来ないように規制されているようです。
3密をしないと連日テレビで言われており、我々もそれを心がけ生活をしています。
ただ、当初は、屋外を散歩する程度であれば問題はないという見解が
よくワイドショーなどでも専門家の意見として出ていたと思います。
それが、日々のウィルス感染者の情報が更新されるとともに、
自粛という言葉が、本来の目的よりも過剰に一人歩きしているような気がします。
自粛の定義が、とても曖昧となっており、
人の考えが様々なように、錯そうする情報の中で、人の計る尺度も様々です。
特に、私らのような、介護に携わる者にとっては、
働くこと、すなわち全てが濃厚接触です。
だったら働くな!とは言えないでしょう。
県の方からも、事業所に対しては、可能な限り営業を継続してくださいとお願いもされています。
休業されたら、困る人達がいるからです。
もちろん、休業して一番困るのは、私ら働いている者も同様です。
日々、第三者と濃厚接触を続けている私達にとって、
自粛、自粛と言われても、私のもつモノサシは、尺度の異なるモノサシかもしれません。
緊迫する日常の中で、突発的に事態が動くこともあります。
感染者が事業所内にでれば、当然施設を一定期間閉めなければなりません。
いつ、それが起こり得るのか、だれも予想しえないことです。
だからこそ、何か事態が動くことがある場合は、
影響する周囲に対して、丁寧な説明が必要となります。
先の見えない不安で、人の心にも余裕がなくなっているように、
ちょっとしたことや些細なことが、問題を大きくしてしまうことがあります。
そんな時は、マスクの中で深呼吸して落ち着きましょう。
花を見れば、人の心は穏やかになります。
お花屋さんも花が売れずに困っているというお話を聞きました。
こんな時だからこそ、花を飾ろう。
そうした余裕が、皆の心にあるといいですね。
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